こんにちは。Disney Magic Navi、管理人のかおるです。
「ディズニーホテルに泊まって2日間遊びたいけど、予算は抑えたい!」そんな風に、ディズニーホテルでチケット付き2dayの安いプランを探して迷子になっていませんか?特に学生さんの卒業旅行やカップルの記念日、子連れファミリーにとって、旅費をどう抑えるかは切実な悩みですよね。
そこでこの記事では、現在販売のない「2デーパスポート」の代わりに、チケット確約で最も安く泊まる方法を解説します。コスパ最強の「セレブレーションホテル」を中心に、楽天トラベルやJTB、JALパックなどを活用して、面倒なキャンセル拾いをせずにハッピーエントリーなどの特典をお得に楽しむコツを紹介しますよ。
この記事を読めば、売り切れ知らずで安心、かつ最安値で2dayディズニーを満喫するルートが分かります。賢く予約して、浮いたお金でパークを思いっきり楽しみましょう!
この記事で分かること
- 現在「2デーパスポート」は販売休止中のため、2日分の入園保証があるホテル選びが重要であること
- 「ワンダフルバケーション」や「バケーションパッケージ」と「宿泊のみ予約」の価格差と特徴
- ディズニーホテルの中で最も安く2day入園を実現できるのは「セレブレーションホテル」である理由
- 楽天トラベルやJALパックなどを活用して、チケット付き旅行をさらに安く予約する裏ワザ
ディズニーホテルのチケット付き2dayで安いプランの基礎知識
「2日間ディズニーを満喫したいけれど、とにかく安く済ませたい!」そんなあなたのために、まずは現在のチケット事情と、複雑なホテルプランの中から最安値を見つけ出すための基礎知識を整理しましょう。ここを理解するだけで、旅費が数万円変わることも珍しくありませんよ。
現在の2dayチケット事情と入園保証の仕組みを解説

まず最初に、一番大切な「チケットのルール」について詳しくお話しさせてください。「2日間ディズニーに行くんだから、2デーパスポートを買えばお得になるよね?」と思っている方、実はとっても多いんです。私も昔はそうでした。でも、ここ数年でディズニーのチケットシステムは大きく変わってしまったんです。
結論から言うと、現在東京ディズニーリゾートでは「2デーパスポート」や「3デーマジックパスポート」といった、複数日連続で使えるマルチデーパスポートの販売を原則として行っていません。(※2025年現在)
「えっ、じゃあ2日間遊べないの?」と不安にならなくても大丈夫ですよ。2日間遊ぶこと自体はもちろん可能です。ただし、そのためには「1日目の1デーパスポート」と「2日目の1デーパスポート」を、それぞれ個別に用意する必要があるのです。
ここで大きな壁となるのが、「チケットの売り切れ問題」です。
通常、パークチケットは2ヶ月前から公式サイトやアプリで販売されますが、ハロウィーンやクリスマスなどのイベント時期、春休みなどの混雑シーズンには、販売開始直後に売り切れてしまうことも珍しくありません。「ホテルは予約できたのに、肝心のチケットが買えなくてパークに入れない!」なんていう事態は、絶対に避けたいですよね。
そこで、最強の解決策となるのが「ディズニーホテルの宿泊者特典(入園保証)」なんです。
【最強の特典】ディズニーホテル宿泊者のチケット購入権利
ディズニーホテル(直営ホテル)に宿泊するゲストは、以下の特権を持っています。
- 購入可能日
→チェックイン日、滞在日、チェックアウト日の全日 - 購入可能枚数
→宿泊人数分まで - 購入場所
→ホテルのフロントカウンター、ウェルカムセンター(※ホテルによる) - 売り切れ対応
→公式サイトで「×(売り切れ)」になっていても、宿泊者は必ず購入できます。
この「売り切れ知らず」の安心感こそが、ディズニーホテルを選ぶ大きなメリットの1つと言っても過言ではありません。わざわざ高い「チケット付きプラン」を探さなくても、ディズニーホテルを予約さえしてしまえば、それは実質的に「2dayチケット確約プラン」を手に入れたのと同じことになるんです。
