こんにちは。Disney Magic Navi、管理人の「かおる」です。
最近、コンビニやスーパーでのお買い物はほとんどPayPay(ペイペイ)で済ませているという方も多いですよね。「スマホひとつで出かけられるし、ポイントも貯まるし最高!」と思っていると、ふと疑問に思うことはありませんか?「あれ、そういえばディズニーランドってPayPay使えるんだっけ?」と。
もし現地に行ってから「えっ、ここでは使えないの!?」なんてことになったら、せっかくの夢の国での時間が台無しになってしまうかもしれません。特に、お財布を持たずにスマホだけで入園しようと考えている方は要注意です。
そこでこの記事では、ディズニーランドにおけるPayPayの最新の利用状況から、意外と知られていない「使えない理由」、そしてd払いやSuicaなど他の決済手段の賢い活用法まで、徹底的に解説していきます。モバイルオーダーでPayPayは使えるのか、現金しか使えない場所はどこなのか、といった気になるポイントもしっかりカバーします。
この記事を読めば、当日の支払いで慌てることなく、スマートにパークを楽しめるようになりますよ。
この記事で分かること
- モバイルオーダーでのPayPay利用手順と注意点
- ショップやレストランのレジでPayPayが使えない理由
- d払いやSuicaなど他のスマホ決済の活用テクニック
- 現金が絶対に必要になる特定のスポットと金額の目安
ディズニーランドでペイペイは使える?最新情報
「ディズニーランドでPayPayは使えるの?」この質問に対する答えは、実はちょっと複雑なんです。「使えると言えば使えるし、使えないと言えば使えない」…なんて言うと余計に混乱しちゃいますよね。
正確に言うと、「特定のサービス(アプリ上)では使えるけれど、お店のレジでQRコードを見せて支払うことはできない」というのが2025年現在の最新状況です。ここでは、その詳細について深掘りしていきましょう。
ディズニーランドでPayPayは使えるか解説

まず、一番大切な結論からお話ししますね。ディズニーランドのパーク内において、PayPayが決済手段として利用できるのは、実質的に以下の2つのパターンに限定されています。
PayPayが利用できるシーン
- ディズニー・モバイルオーダー
(公式アプリを使ってレストランのメニューを注文・決済するとき) - オンラインでのパークチケット購入
(公式サイトやアプリでチケットを買うとき)
この2つに関しては、PayPayでの支払いが公式にサポートされています。特に、後ほど詳しく解説する「モバイルオーダー」での対応は、私たちゲストにとって革命的な便利さをもたらしてくれました。
しかし、ここで強く注意しておきたいのが、「物理的な店舗のレジではまだ使えない」という点です。 たとえば、ワールドバザールにある大きなお土産ショップ「グランドエンポーリアム」でカチューシャを買うときや、ポップコーンワゴンでキャラメルポップコーンを買うとき。レジのキャストさんに「PayPayでお願いします」と言ってスマホの画面(QRコード)を見せても、「申し訳ありません、当店ではコード決済はご利用いただけないんです…」と断られてしまいます。
街中のお店だと「PayPay」の赤いロゴマークがあればレジでスキャンして支払えますが、ディズニーランドのパーク内店舗には、そもそもQRコードを読み取るためのスキャナーやカメラがレジに設置されていない場合がほとんどなんです(※一部のワゴンなどを除く、基本的なレジシステムの仕様として対応していません)。
「アプリの中なら使えるけど、リアルなレジでは使えない」。この区別をしっかりと頭に入れておくことが、現地で恥をかかないための第一歩ですよ。
ちなみに、「じゃあディズニーシーの方はどうなの?」と気になる方もいるかもしれませんね。基本的にシーもランドと同じルールで運用されていますが、シー特有のレストラン事情やワゴン店舗の情報などは、別記事「ディズニーシーでペイペイは使える?利用場所や注意点を徹底解説!」で詳しくまとめています。シーに行く予定がある方は、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
モバイルオーダーでペイペイは使えるか

これこそが、PayPayユーザーにとって最大の朗報です!
