こんにちは。Disney Magic Navi、管理人の「かおる」です。
夏のディズニーリゾートは想像以上に暑く、熱中症対策が欠かせません。「飲み物代だけでも結構な金額になってしまう…」と心配になること、ありますよね。そんな時に頼りになるのが、パーク内に設置されているディズニーの給水機です。でも、「給水機の場所はどこにあるの?」「持参した水筒に入れやすい?」「レストランでもお水はもらえるの?」といった疑問や、「そもそも給水機はいつまで使えるの?」「ちゃんと冷たい給水機はあるのかな?」といった不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ディズニーランドを中心に給水スポットの場所や便利な利用方法、水温のリアルな事情について詳しく解説します。また、シーの給水機情報や、衛生面での対策についても触れていきます。
この記事を読めば、ディズニーの給水機や水筒に関する疑問がすっきり解決し、お得に水分補給をする準備が整います。賢く節約しながら、体調万全でパークを楽しみましょう!
この記事で分かること
- ディズニーランド内の主要な給水スポットの場所がわかる
- 水筒に給水する際のコツや、冷たい水を飲むための裏技がわかる
- レストランでの水提供ルールやマナーを理解できる
- 衛生面やぬるさが気になる時の具体的な対策を知ることができる
ディズニーの給水機の基本とランドの設置場所
東京ディズニーリゾートのパーク内には、ゲストが無料で自由に飲める「給水機(水飲み場)」が数多く設置されています。「たかが水飲み場でしょ?」と思われるかもしれませんが、実はパークの快適な過ごし方を左右する重要な設備なんです。まずは、給水機の基本的な仕様や、意外と知られていない運用期間、そしてディズニーランド内の具体的な設置場所について、私の実体験とマニアックな視点を交えて徹底解説します。
給水機はいつまで使える設備なのか

よくある疑問の一つに、「ディズニーの給水機って、夏だけの期間限定ですか?いつまで使えるんですか?」というものがあります。確かに、夏になると「びしょ濡れプログラム」や、ミスト(霧)が噴射される「クールスポット」などが話題になるため、水回りの設備は夏限定というイメージが強いのかもしれません。
結論から申し上げますと、パーク内の給水機(水飲み場)は、一年中、365日いつでも利用可能な常設設備です。
「いつまで?」という疑問が生まれる原因として、夏季限定で設置される「クールスポット(ミストが出る場所)」との混同が考えられます。ミストが出る装置は確かに夏が終わると撤去されたり停止したりしますが、飲み水が出る「給水機」はなくなりませんので安心してくださいね。
実は、冬場の給水機利用も非常に重要なんです。冬は夏ほど喉の渇きを感じにくいため「隠れ脱水」になりやすい季節です。また、パーク内は空気が乾燥しており、感染症対策のためにもこまめな喉の潤いが欠かせません。
ただし、例外として「メンテナンス」や「凍結防止」のために一時的に使用できないケースがごく稀にあります。特に記録的な寒波が来た際などは、屋外の配管凍結を防ぐために水を止めることがあるかもしれませんが、基本的には「いつでもそこにあって、無料で水が飲める場所」と考えていただいて大丈夫です。
持参した水筒に給水する際のコツ

最近のパークでは、経済的な節約と、ペットボトルの廃棄を減らすSDGs(環境配慮)の観点から、「マイボトル(水筒)」を持参して給水機を利用するゲストが急増しています。私も毎回必ず愛用の水筒を持っていきます!500mlのペットボトルを毎回買っていると、家族全員分でけっこうな費用がかってしまうこともありますから、ここを節約できるのは本当に大きいですよね。
しかし、ここで一つ大きな壁にぶつかります。それは、「ディズニーの給水機は、水筒に入れにくい問題」です。
パークに昔からある多くの給水機は、ボタンを押すと水が放物線を描いてポーンと飛び出す「バブラー型(噴水タイプ)」と呼ばれる形状をしています。これは、手ぶらで直接口をつけて飲む(あるいは手で受けて飲む)には非常に便利なのですが、背の高い水筒に水を入れようとすると、吐水口と受け皿の間のスペースが狭すぎて、ボトルを垂直に立てることが物理的に不可能な場合が多いのです。
パークで給水しやすい水筒をまとめると、以下のようになります。
ちなみに、小さなお子様がいる場合、子供が自分でボトルに入れるのはかなり難しいので、パパママがサポートしてあげてくださいね。
本当に冷たい給水機はあるのか

