ディズニーでラーメンの場所はどこ？ランド人気店とシーの本格中華麺

こんにちは。Disney Magic Navi、管理人の「かおる」です。

パークで思いっきり遊んでお腹が空いたとき、無性に温かいスープや麺類が恋しくなることってありますよね。ふと「ディズニーランドやディズニーシーでラーメンはどこで食べられるんだろう？」と、その場所を探した経験がある方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ディズニーランドで大人気のチャイナボイジャーをはじめ、ディズニーシーで楽しめる中華麺のお店について詳しく解説していきます。気になるメニューの詳細や、夏に嬉しい冷やし麺の情報、さらには「お店が開いていない？」と不安になる方のために休止理由についても触れていきますよ。

この記事を読めば、ディズニーでのラーメンに関する場所や情報がバッチリわかり、迷わず美味しい一杯にありつけるようになります！

ディズニーランドでラーメンの場所はどこ？

まずは東京ディズニーランドから見ていきましょう。「ディズニーに来てまでラーメン？」なんて思うかもしれませんが、実はパーク内には行列ができるほど大人気のラーメン店があるんですよ。ここでは、その唯一無二のお店の場所や魅力について、たっぷりとご紹介しますね。

ディズニーランドのラーメンはどこ？

結論から言うと、ディズニーランド内で本格的なラーメンが食べられるお店は「チャイナボイジャー」ただ一箇所です！

広大なディズニーランドの中には数多くのレストランが存在しますが、ハンバーガーやカレー、ピザといった洋食が中心です。その中で、「醤油スープの中華そば」や「豚骨ラーメン」といった、私たち日本人が慣れ親しんだ「THE・ラーメン」を提供しているのは、このチャイナボイジャーだけなんですよ。

なぜディズニーでラーメンが人気なのか？

夢の国で非日常を楽しんでいるはずなのに、なぜかラーメンが食べたくなる。これにはちゃんとした理由があるんです。

まず、パーク内では一日中歩き回りますよね。アトラクションの列に並んだり、パレードを待ったりと、体力を使います。特に夏場などは汗をかいて塩分も失われます。そんな疲れた身体が本能的に求めるのが、塩分と炭水化物、そして温かいスープなんです。フレンチやイタリアンも素敵ですが、「今はとにかく、ズルズルっと麺をすすりたい！」という衝動に駆られる瞬間、ありませんか？

また、小さなお子様からご年配の方まで、三世代でパークを訪れる際にもラーメンは救世主となります。「洋食続きで胃が疲れてしまったおじいちゃんおばあちゃん」や、「ハンバーガーよりも麺が好きな子供たち」にとって、食べ慣れた醤油味のラーメンは圧倒的な「安心感」を与えてくれるんです。

チャイナボイジャーのユニークな背景

このレストランには、ディズニーらしい素敵なバックストーリーがあります。かつて海賊船で働いていた中国人コックの孫が、古いボートハウスを修復して開いたレストランだと言われています。店名の「チャイナボイジャー」は「中国の航海者」という意味。「中華」の要素を取り入れた冒険家（ボイジャー）たちのための食堂といった雰囲気で、店内には船のオールや舵、修復中のマストなどが飾られています。

単なるラーメン屋ではなく、アドベンチャーランドの冒険の一部として食事が楽しめるのも、ここだけの特別な体験と言えるでしょう。ディズニーランドで唯一無二のラーメン体験、ぜひ味わってみてください。

（出典：東京ディズニーリゾート公式サイト『チャイナボイジャー』）

チャイナボイジャーの場所と行き方

チャイナボイジャーがあるのは、アドベンチャーランドというエリアです。しかし、アドベンチャーランドは入り組んでいて、少し奥まった場所にあるため、「匂いはするのに店が見つからない！」と迷ってしまう方も少なくありません。ここでは、絶対に迷わないための行き方を詳しく解説します。

メインエントランスからの確実なルート

まず、パークに入園してワールドバザールを抜けます。ウォルト・ディズニーとミッキーのパートナーズ像が見えたら、そこを左折してアドベンチャーランド方面へ進みます。「カリブの海賊」のアトラクションが左手に見えてきますが、さらにその奥へと進んでください。