2025年10月15日(水)から、東京ディズニーリゾートの「ディズニー・モバイルオーダー」で、決済手段としてPayPayが選べるようになりました。
これまで、モバイルオーダーを利用するにはクレジットカード(またはデビットカード・プリペイドカード)の登録が必須でした。そのため、「クレジットカードを持っていない高校生グループ」や「カード情報をアプリに登録したくない方」は、便利なモバイルオーダーを使いたくても使えない…という状況が続いていたんです。その結果、お昼時のレストランのレジに長蛇の列を作らざるを得ないこともありました。
しかし、PayPay対応が始まったことで、この状況は劇的に改善されました。
モバイルオーダーでPayPayを使う流れ
使い方はとっても直感的で簡単です。ざっくりとした流れはこんな感じです。
PayPayなら、チャージした残高(PayPayマネーなど)から即座に支払えるので、使いすぎ防止にもなりますし、学生さんでもお年玉やお小遣いをチャージしておけば、自分たちだけでスムーズに食事ができます。
対象店舗も、「カウボーイ・クックハウス」(2025年11月17日〜)や「グレートアメリカン・ワッフルカンパニー」(2025年11月1日〜)など、どんどん拡大しています。特にワッフルカンパニーのような超人気店は、モバイルオーダーを活用しないと食べるまでに何十分も待つことになるので、PayPayでサクッと注文できるのは本当にありがたいですよね。
ペイペイ対応はいつから開始されたか

「なんで今まで使えなかったの?」「いつの間に使えるようになったの?」という疑問をお持ちの方のために、ディズニーリゾートにおけるPayPay導入の歴史を少し振り返ってみましょう。これを知っておくと、ネット上の古い情報に惑わされずに済みますよ。
| 時期 | 出来事 | 対応内容 |
|---|---|---|
| 〜2023年3月 | PayPay全面不可 | チケット購入もパーク内も一切利用できませんでした。 |
| 2023年4月1日 | チケット購入対応 | 公式サイトでのパークチケット購入時にPayPayが使えるようになりました。 |
| 2025年10月15日 | モバイルオーダー対応 | パーク内の飲食オーダーでPayPayが使えるようになりました。 |
大きな転換点は2回ありました。最初は2023年4月。これによって、「クレジットカードがないとネットでチケットが買えない(コンビニに行かないといけない)」という不便さが解消されました。グループで旅行に行く際、幹事さんがチケットをまとめて買うときに、PayPayの「送金機能」を使って集金し、そのままPayPay残高で支払う…なんて使い方もできるようになり、一気に利便性が上がりました。
そして2回目の大きな波が、先ほど紹介した2025年10月のモバイルオーダー対応です。これはまさに「パーク体験のデジタル化」を加速させるための施策と言えるでしょう。
ネット検索をしていると、2024年以前に書かれたブログ記事などがヒットして「ディズニーランドではPayPayは一切使えません!」と書かれていることがありますが、それは「その当時は正しかったけれど、今は古い情報」です。情報の鮮度には十分注意してくださいね。今は「アプリ経由なら使える」が正解です。
店舗レジでPayPayが使えない理由

「モバイルオーダーで技術的に連携できるなら、お土産屋さんのレジにもQRコードリーダーを置いてくれればいいのに!」
そう思いますよね。私も、レジでスマホの画面を見せるだけで買い物ができたらどんなに楽かと思います。
ただ、なぜ物理的なレジ店舗でPayPayなどのQRコード決済が導入されていないのか、公式から明確な理由は発表されていません。
ここからはあくまで「私個人の予想」になりますが、もしかしたらこんな理由があるのかな?と考えているポイントをいくつかお話ししますね。参考程度に読んでみてください。
一番の理由は、やはり「レジの混雑緩和とスピード重視」なのかなと推測しています。
