東京ディズニーランドを少しだけ早く楽しめる「ハッピーエントリー」。ディズニーホテル宿泊者だけが使える特典ですが、実際の使い方や並ぶ場所については意外と情報が少なく、「ディズニーランドのハッピーエントリーの並ぶ場所はどこ?」などと検索して調べている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ハッピーエントリーとは何かという基本から、ハッピーエントリーの利用方法、並び始めに適した何時から並ぶのが良いか、そしてディズニーランドのハッピーエントリーはどこに並ぶのかまで、わかりやすく解説していきます。
さらに、ハッピーエントリーの入場場所や、ハッピーエントリーで利用できるアトラクション、そして開園後にハッピーエントリーの時間過ぎたらどうなるのかといった疑問にもお答えします。また、一般入園の方でもハッピーエントリー列の後ろに並ぶことでスムーズな入園ができる場合もあり、そのテクニックについてもご紹介します。
「たった15分で何ができるの?」と意味ないと感じる人もいるかもしれませんが、この15分の使い方次第で、1日のスタートに大きな差がつきます。攻略のポイントを押さえれば、朝から快適にパークを楽しむことができ、利用できるアトラクションの選び方にも余裕が生まれます。
これからディズニーランドに行く予定がある方や、ハッピーエントリーを上手に活用したい方に向けて、実用的な情報を詳しくお届けします。
この記事で分かること
- 並ぶ場所の具体的な位置と見分け方
- ハッピーエントリーの入場方法と手順
- 並ぶ時間やおすすめの行動パターン
- 並び方による効率的なアトラクション攻略法
ディズニーランドのハッピーエントリー 並ぶ場所の基本情報
- ハッピーエントリーとは?
- ハッピーエントリーの利用方法は?通行証の提示タイミングなど
- ハッピーエントリーの並ぶ場所は?一般の人と違うの?
- ハッピーエントリーの入場場所を確認しよう
- ハッピーエントリーの時間過ぎたらどうなる?
ハッピーエントリーとは?

ハッピーエントリーは、東京ディズニーリゾートのディズニーホテルに宿泊したゲストだけが利用できる、少し早めにパークへ入れる特別なサービスです。対象の日には、一般のゲストよりも早く東京ディズニーランドやディズニーシーに入園することができます。
どのホテルに泊まるかによって、利用できるパークや入園時間が変わるのがポイントです。また、入園の際は専用の「通行証」と専用エントランスを使います。
朝のゆったりとした時間に、少しだけ早くパークに入れるこの特典。具体的な活用方法や注意点については、後ほど詳しくご紹介します。
ハッピーエントリーの利用方法は?通行証の提示タイミングなど

ハッピーエントリーを利用するには、いくつかの流れを事前に理解しておくことが大切です。中でも特に重要なのが、「通行証(ハッピーエントリーチケット)」の受け取り方法と、提示のタイミングです。
この通行証は、ディズニーホテルに宿泊するゲストだけに配布されるもので、チェックイン時に宿泊人数分が手渡されます。4歳以上のゲストには、添い寝の子どもを含めて、1人につき1枚が必要です。なお、連泊する場合は日ごとに別の日付の通行証が配られるため、その日用のものを必ず持参するよう注意が必要です。
入園当日は、ハッピーエントリー専用の保安検査場へ向かいます。場所は、東京ディズニーランド・ステーション下付近にあり、一般の検査場とは別に設けられています。こちらの専用検査場では比較的スムーズに通過できることが多いですが、案内表示やスタッフの指示に従って並ぶようにしましょう。
保安検査を終えた後、入園ゲートで「通行証」と「パークチケット」の両方を提示します。通行証はこのタイミングで回収されるため、1回限りの使用です。紛失や忘れがあると特典を受けることができないため、事前に準備を整えておくことが欠かせません。
また、通行証には利用できる日付が印字されており、異なる日のものを使うことはできません。入園開始時刻は、当日の運営状況により多少前後する場合があるため、ホテルでの案内や通行証に記載された時間を必ず確認しましょう。
このように、ハッピーエントリーをスムーズに活用するためには、通行証の管理と当日の動き方をしっかり把握しておくことがポイントです。忘れ物や時間の勘違いがないよう、余裕を持って行動しましょう。
ハッピーエントリーの並ぶ場所は?一般の人と違うの?