ちなみに、ホテルで購入できるチケットは、スマホに表示するデジタルチケットではなく、名刺サイズのかわいい紙チケットであることが多いです(※変更の可能性あり)。手元に残るので、旅の思い出としても嬉しいポイントですよね。
ワンダフルバケーションはバケパより安く2日遊べる

「入園保証があるのは分かったけど、せっかくならアトラクションも並ばずに乗りたいな。でも、予算はできるだけ抑えたい…」
そんな欲張りな願いを叶えてくれるのが、「ディズニー・ワンダフル・バケーション(通称:ワンバケ)」という選択肢です。これ、意外と知らない人も多い裏ワザ的なプランなんですよ。
ワンダフルバケーションとは、簡単に言えば「ホテルの宿泊予約に、後から好きなコンテンツをトッピングできるオプションサービス」のことです。
通常の「バケーションパッケージ」は、最初からホテルもチケットも特典も全てセットになって販売されていますが、ワンダフルバケーションの手順は少し違います。
- まずは公式サイトで「客室のみ」を予約する。(自分の好きなホテル、好きな部屋を選べます!)
- 予約完了後、マイページ(予約購入履歴)から「ディズニー・ワンダフル・バケーションを追加する」を選択。
- 必要なオプション(チケット、アトラクション利用券、ショー鑑賞券など)を選んでアップグレード完了!
このプランの最大の魅力は、「バケーションパッケージよりも安く済むことが多い」という点です。
バケーションパッケージには、豪華な食事や、たくさんのオリジナルグッズ、フリードリンク券などが最初から盛り込まれていることが多く、その分価格も高くなりがちです。一方でワンダフルバケーションは、「食事は自分たちで好きなものを食べたいから付けない」「グッズは最低限でいい」といったカスタマイズが可能なので、不要なコストを削ぎ落とすことができるんです。
例えば、「2日間ともチケットが欲しい」「美女と野獣のアトラクションだけは並ばずに乗りたい」というシンプルな希望であれば、ワンダフルバケーションを利用することで、通常のバケパよりも数万円単位で旅費を節約できる可能性があります。
さらに、予約のタイミングも柔軟です。バケーションパッケージは発売日に即完売することもありますが、ワンダフルバケーションなら、とりあえずホテルだけ押さえておいて、お財布と相談しながら後でプランを追加する、といった使い方もできますよ。まさに「安さ」と「特典」のいいとこ取りができる賢い方法と言えますね。
バケーションパッケージは2日間のチケット付きだが高額

「ディズニーホテル チケット付き」で検索すると、必ずと言っていいほど上位に出てくるのが「東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ(公式)」です。CMなどでもおなじみですよね。
これはディズニーリゾートが提供する「公式の旅行パッケージツアー」のことで、以下のような豪華な特典が全てセットになっています(プランによって付いてくる特典が違います)。
| 特典内容 | 詳細 |
|---|---|
| パークチケット | 滞在期間中のパスポート枚数分(1日目から入園可能) |
| アトラクション利用券 | 人気アトラクションに短い待ち時間で乗れる |
| ショー鑑賞券 | 専用エリアでショーやパレードを鑑賞できる |
| キャラクターグリーティング | 特別な衣装のミッキーたちと写真が撮れる(プランによる) |
| フリードリンク券 | パーク内の対象ドリンクが飲み放題(オリジナルデザインのチケットホルダー付き) |
| オリジナルグッズ | 非売品の限定グッズが1人1つもらえる |
一見すると「これだけ付いていれば完璧!」と思いますよね。確かに体験価値としては最高クラスです。しかし、今回のテーマである「安く2dayディズニーを楽しみたい」という視点で見ると、バケーションパッケージは最も高額な選択肢になってしまいます。
具体的な金額のイメージですが、大人1名あたり、安くても5万円台後半、高いプランだと10万円、20万円を超えることも珍しくありません。家族4人で行けば、それだけで数十万円の出費となってしまいます。
ここがポイント!