想像してみてください。閉園間際のワールドバザールのお土産屋さん。レジには何重もの長い列ができていますよね。あの中で、もしQRコードの読み取りに時間がかかってしまうと、後ろの列がさらに伸びてしまうかもしれません。
QRコード決済は、一般的に以下のような手順が必要です。
- スマホのロックを解除する
- PayPayアプリを探して起動する
- 支払い用のバーコードを表示する
- 店員さんがリーダーで読み取る
スムーズにいけば数秒ですが、慣れていない方や、アプリがなかなか立ち上がらない場合は少し時間がかかることもあります。
一方で、現在ディズニーランドで主流の「タッチ決済(FeliCa/NFC)」は、リーダーにかざすだけで「ピッ」と一瞬で終わります。
年間数千万人というたくさんのゲストをお迎えするパークだからこそ、少しでもレジの流れを止めないように、現時点ではよりスピーディーなタッチ決済を優先しているのかもしれませんね。
また、パーク内は人が多いため、場所によっては通信が少し不安定になることもあります。「レジ前で急に電波が悪くなって、画面が出ない!」といったトラブルを防ぐ意図もあるのかな?なんて思ったりもします。
とはいえ、PayPayユーザーとしてはやっぱり「ピッ」とスマホ画面を見せるだけでお買い物ができるようになると嬉しいですよね。いつか技術が進歩して、レジでも使える日が来ることを期待して待ちましょう!
d払いや楽天ペイは利用できるか

ここまでPayPayの話を中心にしてきましたが、「私はドコモユーザーだからd払いがいい」「楽天ポイントを貯めたいから楽天ペイ派」という方も多いはずです。では、これらのQRコード決済アプリはディズニーランドで全く使い道がないのでしょうか?
結論から言うと、「QRコード(バーコード)画面を提示して支払うことはできません」。PayPayと同様、レジで「d払いで」と言ってアプリ画面を見せても利用不可です。
しかし、ここで諦めてはいけません!
これらのアプリには、QRコード決済以外に「タッチ決済(iDやQUICPay)」の機能が備わっていることが多いのです。これを使えば、実質的にd払いや楽天ペイの残高・カードを使って支払いが可能になります。
【重要】QR決済アプリユーザーのための「裏技」設定ガイド
d払いユーザーの場合
Androidなら「d払いタッチ」、iPhoneなら「dカード mini」などの設定をして、スマホを「iD(アイディ)」として使える状態にします。
レジでは「iD(アイディ)で支払います」と伝えて、スマホをかざしてください。
→ これでd払い残高や電話料金合算払いから引き落とされ、dポイントも貯まります。
楽天ペイ・au PAYユーザーの場合
楽天カードやau PAY プリペイドカードを、スマホの「Apple Pay」や「Google Pay」に登録します。
レジでは「QUICPay(クイックペイ)で支払います」と伝えて、スマホをかざしてください。
→ これで間接的に楽天カード等での支払いとなり、ポイントも付与されます。
この方法の最大のポイントは、「レジのキャストさんには『d払いで』や『楽天ペイで』と言ってはいけない」ということです。キャストさんのマニュアルには「QR決済は不可」とあるので断られてしまいます。必ず「iDで」または「クイックペイで」と伝えるのが成功の鍵ですよ。
入園前に一度、ご自身のスマホの設定画面を確認して、iDやQUICPayが使える状態になっているかチェックしておくと安心ですね。これさえ設定しておけば、ショップでもレストランでも、スマホをかざすだけでサクサクお買い物が楽しめます。
ディズニーランドでペイペイは使える?PayPay以外の決済方法
モバイルオーダーでPayPayが使えるようになったとはいえ、パーク体験のすべてをPayPayだけで完結させるのはまだ不可能です。喉が渇いてワゴンでドリンクを買いたい時、カチューシャを選んでレジに並ぶ時、PayPay以外の決済手段が必要になります。
