こんにちは。Disney Magic Navi、管理人のかおるです。
ディズニーシーのファンタジースプリングスの人気アトラクション、アナとエルサのフローズンジャーニー。いざ乗ろうと思っても、「落ちるのが怖い」と不安になって躊躇している方も多いのではないでしょうか。
ネットで検索すると、「DPAが取れない」「システム調整や運営中止が多い」といった情報に加えて、「何回落ちるのか」「どこで落ちるのか」「浮遊感はあるのか」といった怖さに関する疑問がたくさん出てきます。また、所要時間は何分間なのか、神田沙也加さんの歌声は聴けるのか、当日の待ち時間の目安はどれくらいかなど、気になることが山積みですよね。
そこでこの記事では、絶叫系があまり得意ではない私が実際に体験した感想をもとに、このアトラクションの「怖さ」や「仕組み」について詳しく解説していきます。システム調整の多さや、DPAが取れない時の対処法など、知っておくと役立つ情報もあわせて紹介しますね。
この記事を読めば、アトラクションの動きや落下ポイントが具体的にイメージできるようになり、安心してアレンデールの世界へ旅立つ準備が整いますよ。
この記事で分かること
- 実際に乗って分かった落下の回数や浮遊感のレベル
- アトラクションの所要時間や物語の見どころ
- 混雑時の待ち時間やDPAを確保するための攻略法
- 子供連れや乗り物酔いが心配な方へのアドバイス
アナとエルサのフローズンジャーニーは落ちる?怖さを検証
ここからは、多くの方が一番気になっている「怖さ」について、アトラクションの基本情報や私の実体験をもとに解説していきます。落ちる瞬間の感覚や、乗り物酔いへの影響など、包み隠さずお話ししますね。
ファンタジースプリングスの旅は何分間?基本情報

まず、このアトラクションが一体どんなものなのか、基本情報からしっかりとおさえていきましょう。
「アナとエルサのフローズンジャーニー」は、映画『アナと雪の女王』の心温まる物語を、ボートに乗って体験する水流ライドタイプのアトラクションです。場所は、ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」内にある「フローズンキングダム」エリア。遠くからでもひときわ目を引く、雪をかぶったノースマウンテンの麓に位置しています。
気になる体験時間ですが、約6分30秒となっています。これはディズニーシーのアトラクションの中でも比較的長めの部類に入ります。例えば、「インディ・ジョーンズ」や「センター・オブ・ジ・アース」があっという間に終わってしまう感覚があるのに対し、このフローズンジャーニーは、たっぷりと時間をかけて物語の世界に浸ることができるんです。映画の名シーンが次々と目の前で繰り広げられるので、満足感はかなり高いですよ。
ボートの構造は、1列に大人が4人まで座れるベンチシートが4列並んでおり、1台に最大16人が乗車可能です。この「4人並んで座れる」というのが個人的にはすごく良いなと思っていて、家族やグループで来た時に、顔を見合わせながら感動を共有しやすいんですよね。安全バーはお腹のあたりに下りてくるタイプですが、絶叫マシンのように体をガチガチに固定されるような圧迫感はありませんので、その点も安心してください。
そして、何と言っても注目してほしいのが、待機列(Qライン)の作り込みの細かさです。アレンデール城の中を歩いて進むことになるんですが、壁に飾られた絵画や、部屋の調度品の一つひとつが本当に可愛いんです。オラフやスヴェンの模型があったり、アナとエルサの幼少期の思い出の品が飾られていたりと、並んでいる時間も飽きさせない工夫がいっぱい。隠れミッキーもいくつか隠されているので、待ち時間も探検気分で楽しめますよ。
さらに特筆すべきは、アトラクション内に登場するキャラクターたちの動きです。最新の「オーディオアニマトロニクス」という技術が使われていて、アナやエルサの表情の変化、指先の動き、瞬きひとつとっても、まるで本物の人間のように滑らかでリアルなんです。「えっ、これ人形なの?」と疑ってしまうレベルで、技術の進化に驚かされます。この圧倒的な没入感こそが、フローズンジャーニーの最大の魅力かもしれません。
ただボートが進むだけでなく、音楽や映像、そして最新のアニマトロニクス技術が融合していて、まるで映画の中に入り込んだような没入感が味わえますよ。特に、プロジェクションマッピング技術と物理的なセットの融合は見事で、魔法がかかる瞬間などは鳥肌ものです!