バケパは、「お金を使ってでも、行列に並ばずに快適に過ごしたい」「特別な記念日だから贅沢したい」という方向けのプランです。「チケットさえあれば、アトラクションは並んで待てる」「食事は安く済ませたい」という節約派の方には、正直なところオーバースペック(過剰装備)と言えるでしょう。
「チケット付き」という言葉に惹かれてバケパを見てしまい、「ディズニーってこんなに高いの!?」と驚いて諦めてしまうのはもったいないです。安さを追求するなら、次のセクションで紹介する方法こそが本命ですよ!
宿泊のみ予約してチケット購入権利を使うのが最安ルート

お待たせしました。結論を言いましょう。ディズニーホテルに泊まって、2日間のチケットも手に入れて、それでいて一番安く済ませる方法。それはズバリ、「ディズニーホテルを『客室のみ(素泊まり)』で予約して、チケットは現地のホテルで購入する」というスタイルです。
「えっ、チケットが付いてないプランを予約するの?」と不安に思うかもしれませんが、先ほど「入園保証」の項目でご説明した通り、ディズニーホテルに泊まる=チケット購入権利が付いてくるということなので、心配無用です。
では、なぜこれが「最安ルート」になるのでしょうか。そのカラクリを紐解いてみましょう。
1. 無駄なオプション費用がかからない
バケーションパッケージやワンダフルバケーションには、アトラクション利用券やグッズ代が含まれていますが、この「素泊まり+現地購入」スタイルなら、支払うのは純粋に「宿泊費」と「チケット代(定価)」だけです。食事もホテル内の高級レストランではなく、コンビニで買ったり、パーク内のワゴンフードで済ませたりすれば、食費も大幅にコントロールできます。
2. 変動価格(ダイナミックプライシング)の最安値を狙える
現在のパークチケットは、日によって価格が変わる変動価格制を導入しています。大人1日券で7,900円〜10,900円(※2025年時点の目安)と、最大で3,000円もの差があるんです。
パッケージツアーだとこの価格差が見えにくいことがありますが、自分で手配する場合、安い日程(平日など)を狙い撃ちすることで、ダイレクトに費用を下げることができます。
3. 支払いタイミングを分散できる
これは心理的なメリットですが、パッケージプランは予約時に全額(または高額な申込金)を支払う必要があります。しかし、「宿泊のみ予約」なら、予約時に支払うのは宿泊費(または申込金)だけで、チケット代は当日のホテル現地払いになります。一度に出ていく現金を抑えられるので、お財布事情にも優しいんです。
費用のシミュレーション(大人1名あたり)
- バケーションパッケージ:約70,000円〜
- ワンダフルバケーション:約50,000円〜
- 宿泊のみ予約+チケット2日分:約35,000円〜(宿泊費1.5万+チケット2万として)
※上記はあくまで概算イメージですが、場合によっては倍近い価格差が出ることがお分かりいただけると思います。「安さ」を最優先するなら、この「セルフ手配」こそが最強の節約術なのです。
セレブレーションホテルなら入園保証付きで圧倒的格安
「宿泊のみ予約」が安いことは分かりましたが、ディズニーホテルは全部で6つ(※2025年現在)もあります。その中で、最も安く泊まれるホテルはどこなのでしょうか?
