これからディズニーシーに遊びに行く予定がある方の中には、「せっかくなら少しでも早くパークに入りたい」と思って、開園待ちをしようと考えている方も多いのではないでしょうか。ノースとサウスどっちが早いのか、サウスゲートではどこに並ぶのがいいのか、さらにはノースゲートの右端が早いという噂は本当なのかなど、気になることがたくさんありますよね。しかも、入口の位置関係や地図の見方、サウスゲートへの行き方まで含めて考えると、初めての方には少しわかりにくく感じるかもしれません。
そこでこの記事では、ディズニーシーのサウスゲートの早い列に注目しながら、開園待ち列の基本や並ぶ場所を判断するポイントをわかりやすく解説していきます。
あわせて、ノースとサウスどっちが早いのか判断するときの考え方や、当日迷わないための動き方、並ぶ前に知っておくと安心なポイントも紹介していきます。
この記事を読んでおけば、当日の並び列で迷いにくくなり、スムーズに入園できる可能性が高まります。せっかくの1日を「列選びで失敗した…」と後悔せずにスタートできるはずですよ。
この記事で分かること
- サウスゲートの特徴と並び方の基本
- ノースとサウスはどっちが早いかの考え方
- 開園待ち列で早く進む列の見極め方
- サウスゲートへの行き方や周辺の地図
ディズニーシーのサウスゲートで早い列とは
- ノースゲートとサウスゲートの特徴
- サウスゲートの開園待ち列を地図で俯瞰
- サウスゲートはどこに並ぶべき?早い列はある?
- サウスゲートへの行き方
ノースゲートとサウスゲートの特徴

東京ディズニーシーのエントランスは、大きく分けてノースゲートとサウスゲートの2つがあります。どちらも同じパーク入口なのですが、アクセスルートや利用しているゲストの傾向が少し違うため、開園待ちの列に並ぶときにも差が出やすいポイントです。
まず、ノースゲートは舞浜駅方面に近く、駅から歩いてパークに向かう人が多く集まります。また、バスターミナルも近いため、空港バスや提携ホテルの送迎バスを利用した人がそのまま流れ込むこともあり、朝の時間帯は列が伸びやすいエリアです。
さらにノースゲートには、ハッピーエントリーという対象ホテル宿泊者向けの特別入園列が設けられることがあり、その列は最も右側に分けられるケースが多いです。ハッピーエントリー対象外のゲストは、そこへ並んでしまうと後から一般列へ誘導されて並び直しになることがあります。はじめて来園される方は、列の案内表示をしっかり確認しておくと安心です。
一方、サウスゲートは駐車場側に近く、車で来園した人や長距離バス利用者が多く集まる入口です。車で訪れる人が増える日はサウス側の列が長く伸びることがあります。
サウスゲートの開園待ち列を地図で俯瞰

サウスゲートで開園待ちをする予定がある場合は、あらかじめ地図で周辺の様子をざっくり確認しておくと、とても安心です。とくに初めて並ぶ方は、どこに列ができるのかイメージしておくだけで、当日「どこに行けばいいの?」と迷う時間を減らせます。
サウス側の待機列は、エントランス前の広いスペースに横並びで作られる形になります。図では上側の列がいわゆる「左側の列」、下側の列がいわゆる「右側の列」となります(地図は簡略化されたものなので、実際のパークの列数はもっと多くなります)。
また、地図を見ておくメリットのひとつが、サウスゲート周辺にはトイレが2か所あるということです。開園待ちは1時間以上並ぶことも珍しくないので、トイレが近いのはかなり助かるポイントです。小さなお子さんと一緒の方や、冬場など冷える季節には特に安心できます。
このように、サウスゲートで待つときは「どこに列ができやすいか」「トイレはどこか」を把握しておくだけでも、朝のバタバタを一気に減らせます。当日スムーズに動きたい方は、前日までに少しだけ地図を眺めておくと良いですよ。
サウスゲートはどこに並ぶべき?早い列はある?

サウスゲートには、ハッピーエントリー専用の列がありません。そのため、どの列に並んでも基本的には同じスタート条件になります。よく「左の列が早い」「いや右側の方が進む日が多い」など、いろいろな口コミを目にすることがありますが、実際はその日によって状況が変わるため、決まった正解はないと思っておくほうが気持ちがラクです。
たとえば「左端は混むから避けたほうがいい」と言われることもあれば、「左側が一番スムーズに進んだ」という声が聞こえる日もあります。つまり、「ここに並べば絶対に早い」という固定ルールはなく、列の進み方は日によって変わります。
そのうえで、サウスゲートで並ぶ場所を選ぶときに意識しておきたいのが、「どの列が伸びやすいか」ではなく「どの列が混みにくいか」 という視点です。たとえば、リゾートラインの駅や立体駐車場に近い場所は、人が集まりやすく、列が早い時間から伸びていく傾向があります。逆に、少し離れた位置にある列は、スタート時点では並ぶ人数が少ないこともあります。
そのため、「列が伸び始めるのが遅そうな位置を選ぶ」という考え方もひとつの方法です。たとえば、サウスゲートの左側はトイレにも近く、並んでいる間に安心して過ごしやすいというメリットもあります。小さなお子さん連れや、開園まで長く待つ予定のある方には、この点も嬉しいポイントになるかもしれません。
もちろん、どこに並ぶかで大きく失敗するようなことはありません。サウスゲートはどの列も同じ時間に開放されるので、「この場所を選んでおけば安心かも」という気持ちで選べば大丈夫です。
サウスゲートへの行き方
サウスゲートへ向かうルートは何通りかありますが、一般的なのはリゾートラインと徒歩の2つです。リゾートラインを使う場合は、舞浜駅からディズニーシー・ステーションまで向かい、駅を出て左側に進めばサウスゲートの広場に到着します。初めて訪れる方でも案内表示がしっかりしているので、迷いにくいルートです。