詳細な利用規定や最新の運営状況については、公式サイトでも確認してみてくださいね。
落下は何回落ちる?カリブの海賊との比較

さて、ここからが本題です。「落ちるかどうか」という点ですが、結論から言うと、このアトラクションは落ちます。でも、どうか怖がらないでください。「落ちる」と言っても、絶叫マシンのような恐怖を伴うものではないんです。
では、具体的に「何回落ちる」のでしょうか?私が実際に乗車して、神経を研ぎ澄ませてカウントしたところ、小さな滑り降りや、ちょっとした動きの変化も含めて合計4回ほどのポイントがありました。
「えっ、4回も!?」と思った方もいるかもしれませんが、安心してください。その全てが「ドーン!」と落ちるわけではありません。むしろ、物語の展開に合わせてボートがススーッと移動したり、リズムに合わせて動いたりする感覚に近いものが多いんです。
怖さのレベルをイメージしてもらうために、多くの人が比較対象にするディズニーランドの「カリブの海賊」と比べてみましょう。私の感覚では、フローズンジャーニーの落ちる時のスリルレベルは、「カリブの海賊」と同じくらいか、それよりも少しマイルドだと感じました。
「カリブの海賊」には、冒頭で暗闇の中をザブーンと落ちるシーンがありますよね。あの落下が平気な方であれば、アナとエルサのフローズンジャーニーも間違いなく楽しめます。むしろ、カリブの海賊の方が周囲が真っ暗で先が見えない分、恐怖心を煽られるかもしれません。フローズンジャーニーは、基本的に映像やセットが光っていて明るい場面が多いので、視覚的な安心感があるんです。
| 比較項目 | アナとエルサのフローズンジャーニー | カリブの海賊 |
|---|---|---|
| 落下の回数 | 複数回(小刻みなもの含む、約4回) | 1回(冒頭の急流下り) |
| 落下の落差 | 大きくてもカリブと同程度かそれ以下 | そこそこの落差がある |
| 怖さの種類 | 後ろ向き走行や予測できない動きの驚き | 暗闇での急降下による恐怖 |
| 水濡れ具合 | 端の席は少し飛沫がかかる程度 | 最前列などは濡れることがある |
また、ランドにある「スプラッシュ・マウンテン」と比較すると、その差は歴然です。スプラッシュ・マウンテンのような、高い場所から急角度で落ちるような大きな落下は一切ありません。あの「内臓が浮くような感覚」や、直前の長い坂を登る時の緊張感などは、フローズンジャーニーには皆無です。
ただし、一つだけフローズンジャーニー特有の特徴として挙げられるのが、「水濡れ」のリスクです。落下自体のスリルは少ないものの、着水時の飛沫(しぶき)は意外と上がります。
特にボートの左右の端っこに乗ると、腕や肩、場合によっては顔に少し水がかかることがあります。「服がびしょ濡れになる」というほどではありませんが、座席よっては「ちょっと冷たい!」となるくらいは覚悟しておいた方がいいかもしれませんね。濡れたくない方は、ハンカチをすぐに取り出せるようにしておくと安心ですよ。
どこで落ちるか詳細解説と後ろ向き走行の注意点

「いつ落ちるか分からないのが一番怖い!」という方のために、ここではネタバレを恐れずに、「どこで、どのように落ちるのか」を詳細に解説していきます。心の準備さえできていれば、怖さは半減しますからね。
このアトラクションの最大の特徴であり、初見の方が一番驚くポイントが、ボートが前向きだけでなく、後ろ向きにも進むという点です。実は、最初の落下ポイントはいきなり「後ろ向き」に発生するんです。
フローズンジャーニーの落ちる場面
- 「雪だるまつくろう」のシーン直後
物語の冒頭、幼少期のアナとエルサが扉越しに会話する切ないシーンがあります。このシーンが終わると、ボートがゆっくりと後ろ向きに進み始めます。そして、そのままの体勢で少しだけ後ろ向きに滑り降ります。ここは落差自体はとても小さいのですが、背中側から引っ張られるように降りるので、「おっと!」と驚くかもしれません。 - 「とびら開けて」のシーンへ向かう時