では、具体的に何を用意していけば、パーク内でストレスなく、そしてお得に過ごせるのでしょうか?ここでは、ディズニーランドで使える「PayPay以外の決済インフラ」について、徹底的に解説します。
ディズニーランドでスマホ決済はできるか

「現金やカードをお財布から出すのが面倒くさい」「荷物はロッカーに預けて、スマホだけで身軽に歩きたい」。そんな願いを叶えてくれるのが、スマホを使った「非接触決済(タッチ決済)」です。
ディズニーランドは、実は日本国内でもトップクラスに「タッチ決済」が進んでいる場所だと言っても過言ではありません。パーク内のほぼ全ての有人レジ(ショップ、レストラン、ワゴンなど)には、最新の決済端末が導入されており、以下のスマホ決済に対応しています。
1. 電子マネー(FeliCa)
日本でおなじみの「かざす」電子マネーです。
- QUICPay / QUICPay+(クイックペイ)
- iD(アイディ)
- 交通系IC(Suica, PASMO, ICOCAなど)
iPhoneのApple Payや、Androidのおサイフケータイにこれらのカードを設定していれば、レジで「クイックペイで」「Suicaで」と伝えてかざすだけで、一瞬で支払いが完了します。認証も指紋や顔認証で済むので、セキュリティも安心です。
2. クレジットカードのタッチ決済(NFC Pay)
最近CMでもよく見る「Visaのタッチ決済」なども利用可能です。スマホにクレジットカードを登録(Apple Pay/Google Pay)していれば、電子マネー同様にかざすだけでクレジットカード払いができます。
クレジットカードのタッチ決済は、海外からのゲストも多用するため、ディズニーランドのレジはほぼ100%対応しています。JCB、Visa、Mastercard、AMEXなど主要ブランドなら問題ありません。
これらのスマホ決済は、ポップコーンワゴンやアイスクリームワゴンでも利用可能です。以前はワゴンだと現金のみの場所もありましたが、今はキャストさんがハンディ端末を持っていて、そこにスマホをかざして支払うことができます。「チュロス1本買うのにわざわざ小銭を探す」という手間がなくなるので、本当に快適ですよ。
ディズニーパーク内支払い方法まとめ

情報が少し多くなってきたので、ここで一度、パーク内で利用できる支払い方法を分かりやすく整理しておきましょう。ご自身が持っている決済手段がどこで使えるのか、この表を見れば一目瞭然です。
| 支払い方法 | ショップ・レストラン (対面レジ) | モバイルオーダー (アプリ注文) | ワゴン (ポップコーン等) | 自販機 (ペットボトル) |
|---|---|---|---|---|
| PayPay (QRコード決済) | × 利用不可 | ○ 利用可 (2025/10/15〜) | × 利用不可 | × 利用不可 |
| クレジットカード (タッチ決済含む) | ○ 利用可 | ○ 利用可 | ○ 利用可 | × 利用不可 |
| 電子マネー (iD/QUICPay) | ○ 利用可 | × 利用不可 | ○ 利用可 | ○ 一部利用可 |
| 交通系IC (Suica/PASMO等) | ○ 利用可 | × 利用不可 | ○ 利用可 | ○ 利用可 |
| 現金 | ○ 利用可 | × 利用不可 | ○ 利用可 | ○ 利用可 |
ディズニーランドの決済方法はどんどんアップデートされているので、パークに遊びに行く前には、必ず最新情報を公式サイトでチェックするようにしてくださいね。
Suicaなどの交通系ICカード活用法
「いろいろ設定するのは面倒くさい!」という方にとって、普段使っている通勤・通学用のSuicaやPASMOは、パーク内でも最強の味方になります。読み取りスピードが圧倒的に速く、自販機でも使えるなど、汎用性の高さはピカイチです。
しかし、交通系ICカードをメインの財布として使う場合には、たった一つ、しかし致命的になりかねない弱点があります。
【超重要】パーク内にはチャージ機(入金機)がありません!
