セレブレーションホテルのアメニティを全解説！持ち帰りや設備も紹介

東京ディズニーリゾートでの宿泊先として人気の「東京ディズニーセレブレーションホテル」。この記事では、セレブレーションホテルのアメニティについて知りたい方に向けて、ホテルに用意されているアメニティの種類や使い方、持ち帰りが可能なアイテムについて詳しく紹介します。

セレブレーションホテルとは、東京ディズニー公式ホテルの中でも最もリーズナブルなバリュータイプの宿泊施設です。ウィッシュとディスカバーという2つの棟があり、それぞれ異なるテーマとキャラクターデザインでゲストを迎えてくれます。

館内には、大人用のパジャマや洗い場付きのお風呂、使い切りの化粧品セット（クレンジング・化粧水など）など、旅行にうれしいアイテムがそろっています。さらに、子供用のアメニティや設備も充実しており、ファミリーでの滞在にも安心です。

持ち帰り可能なアメニティは、歯ブラシやスリッパをはじめ、可愛らしいパッケージのものが中心。反対に、コップや水（ミネラルウォーターはなし）、パジャマなどは備品扱いのため持ち帰ることはできません。必要に応じてフロントで受け取るアメニティもあるため、チェックイン時の確認がおすすめです。

また、実際に泊まってみた感想も交えながら、滞在をより快適にするための持ち物や注意点についても解説しています。40周年の記念時のデザインやリニューアルされたバスルーム情報も含め、セレブレーションホテルの魅力を総まとめでお届けします。

ディズニーセレブレーションホテルのアメニティを徹底解説

東京ディズニーセレブレーションホテルとは？

東京ディズニーセレブレーションホテルは、東京ディズニーリゾートの公式ホテルの中で、最もリーズナブルに宿泊できる「バリュータイプ」のホテルです。ディズニーらしさを取り入れながらも、コストを抑えて宿泊したい方にぴったりな選択肢といえるでしょう。

このホテルは「ウィッシュ」と「ディスカバー」という2つの棟に分かれており、それぞれテーマが異なります。ウィッシュ棟は夢やファンタジーをテーマに、主にミニーをモチーフにしたデザインが特徴です。一方のディスカバー棟は冒険や発見がテーマで、ミッキーのデザインが随所に見られます。

場所はパークから少し離れた新浦安エリアに位置していますが、専用の無料シャトルバスが利用できるため、アクセスの不便さを大きく感じることはありません。また、館内のサービスはセルフスタイルを基本としており、レストランや施設もコンパクトにまとめられています。

このように、セレブレーションホテルは「コストを抑えつつもディズニーマジックを感じたい」というニーズに応える、手軽で使い勝手の良いホテルです。ディズニー初心者にもリピーターにも、幅広くおすすめできます。

持ち帰り可能なアメニティ一覧

セレブレーションホテルでは、一部のアメニティを宿泊の記念として持ち帰ることができます。これらは基本的に使い捨て仕様で、衛生面やパッケージデザインにも配慮されたアイテムです。

客室内にあらかじめ用意されているアメニティの中で、持ち帰り可能なものは以下の通りです。

持ち帰り可能なアイテム	特徴・備考
歯ブラシ	ディズニーキャラクターがデザインされたパッケージ入り。カラー違いで人数分用意。
ヘアブラシ	軽くて扱いやすく、こちらもディズニーデザイン。旅行用として再利用する人も多いです。
アメニティキット	綿棒・コットン・ヘアゴムがセット。小袋入りで清潔。
ボディスポンジ	使い切りタイプのスポンジで、使わずに持ち帰る人もいます。
スリッパ	ミッキーの顔がプリントされたタオル地素材。柔らかく履き心地も良好。
お茶（粉末タイプ）	客室に備え付け。未開封であれば持ち帰りOK。種類や個数は部屋タイプによって異なります。

また、フロントで希望すればもらえるアメニティの中にも、持ち帰り可能なものがあります。

持ち帰り可能なアイテム	特徴・備考
ひげそり	個包装タイプ。必要に応じてフロントで受け取りましょう。
化粧品セット	洗顔料・クレンジングオイル・化粧水・乳液の4点セット。旅行用に便利な小分けパッケージ。
子供用スリッパ	キャラクター付きで、お子様にも好評。希望時に申し出が必要です。
子供用歯ブラシ	子ども向けサイズのキャラクター入り歯ブラシ。チェックイン時に依頼しましょう。
おむつ袋	持ち帰りやすい枚数で提供されます。衛生面への配慮として便利です。

これらのアメニティは、宿泊記念として持ち帰るだけでなく、旅行中の予備としても活用できます。持ち帰りを検討している方は、アメニティを使用せずに保管するためにも、自宅から代用品を持参するのもひとつの方法です。