次に、アナとハンス王子が時計台で踊る「とびら開けて」のシーンが登場します。このキラキラしたシーンへ向かう際に、ボートが前向きに少し滑り降ります。ここは音楽も明るくテンポが良いので、落下というよりは「ダンスの一部」のような軽快な移動といった感じです。怖さはほとんどありません。 - 「レット・イット・ゴー」のクライマックス
エルサがノースマウンテンに氷の宮殿を作り上げる、あの一番有名なシーンです。エルサの歌声が最高潮に達し、「少しも寒くないわ」と扉が閉まる瞬間に合わせて、ボートが後ろ向きにスライドするように落下します。ここも落差は大きくありませんが、映像の迫力とボートの動きがリンクしているので、少しスピード感を感じるかもしれません。でも、感動の方が勝るので大丈夫です! - 魔法が解ける物語のクライマックス
物語の終盤、アナが身を挺してエルサを守り、凍りついてしまうシーンの後です。オラフが「真実の愛とは誰かを自分自身より優先することだよ」と教えてくれた通り、アナの真実の愛によって氷が溶け、アレンデールに春が戻ってきます。このハッピーエンドに向かうタイミングで、前向きにザブーンと落下します。これがこのアトラクションで一番大きな落下ですが、それでも規模はカリブの海賊レベル。ここを越えれば、あとは幸せなエンディングが待っています。
このように、落下ポイントはすべて物語の展開(感情の動き)とリンクしています。悲しい時や驚いた時に後ろ向きになったり、解決に向かう時に前向きになったりと、意味のある動きをしているんです。
特に注意が必要なのは、やはり後ろ向きに落ちる(滑る)感覚でしょう。ジェットコースター的な「G(重力)」がかかる怖さとは違いますが、自分の目で見えない方向へ進む不安感は少しあるかもしれません。でも、背もたれにしっかり背中をつけていれば安定しますし、時間も一瞬なので、身構えすぎなくて大丈夫ですよ。
浮遊感はほぼゼロ!胃が浮く感覚の有無をレポート

絶叫系アトラクションが苦手な人が最も恐れるもの、それはスピードでも高さでもなく、あのお腹がヒュンッとなる独特の感覚、「浮遊感」ではないでしょうか。私もあの、内臓が置いていかれるような感覚が苦手で、スプラッシュマウンテンなどは乗る前から手に汗を握ってしまいます。
ですが、声を大にして言わせてください。アナとエルサのフローズンジャーニーに関しては、浮遊感は「ほぼゼロ」だと言ってしまって良いと思います。
なぜなら、このアトラクションの落下は、空中に放り出されるような自由落下ではないからです。あくまで「水流に乗って坂道を勢いよく滑り降りる」という動きなんですね。
公園の滑り台をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。滑り台を滑る時に、お腹がヒュンッとなることってあまりないですよね? それと同じで、ボートが常に水面(レール)に接している感覚があるので、「落ちる!」という恐怖感よりも、「滑るー!」という疾走感の方が強いんです。
実際に私が乗った時も、「あ、今から落ちるな」と構えている間に、ボートはすでに坂の下に到着していました。「えっ、今の落下だったの?」と思うくらい、あっけないほどスムーズです。胃が浮くような不快感は、私は全く、本当に一度も感じませんでした。
もちろん、感覚には個人差がありますし、体調によっては敏感になることもあるかもしれません。でも、「センター・オブ・ジ・アース」の最後の落下のような、体がシートから浮き上がるような強いマイナスGはかかりません。構造上、そこまでのスピードが出ないようになっているんです。ですから、「浮遊感が怖いから乗れない」と諦めてしまうのは、本当にもったいないです!
