ディズニーコーポレートプログラム企業一覧の調べ方や転売がバレる理由

こんにちは。Disney Magic Navi、管理人の「かおる」です。

職場の福利厚生でディズニーがお得になると聞くと、自分の会社が含まれているかディズニーのコーポレートプログラムの企業一覧を確認したくなりますよね。でも、検索しても一覧が出てこなくて困っていませんか。実は、このプログラムは企業や団体のベネフィットとして提供されているため、一般には公開されていないんです。

さらに、本人以外が使ったり他人に譲渡できるかなどのルールを誤解していると、せっかくの権利が使えないばかりか、不正利用としてバレるリスクさえあります。割引額やサンクスフェスティバルとの併用、複数枚の使い方はもちろん、同行者の友人に適用できるかなど、事前に知っておくべきポイントはたくさんあります。

そこでこの記事では、自分の会社が対象かを確認する方法や、正しい利用手順について解説します。また、私が実際に家族で利用券を使った体験談や、ホテル宿泊での活用術などの関連情報も紹介します。

この記事を読めば、コーポレートプログラムの仕組みやリスクに関する疑問がすっきり解決しますよ。お得な制度を正しく使いこなして、パークでの素敵な一日を計画しましょう。

ディズニーコーポレートプログラム企業一覧と福利厚生の確認

「うちの会社はディズニーの割引対象なのかな？」と思っても、公式サイトには「企業一覧」というページが存在しません。「もしかして、選ばれた企業しか使えない秘密のプログラム？」なんて勘ぐってしまうかもしれませんが、そんなことはありませんよ。

ここでは、そもそもこのプログラムがどんな仕組みなのか、そしてどうやって自分の会社が対象かどうかを確認すればいいのかについて、初心者の方にもわかりやすく解説していきますね。

ディズニーコーポレートプログラムとは？

「名前は聞いたことあるけど、具体的にどういうものなの？」という方のために、まずはこの制度の基本をサクッと解説しますね。

ディズニーコーポレートプログラムを一言で説明すると、「会社が費用を負担してくれる、ディズニーの割引補助制度」のことです。

仕組みとしては、企業や健康保険組合などの団体が、東京ディズニーリゾート（株式会社オリエンタルランド）と契約を結び、会費を支払います。その見返りとして、そこで働く従業員（あなた）は、パークチケットやホテル宿泊の際に「利用券（補助券）」を使って、通常価格よりも安くディズニーを楽しめるようになるんです。

つまり、誰でも使えるクーポンとは違って、「その会社で働いている人（と、その家族）だけの特権」なんですね。「会社の福利厚生でディズニーが安くなる」というのは、まさにこのプログラムのことを指している場合がほとんどですよ。

企業一覧は非公開？ベネフィット等の福利厚生で確認

さて、仕組みがわかったところで、一番気になるのが「で、私の会社は対象なの？」という点ですよね。

結論からお伝えすると、ディズニーコーポレートプログラムの「参加企業一覧」という公開されたリストは、残念ながら存在しません。

「えっ、どうして公開してくれないの？」と思いますよね。理由はシンプルで、このプログラムがあくまで「企業とディズニーとの間の契約（BtoB）」だからなんです。数千社、あるいはそれ以上の企業や団体が契約しており、その契約形態も会社によって千差万別。そのため、ディズニー側が全企業のリストを一般公開することはしていないんですね。

では、どうやって自分が対象かどうかを調べればいいのでしょうか。ネットで「企業名 ＋ ディズニー割引」と検索しても、なかなか確実な情報は出てきません。そこで、確実にチェックできる「3つのルート」をご紹介します。

① 福利厚生代行サービスを確認する

今の日本企業の多くは、「ベネフィット・ステーション（ベネフィット・ワン）」や「福利厚生倶楽部（リロクラブ）」、「えらべる倶楽部（JTB）」といった外部の福利厚生サービスを導入しています。会社のポータルサイトやハンドブックを見て、これらのロゴがあればチャンス大！会員専用サイトにログインして「ディズニー」や「コーポレートプログラム」と検索してみてください。

② 健康保険組合（保険証）を確認する

会社そのものの契約だけでなく、加入している「健康保険組合」が契約しているケースも非常に多いです。特に関東のIT企業が入る「関東ITソフトウェア健康保険組合（ITS）」や「東京都情報サービス産業健康保険組合（TJK）」などは、手厚い補助で有名です。ご自身の保険証の下の方にある「保険者名称」を見てみましょう。