私が自信を持っておすすめするのは、新浦安エリアにある「東京ディズニーセレブレーションホテル」です。

ディズニーホテルは、その価格帯とサービスの充実度によって、以下の3つのタイプに分類されています。
| タイプ | 代表的なホテル | 価格帯 |
|---|---|---|
| デラックスタイプ | ミラコスタ、ランドホテル、アンバサダー、ファンタジースプリングス | 高価格(ラグジュアリー) |
| モデレートタイプ | トイ・ストーリーホテル | 中価格(バランス良し) |
| バリュータイプ | セレブレーションホテル | 低価格(手軽・格安) |
ご覧の通り、セレブレーションホテルは唯一の「バリュータイプ」。サービスを簡素化することで、ディズニーホテルでありながら驚きの低価格を実現しているんです。
「安いってことは、ボロボロだったりするんじゃないの…?」なんて心配は無用ですよ!
ホテルは「ウィッシュ(夢やファンタジーがテーマ)」と「ディスカバー(冒険や発見がテーマ)」の2棟に分かれていて、どちらもロビーに入った瞬間からディズニーの世界観が爆発しています。アトラクションの模型があったり、パークの音楽が流れていたり、エレベーターのアナウンスがミッキーだったりと、ファンにはたまらない仕掛けがいっぱいです。

そして何より重要なのが、「これだけ安くても、ディズニーホテル宿泊者特典はしっかり受けられる」という点です。
- チケット購入権利
→もちろんあります。2day入園保証もバッチリです。 - ハッピーエントリー
→一般ゲストより早く入園できる魔法の通行手形。これがあるのとないのとでは、アトラクションの攻略難易度が天と地ほど変わります。(※対象パークについては後述する注意点があります) - 無料シャトルバス
→ホテルと各パークを結ぶ「ウィッシュ&ディスカバー・シャトル」が運行しています。所要時間は約20分。電車代もかかりません。
例えば、平日4名1室で泊まった場合、1人あたり5,000円〜6,000円台で泊まれることもザラにあります。カプセルホテルやビジネスホテルと変わらない金額で、ディズニーの世界に浸りながら入園保証まで手に入る。これこそが、コスパ重視派にとっての「ファイナルアンサー」と言えるでしょう。
ディズニーホテルにチケット付き2dayで安く泊まる予約術
最安ルートは「セレブレーションホテルの宿泊のみ予約+チケット現地購入」だと判明しました。でも、まだ終わりじゃありませんよ。「どこで予約するか」によって、そこからさらに数千円、場合によっては数万円安くできる可能性があるんです。ここからは、私が実践している予約テクニックを惜しみなく公開します!
楽天トラベル等の予約サイトでポイントを使い安くする

ディズニーホテルの予約と聞くと、多くの人が「公式サイトから予約しなきゃ」と思いがちです。もちろん公式サイトも確実で良いのですが、「安さ」にこだわるなら、大手旅行予約サイト(OTA)経由での予約が圧倒的におすすめです。
具体的には、「楽天トラベル」「じゃらんnet」「Yahoo!トラベル」「一休.com」などが挙げられます。なぜこれらがおすすめなのか、3つの理由をご紹介します。
1. ポイントの二重取り・利用ができる
これが最大のメリットです。公式サイトで予約しても独自のポイントは付きませんが、楽天トラベルなら「楽天ポイント」、じゃらんなら「Pontaポイント」や「dポイント」、Yahoo!トラベルなら「PayPayポイント」が貯まります。
さらに、日頃の買い物で貯まったポイントを宿泊費の支払いに充てることも可能です。「貯まっていた5,000ポイントを使ったら、宿泊費が実質タダ同然になった!」なんてことも夢ではありません。
2. 強力な割引クーポンとセール
OTAでは定期的に大規模なセールが行われています。
例えば、楽天トラベルの「楽天スーパーSALE」や、じゃらんの「じゃらんスペシャルウィーク」などです。この期間中には、ディズニー提携ホテルの予約に使える高額クーポン(例:30,000円以上で3,000円オフなど)が配布されることが多いんです。
また、「5と0のつく日」などの特定日に予約するだけでポイント還元率がアップするキャンペーンも頻繁に行われています。これらを組み合わせることで、公式サイトの定価よりもはるかにお得に予約できます。
3. 公式サイトが満室でも空いている「在庫のラグ」
これは裏ワザ的な知識ですが、ディズニー公式サイトで「満室」と表示されていても、諦めてはいけません。
実は、旅行会社にはそれぞれ「割り当てられた客室枠」というものがあります。公式サイト分が売り切れていても、楽天トラベルの枠はまだ余っている、というケースが多々あるんです(逆もまた然りですが)。
特にセレブレーションホテルは客室数が多いので、複数のサイトを巡回(パトロール)してみると、ぽっかり空室が見つかることがよくありますよ。
おすすめのチェック手順
まずは自分が普段使っているポイント経済圏(楽天やPayPayなど)のサイトをチェック。次に、クーポンが配布されていないか確認。最後に、公式サイトの価格と比較して、安い方でポチッと予約。これが鉄則です!