真夏のパーク、気温は35度超え。喉はカラカラ。
「ディズニーの給水機って、冷たくないんですか?」
「どこに行けば、冷蔵庫みたいな冷たい水が飲めますか?」
この質問に対する私の正直な回答は、「給水機に過度な期待はしないで!」ということです。
では、どうすれば冷たい水を確保できるのか?私が実践している方法をご紹介しますね。
水筒に氷を入れて持っていく(笑)
パークの給水機が冷たいかどうかを気にする必要はありません。「自宅から水筒に氷を詰め込んでいく」これに尽きます。
私は、保温効力の高いステンレスボトルに、氷を入れて持っていきます。そして、パークの給水機で水を注ぎ足します。こうすれば、給水機から出てくる水が例えぬるくても、ボトルに入った瞬間に氷で急冷され、常に0度に近いキンキンの冷水を飲むことができるのです。アトラクションの待ちラインにも給水機があるので、けっこう便利ですよ。
「冷たい」と噂の給水機
ランド内で比較的冷たい水が出ると評判なのが、アドベンチャーランドの「魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!”」の横にある水飲み場です。
ここは高い木々に囲まれた日陰に位置しており、直射日光が当たりにくい環境にあるためか、他の場所よりも水温が安定して低いと噂です。通りかかった際は、ぜひ飲み比べてみてください(あくまで噂ですが)。
レストランでの水提供と利用ルール

パークを歩き回っていて、どうしても近くに給水機が見つからない場合や、食事の時に薬を飲みたい場合など、「レストランでお水をもらいたい」と思うことがありますよね。これについても、ディズニーならではのルールとマナーが存在します。
基本的に、東京ディズニーランドおよびディズニーシーの全てのレストラン(ワゴンタイプの店舗を除く)では、ゲストからの申し出があれば無料でお水(お冷)を提供してくれます。これは、ホスピタリティの一環として行われている素晴らしいサービスです。
しかし、「タダなら何でもあり」ではありません。お互いが気持ちよく利用するために、知っておくべき重要なポイントがいくつかあります。
①水筒への「直入れ」は衛生上NG
「水筒を持っているので、ここに満タンに入れてください!」とお願いするのは、残念ながらNGです。これは意地悪で断っているのではなく、食品衛生管理上の理由があります。
ゲストが持ち込んだ水筒は、外部からの雑菌が付着している可能性があります。それを厨房エリアやドリンクディスペンサーのノズルに近づけることは、「交差汚染(コンタミネーション)」のリスクを招くため、禁止されているそうです。
②紙コップでの提供が基本
お水をお願いすると、通常はSサイズ程度の小さな紙コップに、氷とお水を入れて渡してくれます。もし、自分の水筒に移し替えたい場合は、一度この紙コップの水を受け取り、自分でテーブル席などに移動してから、こぼさないように慎重に移し替える必要があります。
お水は無料ですが、特に混雑しているピークタイム(昼12時前後や夕食時)に、長蛇の列に並んで「お水だけください」とオーダーするのは、他の食事を楽しみに待っているゲストや、忙しく働くキャストさんへの配慮として、あまりスマートとは言えません。
レストランでお水をもらうのは、「食事やスナック、ドリンクを購入するついで」にするのがグッドマナーです。「ハンバーガーセットと、あとお薬を飲みたいのでお水もいただけますか?」といった頼み方なら、キャストさんも快く笑顔で対応してくれますよ。
また、最近のフードコート形式のレストラン(例:トゥモローランド・テラスなど)には、セルフサービスの給水機(ウォーターサーバー)が客席エリアに設置されている場所もあります。ここなら気兼ねなく紙コップにお水を入れることができますが、やはりここでもサーバーの注ぎ口に直接水筒を近づけるのは衛生マナー違反とされることが多いので、紙コップを経由させるのが無難です。
ディズニーランド内にある給水スポットの場所