③ 地域の勤労者共済を確認する

中小企業にお勤めの場合、お住まいの地域や会社の所在地にある「勤労者福祉サービスセンター（例：ハマふれんど、ワークメイトなど）」に会社が加入していることがあります。こちらも会報誌などをチェックしてみると良いですよ。

このように、会社名そのものではなく、「会社が加入している団体」を通じて利用できるケースがほとんどです。

「自分ではよくわからない…」という場合は、会社の総務担当の方や人事部に「うちの会社って、ディズニーのコーポレートプログラムや福利厚生でのチケット補助はありますか？」と聞いてみるのが一番早くて確実かなと思います。意外と「実はあるけど、みんな知らなくて使ってないだけ」なんていうお宝福利厚生だったりすることもありますよ。

利用券の割引額は？職場で異なる補助金額

「やった！うちの会社も対象だった！」となっても、次に気になるのは「で、いくら安くなるの？」という点ですよね。

実はこの「利用券」の割引金額、一律ではないんです。会社や団体が「従業員のためにいくら補助を出すか」を決めて契約しているので、職場によって金額がバラバラなんですね。

一般的に見かける補助額のパターンとしては、以下のようになっています。

補助金額	特徴・傾向
500円	基本的なプラン。私の会社もこれです。ランチのドリンク代くらいにはなります！
1,000円	最も一般的な金額。多くの健保組合や共済会がこの設定にしています。
1,500円〜2,000円	かなり手厚い福利厚生！ベネフィット・ステーションの特定のコースなどで見られます。
3,000円〜	超レア。周年記念や特別なキャンペーン時に限定で出ることも。

ちなみに、私の職場で配布される利用券は「1枚につき500円」の補助でした。「えっ、たった500円？」と思うかもしれませんが、家族4人で行けば合計2,000円の節約になります。パークでのチュロス4本分が浮くと考えれば、決して小さくない金額ですよね。

また、注意したいのが「枚数制限」と「有効期限」です。

「使い放題」というわけではなく、予算の上限があるため「年度内（4月〜翌3月）に1人4枚まで」とか「半期に2枚まで」といった制限が設けられていることがほとんどです。私の職場も「年間4枚まで」というルールでした。

この枚数管理はしっかりされていて、申請すると「今年度はあと○枚発行可能です」とシステム上で表示されたりします。家族の分もまとめて申請したい時は、この残枚数を計算に入れて計画を立てる必要がありますね。有効期限も基本的には年度末（3月31日）までとなっていることが多いので、春休みに行こうと思っている方は期限切れに要注意ですよ。

サンクスフェスティバルと利用券の併用メリット

ディズニーコーポレートプログラムを利用できる人だけの特権、それが期間限定で開催される「サンクス・フェスティバル」です。これこそが、このプログラムの真骨頂と言っても過言ではありません！

通常、ディズニーのチケット割引というのはあまり行われませんが、このサンクス・フェスティバル期間中は、対象企業の従業員とその家族限定で、パスポートが特別価格で販売されます。

そして、ここが一番重要なポイントなのですが、「サンクス・フェスティバルの特別価格」から、さらに「コーポレートプログラム利用券の補助額」を引くことができる（併用できる）んです。

「割引に割引を重ねられる」なんて、ディズニーでは本当に珍しいことなんですよ。具体的にどれくらい安くなるのか、シミュレーションしてみましょう。

【最強の割引コンボ！実際の計算例】

例えば、大人の1デーパスポートが通常価格7,900円の日に行くとします。

• ステップ1：サンクス・フェスティバル価格
  通常価格から500円引き → 7,400円
• ステップ2：会社の利用券（補助券）を使用
  手持ちの1,000円補助券を適用 → 7,400円 – 1,000円 ＝ 6,400円

結果、通常7,900円のチケットが実質6,400円で購入できることに！
差額はなんと1,500円。家族4人なら6,000円もお得になります。

これなら、浮いたお金でポップコーンバケットを買ったり、ちょっとリッチなレストランで食事をしたりできますよね。

サンクス・フェスティバルは、例年1月〜3月頃の冬から春にかけて開催されることが多いです（※年によって時期や開催回数は変わります）。閑散期と言われる時期に設定されることが多いので、混雑も少し落ち着いているタイミングでお得に行けるのは嬉しいですよね。