東京ディズニーランドでは、まずハッピーエントリー専用の保安検査場を通過した後、キャストさんの案内に従って、専用の待機列に移動します。並ぶ場所は、上図の黄色の部分になります。
ここで気をつけたいのは、ハッピーエントリー専用列のすぐ後ろには、一般ゲストの入園待機列が隣接しているという点です。混雑時には列の境界がわかりにくくなることもあるため、誤って一般列に並ばないよう注意が必要です。
エントランス周辺にはキャストさんが複数配置されているので、不安な場合は遠慮せずに確認しましょう。聞けばすぐに案内してもらえるため、初めての方でも安心して行動できます。
もし一般列に誤って並んでしまうと、ハッピーエントリーの特典が無効になるだけでなく、専用列に戻るために並び直しを求められる場合があります。スムーズに入園するためにも、あらかじめ「専用保安検査場」と「専用待機列」の位置をしっかり確認しておくことが大切です。開園前の行動プランを立てておけば、当日も安心してパークを楽しめます。
ハッピーエントリーの入場場所を確認しよう

ハッピーエントリー専用の並ぶ場所の正面には、ハッピーエントリー専用エントランスが設けられています。(上図の赤枠で囲んだあたりが専用エントランスです)入場開始時刻になると、このエントランスから、並んでいる順に順次パーク内へ案内されます。
すべてのハッピーエントリー対象者の入場が完了した後は、この専用エントランスも一般ゲストの入場用として切り替えられ、通常の入園ルートの一部として利用されます。
ハッピーエントリーの時間過ぎたらどうなる?
ハッピーエントリーの利用可能時間を過ぎてしまうと、専用ルートからそのまま入園できなくなる場合があります。開園時間を過ぎてから到着した場合は、一般ゲストと同様に通常の入園列に並び直す必要が出てくるため、注意が必要です。
たとえば、ハッピーエントリーの開始が8時45分で、8時55分までに並ばなかった場合、状況によっては専用列の受付がすでに終了していることもあります。混雑状況や当日の判断によって多少の余裕が設けられることもありますが、あくまで例外的な対応です。
ただし、時間に間に合わなかったからといって、パークに入れなくなるわけではありません。一般列に移動すれば、通常通り入園することができます。ただ、入場にかかる時間が長くなる可能性はあります。
そのため、できるだけ早めに保安検査場に到着しておくことをおすすめします。時間に余裕を持って行動すれば、ハッピーエントリーのメリットをしっかり活かしたスタートが切れるはずです。
ディズニーランドのハッピーエントリー 並ぶ場所の攻略法
- ハッピーエントリーは意味ない?15分の力は想像以上に大きい!
- 攻略①:何時から並ぶ?
- 攻略②:どこに並ぶ?
- 攻略③:利用できるアトラクションとスタート時間に注意!
- 私のハッピーエントリーの活用法
- 【番外】一般入園の場合ハッピーエントリー列の後ろに並ぶとお得
ハッピーエントリーは意味ない?15分の力は想像以上に大きい!

ハッピーエントリーは、「15分早く入れるくらいで本当に意味があるの?」と思うかもしれませんが、実際には大きな効果があります。このわずかな時間が、人気アトラクションの待ち時間短縮や便利な行動につながるのです。
例えば、一般ゲストが9時に入園する日であれば、ハッピーエントリーでは8時45分に入園可能です。この15分の間にスタンバイ列に並んでおけば、一般入園後の混雑に巻き込まれることなく、比較的スムーズにアトラクションに乗れます。また、パーク内をゆっくり歩くことができるため、写真撮影やショップのチェックも快適に行えます。
さらに、ディズニー・プレミアアクセス(DPA)やスタンバイパスを取得する際にも有利になります。入園と同時に専用アプリ操作ができるため、ライバルより一歩早く発券でき、人気エリアでの遊び時間を効率的に配分できます。
もちろん、時間が長いわけではないので過度な期待は禁物ですが、15分の差が、混雑日や人気アトラクションに対しては大きな価値を生むことを覚えておきましょう。
攻略①:何時から並ぶ?