これが最も気をつけるべきポイントです。ディズニーランド、ディズニーシーのパーク内には、SuicaやPASMOに現金をチャージできる機械が一切設置されていません。
もし買い物の途中で「残高が足りません」と言われてしまったら…?
なんと、一度パークの出口に向かい、再入園のスタンプを押してもらって退園し、ディズニーリゾートラインの駅の券売機か、JR舞浜駅まで移動してチャージしなければならないのです。
往復で30分以上の時間をロスすることになり、せっかくのアトラクションやショーの時間を削ることになってしまいます。これはあまりにも悲しいですよね。
【対策法】
- 事前チャージを徹底する
舞浜駅に着いた時点で、あるいは地元の駅で、必ず多めにチャージしておきましょう。Suicaのチャージ上限は20,000円です。お土産をたくさん買う予定なら、満額の2万円近く入れておくのが安心です。 - モバイルSuicaを使う
スマホに入っている「モバイルSuica」や「モバイルPASMO」なら、クレジットカードと紐づけていれば、パーク内のどこにいても、その場でアプリ操作だけでチャージが可能です。これなら残高不足の心配はありません。 - オートチャージ機能を活用する
オートチャージ設定をしているSuicaなら、改札通過時だけでなく、お買い物での残高不足時にも自動チャージされる…と思いきや、お店のレジでのオートチャージは対応していない場合が多いので、やはりアプリでの手動チャージができる状態にしておくのがベストです。
ディズニーランドの支払い方法は現金だけか

ネットの質問箱などで「ディズニーランドって、まだ現金しか使えないんですか?」という声をたまに見かけますが、これは大きな誤解です。むしろ、運営会社であるオリエンタルランドは、感染症対策や業務効率化の観点から、積極的に「キャッシュレス決済」を推奨しています。
公式ウェブサイトのQ&Aにも、利用可能な決済手段としてクレジットカードや電子マネーが明記されており、パーク内のほぼ全ての施設でキャッシュレス決済が可能です。「現金お断り」ではありませんが、「現金よりもキャッシュレスの方が便利で早いですよ」というスタンスですね。
実際、現金のやり取りには「小銭を探す時間」「お釣りを確認して渡す時間」が発生します。一人あたり数秒の違いでも、行列ができている時はその積み重ねが大きな待ち時間になります。私たちゲスト側もキャッシュレスに協力することで、結果的にレジの列が進むのが早くなり、みんながハッピーになれるというわけです。
ただし、クレジットカードを持っていないお子様や、どうしても現金派という方のために、現金レジもしっかり稼働していますので、そこは安心してくださいね。
完全キャッシュレスで現金は使えない?