ちなみに、私が普段どのようなアトラクションを怖がったり、逆に大丈夫だと感じているかについては、記事「ディズニーシーで絶叫苦手でも乗れる安心アトラクション完全ガイド」で詳しく紹介しています。これを読めば、私の「絶叫耐性レベル」が分かり、フローズンジャーニーの感想もより参考にしてもらえると思います。
酔いやすい体質でも楽しめる?揺れと動きの特徴

絶叫系の怖さとは別に、もう一つ心配なのが「乗り物酔い」ですよね。私は、車酔いや3D酔いをしやすい体質なので、新しいアトラクションに乗る時はいつも「気持ち悪くならないかな?」とドキドキしています。
フローズンジャーニーに乗ってみた結果は、私は酔わずに最後まで笑顔で楽しめました。
ただ、絶対に酔わないとは言い切れない要素もいくつかあります。人によっては注意が必要なポイントを整理しておきましょう。
フローズンジャーニーの「酔い」に関する注意ポイント
- 後ろ向きに進む時間が意外と長い
先ほどもお話しした通り、このアトラクションは後ろ向き走行が頻繁にあります。特に、ボートが旋回して向きを変える時の動きは、コーヒーカップのような回転ではありませんが、ゆったりとした横回転を感じます。 - プロジェクションマッピングの映像とボートの動きが連動している
壁一面に映し出される映像(氷の魔法など)に合わせてボートが動くシーンが多いです。視覚情報(映像の動き)と体感情報(ボートの動き)がリンクするため、画面酔いしやすい方はもしかしたら注意が必要かもしれません。 - ボートが旋回する動きがある
水流に沿って進むだけでなく、ターンテーブルのようにボート自体が向きを変える場所があります。スムーズな動きではありますが、敏感な方は「回ってる」と感じるでしょう。
基本的には激しい揺れや振動はありません。ガタガタ揺れるというよりは、水の上を滑るような滑らかな動きがメインです。スター・ツアーズのような激しい画面酔いはないので、過度に心配しすぎなくても大丈夫かなと思います。
アナとエルサのフローズンジャーニーは落ちるか?攻略法
怖さについて理解できて、「これなら乗れそう!」と思ってもらえたら嬉しいです。次は、実際にアトラクションを体験するために知っておくべき、実践的な攻略法をお伝えします。大人気のアトラクションなので、何も知らずに行くと「乗れなかった…」なんてことになりかねませんから、事前の準備が重要ですよ。
待ち時間の目安と混雑回避のテクニック

オープン以来、常に大人気のアナとエルサのフローズンジャーニー。ファンタジースプリングスエリア内でもトップクラスの人気を誇ります。「待ち時間の目安」は、平日・休日を問わず、基本的には常に長いと考えておいた方が良いでしょう。
フローズンジャーニーの待ち時間の目安
- 平日:平均して80分〜120分前後
- 休日:平均して100分〜150分前後(混雑日は180分超えも)
「えっ、そんなに待つの?」と心が折れそうになるかもしれませんが、時間帯によって波があります。基本的には、開園直後から一気に列が伸び始め、お昼過ぎまでピークが続きます。その後、夕方から夜にかけて少しずつ落ち着いてくる…というのが一般的なパターンです。
狙い目はズバリ、「朝一番」か「閉園間際」のどちらかです。
もしあなたがディズニーホテル(特にファンタジースプリングスホテルやホテルミラコスタ)に宿泊していて、「ハッピーエントリー(一般ゲストより15分早く入園できる特典)」を使えるなら、迷わず朝一番に向かいましょう。ハッピーエントリー組であれば、まだ待ち時間が短い状態で乗れる可能性が高いです。
逆に、一般入園の場合は、朝一に行ってもすでにハッピーエントリー組で列が伸びていることが多く、入園直後なのに「120分待ち」なんてこともザラにあります。その場合は、あえて朝一を避けて、他の空いているアトラクションを楽しんでから、お昼時(みんながランチを食べている時間)や、夜のハーバーショーの時間帯を狙うのも一つの作戦です。
また、閉園間際(20時以降など)は、遠方からのゲストが帰路につき始めるため、待ち時間がガクンと下がることがあります。ただし、あまりに遅く行き過ぎると「ラインカット(案内終了)」になってしまい、列に並ぶことすらできなくなるリスクがあるので、閉園時間の1時間半〜2時間前くらいには様子を見に行くと良いでしょう。