持ち帰りできないアメニティ一覧

セレブレーションホテルには、客室内にさまざまな備品が用意されていますが、その中には持ち帰りが禁止されているものもあります。見た目はアメニティに見えても、実は「備品扱い」とされているものが含まれているため注意が必要です。

以下に、持ち帰り不可の主なアイテムをまとめました。

持ち帰り不可のアイテム	理由・備考
パジャマ（大人・子供）	洗濯して繰り返し使用される備品のため、持ち帰り不可。
タオル類	清掃時に回収され、再利用されるホテル備品。
電気ケトル・ドライヤー	明確に客室備品として設置されており、持ち出しは厳禁。
シャンプー・ボディソープ	ディスペンサー式のため、容器ごと持ち帰ることはできない。
コップ類	陶器またはプラスチック製の再利用備品。デザイン付きでも持ち帰り不可。

これらのアイテムはホテルの設備の一部であり、持ち出すと追加料金が発生する可能性があります。また、無断で持ち出すことはマナー違反にもなります。

持ち帰り可能なアメニティとの違いが分かりにくいこともありますので、迷った場合はチェックイン時にフロントで確認すると安心です。

子供用アメニティ・備品・設備も充実

セレブレーションホテルは、ファミリー層にも配慮された設計が特徴です。子供連れでの宿泊でも安心して過ごせるよう、アメニティや備品、設備が充実しています。

まず、客室には子ども用踏み台が常設されており、洗面台などを自分で使えるようになっています。また、子供用パジャマや歯ブラシ、スリッパ、おむつ袋などは、希望すればフロントで受け取ることができます。パジャマはセパレートタイプで、Mサイズ（身長100～120cm）とLサイズ（120～140cm）の2サイズが用意されています。

さらに、事前予約をすることでおねしょパッド・子ども用補助便座・ベビーベッド（生後18か月未満対象）といった設備も利用可能です。数に限りがあるため、予約時にリクエストしておくと安心です。

このように、子ども用のアイテムが一通り揃っているため、荷物を最小限に抑えつつ快適に宿泊することができます。子連れディズニー旅行を予定している方にとって、大きな魅力といえるでしょう。

フロントに用意されているアメニティをチェック

客室には備え付けられていないアメニティの一部は、フロントで受け取る仕組みになっています。忘れがちな小物類や肌に直接触れるアイテムを必要に応じて受け取れるため、とても便利です。

フロントで受け取れる主なアイテムは以下の通りです。

• ひげそり（カミソリ）
• 化粧品セット（洗顔料・クレンジングオイル・化粧水・乳液）
• 子供用スリッパ
• 子供用歯ブラシ
• おむつ袋

これらは無料で提供されており、チェックイン時にフロントで声をかければその場で受け取ることができます。化粧品セットは旅行時にうっかり忘れやすいアイテムのひとつですが、フロントに行けば手軽に入手できるのはありがたいポイントです。

ただし、これらのアイテムはすべて客室内に常備されているわけではありません。必要な場合は、自分から申請する必要があります。急ぎで必要になる前に、チェックイン時にまとめてお願いしておくとスムーズです。

ウィッシュとディスカバーではアメニティが違うの？

セレブレーションホテルは「ウィッシュ」と「ディスカバー」という2つの棟に分かれており、それぞれの棟でアメニティのデザインが異なります。ただし、用意されているアメニティの内容や種類に大きな違いはありません。

ウィッシュ棟は「夢やファンタジー」がテーマで、主にミニーがモチーフになっています。一方、ディスカバー棟は「冒険や発見」がテーマで、モチーフはミッキーです。アメニティでは、歯ブラシやスリッパ、アメニティキットのパッケージにそれぞれ異なるキャラクターが描かれているのが特徴です。

たとえば、歯ブラシの袋やスリッパのデザインは、滞在した棟によって変わります。どちらもディズニーらしさがあり、可愛らしいパッケージなので、お土産として持ち帰る方も多くいます。

内容自体は同じですが、見た目で選ぶ楽しさがあるのはセレブレーションホテルならではです。記念に両方の棟を利用してアメニティを集めるという楽しみ方もできます。どちらの棟に泊まってもディズニーの世界観はしっかり味わえるので、好みに合わせて選ぶのがおすすめです。

セレブレーションホテルのアメニティの注意点やお役立ち情報

パジャマは部屋にある？大人はワンピースタイプ

セレブレーションホテルでは、大人用のパジャマは客室内に常備されています。デザインはシンプルなワンピースタイプで、ゆったりとした作りになっているため、寝間着として十分な機能性があります。ただし、サイズはワンサイズのみの用意となっており、体格によってはフィット感に違いが出ることもあるでしょう。