一方、舞浜駅から歩いて向かう方法もあります。南口を出てイクスピアリ沿いに進むと、そのままディズニーシー方面へアクセスできます。徒歩の場合はだいたい13〜15分ほどかかりますが、リゾートラインを待つ時間が気になるときや、朝の時間帯で歩く余裕があるときにはおすすめの方法です。

車で来園する場合は、サウスゲートのほうが入園口に近い駐車場が多いため、移動がスムーズになります。とくに平面駐車場や立体駐車場(R7)を利用する日は、サウス側のゲートに向かったほうがスムーズに並び始められます。また、長距離バスを利用する場合もサウス側に降車することが多く、そのまま列に加わりやすい流れになっています。
ディズニーシーのサウスゲートの早い列の見極め方
- 開園時間と待機の目安
- ノースとサウスはどっちが早い?
- ノースゲートの右端に並ぶと早い?
- 早い列を見極めるヒント
- まとめ:ディズニーシーのサウスゲートで早い列に並ぶポイント
開園時間と待機の目安

東京ディズニーシーの公式な開園時間は「朝9時」と案内されていますが、実際には混雑を避けるため、予定より少し早めにオープンする日が多くあります。2025年10月の例では、一般入園のゲストは朝8時15分ごろから入園が始まり、ハッピーエントリー対象のゲストはそれよりさらに早い8時ごろに案内されていました。
このように「公式発表の時間」と「実際の入園開始時間」が違うことがよくあるため、開園直後に入りたい場合は、公式の9時を基準にするよりも、実際に動き始める時間帯を意識しておくと安心です。とくに一般入園でも早めにパークへ入りたい場合は、7時〜7時30分ごろの到着を目安にしておくと、前方ブロックに並べる可能性が高くなります。
また、入園前には必ず手荷物検査が行われます。これは実際の開園時刻より10分ほど早く始まることが多いのですが、列の後方にいるほど検査に時間がかかり、スムーズに入園できないことがあります。荷物が多い方は、あらかじめバッグの口を開けやすくしておいたり、金属類をまとめておいたりすると、検査を短時間で通過しやすくなります。
開園待ちをするときに迷いやすいのが「どのくらい前に並べばいいのか」という点ですが、アトラクションを最初から狙いたい場合は早めの到着が鍵になります。一方で、「開園直後に入れなくても良い」という場合は、それほど神経質にならなくても大丈夫です。自分の遊び方に合わせて到着時間を調整すれば、無理なく楽しめるはずです。
ノースとサウスはどっちが早い?
ディズニーシーの入園ゲートは「ノースゲート」と「サウスゲート」に分かれていますが、「どっちに並ぶと早く入れるの?」と気になる方も多いですよね。結論から言うと、実は日によって変わるため、いつもどちらかが有利とは言い切れません。
ノースゲートは、舞浜駅から歩いてくる人やバス利用の人がそのまま向かいやすいので、徒歩・バス来園が多い日は混みやすい傾向があります。いっぽうでサウスゲートは、駐車場や長距離バス停に近い位置にあるため、車来園が多い週末や連休はサウスの方が先に列が伸びやすくなります。
また、ノース側にはハッピーエントリーの専用列があるのに対し、サウス側はすべて一般入園の列になるので、並ぶ人の属性も少し変わってきます。さらに、トイレはノース側に1か所、サウス側に2か所あり、長い待ち時間を考えるとサウスの方が安心できる場面もあります。
| 項目 | ノースゲート | サウスゲート |
|---|---|---|
| 近い施設 | 舞浜駅・バスターミナル | 駐車場・長距離バス停 |
| ハッピーエントリー専用列 | あり | なし |
| トイレ数 | 1か所 | 2か所 |
| 混みやすい日 | 徒歩・バス来園が多い日 | 車利用が多い日 |
このように、それぞれにメリットとデメリットがあるので、「どちらが必ず早い」とは決められません。むしろ、実際にパークへ着いたときに列の長さや人の流れを見て、空いている方に並ぶのが一番スムーズです。
朝の時間に余裕がある場合は、先にノースを見てからサウスへ移動する、またはその逆を試すこともできますよ。「来てみたら予想と違った」ということもあるので、固定観念にしばられず、柔軟に判断するのがおすすめです。
ノースゲートの右端に並ぶと早い?