なお、どの予約サイトが一番お得なのか、それぞれの特徴やメリット・デメリットについては、以下の記事でさらに詳しく解説しています。「自分にぴったりの予約方法を知りたい!」という方は、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。
飛行機ならJALパックの特典付きツアーがおすすめ

北海道や九州、沖縄など、遠方から飛行機を使ってディズニーに来る場合、「航空券」と「ホテル」を別々に予約していませんか?もしそうなら、ちょっと待ってください!それ、実は損をしているかもしれません。
飛行機利用の方に私が全力でおすすめしたいのが、JAL(日本航空)の公式ツアー「JALパック」です。
なぜJALパックなのか。それは、JALが東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーだからこそできる、「公式ならではの特典」が凄すぎるからです。
特に「JALで行く東京ディズニーリゾートへの旅」という専用ツアーには、他社のツアーにはない以下のような限定特典が付いてくることが多いんです。
- 無料送迎バス「マジカルファンタジー号」
→羽田空港からパークやホテルまで、無料の送迎バスを利用できます。通常、リムジンバスに乗ると片道1,000円以上かかりますから、往復で2,000円以上の節約になります。しかも車内アナウンスがディズニー仕様だったりして、移動中からワクワクが止まりません! - JALパックオリジナルグッズ
→パスポートケースやレジャーシート、タオルなど、非売品のかわいい限定グッズがもらえます。これだけでもファンには価値がありますよね。 - ショー鑑賞券オプション
→「ミッキーのマジカルミュージックワールド」などの人気ショーを、事前の予約枠で鑑賞できるプランも選べます(※対象プランのみ)。
さらに、費用面でも優秀です。「JALダイナミックパッケージ」という仕組みを使えば、航空券とホテルをセットで予約することで、個別に取るよりも大幅に安くなる「セット割引」が適用されます。フライトの時間帯も自由に選べるので、「朝イチの便で行って夜遅く帰る」といった滞在時間を最大化するスケジュールも組みやすいですよ。
「チケット購入権利」付きのディズニーホテル(セレブレーションホテル等)と航空券をまとめて予約できるので、管理も楽ちん。遠方組の強い味方です。
新幹線利用者はJTBのセットプランで賢く旅費を節約

新幹線を利用してディズニーへ向かう予定の方、特に東北、北陸、東海、関西エリアからお越しの方におすすめしたいのが、JTBの「新幹線+ホテル」セットプランです。
JTBもまた、東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサー企業の一つ。長年の実績があるため、新幹線の座席枠とホテルの客室枠を大量に確保しており、それらを組み合わせたパッケージツアーがお得なんです。
「新幹線の切符は駅の券売機で買えばいいや」と思っていると、実は損をしてしまうかもしれません。その理由を見ていきましょう。
1. セット割引でお得になる
通常の「新幹線きっぷ(定価)」と「ホテル宿泊費(定価)」を足した金額よりも、JTBのセットプランの方が安くなるケースが非常に多いです。特に、「限定列車」と呼ばれる特定の時間の新幹線を選ぶプランだと、驚くほどの割引率になることも。「少し朝が早くてもいいから安くしたい!」という方にはぴったりです。
2. 面倒な手配が一回で完了する
個別に手配する場合、まずはホテルの予約を取り、そのあと「乗車日の1ヶ月前」になったら駅の窓口やネットで新幹線の切符を争奪戦…という手順になります。これは結構なストレスですよね。