「ロイヤルストリート」と呼ばれるニューオーリンズの街並みを抜け、「カフェ・オーリンズ」や「シアターオーリンズ」を左手に見ながら進むと、少し開けた場所に出ます。そこから右前方を見ると、緑色の壁に赤い屋根の特徴的な建物が見えてきます。それがチャイナボイジャーです。

目印となるアトラクション

もっと簡単な目印としては、以下のアトラクションを目指すと良いでしょう。

五感で探すレストラン

チャイナボイジャーに近づくと、まず「香り」に気づくはずです。醤油とごま油、そして豚骨スープの混ざり合った、食欲を強烈に刺激する香ばしい匂いが漂っています。この匂いは「飯テロ」と言われるほど強力で、アトラクションに向かっていたはずなのに、気づけばラーメンの列に並んでいた…なんてこともよくある話です。

お店の入り口には、中華風の赤い提灯（ランタン）がぶら下がっており、夜になると幻想的な明かりを灯します。まるでアジアの港町に迷い込んだようなエキゾチックな外観も魅力の一つ。座席は屋外のテラス席が中心で、パラソルの下で食べるスタイルが基本ですが、一部屋根のある半屋外の席や、空調の効いた屋内席もあります。

初めて行く方は、東京ディズニーリゾート・アプリのマップ機能で「チャイナボイジャー」と検索し、現在地からのルートを表示させると確実です。方向感覚に自信がない方は、近くのキャストさんに「ラーメン屋さんはどこですか？」と聞けば、笑顔で案内してくれますよ！

人気メニューとブラックペッパーポーク

チャイナボイジャーのメニューは厳選されており、どれもハズレがないのが特徴ですが、その中でも圧倒的な一番人気を誇るのが、看板メニューの「ブラックペッパーポーク麺」です！

不動のエース：ブラックペッパーポーク麺

「これぞディズニーのラーメン！」とファンを唸らせるこの一杯。最大の特徴は、器からはみ出さんばかりの巨大な豚バラ肉のチャーシューです。このお肉、箸で持ち上げると崩れそうなほど柔らかく煮込まれており、口に入れると脂身の甘みがじゅわっと広がります。

スープは濃厚な豚骨醤油ベース。しっかりとした動物系のコクがありながら、醤油のキレも感じられます。そして名前の通り、粗挽きのブラックペッパーがたっぷりと振りかけられており、そのスパイシーな刺激が食欲を増進させます。麺はスープによく絡む中太の縮れ麺で、すするたびにスープの旨味と胡椒の香りが鼻を抜けます。

「遊び疲れてエネルギー切れ…」という時に、このガツンとくる一杯を食べると、驚くほど元気が復活するんですよね。特に男性ゲストや若者からの支持が熱いメニューです。

優しさの極み：海老入り白湯麺（パイタンメン）

一方で、「辛いのは苦手」「もっとあっさりしたものが食べたい」という方やお子様には、「海老入り白湯麺」がおすすめです。

こちらは透き通った塩ベースの白湯スープ。鶏ガラと野菜の旨味が溶け込んだスープは、クリーミーでありながら後味はすっきりとしています。トッピングにはプリプリの海老とシャキシャキの野菜、キクラゲが乗っており、食感のコントラストも楽しい一杯です。ブラックペッパーポーク麺が「攻め」のラーメンなら、こちらは「癒やし」のラーメンと言えるでしょう。女性ゲストやご家族連れに大人気です。

最強の相棒：サイドメニューも必食

ラーメンだけでも満足度は高いですが、お腹に余裕があるならサイドメニューも外せません。

• 豚角煮ライス
  →甘辛いタレが染み込んだ柔らかい角煮が、白ごはんの上に鎮座しています。ラーメンのスープを少し回しかけて食べると、もう箸が止まりません。「ラーメンライス」という禁断の組み合わせを、夢の国で堂々と楽しめる幸せを噛み締めましょう。
• 蒸し餃子
  →焼き餃子ではなく「蒸し」なのがポイント。皮がつるんとしていて、中から肉汁が溢れ出します。さっぱりとしているので、濃厚なラーメンの箸休めにぴったりです。