ハッピーエントリーを効果的に使いたいなら、「どのタイミングで並び始めるか」はとても重要なポイントです。ここでは、2つの異なる考え方をご紹介します。どちらが合うかは、あなたのスタイル次第です。
しっかり活用派:早く並んで先頭を狙う
アトラクションをできるだけ多く楽しみたい方にとっては、早めに並ぶことが大きなメリットになります。ハッピーエントリーの入園順は、並んだ順に決まるため、早く並べばそれだけ早く入園できます。
例えば、人気アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」などは、ハッピーエントリーで入ったゲストの中でも列ができ始めることがあります。早く入園できれば、1つ目のアトラクションを待ち時間少なく楽しめるだけでなく、2つ目のアトラクションにも余裕を持って向かえる可能性があります。
さらに、ディズニー・プレミアアクセス(DPA)を購入する予定があるなら、これも早く動くことが有利です。DPAは基本的に「早く買った人が前の時間帯・前方席になる」傾向があるため、スタートダッシュの差がそのまま1日の過ごしやすさに直結します。
そのため、ハッピーエントリーを最大限に活かすなら、開園の1時間前〜45分前(例:8時開園なら7時〜7時15分)に並び始めるのが目安です。
ゆったり満喫派:ギリギリ入園でホテル時間を楽しむ
一方で、ディズニーホテルに泊まっているなら、朝のホテル時間を大切にしたいという気持ちもあるでしょう。せっかくなら、ゆっくり朝食をとったり、部屋でのんびり過ごしたりする時間も楽しみたいところです。
その場合は、ハッピーエントリーの入園時間に合わせてギリギリに行くという選択肢も十分アリです。というのも、ハッピーエントリーのゲストは専用保安検査場を使えるため、一般ゲストに比べて驚くほどスムーズにエントランスへ到着できます。大きな混雑に巻き込まれる心配はほとんどありません。
たとえば、8時45分からハッピーエントリーが始まる日であれば、泊まるホテルによっては、8時35分頃にホテルを出発しても問題ありません。この時間をうまく使えば、ホテルの魅力も堪能しながら、一般入園者より一足先にパークを楽しむことができます。
このように、「早く並んで一歩先を狙う」か、「ホテル時間を満喫して、無理なくスタートする」かは、どちらも正解です。大切なのは、自分の楽しみ方に合ったスタイルを選ぶこと。予定に応じて、無理のないタイミングを選びましょう。
攻略②:どこに並ぶ?
ハッピーエントリーでは、専用エントランスに複数の列が設けられていることがあります。どこに並ぶかで大きな差が出るわけではありませんが、少しの工夫でスタートをよりスムーズに切ることができます。
まずおすすめしたいのは、「今一番列が短い場所に並ぶ」という選び方です。どの列に並んでも入園ルート自体はほぼ同じですが、早く列が動き出す場所にいれば、それだけスムーズに入園できます。周囲の様子を見ながら、少しでも短い列を選ぶことが、シンプルで効果的な方法です。
もう一つの視点は、「自分の向かいたいアトラクションに近い側の列に並ぶ」ことです。東京ディズニーランドの入口は左右に分かれており、入園後すぐの動線にも違いがあります。
たとえば、美女と野獣“魔法のものがたり”やベイマックスのハッピーライドなど、トゥモローランド方面のアトラクションを狙っているなら、右側の列が便利です。一方、スプラッシュマウンテンやビッグサンダー・マウンテンのあるクリッターカントリーやウエスタンランドに早く向かいたい場合は、左側の列に並んでおくと移動がスムーズになります。
このように、自分の目的や当日のプランに合わせて列の位置を選ぶことで、ハッピーエントリーの15分をより有効に活用することができます。迷ったときは、近くのキャストに目的地を伝えて、どちら側が近いか聞いてみるのもおすすめです。
攻略③:利用できるアトラクションとスタート時間に注意!