JTBのセットプランなら、予約時に往復の新幹線とホテルを一括で申し込めます。一度の手続きで旅の移動手段と宿が確定するので、あとは当日を待つだけ。忙しい方には大きなメリットです。
3. パークチケット購入のサポート
JTBのディズニー旅行プランの中には、「パークチケット購入枠」があらかじめ確保されているものもあります。ディズニーホテル以外のパートナーホテルなどに宿泊する場合でも、JTB経由ならチケットが買えるプランが多いので、ホテル選びの選択肢が広がります。
最近はわざわざJTBの店舗に行かなくても、スマホから簡単に予約できる「Web限定プラン」が充実しています。店舗だと手数料がかかることもありますが、ネット予約なら手数料も節約できるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
学生や子連れに嬉しいセレブレーションホテルの魅力

ここまで「安さ」を中心にセレブレーションホテルをおすすめしてきましたが、実はこのホテル、学生グループや小さなお子様連れのファミリーにとって、機能面でも最強のホテルなんです。その理由を深掘りしてみましょう。
【学生さん・グループ旅行におすすめな理由】
1. 「4ベッド」が標準装備!割り勘で激安に
普通のホテルのスタンダードルームって、ベッドが2台(ツイン)のことが多いですよね。3人、4人で泊まるときは「エキストラベッド」という簡易ベッドを入れられたり、部屋が分かれてしまったり…。
でも、セレブレーションホテルの客室は、最初から「ベッドが4台」ある部屋が基本なんです!(レギュラーベッド2台+デイベッド2台)。
4人で同じ部屋に泊まれて、夜まで修学旅行気分で盛り上がれる。しかも宿泊費を「4で割る」ことができるので、1人あたりの支払額はビジネスホテル並みになることも。卒業旅行や春キャンで利用する学生さんには、これ以上ない環境です。
2. インスタ映えするフォトスポットがいっぱい
ロビーや中庭には、白馬の馬車や海賊船など、パークのアトラクションをモチーフにしたオブジェがたくさんあります。どこを切り取っても絵になるので、ホテルに帰ってからも撮影大会が止まりません。かわいいパジャマパーティーも盛り上がりますよ!
【子連れファミリーにおすすめな理由】
1. 「洗い場付きのお風呂」でリラックス
子連れ旅行で地味に困るのが、「ユニットバス」での入浴です。子供と一緒だと狭いし、体を洗うのも一苦労ですよね。
セレブレーションホテルの多くの客室は、トイレとお風呂が別々のセパレートタイプで、ちゃんとした「洗い場」が付いています(※一部客室を除く)。自宅と同じように子供の体を洗ってあげられるので、パパママのストレスが全然違います。
2. 24時間営業のコンビニが便利すぎる
ホテル内には、24時間営業のコンビニエンスストア(「ウィッシュ・スナック&サンドリー」など)が入っています。中身はほぼローソンなので、おにぎりやパン、お菓子、飲み物はもちろん、オムツや急な発熱時の冷却シートなども手に入ります。
パークで遊び疲れてレストランに行く元気がないときも、ここでご飯を買って部屋でゆっくり食べられるのは本当に助かります。
3. 子供が喜ぶ仕掛け
客室の天井には、電気を消すと光る「蓄光シール」で星空やピーターパンなどの絵が描かれているんです。暗くするのを怖がるお子さんも、「電気を消してキラキラ見てみようか!」と言えば喜んで布団に入ってくれるかも?そんな細やかな魔法が嬉しいですね。
2025年以降のハッピーエントリーのルール変更に注意

最後に、これから予約をしようとしているあなたに、絶対に知っておいてほしい「ハッピーエントリーの最新ルール」についてお話しします。
ご存知の方も多いと思いますが、バリュータイプであるセレブレーションホテルは、もともと「東京ディズニーランド」のみがハッピーエントリーの対象であり、「東京ディズニーシー」では利用できません。