さらに自分好みにカスタマイズしたい方は、トッピングの「煮たまご」や「メンマ」、そして味変を楽しめる「スパイシーハリッサソース」などの追加注文も可能です。自分だけの最強セットを作ってみるのも楽しいですよ！

夏季限定の冷やし麺も見逃せない

日本の夏は高温多湿。ディズニーランドの夏も例外ではなく、炎天下のアスファルトの上を歩いていると、正直「熱々のラーメンはちょっと…」と思ってしまうこともありますよね。そんなゲストの心理を見透かしたかのように、チャイナボイジャーでは例年夏になると「ボイジャーセット」として冷やし麺が登場します！

夏だけの特別な味わい

この冷やし麺メニューは、毎年少しずつ内容が変わりますが、基本的には「さっぱり」「清涼感」「スタミナ」をテーマにしています。

過去には、たっぷりの野菜とローストビーフが乗った豪華な冷やし麺や、ピリ辛の胡麻ダレが食欲をそそる冷やし担々麺などが提供されました。冷たく締められた麺はコシが強く、のど越しも最高。酸味の効いた醤油ダレや、コクのある胡麻ダレが絡んで、暑さで減退した食欲を一気に復活させてくれます。

トッピングも夏らしく、トマトやキュウリなどの夏野菜が彩りを添えていたり、レモンが添えられていたりして見た目も涼やか。セットには杏仁豆腐などのデザートが付くことも多く、火照った体を内側からクールダウンしてくれます。

テラス席での体験価値

チャイナボイジャーの座席の多くは屋外のテラス席です。真夏の昼間にテラス席で熱いラーメンをすするのは修行に近いものがありますが、冷やし麺なら話は別です。セミの鳴き声やジャングルクルーズのボートのエンジン音を聞きながら、木陰のテラス席で冷たい麺をすするのは、まさに夏のディズニーならではの風情。

また、日が落ちて少し風が出てきた夏の夕暮れ時に、提灯の明かりの下で食べる冷やし麺もまた格別です。ビールとの相性も抜群なので、大人の方は「冷やし麺×生ビール」という最高の組み合わせで乾杯するのもおすすめですよ。

チャイナボイジャーのメニューについては、別記事「チャイナボイジャーのメニューを解説！営業時間・予約対応状況」もよかったら参考にしてくださいね。

チャイナボイジャー休止理由の真相

旅行の計画を立てる際、WEBで「チャイナボイジャー」と検索すると、サジェストキーワードに「休止 理由」と出てきてドキッとしたことはありませんか？「えっ、まさか閉店しちゃったの？」「ラーメン食べられないの？」と不安になりますよね。

結論から申し上げますと、チャイナボイジャーは基本的に営業を継続しており、閉店したわけではありません。ご安心ください。

なぜ「休止」と検索されるのか？

このキーワードが多く検索される背景には、大きく分けて2つの理由があります。

①定期的なメンテナンス（リハビリテーション）

東京ディズニーリゾートの全ての施設は、安全性と品質を維持するために、定期的に数週間から数ヶ月の休止期間（リハビリテーション期間）を設けます。

チャイナボイジャーも例外ではなく、厨房設備の更新や建物の修繕のために一時的にお休みすることがあります。この期間にたまたま訪れようとしたゲストが「なぜやっていないのか？」と検索するため、「休止」というワードが浮上するのです。

②歴史的なトリビアとの混同

これは少しマニアックな話になりますが、店名の由来である中国の明代の航海者「鄭和（ていわ）」にまつわる史実が関係しています。歴史上、鄭和の大航海（ボイジャー）は、当時の皇帝の政策変更によって「中止」され、記録が抹消されたり船が焼かれたりしました。

ディズニーファンの間でこのバックストーリーが語られる際、「ボイジャー（航海）が中止された理由」という文脈で検索されることがあり、それが店舗の営業休止と混同されて検索結果に現れている可能性があります。