さて、いよいよ本題の「場所」について詳しく見ていきましょう。東京ディズニーランドには、現在約14箇所の給水スポットが点在しています。「14箇所もあるの?」と驚かれるかもしれませんが、広いパーク内では意外と見つからなくて焦るものです。
ここでは、主要な給水スポットをエリアごとにピックアップし、その風景や目印となるアトラクションとセットで解説します。これを頭に入れておけば、スムーズにたどり着けるはずですよ。
| エリア | 具体的な場所・目印 | かおるの解説&利用ポイント |
|---|---|---|
| ワールドバザール | メインストリート・ハウス横 (入園して左端のトイレ前) | 入園ゲートをくぐってすぐ左手、ゲストリレーション等の並びにあるトイレの前です。ここは屋根の下にあるため、雨の日でも濡れずに給水できる貴重なスポット。入園直後のボトル満タン補給や、退園前の「帰り道用」の補給に最適です。 |
| アドベンチャーランド | シアターオーリンズ周辺 (ジャンボリミッキー!会場横) | 大人気ショー「ジャンボリミッキー!」が行われるシアターの左側、トイレの壁面にあります。ショー待ちのゲストで賑わいますが、回転は速いです。ニューオーリンズの街並みに溶け込んだお洒落なデザインにも注目。 |
| アドベンチャーランド | 魅惑のチキルーム横 (ジャングルクルーズ方面) | 先ほど「冷たい」と紹介したスポット。トーテムポールのような柱が目印。比較的空いていて穴場感があります。 |
| ウエスタンランド | カントリーベア・シアター向かい (カレーポップコーン付近) | ビッグサンダー・マウンテンへ向かうメイン通路沿い。近くにカレー味のポップコーンワゴンがあり、その香りに誘われた後に喉を潤すのにぴったり。 |
| クリッターカントリー | ラケッティのラクーンサルーン横 (スプラッシュ出口付近) | スプラッシュ・マウンテンで絶叫した後、チュロスを売っているお店のさらに奥、トイレの近くにひっそりとあります。かなり奥まった場所。 |
| ファンタジーランド | クイーン・オブ・ハートのバンケットホール横 (自販機コーナー付近) | イッツ・ア・スモールワールド側にある、レストラン入口の横です。ここには自動販売機とトイレも併設されており、まさに「補給基地」。 |
| トゥーンタウン | エリア入口ゲートを入って右手 (トイレ前) | 子供たちが遊ぶトゥーンタウンらしく、給水機の高さが工夫されていて子供でも飲みやすい設計になっていることが多いです。ポップで可愛いデザインにも注目! |
| トゥモローランド | モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”横 (外周トイレ付近) | アトラクションの入口に向かって右側、建物の壁沿いにあります。ここも退園ゲートに近いので、帰り際によく利用されます。未来的なデザインが特徴です。 |
こうして見てみると、一つの法則があることに気づきますか?そうです、「給水機はトイレ(レストルーム)の近くにある」という法則です。
ですので、もしパーク内で迷子になって給水機が見つからない時は、アプリやマップで「トイレ」を探してください。そうすれば、その入口付近に給水機が見つかる可能性が高いですよ。これは覚えておいて損はない豆知識ですよ!
ディズニーシーの場所は別記事で詳しく解説

ここまでディズニーランドの情報を中心に解説しましたが、「私は今回シーに行く予定なんだけど…」という方もいらっしゃいますよね。もちろん、東京ディズニーシーにも魅力的な給水スポットがたくさんあります。
シーは、7つのテーマポートそれぞれに全く異なるデザインの給水機が設置されています。例えば、ミステリアスアイランドのネモ船長の研究所風のデザインや、マーメイドラグーンの海底王国らしい珊瑚や貝殻をあしらったデザインなど、見ているだけでワクワクするようなものが20箇所以上もあります。
また、シーは坂道や階段が多くて運動量が増えるため、ランド以上に水分補給が重要になります。特に、マーメイドラグーンの屋内エリア(トリトンズ・キングダム)にある給水機は、完全空調の涼しい室内にあるため、夏場とっても快適です。
ディズニーシーの給水機については、別記事「ディズニーシー給水所を徹底解説!場所マップと賢い活用法」で解説しています。シーの情報を知りたい方は、ぜひご活用してください。
ディズニーの給水機をさらに活用する知識
場所と使い方の基本を押さえたところで、ここからは「さらに一歩進んだ活用術」をご紹介します。「衛生面がどうしても気になる」「もっと賢く立ち回りたい」という方のために、私が実践している対策や、新しいタイプの給水所情報などをお届けします。
衛生面やぬるさが気になる時の対策