一方、子供用のパジャマは常設されていません。必要な場合は、チェックイン時にフロントへ申し出ることで、Mサイズ（100～120cm）またはLサイズ（120～140cm）のセパレートタイプが提供されます。数に限りがあるため、早めに依頼するのがおすすめです。

ここで注意したいのは、パジャマはホテルの備品扱いであり、持ち帰ることはできません。デザインが気に入っても、持ち帰り用のアメニティとは区別されているため、そのまま客室に置いて帰るようにしましょう。

冬場はワンピースパジャマだけでは寒さを感じることもあるため、冷えやすい方はレギンスやスパッツなどを持参すると、より快適に眠ることができます。

化粧品セットは部屋にある？化粧水やクレンジングなどについて

セレブレーションホテルでは、化粧品セットは客室内には置かれていません。必要な方は、チェックイン時または滞在中にフロントで受け取る形式となっています。

このセットには、以下の4点が含まれています。

• 洗顔料
• クレンジングオイル
• 化粧水
• 乳液

いずれも個包装または小分けボトルでの提供となっており、旅行中のスキンケアには便利です。ただし、肌に合うかどうかは人によって異なるため、肌が敏感な方は普段使いの化粧品を持参するのが安心です。

また、これらのアメニティは使い切りタイプとして提供されていますので、未使用のままであれば記念として持ち帰ることも可能です。手荷物の量を減らしたい方や、うっかり化粧品を忘れてしまった場合にも、フロントでもらえるのは助かるポイントといえます。

コップや水は備品扱いで持ち帰りNG

セレブレーションホテルの客室には、コップが用意されていますが、これらはホテルの備品にあたるため、持ち帰りはできません。滞在中に自由に使うことはできますが、チェックアウトの際には室内に置いておく必要があります。

また、水まわりに関しても注意が必要です。冷蔵庫の中は空で、無料のミネラルウォーターの提供もありません。ディズニーの他のホテルでは、ミネラルウォーターをセルフで汲める設備がある場合もありますが、セレブレーションホテルにはそのようなサービスは設けられていません。

このため、水分補給が必要な場合は水道水を使用するか、館内のショップや自動販売機でペットボトルを購入する必要があります。水にこだわりがある方や小さなお子様連れの方は、事前に飲料水を持参しておくと安心です。

なお、セレブレーションホテルには、ウィッシュにも、ディスカバーにも、1階に「スナック&サンドリー」というコンビニがあります。営業時間は6：00〜24：00なので、飲み物を気軽に買いに行くことができますよ。

40周年の時はどうだった？限定デザインもチェック

セレブレーションホテルでは、東京ディズニーリゾートの40周年記念に合わせて、一部アメニティや備品の限定デザインバージョンが登場していました。通常のアメニティでも可愛らしいディズニーキャラクターが描かれていますが、40周年の期間中は、より特別感のあるパッケージが楽しめたのです。

特に目立っていたのが、歯ブラシセットやアメニティキットのパッケージです。ミッキーやミニーを中心に、周年を祝うカラフルなデザインで仕上げられており、お土産や記念品として持ち帰る人も多く見られました。また、客室には40周年記念のポストカードが置かれていたこともあり、ちょっとしたサプライズとして喜ばれていたようです。

このような限定デザインは、あくまで期間限定の演出であり、イベント終了後は通常デザインに戻っています。見逃した方には残念に感じられるかもしれませんが、今後の周年やイベントでも同様の企画が期待できます。

お風呂の仕様とリニューアル情報

セレブレーションホテルの客室には、洗い場付きのバスルームが設置されており、特にファミリー層からの支持が高い設備のひとつです。バスタブと洗い場がしっかりと分かれているため、小さなお子様連れの方でも安心して使うことができます。

私自身、リニューアル前・リニューアル後の両方の浴室を実際に体験しました。以前のバスルームでも十分満足できましたが、やや古さも感じました。もちろん利用に支障はなく、清掃も行き届いているので、気持ちよく利用することができました。

リニューアル後の浴室は、明るさ・デザイン性・清潔感のいずれも大幅に向上していました。印象的だったのは、卵型のバスタブ。見た目の可愛らしさだけでなく、実際に入浴してみると体の収まりが良く、リラックスできる形状でした。壁面の色味も明るく、浴室全体の雰囲気がぐっと洗練された印象に変わっていました。

現在、ウィッシュ棟はすでにリニューアル済みで、ディスカバー棟も2025年7月までに順次改修中です。今後予約する際には、バスルームがリニューアルされている客室かどうかを事前に確認すると、より快適な滞在が期待できます。