最新情報の確認方法

「せっかく行ったのに閉まっていた！」という悲劇を避けるためには、事前の情報収集が不可欠です。個人のブログやSNSの情報は古い場合があるため、必ず「一次情報」を確認しましょう。

東京ディズニーリゾートの公式サイトには、「休止施設情報」というページがあり、月ごとにどのアトラクションやレストランが休止するかが明確に記載されています。旅行の日程が決まったら、まずはここをチェックする癖をつけると安心です。

チャイナボイジャーの利用方法と混雑状況

ここまでチャイナボイジャーの魅力をお伝えしてきましたが、唯一にして最大のハードルが「混雑」です。パーク内で唯一のラーメン店という希少性もあり、お昼時や夕食時にはお店の外まで長い行列ができることが日常茶飯事となっています。

「じゃあ、スマホで予約すればいいんじゃない？」と思われるかもしれませんが、ここで一つ非常に重要な注意点があります。実は、チャイナボイジャーは「ディズニー・モバイルオーダー」および「プライオリティ・シーティング（事前予約）」の対象外店舗なんです。（※2025年現在）

つまり、美味しいラーメンにありつくためには、「現地に行って、自分の足で並ぶ」というアナログな方法しかないというのが現状です。「えっ、並ぶしかないの…？」と肩を落とさないでください。少しでも待ち時間を減らし、スムーズに利用するための攻略法をしっかりと伝授します！

混雑のピークと待ち時間の目安

まず、敵を知るには混雑のピークを知ることから。チャイナボイジャーが最も混雑するのは、以下の時間帯です。

• ランチピーク：11:30〜13:30
• ディナーピーク：17:30〜19:30

この時間帯に突撃すると、平日は30〜50分、土日祝日などの混雑日には60分〜90分待ちになることも珍しくありません。「ラーメン一杯に90分待ち！？」と驚くかもしれませんが、それだけ多くのゲストが「ディズニーでラーメン」を求めている証拠ですね。

狙い目は「時間を大胆にずらす」こと

モバイルオーダーが使えない以上、最大の攻略法は「みんなが食事をしない時間を狙う」ことです。「少しずらす」のではなく、「大胆に」ずらすのがポイントですよ。

私のおすすめは、「朝10:00〜10:45」の早めのランチ（ブランチ）です。チャイナボイジャーは基本的にパーク開園と近い時間から営業していることが多いです（下図）。多くのゲストがアトラクションに夢中になっている午前中の早い時間帯なら、待ち時間はかなり短縮されます。「朝からラーメン？」と思うかもしれませんが、パークで歩き回った体には意外とすんなり入るものですよ。

もう一つの狙い目は、「15:00〜16:30」のアイドルタイムです。ランチのピークが去り、ディナーにはまだ早いこの時間は、行列が一時的に短くなる傾向があります。小腹が空いた時のおやつ代わりにラーメン、というのも贅沢な楽しみ方ですね。

並ぶ際の重要ルールとコツ

チャイナボイジャーを利用する上で、絶対に守らなければならないルールがあります。それは、「グループ全員が揃ってから列に並ぶこと」です。

「お父さんだけ並んでおいて、子供とママはベンチで休憩」といった、いわゆる「代表者待ち」は禁止されています。キャストさんが定期的に列を確認しており、全員揃っていないと最後尾に並び直しをお願いされることもあります。トラブルを避けるためにも、必ずトイレなどを済ませてから、全員でお店に向かいましょう。

意外と早い回転率

「60分待ち」と聞くと絶望的な気分になりますが、実はチャイナボイジャーはパーク内でも屈指の「回転率の良さ」を誇ります。

メニューがラーメンなので、提供スピードが非常に速いんです。また、ゲスト側も「食べたらすぐに出る」というラーメン屋特有の行動パターンになるため、席が空くのも早いです。列の見た目が長くても、実際に並んでみると意外とサクサク進むことが多いので、あきらめずに並んでみる価値は十分にありますよ。