ちなみに、公式アプリでリアルタイムの待ち時間をチェックするのは必須ですが、表示されている時間よりも実際は少し早く乗れることもあります(例えば「100分待ち」表示でも実際は80分で乗れた、など)。表示時間に怯えすぎず、列の進み具合を見て判断するのもアリですよ。
DPAが取れない時のキャンセル拾い戦略

長時間並ぶのを避けるための最強のアイテムが、有料の優先案内チケット「ディズニー・プレミアアクセス(DPA)」です。これがあれば、長い列を横目にスイスイ進んで、あっという間に乗り場まで行けちゃいます。
しかし、現状ではこのDPA、まさにプラチナチケット。開園直後に売り切れてしまい、一般入園のゲストがアプリを開いた時にはすでに「発行終了」となっていることがほとんどです。「DPAが取れない!」「買わせてくれ!」と嘆く声がSNSでも溢れています。
「じゃあ、誰かがキャンセルした分を拾えばいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、ここで一つ重要な注意点があります。実は、DPAは一度購入すると、ゲスト都合でのキャンセルができないルールになっているんです。
「えっ、じゃあ売り切れたらもう終わり?」
そう思うのはまだ早いです!実は、キャンセルはできなくても、「在庫が復活する」可能性があるんです(注意:「絶対にある」というものではありません)。その正体は主に以下の2つです。
- 決済エラーによる戻り
→誰かが購入手続き中にクレジットカードの決済エラーなどで弾かれた分が、即座に在庫に戻ってくるパターン。 - 運営による追加発行
→当日の混雑状況を見て、運営側が枠を追加で開放するパターン。
つまり、厳密には「キャンセル拾い」ではなく「復活枠の争奪戦」にはなりますが、朝イチで取れなくてもDPAを購入できるチャンスは残されています。
では、具体的に「何時ごろに復活しやすいのか」「どうやってアプリを操作すれば確率が上がるのか」。この「キャンセル拾い(復活枠狙い)」の具体的な攻略法については、記事「ファンタジースプリングスのキャンセル拾い攻略!」で解説しています。「絶対にDPAを取りたい!」という方は、こちらの記事も合わせてチェックして、備えてくださいね。
頻発するシステム調整や運営中止のリスクと対策
このアトラクションに乗る上で、もう一つ知っておかなければならないのが「システム調整」や「運営中止」のリスクです。残念ながら、フローズンジャーニーはシステム調整(シス調)になりやすいアトラクションとして知られています。
なぜそんなに止まるのでしょうか? それは、最新技術を詰め込んでいるがゆえの「繊細さ」に理由があるみたいです。多数のボートの位置情報、プロジェクションマッピングの映像タイミング、アニマトロニクスの動き、音楽…これら全てが完璧に同期していないと、物語が成立しません。そのため、少しでもズレが生じたり、センサーが異常を検知したりすると、安全のためにシステム全体が自動的に緊急停止するように設計されているのです。
また、ゲストの落とし物が原因で止まることも多いです。水路にカチューシャやスマホが落ちると、センサーが反応してしまうみたいです。
「長時間並んでいたのに、乗る直前で運営中止になってしまった…」という悲劇は、誰にでも起こり得ます。これを完全に避けることはできませんが、リスクを少しでも減らすために私が意識しているのは、「なるべく早い時間帯に乗る」ことです。
もし午前中にシステム調整になっても、当日中に復旧すれば再挑戦できるチャンスが残りますが、閉園間際に止まってしまったら、その日はもう乗れずに終わってしまいます(「マルチエクスペリエンス」という優先券がもらえる場合もありますが、当日乗れなければ意味がないですよね)。
帽子やカチューシャ、サングラス、スマートフォンなどが水路に落ちると、アトラクション全体が長時間ストップし、数百人のゲストに迷惑をかけることになります。乗車中は、手荷物は足元かバッグの中にしっかりしまい、飛ばされやすいものは外すようにしましょう。システム調整の原因を私たちが作らないよう、心がけたいですね。