「なんだ、今まで通りか」と思った方、ちょっと待ってください。実は2025年9月1日(月)から、東京ディズニーシーのエントランス周辺で大規模な工事が始まっており、これに伴ってハッピーエントリーの運用ルールそのものが大きく変更されているのです。
【重要】ディズニーシーのエントランス工事に伴う変更点
期間:2025年9月1日(月)〜2028年度中(予定)
- 対象ホテル
期間中、ディズニーシーにハッピーエントリーで入園できるのは「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」と「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」の宿泊者のみとなります。(※これまで対象だったディズニーアンバサダーホテルなども対象外に変更されました) - 入園時間の変動
一般ゲストの入園開始「15分前」固定ではなく、当日の状況により「5分前〜15分前」の間で変動する運用になっています。
つまり、シーで早く入園する権利を持っているのは、最高級ランクの一部のホテル宿泊者だけという、非常に厳しい条件になっているのです。
この状況を逆手にとって考えれば、「どうせミラコスタクラスに泊まらない限りシーで早く入れないなら、割り切ってセレブレーションホテルで安く済ませる」という選択は、コスパの面で非常に理にかなっています。
ただし、ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」などを目当てにしている場合は、ハッピーエントリーがない分、一般入園の列に早朝から並ぶ必要があります。シーに行く日は「早起き」を頑張って、浮いたホテル代で美味しいものを食べる!そんなメリハリのあるプランニングがおすすめですよ。
セレブレーションホテルに安く泊まる方法は?
現在セレブレーションホテルの予約を検討されている方や、少しでも安く宿泊されたい方は、下の記事がとっても参考になると思います。
まとめ:ディズニーホテルのチケット付き2dayで安い旅を実現
ここまで、ディズニーホテルでチケット付き2day旅行を安く実現する方法をご紹介してきました。長くなってしまったので、最後に要点をおさらいしましょう。
- 現在「2デーパスポート」は販売していないので、1日券を2枚用意する必要がある。
- チケットを確実に手に入れるなら、ディズニーホテルの「宿泊のみ予約(入園保証付き)」が最安ルート。
- バケーションパッケージは豪華で素晴らしいが、「安さ」重視ならオーバースペック。
- ホテル選びの正解は「東京ディズニーセレブレーションホテル」。圧倒的に安く、ディズニーの雰囲気も満点。
- 予約は楽天トラベルなどのOTAや、JALパック・JTBなどのセットプランを活用して、ポイントや特典をフル活用すべし。
「ディズニーホテル=高い」というイメージがあったかもしれませんが、選び方と予約の仕方ひとつで、学生さんや若いカップルでも十分に手が届く価格になることがお分かりいただけたかと思います。
浮いたお金で、あこがれのパークフードをお腹いっぱい食べたり、お揃いのグッズを買ったり、あるいは次回のディズニー旅行の資金に回したり…。安く済ませることは、旅の満足度を下げることではなく、むしろ「楽しみの選択肢を増やすこと」に繋がります。
ぜひこの記事を参考に、賢くお得に、そして最高の思い出に残る2日間のディズニー旅行を計画してみてくださいね!あなたの旅が、魔法のような素敵な時間になりますように。Disney Magic Naviでした!
本記事の情報は記事執筆時のものです。最新情報については、必ず東京ディズニーリゾート公式サイトや公式アプリ、各種公式サイトでチェックしてくださいね。