ディズニーシーでラーメンがある場所と中華

続いては東京ディズニーシーについて見ていきましょう。「ランドにチャイナボイジャーがあるなら、シーにもラーメン屋さんがあるはず！」と思うのが自然ですよね。しかし、残念ながらシーには「ラーメン専門店」という看板を掲げたお店は存在しません。

でも、ガッカリしてブラウザを閉じるのはまだ早いです！専門店ではありませんが、ラーメン好きも納得の本格的な中華麺を提供している名店が存在します。ここでは、シーで麺料理を求めて彷徨うことのないよう、その正解ルートをご紹介します。

ディズニーシー中華はヴォルケイニア

ディズニーシーで「どうしても麺が食べたい」「中華の口になっている」という時に目指すべきゴールは、「ヴォルケイニア・レストラン」です。

ここはラーメン屋というよりも、本格的な中華料理を提供するレストランです。サービススタイルは「バフェテリア形式」。トレーを持ってカウンターに並び、前菜、点心、メイン料理、デザートなどの中から自分の好きなメニューをピックアップしていき、最後にレジで会計をするスタイルです。

ラーメン専門店とは違う魅力

チャイナボイジャーが「ラーメン一杯で勝負！」というスタンド形式なのに対し、ヴォルケイニア・レストランは「しっかりとした食事」を楽しむ場所です。しかし、ここのメイン料理として提供される麺類が非常にレベルが高く、ラーメンファンの間でも一目置かれているのです。

また、アルコールメニューが充実しているのもディズニーシーならでは。生ビールはもちろん、紹興酒などが置かれていることもあり、「点心をつまみに一杯飲んで、締めに担々麺をすする」という、大人ならではの贅沢な楽しみ方ができるのも、このレストランの大きな魅力と言えるでしょう。

ヴォルケイニア・レストランの場所

ヴォルケイニア・レストランがあるのは、ディズニーシーのシンボルであるプロメテウス火山がそびえ立つエリア、ミステリアスアイランドです。

このエリアは、ジュール・ヴェルヌの小説『海底二万里』や『地底旅行』の世界観をモチーフにしており、レストランの場所も非常にユニークです。なんと、プロメテウス火山のカルデラ（火口）の中にある洞窟に作られているのです。

ネモ船長の秘密基地で食事

レストランの設定も凝っています。ここは、天才科学者ネモ船長の秘密基地内にある「地熱発電所」に併設された食堂（クルーのためのメスホール）という設定なんです。地熱（Volcano）を利用して調理を行っているから「ヴォルケイニア」という名前なんですね。

店内に入ると、むき出しの岩肌や巨大な鉄骨、蒸気を送るパイプ、発電機のような機械が至る所に配置されており、まるでSF映画のセットの中にいるような没入感があります。照明は少し落とされていて薄暗く、時折「ゴゴゴ…」という地響きや蒸気の噴き出す音が聞こえてくる演出も。

具体的なアクセス

メディテレーニアンハーバーからプロメテウス火山に向かって進み、トンネルを抜けてミステリアスアイランドに入ります。そのまま道なりに右回りに進んでいくと、「海底2万マイル」というアトラクションの入り口が見えてきます。ヴォルケイニア・レストランはそのすぐ隣、ノーチラスギフトというショップの近くに入り口があります。

大きな「V」の字のロゴマークが目印です。洞窟の奥へと吸い込まれるように入っていくアプローチもワクワクしますよ。

あんかけ麺などの中華麺メニューを堪能

「ラーメンはないけど麺はある」と言いましたが、具体的にどんなメニューが食べられるのでしょうか。ヴォルケイニア・レストランの麺メニューは、季節ごとに変わるのが特徴ですが、そのどれもが本格的です。

名物！ヴォルケイニアセットの麺

特におすすめなのが、シーズンごとに内容が変わる「ヴォルケイニアセット」で選択できる麺料理です。

定番としてよく登場するのが「あんかけ麺」です。例えば、冬の時期には「豚バラ肉のあんかけ麺」のような、とろみのあるスープで体が芯から温まるメニューが登場します。このあんかけが絶妙で、麺によく絡みつき、具材の旨味を逃しません。