神田沙也加さんの歌声に会える感動のポイント

多くのディズニーファンにとって、そして私にとっても、このアトラクションが特別な場所である最大の理由。それは、神田沙也加さんが演じる「アナ」の声が聴けることではないでしょうか。
アトラクション内で流れるアナのセリフや歌声は、代役の方ではなく、神田沙也加さんの声がそのまま使用されています。映画『アナと雪の女王』のオリジナルキャストである、神田沙也加さんのアナ、松たか子さんのエルサ、ピエール瀧さんから引き継いだ武内駿輔さんのオラフ、そして原慎一郎さんのクリストフ。このメンバーの声が揃ってこそのアナ雪だと、私は思います。
アトラクションの前半、「雪だるまつくろう」のシーンで、幼いアナが扉に向かって話しかける声。そして「生まれてはじめて」を歌いながら、アレンデール城の門が開く瞬間の、あの希望に満ちた歌声。それらを聴くと、神田沙也加さんが命を吹き込んだアナが、確かにそこに生きているんだと実感できます。アニマトロニクスの動きも、神田さんの声の演技に合わせて作られているので、表情一つひとつが本当に生き生きとしているんです。
私は初めて乗った時、楽しさよりも先に感動が溢れて止まりませんでした。「アナ、会いたかったよ」という気持ちで胸がいっぱいになります。単なるアトラクションを超えて、神田沙也加さんという素晴らしい表現者が残してくれた宝物に触れられる、そんな大切な場所になっていると思います。
これから乗る皆さんも、ぜひ耳を澄ませて、彼女の素晴らしい演技と歌声を全身で感じてください。きっと、心に深く残る体験になるはずです。
小さな子供も安心?身長制限と膝上乗車のルール

最後は、小さなお子さん連れのパパママに向けた情報です。「子供と一緒に乗りたいけど、乗れるかな?」と心配になりますよね。結論から言うと、アナとエルサのフローズンジャーニーには、身長制限はありません。
これはすごく嬉しいポイントです!身長が90cmや102cmに満たない小さなお子さんでも、このアトラクションなら楽しむことができます。さらに、まだ一人で座ることができない赤ちゃんでも、大人の膝の上に乗せて体験することが可能です。
実際に私も、赤ちゃんを連れたご家族が乗車しているのを何度も見かけました。
安全バーは大人の体に合わせて下りてくるので、その隙間に子供を抱っこする形になります。ボートは比較的ゆったりしているので、窮屈さはあまり感じないと思います。
ただし、身長制限がないからといって、「赤ちゃんでも全然平気!」とは言い切れない部分もあります。以下の点には注意してあげてください。
もしお子さんが怖がりそうな場合は、事前にYouTubeなどで公式の動画を少し見せて、「こんな楽しいところに行くんだよ」と予習させてあげるのも一つの手です。
でも基本的には、アナやオラフなど馴染みのあるキャラクターがたくさん出てくるので、子供たちも大喜び間違いなしのアトラクションですよ。
もし、どうしても子供が乗れない、あるいは寝てしまったという場合は、「交代利用サービス(チャイルドスイッチ)」を利用することもできます。これを使えば、両親が交代でアトラクションに乗ることができるので、キャストさんに相談してみてくださいね。
(出典:東京ディズニーリゾート公式サイト「交代利用サービス」)
まとめ:アナとエルサのフローズンジャーニーは落ちる?
今回は、「アナとエルサのフローズンジャーニー 落ちる」という検索キーワードで不安を感じている方に向けて、アトラクションの怖さや特徴について解説してきました。
結論として、このアトラクションは「カリブの海賊」レベルの軽い落下はあるものの、激しい絶叫系のような怖さや強い浮遊感はありません。
後ろ向きに進む動きや、システム調整のリスクなど、事前に知っておくべき点はいくつかありますが、それを上回る感動と没入感が待っています。「アナと雪の女王」の名曲に包まれながら体験する「真実の愛」の物語は、きっとあなたの心に残る素敵な思い出になるはずです。
絶叫が苦手な方も、ぜひ勇気を出して、アレンデールの世界へ飛び込んでみてくださいね!
本記事の情報は記事執筆時のものです。最新情報については、必ず東京ディズニーリゾート公式サイトや公式アプリ、各種公式サイトでチェックしてくださいね。