この期間を狙って利用券を温存しておくというのも、賢い使い方のひとつかなと思います。会社のイントラネットや掲示板で「サンクス・フェスティバル開催のお知らせ」が出たら、絶対に見逃さないようにしましょう！

チケット購入時に利用券が使えないケースとは

「よーし、利用券を使ってチケットを買うぞ！」と意気込んで予約サイトを開いたのに、いざ入力しようとしたらエラーが出たり、使えなかったりして焦ってしまう…。実はこれ、コーポレートプログラム利用券あるあるなんです。

現地に行ってから「使えなかった」となると目も当てられないので、事前によくある「使えないパターン」を知って回避しましょう。

① コンビニや旅行会社での発券には使えない

これが一番多い勘違いです。コーポレートプログラム利用券は、基本的に「東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト（またはアプリ）」でのオンライン購入時に使用するものです。コンビニの端末で発券するチケットや、旅行代理店の窓口で買うチケットには、この割引券は使えません（※一部例外的な払い戻し対応がある場合もありますが、基本はネット購入です）。

② チケット価格が利用券の金額を下回る場合

例えば、もし何らかの事情でチケット代が1,000円になり、手元の利用券が1,500円分だった場合、利用券の額面の方が高くなってしまいますよね。この場合、お釣りが出ないどころか、システム上「適用不可」となって使えません。まあ、パークチケットでそこまで安くなることはまずないので大丈夫かと思いますが、覚えておいてください。

③ 既に購入済みのチケットへの後付け適用

「先にチケットを買っちゃったけど、後から利用券分を返金してほしい」というのは、オンライン購入ではできません。必ず「購入手続きの最中」に利用券コードを入力する必要があります。決済完了後に適用するには、一度チケットをキャンセルして買い直すなどの手間がかかってしまいます。

④ 有効期限切れのコード

利用券には必ず有効期限があります。多くは「3月31日」まで。4月1日になった瞬間に、前年度のコードは無効になります。「去年の余ってたやつを使おう」と思ってもエラーで弾かれますので、年度ごとの使い切りを意識してくださいね。

また、最近は紙の券ではなく「デジタルコード」が主流です。スマホの画面を見ながら入力する際、数字の「1」とアルファベットの「I（アイ）」、数字の「0」とアルファベットの「O（オー）」を見間違えて入力ミスをするケースも多発しています。

エラーが出たら、まずは「入力間違いがないか」「有効期限内か」「購入場所は合っているか」を落ち着いて確認してみてくださいね。

家族利用で複数枚を使うときの手順と注意点

私のように「家族4人で行くから、自分の分だけでなく家族全員分に割引を使いたい！」というパパ・ママも多いはずです。もちろん、利用券は家族の分も使用可能ですが、購入時のスマホ操作には少しだけコツがいります。

ディズニーのオンライン予約・購入サイトでは、一度の決済で複数人のチケットをまとめて買えます。しかし、コーポレートプログラム利用券のコード入力は「1枚ずつ」しかできない仕様になっていることが多いんです（※システムの更新状況によりますが、基本手順として覚えておいてください）。

具体的には、以下のような流れになります。

正直、ちょっと面倒くさいです（笑）。スマホの画面を行ったり来たりしていると、「あれ？今どのコード入れたっけ？」と分からなくなることも。

おすすめなのは、事前に会社の福利厚生サイトから発行されたコードを、スマホのメモ帳アプリなどに全員分コピペして並べておくことです。そうすれば、購入画面で「コピー＆ペースト」を繰り返すだけで済むので、入力ミスも防げますし、どのコードを使ったかも管理しやすいですよ。

「一括適用ボタン」みたいな便利なものはないので、ここだけは焦らず慎重に入力してくださいね。入力し忘れて定価で決済してしまうと、後からの修正は効きませんのでご注意を！

参考：東京ディズニーリゾート公式サイト「コーポレートプログラム利用券とその利用方法について」

ディズニーコーポレートプログラム企業一覧より重要な体験談

ここまで、仕組みや使い方について解説してきましたが、ここからは少し視点を変えて、実際に私が利用券を使った体験談と、絶対にやってはいけない「ルール違反（リスク）」について、私の本音を交えてお話しします。