夏に登場した冷やし担々麺も本格派で、濃厚な香りとコク、そしてピリッとした辛さがアクセントになっています。「ディズニーの料理なんて子供向けでしょ？」と侮っていると、良い意味で裏切られる深みのある味わいです。

サイドメニューで定食化

バフェテリア形式の良いところは、麺だけでなく他のおかずも組み合わせられる点です。

• マーボー豆腐のあんかけチャーハン
  麺ではありませんが、ヴォルケイニアのもう一つの顔とも言える人気メニュー。パラパラのチャーハンに辛味の効いた麻婆豆腐がかかっており、ボリューム満点です。グループで行くなら、麺とこれをシェアするのもおすすめ。
• 点心・春巻き・唐揚げ
  麺のお供に欠かせないサイドメニューも豊富。特に春巻きはパリパリで美味しいですよ。
• 杏仁豆腐
  食後のデザートには、ミッキーシェイプの杏仁豆腐をどうぞ。さっぱりとした甘さが、中華の脂を流してくれます。

メニュー例	特徴・おすすめポイント
ヴォルケイニアセット	メイン（麺orチャーハン）、前菜、デザート、ドリンクが付くお得なセット。迷ったらこれ！
あんかけ麺・担々麺	季節によって変わるメインの麺料理。専門店顔負けのクオリティ。
海老のチリソース	プリプリの海老がたっぷり。辛さは控えめで子供でも食べやすい味付け。
お子様セット	ラーメン、チャーハン、唐揚げなどが少しずつ入った夢のプレート。

混雑を避ける時間帯と攻略法

ヴォルケイニア・レストランは、座席数が約600席とパーク内でも屈指の大型レストランです。そのため、チャイナボイジャーに比べると入店難易度は少し低めですが、それでもピーク時には店外まで列が伸びることがあります。

狙い目の時間帯：オフピークを攻めろ

混雑を回避して快適に食事をするためのゴールデンタイムは以下の通りです。

• ランチ：10:30〜11:00
  オープン直後か、11時前の早めのランチがベストです。11:30を過ぎると一気に列が伸び始めます。
• ディナー：16:00〜17:00
  夕食には少し早いですが、この時間帯なら待ち時間ほぼゼロで入れることが多いです。夜のショー（ビリーヴ！など）の待ち時間と被らないように早めに済ませておくのが賢いパークの回り方です。

グループでの動き方のコツ

ヴォルケイニア・レストランはバフェテリア形式なので、「代表者だけが並んで料理を買ってくる」ということができません。料理を選ぶレーンには、食事をする全員で並ぶ必要があります。

席の確保については、キャストさんの案内指示に従ってください。混雑時は「先に料理を購入してから席にご案内します」と言われる場合と、「先に席を取ってください」と言われる場合があります。勝手な判断で席取りをするとトラブルの元になるので、入り口のキャストさんに「席はどうしたらいいですか？」と確認するのが一番スムーズです。

また、こちらも時期によっては「ディズニー・モバイルオーダー」の対象店舗になることがあります。もし対象になっている場合は、チャイナボイジャー同様、朝のうちにオーダー枠を確保しておくのが最強の攻略法となります。アプリでのチェックをお忘れなく！

まとめ：ディズニーでラーメンを食べられる場所

いかがでしたか？今回は「ディズニーでラーメンを食べられる場所」というテーマで、パーク内の美味しい麺スポットをご紹介しました。

• ディズニーランド：「チャイナボイジャー」が唯一のラーメン店。ブラックペッパーポーク麺が絶品。
• ディズニーシー：ラーメン専門店はないが、「ヴォルケイニア・レストラン」で本格的な中華麺が楽しめる。
• 攻略のコツ：特にチャイナボイジャーは混雑必須なので、モバイルオーダーを朝のうちに予約しておくのがおすすめ。

アトラクションで遊び疲れた体に、温かいラーメンや中華麺は本当に染みますよね。ぜひ次回のパークでは、美味しい一杯でエネルギーをチャージして、閉園まで思いっきり楽しんでくださいね！