ハッピーエントリーでは、入園できる時間が一般開園よりも15分ほど早く設定されていますが、すべてのアトラクションがその時間から動き出すわけではありません。ここを誤解していると、せっかく早く入園できても、思ったように行動できないことがあります。
まず、ハッピーエントリーの時間帯にすぐ乗れるアトラクションは限られています。多くの場合、運営開始は一般開園の時刻と同時です。つまり、ハッピーエントリーの15分間は、あくまで「アトラクションに早く並べる時間」と考えるのが現実的です。
そのうえで、事前にチェックしておきたいのが「スタート時間が例外的に早い施設」があるかどうかです。時期や混雑状況、運営都合によっては、一部のアトラクションがハッピーエントリーの時間帯から動いていることもあります。
パーク公式アプリでアトラクションの運営状況を確認しながら、「並ぶ優先順位」と「行動ルート」を柔軟に組み立てることが、ハッピーエントリーを活かすカギとなります。
私のハッピーエントリーの活用法
ハッピーエントリーの15分をどう使うかによって、1日の過ごし方が大きく変わってきます。私の場合は、スマートフォンでの操作、写真撮影、人気アトラクションの攻略という3つのポイントを意識して活用しています。
まず入園してすぐに行うのは、ディズニー・プレミアアクセス(DPA)、プライオリティパス、スタンバイパス、そしてモバイルオーダーの取得です。これらは東京ディズニーリゾート・アプリで操作しますが、一般ゲストよりも先に入園できるため、取得のタイミングで大きな差が生まれます。1枚目の取得が早ければ、2枚目の取得も早まり、結果としてより多くのアトラクションやサービスを効率よく利用できます。
続いて、空いているうちにパーク内での写真撮影を楽しみます。朝はゲストの数が少ないため、人気のフォトスポットでも人の写り込みが少なく、ゆっくり撮影できるのが魅力です。パークの雰囲気を感じながら、静かな時間に撮る写真は思い出としても特別なものになります。
最後に、人気アトラクションへ向かいます。美女と野獣“魔法のものがたり”やベイマックスのハッピーライドなどは、開園直後からすぐにスタンバイ列が伸びていきますが、ハッピーエントリーを使えば、その中でも先頭グループとして並ぶことができます。待ち時間が短いうちに1つ目のアトラクションを体験できれば、次の行動にも余裕が生まれます。
このように、ハッピーエントリーの15分は、単に早く入園できるというだけでなく、その後の行動を有利に進めるための大きなチャンスです。あらかじめやることを決めておくだけで、朝のスタートがぐっと充実したものになります。
【番外】一般入園の場合ハッピーエントリー列の後ろに並ぶとお得
実は、一般入園の方にも少しだけ“お得な並び方”があります。それが、ハッピーエントリー列のすぐ後ろに並ぶという方法です。
ディズニーランドでは、ハッピーエントリー専用ゲートの列と、一般入園者の列が同じ方向に伸びていることがあります。開園時間になると、ハッピーエントリーのゲストから順に入場が始まりますが、その直後にすぐ入れるのが「その後ろに並んでいた一般ゲスト」です。
このポジションを確保できれば、開園直後の流れにうまく乗ることができ、スタンバイ列で先頭集団に入れる可能性が高まります。とくに、ハッピーエントリーの人数が少ない日であれば、一般入園でも実質的に“先頭グループ”としてアトラクションへ向かえるケースもあります。
上手に位置取りができれば、一般入園でありながら、かなりスムーズなスタートを切ることができます。静かに狙える“裏テクニック”として、覚えておいて損はありません。
ディズニーランドでハッピーエントリーの並ぶ場所を総括
- ハッピーエントリーはディズニーホテル宿泊者限定の特典
- 入園には専用の通行証とパークチケットが必要
- 通行証はチェックイン時に宿泊人数分が配布される
- 利用できるのは対象日の朝のみで日付の確認が必須
- 保安検査はハッピーエントリー専用の入口を利用する
- 並ぶ場所は専用エントランス前の黄色のエリア
- 一般列と並ぶ位置が近いため混同しやすい
- 不安な場合は近くのキャストに確認するとよい
- 並び順がそのまま入園順に直結するため早めの行動が有利
- 並ぶ位置は目的のアトラクションの方向で選ぶと効率的
- ハッピーエントリー入園後に通行証は回収されるため再利用不可
- ハッピーエントリーの15分でアプリ操作も優位に進められる
- アトラクションは一般開園から動くため並ぶ時間の確保が目的
- 時間を過ぎた場合は一般列からの入園となる
- 一般ゲストでも専用列の後方に並べば効率よく入園できる