ノースゲートで並ぶとき、「いちばん右の列が早いらしい」と聞いたことがある方もいると思います。これは、開園前の時間帯だけ右端の列が「ハッピーエントリー」専用として使われることが多いからなんです。ハッピーエントリーとは、ディズニーホテルに泊まっているゲストが15分早く入園できるサービスのことですね。
そのため、ノースゲートの一番右側の並び列は、一般ゲストが並ぶ列は少し後ろに下げて調整されていて、開園直前になると右端の列が前のほうにいる状態になります。つまり、他の列とほぼ同じ位置から並ぶなら、右端を選んでおくと少し有利になりやすい、というわけです。
ただ、「右端に並べば絶対に一番早い!」というほど単純ではありません。右端が人気になって人が集中してしまう日もありますし、手荷物が多いグループが前にいると検査が遅れてしまうこともあります。あくまで「ちょっとしたコツのひとつ」くらいに考えておくとちょうどいいですよ。
早い列を見極めるヒント
「せっかく早起きして来たんだから、できるだけ早く入りたい…!」と思いますよね。でも、どの列に並べばスムーズに進むのか迷ってしまうことも多いと思います。実は、ちょっとしたポイントを意識するだけで、入園までの時間に差がつくことがあります。難しい知識はいらないので、ぜひ気軽にチェックしてみてくださいね。
まず注目したいのは、「その列にどんな人が並んでいるか」という点です。一見すると短く見える列でも、ベビーカーの人が多かったり、大きめの荷物を持っている人が多かったりすると、手荷物検査に時間がかかりがちです。反対に、身軽な人が多い列は、人数が多少多くてもテンポよく流れていくことがあります。列を選ぶときは、並んでいる人をサッと観察してみるとヒントが見つかりやすいですよ。
さらに、自分自身の準備も時短につながります。
たとえば……
- チケット(QRコード)は、すぐに見せられるようスマホ画面を開いた状態にしておく
- バッグはファスナーを開けやすい持ち方にしておく
- パークに持ち込めないものを事前にチェックして荷物に入れないようにしておく
こうしたちょっとした工夫だけでも、入園時の手荷物検査がスムーズになり、列の進みについていきやすくなります。
ただ、ここでひとつ大切なことがあります。
「なんとしても1秒でも早く入りたい!」と気持ちが張りつめてしまうと、せっかくのディズニーなのに、スタート前から疲れてしまうこともあります。もし選んだ列がたまたま遅くても、数分〜十数分の差くらいなら、そのあとたっぷり楽しめるはずです。
ディズニーは「並んでいる時間もワクワクの一部」と思えるくらいの心の余裕を持っておくと、一日まるごと楽しく過ごせますよ。もちろん、早く入りたい気持ちは大事ですが、「絶対に一番早い列じゃないとダメ!」と気負いすぎず、気持ちにゆとりを持って並ぶのがおすすめです。
まとめ:ディズニーシーのサウスゲートで早い列に並ぶポイント
- サウスゲートは専用レーンがなく当日の状況で並びやすさが変わる
- ノースゲートは右端にハッピーエントリー専用列が用意されている
- 徒歩やバスで来る人が多い日はノース側が混みやすくなる
- 車や長距離バスで来る人が多い日はサウス側が伸びやすい
- サウスゲート周辺にはトイレが2か所あり待ち時間も安心できる
- 最近の傾向では一般入園は8時15分ごろに始まることが多い
- 7時〜7時30分ごろの到着だと早い入園を狙いやすくなる
- 列の長さよりも荷物やベビーカーの数に注目すると判断しやすい
- ゲート前の再整列に乗れると開園直後に動きやすくなる
- ノースの右端が必ず早いわけではなく状況で変わってしまう
- 事前に地図で動線や合流ポイントを見ておくと迷いにくい
- モノレール利用と徒歩ルートのどちらも選べると便利になる
- 荷物をすぐ出せる状態にしておくと手荷物検査がスムーズになる
- ノース サウス どっちが早いかはその日の状況を見て判断するのが安心
- 事前情報にとらわれすぎず現地での観察と準備が大きな差につながる
管理人からのひとこと
開園待ちの時間って、「どの列が早いんだろう…」とついソワソワしてしまいますよね。でも、この記事でお伝えしたように、ちょっとした判断や準備でストレスを減らすことはできますし、なにより「並んでいる時間=ワクワクが始まっている時間」と思えると、気持ちがぐっとラクになります。
とはいえ、せっかくのディズニーシーですから、秒単位で争うよりも、気持ちに余裕を持って楽しむほうが結果的に良い1日になることが多いです。どのゲートに並ぶか迷ったら、周りの様子を観察して判断してみてくださいね。そして入園できた瞬間から、ディズニーの魔法タイムがスタートです。どうか素敵な1日を過ごせますように!
本記事の内容は、執筆時点の情報をもとにまとめています。パークの運用や対象アトラクションは変更されることがありますので、遊びに行く前には、公式サイトや公式アプリで最新情報を確認しておくと安心です。
本記事では、東京ディズニーリゾート公式サイトから画像を引用させていただいております。