特に「バレる・バレない」の話は、軽い気持ちで考えていると、自分だけでなく会社全体を巻き込むトラブルになりかねません。脅すわけではありませんが、自分の身を守るためにもしっかり読んでいただければと思います。

本人以外が使うとバレる？転売のリスク解説

フリマアプリやオークションサイトを見ると、たまに「ディズニー利用券」が出品されているのを見かけることがあるかもしれません。あるいは、「余ってるから安く売ってくれない？」なんて誘惑があるかも。

でも、はっきり言います。これらは絶対にNGです。そして、バレる確率は極めて高いです。

昔の紙のチケットだった時代とは違い、現在はほぼ完全にデジタル化されています。発行される利用券には、一つひとつ異なる「個券番号」が振られており、その番号は「どの企業の、どの会員ID（従業員）が発行したものか」とシステム上でガッチリ紐付けられています。

これを専門用語で「トレーサビリティ（追跡可能性）」と言うのですが、要するに「誰がいつ発行して、誰がいつ使ったか」が完全にログとして残る仕組みになっているんです。

「たかが数千円の利益」のために、自分の社会的信用や職場の立場を危険にさらすのは、リスクとリターンが見合っていませんよね。正規のルート以外での入手・利用は絶対にやめましょう。

他人に譲渡できるか？規約違反と無効化について

「売るのはダメだけど、友達にタダであげる（譲渡する）ならいいんじゃない？」と思う方もいるかもしれません。気持ちはすごく分かります。余ってしまったらもったいないですもんね。

しかし、利用券の規約には、はっきりと「本券を第三者へ譲渡（インターネットオークション等を含む）することはできません」と明記されています。ここでのポイントは、「有償・無償を問わず」という点です。

つまり、お金のやり取りがなくても、他人に権利を渡した時点で規約違反になります。

利用券にも「これに違反、または本プログラム入会規約などの利用条件に反した場合、本券は無効となります」という強い言葉で警告が書かれています。あくまでこのプログラムは、「契約している企業の従業員と、その家族の健康増進やリフレッシュ」を目的に作られた福利厚生制度です。

見ず知らずの第三者はもちろん、会社の関係ない友人にチケット権利そのものを渡してしまうのも、厳密にはNGとなります。「自分と家族で使い切れる分だけ発行する」というのが、スマートで安全な使い方ですね。

友人は同行者として利用券の対象になるのか

ここで多くの人が悩むのが、「友達と一緒にディズニーに行く場合」の扱いです。

「私が会員だから、一緒に行く友達の分も割引チケットを買ってあげたい！」という優しさは素敵ですが、これもルール上は注意が必要です。

多くの企業や団体の規定では、利用対象者を「会員本人と2親等以内の家族」と定めています。

対象範囲（○）	対象外（×）
本人（従業員）	友人・知人
配偶者、子供、両親	恋人（未入籍の場合）
兄弟姉妹、祖父母、孫	親戚の叔父・叔母など（3親等以上）

つまり、「友達と一緒に入園する（同行者として行く）」こと自体はもちろん大歓迎ですが、「友達のチケット代に、会社の福利厚生の補助金を適用する」ことはできない、というのが一般的な解釈です。

ではどうすればいいのかというと、正解はこうです。
「自分の分は利用券を使って割引購入し、友人の分は通常価格（または友人自身の福利厚生）で購入する」

一緒に遊ぶことは全く問題ありません。ただ、会計上の「誰のお金で補助しているか」という部分で線を引く必要があります。「私の会社の福利厚生だから、私の分だけ安くなるね、ごめんね！」と正直に伝えて、友人の分は定価で買ってもらう（あるいは割り勘の計算を工夫する）のが、大人のマナーであり、トラブルを避ける最善の方法かなと思います。

家族でホテル宿泊に利用した私の実体験

さて、ここからは少し雰囲気を変えて、楽しい活用術のお話です！
実はこのコーポレートプログラム利用券、パークチケットの購入だけでなく、ディズニーホテルの宿泊費にも使える場合があるのをご存知でしたか？