不特定多数のゲストが口を近づけて利用する公共の設備ですから、正直なところ「衛生面が心配…」と感じる方も少なくないでしょう。特にコロナ禍を経て、そうした意識はより強くなっていますよね。また、先ほどお話しした「水がぬるい問題」も、夏場にはストレスになることもあります。
そんな不安を解消し、少しでも快適に水を飲むための、私の個人的な対策アイデアを3つご紹介します。
①「捨て水」をしてから飲む
給水機のボタンを押して、すぐに出てくる水を飲むのではなく、最初の3秒〜5秒くらいは水を出しっぱなしにして流してしまう(捨て水をする)という方法です。
これは、飲み口付近に滞留していた水や、配管の末端で外気温の影響を受けてぬるくなっている水を排出する効果があります。数秒流すだけで、少し温度が下がった新鮮な水が出てくることが多いです。もちろん水の無駄遣いはいけませんが…
②除菌ウェットティッシュでボタンを拭く
潔癖気味な方におすすめなのが、除菌シートの活用です。飲み口(水が出るところ)を触るのは絶対にNGですが、みんなが指で押す「操作ボタン」や「レバー」の部分を、利用前にサッと拭くのは有効な自衛手段です。これだけで心理的なハードルがぐっと下がりますよ。
③「味変」でカルキ臭とぬるさをカバーする
これが最もおすすめの裏技です。給水機の水は日本の安全な水道水ですが、ミネラルウォーターに比べると若干のカルキ臭(消毒のにおい)を感じることがあります。また、ぬるい水は味が気になりやすいものです。
そこで、水に混ぜて使う粉末タイプのティーやスポーツドリンク(例えば、AGFのマイボトルスティックなど)を持参しましょう!
給水機で水を汲んだ後、ボトルに粉末をサッと入れてシェイクすれば、あっという間にティーやスポーツドリンクの完成です。味が付くことで水道水特有のにおいやぬるさが気にならなくなりますし、塩分やミネラルも補給できるので、熱中症対策としては「ただの水」を飲むよりも圧倒的に効果が高くなります。荷物も軽く済むので、一石二鳥どころか一石三鳥くらいのメリットがあります。
→Amazonで水に溶ける飲み物を探す便利な給水スポットの見つけ方

広いパーク内で、喉が渇いて限界になってから地図で調べて給水機を探す…というのは、賢い立ち回りとは言えません。熱中症予防の鉄則は「喉が渇く前に飲む」ことです。
そこでおすすめなのが、皆さんのスマホに入っているであろう「東京ディズニーリゾート・公式アプリ」をフル活用することです。
「でも、アプリのマップで給水機って出てくるの?」と思われた方、鋭いですね。実は、アプリのフィルター機能には「給水所」という項目がわかりやすく存在しない場合があり、そのままでは表示されにくいことがあります(※アプリのバージョンアップで改善されることもあります)。
そこで使えるのが、先ほどの法則です。アプリのマップで「トイレ(レストルーム)」を表示させるのです。
現在地から一番近いトイレを探し、そこに向かえば、高確率でその建物の壁面や入口付近に給水機が見つかります(ただし、絶対にあるとは限らないので、緊急時には気をつけてくださいね)。
また、近くにいるカストーディアルキャスト(お掃除のキャストさん)に「すみません、一番近くの水飲み場はどこですか?」と聞くのも確実で早いです。彼らはパークの地理を熟知しているプロフェッショナルですから、今の場所から最短ルートを親切に教えてくれますよ。
ミッキーシェイプの泡が出る「ハンドウォッシングエリア」の近くにも、給水機が併設されていることが多いです。手を洗うついでに水分補給、という動線もスムーズですね。
デザインが楽しい場所で水分補給