「じゃあ、もう現金は1円も持っていかなくていいんだね!お財布は家に置いていこう!」
…ちょっと待ってください!それは非常にリスキーな判断です。
ディズニーランドのような巨大なテーマパークでは、万が一のシステムトラブルへの備えが必要です。過去には、大規模な通信障害によって、一時的にクレジットカードや電子マネーが使えなくなった事例や、QRコード決済のシステムダウンでアプリが開かなくなった事例も(ディズニーに限らず世の中全体で)発生しています。
もし、「スマホ決済のみ」で来園していて、スマホのバッテリーが切れてしまったり、通信障害が起きたりしたら、お水一本買えなくなってしまいます。モバイルバッテリーのレンタルサービスもありますが、そのレンタル手続きにもスマホが必要だったりします。
また、後述しますが、パーク内には「構造上、現金しか受け付けない機械」が物理的に存在します。個人の使い方にもよりますが、最低でも以下の現金を持っておくことをおすすめします。
【キャッシュレス派の方へ】持ち歩き現金の目安
- 千円札:3〜5枚(ワゴンの列でシステム障害が起きた時のため)
- 100円玉:10枚〜20枚程度(ガチャガチャやゲーム用)
「基本はキャッシュレスだけど、お守りとして現金も持っておく」。これが、トラブルなく一日を終えるための鉄則ですよ。
ディズニーランドで現金しか使えないところ

ここが今回の記事の中で、PayPay派の皆さんに一番伝えておきたい「落とし穴」ポイントです。
パーク内には、どうしても電子マネーやクレジットカードが使えない、「完全現金主義(Cash Only)」のエリアが存在します。これらを楽しみたい場合は、必ず現金(特に硬貨)が必要です。
【要注意】現金のみ対応の施設・サービス一覧
①カプセルトイ(ガチャガチャ)
エコバッグやキーチェーンが入った大人気のカプセルトイ。専用のマシンは100円玉を4枚〜5枚重ねて投入して回す物理的な仕組みのため、電子決済は不可能です。近くに両替機はありますが、混雑時は両替待ちの列ができることも。
②スーベニアメダル
銅板をプレスして作る楕円形の記念メダル(1回100円)。これも100円玉専用です。コレクションしている方は、100円玉を大量に用意していくのが常識になっています。
③バルーン(風船)販売
ワールドバザールなどでたくさんの風船を持って立っている「バルーンベンダー」のキャストさん。彼らは電源の必要なレジ端末を持ち歩くことが難しいため、基本的には現金のみでのやり取りとなります(※一部、端末を持っている場合もありますが、現金のみと思っておいた方が無難です)。
④ペニーアーケード / ウエスタンランド・シューティングギャラリー
「ペニーアーケード」にあるレトロなクレーンゲームや占い機、そして射的ゲームの「シューティングギャラリー(1回200円)」は、小銭を直接投入して遊びます。古き良きアメリカの雰囲気を残すため、あえてアナログな機械のまま運用されています。5. 一部のコインロッカー
ICカード対応のロッカーも増えていますが、昔ながらの鍵式ロッカー(100円玉を入れて鍵をかけるタイプ)もまだ多く残っています。荷物を預けようとした時にIC対応ロッカーがいっぱいだった場合、現金が必要になります。
特に小さなお子様連れの場合、「あのガチャガチャやりたい!」「風船ほしい!」と急に言われることは日常茶飯事ですよね。そんな時に「ごめん、ママPayPayしか持ってないから買えないの…」とお断りするのは、親としても辛いものがあります。
子供の笑顔を守るためにも、100円玉をたっぷり入れた小さなコインケースを一つ忍ばせておくのが、実は一番の「魔法のアイテム」かもしれません。
まとめ:ディズニーランドでペイペイは使える?
最後に、ディズニーランドでのPayPay事情と、賢い決済方法について要点をまとめます。
- PayPayが使えるのは「モバイルオーダー」と「チケット購入」の2つだけ!
- ショップやレストランの対面レジでは、PayPay(QRコード)は使えないので注意。
- d払いや楽天ペイ派は、スマホを「iD」や「QUICPay」に設定すればレジでも利用OK。
- Suicaは早くて便利だけど、パーク内でチャージできないので事前準備(満額チャージ)が必須。
- ガチャガチャ、風船、射的などを楽しむなら、現金(特に100円玉)も必ず持っていくこと。
2025年10月からモバイルオーダーでPayPayが使えるようになったおかげで、食事の注文はスマホひとつで本当にスムーズになりました。
「食事はPayPayで並ばずに。お買い物はiDやクレカのタッチ決済でスマートに。そしてポケットには、とっさのガチャガチャ用の小銭を」。
このスタイルこそが、今のディズニーランドを一番快適に過ごすための決済術です。ぜひ準備万端にして、夢の国でのショッピングや食事をストレスフリーに楽しんできてくださいね!
本記事の情報は記事執筆時のものです。最新情報については、必ず東京ディズニーリゾート公式サイトや公式アプリ、各種公式サイトでチェックしてくださいね。