全ての利用券がそうとは限りませんが、私の持っていた券の裏面には「パークチケットの購入またはディズニーホテルの宿泊にご利用いただけます」としっかりと書いてありました。これを見つけた時、「えっ、ホテルも安くなるの！？」とテンションが上がったのを覚えています。

私は以前、家族4人（夫、私、小学生の子供2人）で、憧れの「ディズニーアンバサダーホテル」に宿泊した際に、この利用券を活用しました。この時は、チケット代ではなく、宿泊費の割引として使ってみたんです。

利用場所	ディズニーアンバサダーホテル
宿泊プラン	スタンダードフロア スーペリアルーム
利用した人数	家族4人（大人2人、子供2人）
使用した利用券	4枚（1人1枚まで使用可能という規定でした）
割引総額	500円 × 4枚 ＝ 2,000円引き

「宿泊者1名につき1枚使える」という規定だったので、4人分フル活用して合計2,000円の割引になりました。

「たかが2,000円？」と思うかもしれませんが、ディズニーホテルの中にあるショップ「フェスティバル・ディズニー」で子供たちが欲しがっていたキーチェーンや、配り用のお菓子を買うのにちょうど良い金額でした。宿泊費が少しでも浮くことで、その分をお土産代や食事のグレードアップに回せるのは、主婦としては本当にありがたいポイントです。

どのホテルで使える？アンバサダーでの利用

このホテル割引を利用する前に、私は少し不安になって事前にリサーチをしました。「アンバサダーホテルでは使えるみたいだけど、ミラコスタとかランドホテルでも同じように使えるのかな？」と。

そこで、実際にホテルのキャストさんに質問してみたところ、回答は「どのディズニーホテルでもご利用いただけますよ」とのことでした。

現在、ディズニーリゾートには以下のホテルがありますが、基本的にはすべて対象となります。

• 東京ディズニーランドホテル
• ディズニーアンバサダーホテル
• 東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ
• 東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル
• 東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル
• 東京ディズニーセレブレーションホテル

ただし、注意点も教えてもらいました。それは「精算のタイミングと場所」です。
デラックスタイプ（ランドホテルやミラコスタなど）と、バリュータイプ（セレブレーションホテル）では、フロントでの手続きの流れが少し異なる場合があるそうです。また、利用券の種類（P券、PH券など）によっては「宿泊には使えない（チケットのみ）」という制限がある場合もあるので、必ず自分の持っている利用券の裏面や、会社の案内をチェックしておくことが大切です。

私の場合は、アンバサダーホテルのフロントで問題なくスムーズに使えました。「コーポレートプログラム利用券をお持ちですか？」と向こうから聞いてくれることは稀なので、自分から「これ使えますか？」と提示する勇気を持ってくださいね！

現地精算で利用券を渡す際の流れ

最後に、私が実際にホテルで割引を受けた時の、具体的な手順をお伝えします。「いつ出せばいいの？」とドキドキしないように、シミュレーションしておきましょう。

まず前提として、ディズニーホテルの公式サイトから予約する場合、予約時に「申込金」として宿泊費の一部（例：30,000円など）をクレジットカードで事前払いします。そして、宿泊費の残りの代金を、当日の現地フロントで精算するという仕組みになっています。

コーポレートプログラム利用券は、この「現地での残金精算時」に使用します。

とても簡単ですよね！
注意点として、もし「バケーションパッケージ」などで宿泊代金を事前に全額支払い済みの場合は、現地での引き算ができません。その場合は「後日返金」などの対応になるのか、それとも使えないのか、ケースバイケースになるようです。全額払い済みのツアーなどで利用したい場合は、必ず事前にホテルや旅行会社に電話で確認しておくことを強くおすすめします。

ディズニーコーポレートプログラム企業一覧の活用まとめ

今回は、ディズニーコーポレートプログラムの企業一覧や確認方法、そして私の体験談をお伝えしました。

「企業一覧」というリストはネットには落ちていませんが、ご自身の会社の福利厚生や保険証を確認すればすぐに対象かどうかがわかります。そして何より大切なのは、ルールを守って正しく使うことです。

不正利用のリスクを冒さなくても、サンクスフェスティバルとの併用やホテル宿泊での活用など、正規の方法で十分にお得な体験ができます。ぜひ、ご自身の権利をフル活用して、家族や大切な人との素敵なディズニー時間を過ごしてくださいね。