ディズニーの給水機(水飲み場)は、ただ単に水分を補給するための無機質な設備ではありません。実は、それぞれのエリアの物語や世界観に合わせて、デザインが細かく作り込まれているのをご存知でしたか?
パーク内を歩いていると、「えっ、こんなところから水が出るの!?」と驚くようなユニークな給水機に出会うことがあります。これらは「アトモスフィア(雰囲気)」を大切にするディズニーならではのこだわりであり、隠れたフォトスポットとしても楽しむことができるんです。
例えば、ディズニーランドの「トゥーンタウン」にある給水機を見てみてください。この街はアニメーションの世界ですから、すべての建物や柱が曲線で描かれています。給水機も例外ではありません。配管がコミカルにねじ曲がっていたり、ポップでカラフルな色が使われていたりと、見ているだけで楽しくなるデザインです。また、トゥーンタウンには子供のゲストが多いため、低い位置に飲み口が設置された台が多く用意されているのも優しい設計ですよね。
また、冒険の世界「アドベンチャーランド」では、自然の岩場から湧き水が出ているようなワイルドなデザインや、木彫りの装飾が施された給水機が見られます。これらはジャングルや未開の地の風景に完全に溶け込んでいて、まるで探検家になった気分で喉を潤すことができます。
一方、ディズニーシーに目を向けると、さらに物語性の強いデザインに出会えます。
ロストリバーデルタにある人気アトラクション「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」の入口近くにある給水機は、崩れかけた古代遺跡のような形をしており、石の割れ目から神聖な水が湧き出しているかのような演出がなされています。ここで水を飲めば、若さの泉の効能が得られる…かどうかはわかりませんが(笑)、冒険の疲れが吹き飛ぶことは間違いありません。
さらに、ファンタジースプリングスの「アレンデール城下町」にある給水機には、なんと「魚」のオブジェが飾られています。これはアレンデールが水産業の盛んなノルウェーをモデルにしているからこその遊び心。近くにはフィッシュマーケット(魚屋さん)のプロップスもあるので、そうした背景ストーリーを想像しながら水を飲むのも、ディズニーマニアならではの通な楽しみ方と言えるでしょう。
パーク内の給水機は、あまりにも風景に馴染みすぎていて、意識していないと通り過ぎてしまうこともあります。次回のインパークでは、「次のエリアの給水機はどんな形かな?」と予想しながら散策してみてください。新しい発見がきっとありますよ!
新しいタイプの給水所も活用しよう
これまで、「ディズニーの給水機は水筒に入れにくい!」という悩みについてお話ししてきましたが、実は最近、その悩みを一発で解決してくれる画期的な設備が登場し始めているのをご存知でしょうか?
それが、SDGs(持続可能な開発目標)の観点からも注目されている「ボトル給水専用の新型給水所(ウォーターサーバー)」です。
従来の「バブラー型(噴水のように水が飛び出すタイプ)」とは異なり、この新しいタイプは最初から「マイボトルに水を入れること」を主目的として設計されています。具体的にどこにあるのか、どんな特徴があるのか、絶対に知っておくべき最新情報をお届けします。
ウエスタンランドの「カウボーイ・クックハウス」休憩所
現在、ディズニーランド内で最も水筒派に優しいと私が太鼓判を押すのが、ビッグサンダー・マウンテンの近くにある人気店「カウボーイ・クックハウス(ターキーレッグなどを売っているお店)」の飲食スペースを兼ねた休憩所内に設置された給水機です。
ここは一見すると普通の木目調の柱のように見えますが、よく見るとボトルのシルエットが描かれたアイコンがあり、明らかに「ここにお手持ちの水筒を置いてください」というスペースが確保されています。
新型給水所のここがスゴイ!
- 水が「下向き」に出る
→これが最大のメリットです!蛇口から垂直に水が落ちてくるため、ボトルを斜めにする必要がありません。置いてボタンを押すだけで、こぼすことなくスムーズに注ぐことができます。 - 背の高いボトルもOK
→注ぎ口までの高さ(クリアランス)が十分に確保されているため、500ml〜600mlクラスの大きめの水筒でもストレスなくセットできます。 - デザインがおしゃれ
→ウエスタンランドの開拓時代の雰囲気を壊さないよう、ブラウンを基調としたシックなデザインで統一されています。
このタイプの給水所は、まだパーク内でも数が少なく非常に貴重な存在です。もしウエスタンランド周辺を通ることがあれば、ボトルの水がまだ半分残っていたとしても、迷わずここで満タンまで補充しておくことを強くおすすめします。「入れやすい」というだけで、水分補給のストレスが激減しますよ。
オリエンタルランドグループは環境活動(ESG)の一環として、ペットボトル削減とマイボトル利用の促進を掲げています(出典:オリエンタルランド「ESGマテリアリティ:環境」) 。そのため、今後はこうした「ボトルフィラー(給水機)」が、新エリアやリニューアルエリアを中心に増えていくことが予想されます。私たちゲストにとっても、環境にとっても嬉しい進化ですよね。
まとめ:ディズニーの給水機で快適に過ごそう
今回は、ディズニーランドを中心に、パーク内の給水機(水飲み場)の場所や、水筒を活用した賢い水分補給術について詳しく解説してきました。
パークには無料で利用できる給水スポットがたくさんあり、一年中いつでも私たちゲストの喉を潤してくれます。「水筒に氷をたっぷり入れて持参する」というちょっとした準備をするだけで、飲み物代を大幅に節約できるだけでなく、いつでも冷たい水を飲んで熱中症から身を守ることができます。
ぜひ次回のパークでは、今回ご紹介した給水機マップや裏技を活用してみてください。浮いた飲み物代で、大好きなチュロスをもう一本食べたり、欲しかったグッズをゲットしたりして、ディズニーでの一日をもっと充実させてくださいね!皆さんのパークライフが、笑顔と潤いで満たされますように。
本記事の情報は記事執筆時のものです。最新情報については、必ず東京ディズニーリゾート公式サイトや公式アプリ、各種公式サイトでチェックしてくださいね。