ウィッシュとディスカバーに実際に泊まってみての感想

私が宿泊したのは、セレブレーションホテルのスタンダードルームです。ウィッシュとディスカバーの両方に泊まった経験を通して、それぞれの魅力と実際の使い勝手について感じたことをお伝えします。

まず共通して良かった点は、非常にコストパフォーマンスが高いこと。ディズニー公式ホテルの中でも宿泊料金は控えめですが、館内や客室にはしっかりとディズニーの世界観が演出されており、十分に「ディズニーホテルに泊まっている」という実感を得られました。

また、無料シャトルバスがとても便利です。バスはホテルの正面入り口まで発着し、乗降スペースには屋根があるため、雨の日でも濡れずに移動できます。パークとのアクセス面では非常に快適でした。

加えて、ハッピーエントリーが利用できる点も大きなメリット。入園可能なのはディズニーランドのみですが、15分早く入れることでアトラクションのスタートダッシュがしやすくなります。そして、荷物の配送サービスも重宝しました。パークからホテル、あるいは別のディズニーホテルへの荷物移動がスムーズにできるので、チェックアウト後やチェックイン前の時間を身軽に過ごすことができます。

客室面では、お風呂とトイレが分かれている点が使いやすく、家族や友人同士の滞在にも適していると感じました。館内にはコンビニもあり、飲み物や軽食、日用品の購入に困ることはありません。

一方で、注意点もあります。スタンダードルームに4人で泊まると、やや窮屈さを感じました。スーツケースを広げるスペースが限られており、洗面スペースも一人ずつ使うのが精一杯の広さです。

また、服をかけるスペースが少ないため、雨で濡れたレインコートや衣類、バッグなどを乾かすのに工夫が必要でした。特に連泊時や梅雨・夏の時期などは、この点に不便を感じるかもしれません。

全体としては、価格とサービス内容を考えると非常に満足度の高いホテルです。棟のテーマやアメニティのデザインなど、細部にディズニーらしさが感じられるため、何度泊まっても新鮮な発見があります。宿泊人数や荷物の量によっては、使い勝手に影響が出ることもあるので、状況に応じて工夫しながら利用するとより快適に過ごせると思います。

さらに快適に泊まるために持参するとよい物

セレブレーションホテルは、基本的なアメニティや設備が整っているため、最低限の荷物でも宿泊に困ることはありません。ただし、より快適に過ごすためには、いくつかの持参アイテムを準備しておくと安心です。

まずおすすめしたいのが、自分に合ったシャンプー・コンディショナーです。客室にはディスペンサー式のシャンプーとコンディショナーが設置されていますが、髪質や香りにこだわりがある方は、旅行用ボトルに詰め替えて持参するのが良いでしょう。

続いて、スキンケア用品や基礎化粧品も必要に応じて持参するのがおすすめです。化粧品セットはフロントで無料提供されていますが、肌が敏感な方や愛用している製品がある方は、普段使っているものを持って行くと安心できます。

また、意外と忘れがちなのがヘアバンド。アメニティキットにはヘアゴムは入っていますが、洗顔やメイク時に髪をまとめたい方にとっては、ヘアバンドがあると便利です。

そして、ここでぜひ伝えたいポイントがもう一つあります。それはハンガーの数が少ないということ。実際に宿泊してみると、濡れた服やレインコート、着替えをかけておくスペースが足りず、少し不便に感じました。荷物に余裕がある場合は、折りたたみ式のハンガーを数本持参すると、濡れた衣類や使ったタオルなどを干すのにとても役立ちます。

セレブレーションホテルのアメニティの特徴と利用ポイントまとめ

• アメニティは基本的に使い捨てで持ち帰り可能なものが多い
• 歯ブラシやヘアブラシにはディズニーデザインが施されている
• フロントで申請すれば化粧品セットやひげそりが無料でもらえる
• 子供用アメニティは希望制で、サイズや種類も複数用意されている
• アメニティのパッケージはウィッシュとディスカバーで異なる
• 客室にある大人用パジャマはワンピースタイプでサイズはフリーのみ
• 子供用パジャマはフロント申請が必要で持ち帰り不可
• スリッパやアメニティキットなどは記念に持ち帰れる
• 備品類（コップ・タオル・パジャマなど）は持ち帰り禁止
• シャンプー・ボディソープはディスペンサー式で備品扱い
• 無料のミネラルウォーターはなく、水は水道水または購入が必要
• 冷蔵庫は空で、ドリンクなどは1階のスナック＆サンドリーで購入可能
• 40周年時は限定デザインのアメニティやポストカードが用意された
• お風呂は洗い場付きで、現在ウィッシュ棟はリニューアル済み
• 持参すると便利なものにハンガーやスキンケア用品がある