こんにちは。Disney Magic Navi、管理人の「かおる」です。
2024年にオープンしたファンタジースプリングスですが、ネット上には古い情報も残っていて「ファンタジースプリングスに入場料はかかるの?」「スタンバイパスがないと入れないって本当?」と不安になっていませんか?
以前は入場制限がありましたが、今はルールが大きく変わって入場自由になり、誰でもエリアに無料で入れるようになっています。
そこでこの記事では、現在のファンタジースプリングスホテル宿泊者の入場方法や、ディズニーシーのチケットだけで楽しめるのかといった疑問、そして最新のアトラクションの乗り方について詳しく解説します。また、有料のプレミアアクセスや、廃止されたファンタジースプリングス・マジックに関する情報も整理しました。
この記事を読めば、アトラクションの待ち時間を含めた攻略法がわかり、安心してパークを楽しめるようになりますよ。
この記事で分かること
- ファンタジースプリングスへの入場料は不要で、誰でも自由に出入り可能です
- 2025年4月からスタンバイパスが廃止され、アトラクションに並んで乗れるようになりました
- 待ち時間を短縮したい場合は、有料のディズニー・プレミアアクセスがおすすめです
- ファンタジースプリングスホテル宿泊者は、専用エントランスからスムーズに入場できます
ファンタジースプリングスの入場料は実質無料?
「ファンタジースプリングスに入るには、追加でチケットを買わないといけないのかな?」と心配している方も多いはずです。ここでは、エリアへの入場に関する最新のルールと、実際にかかる費用について分かりやすく解説していきますね。
誰でもエリアに無料で入れる

まず結論からお伝えします。ファンタジースプリングスのエリアに入るための「入場料」は一切かかりません。
「えっ、本当に?」「昔は入れなかったって聞いたけど…」と驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんね。確かに、2024年6月のオープン当初からしばらくの間は、エリア内のアトラクション利用券(スタンバイパスやディズニー・プレミアアクセス)を取得できた幸運なゲストだけが、エリアへの入場を許されるという非常に厳しい入場制限が行われていました。
そのため、「ファンタジースプリングスは課金しないと入れない」「朝イチでパスを取れないと、入り口で引き返すしかない」といったイメージが強く残ってしまっているのも無理はありません。
しかし、現在はそのルールが完全に撤廃されています。東京ディズニーシーに入園しているゲストであれば、誰でも追加料金なしで「無料で入れる」エリアになっています。これってすごく嬉しいことですよね!
散策するだけでも価値がある「魔法の泉」
「アトラクションに乗らなくても、エリアに入るだけで楽しいの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、私の答えは断然「YES」です!ファンタジースプリングスは、その名の通り「魔法の泉」がテーマになっていて、エリア内にはディズニー映画のキャラクターを岩で表現した「ロックワーク」と呼ばれる彫刻が至る所に点在しているんです。
例えば、エリアの入り口ではピーターパンやアナとエルサ、ラプンツェルのロックワークがゲストを出迎えてくれますし、奥に進めばポカホンタスやバンビなど、さまざまなキャラクターを見つけることができます。これらはアトラクションに並ばなくても、エリアを歩いているだけで無料で見ることができるんですよ。
ロックワークの周りには水が流れていて、昼間はキラキラと輝き、夜はライトアップされて幻想的な雰囲気になります。お気に入りのキャラクターを探して、一緒に記念撮影をするだけでも十分な思い出になりますよ。
ショップやレストランも利用可能
また、エリアに入場できるということは、エリア内のショップ「ファンタジースプリングス・ギフト」や、映画の世界観を再現したレストランにも(モバイルオーダーなどの条件さえクリアすれば)行けるということです。
以前は、エリアに入れない=限定グッズや限定フードを買うチャンスさえない、という状況でしたが、今は誰でもショップに立ち寄って、素敵なお土産を選ぶことができます。特に「ファンタジースプリングス・ギフト」の内装は、お姫様の部屋のように豪華で可愛いので、お買い物をする予定がなくても、ぜひ一度中に入って雰囲気を味わってみてくださいね。
このように、アトラクションに乗るかどうかに関わらず、エリアへの入場自体は完全に無料開放されていますので、ぜひ気軽に足を運んでみてください。
予約不要で現在は完全に入場自由
2024年のオープン当初は整理券のようなものが必須でしたが、現在は予約不要で「入場自由」となっています。
これはどういうことかと言うと、事前の申し込みや、入園してからのスマホ操作による「エリア入場整理券」の取得などが一切不要になったということです。東京ディズニーシーのエントランスをくぐったら、そのまま歩いて(あるいはトランジットスチーマーラインやエレクトリックレールウェイを使って)ファンタジースプリングスの入り口まで向かえば、誰にも止められることなくスッと中に入ることができます。
「入れないかもしれない」というストレスからの解放
以前のルールをご存じの方はわかると思いますが、かつては「朝イチで入園して、震える手でスマホを操作してパスを取る」という、いわゆる「指先の戦い」に勝たなければなりませんでした。もしパスが取れなければ、その日はもうファンタジースプリングスの地を踏むことさえ許されない…という、かなりシビアな状況だったんです。
でも今は、「朝寝坊して昼過ぎに着いたからもう無理かも」とか、「夕方から入園するチケットだから新エリアは諦めよう」なんて思う必要はありません。昼でも夕方でも夜でも、あなたの好きなタイミングで、何度でもファンタジースプリングスを訪れることができます。
「お昼ご飯を食べに一度メディテレーニアンハーバーに戻って、夜になったらまたファンタジースプリングスの夜景を見に戻ってくる」といった使い方も自由にできます。エリアの出入り口でキャストさんにチケットや画面を見せる必要もありません。
時間帯によって変わるエリアの表情を楽しもう

入場自由になった最大のメリットは、好きな時間に景色を楽しめることです。ファンタジースプリングスは、時間帯によってまったく違う表情を見せてくれるんですよ。
- 朝〜昼
→太陽の光が水面に反射して、エリア全体がキラキラと輝く、まさに「ファンタジー」な世界。緑も鮮やかに見えて、写真映えは抜群です。 - 夕方(マジックアワー)
→空がオレンジやピンクに染まり、アレンデール城やラプンツェルの塔がシルエットのように浮かび上がる時間帯。ノスタルジックで美しいです。 - 夜
→私が一番おすすめしたい時間帯です!エリア全体が幻想的にライトアップされ、植物やロックワークが光を放ちます。特にラプンツェルの森周辺のランタンの灯りは必見です。
以前は、取れたパスの時間帯にしか滞在できなかったため、「夜景を見たいのに昼のパスしか取れなかった」という悔しい思いをすることもありましたが、今は自分のペースで、一番見たい景色の時間を狙って行くことができます。
レストラン利用のハードルも下がりました
エリア入場自由化に伴い、エリア内のレストラン(アレンデール・ロイヤルバンケットなど)の利用ルールも緩和されました。以前は「モバイルオーダー」を注文するためには、その時間帯に有効なアトラクションのパスを持っている必要があった時期もありましたが、現在はディズニーシーに入園しているゲストなら誰でもアプリからオーダー可能です。
もちろん、人気レストランはすぐに枠が埋まってしまうこともありますが、「エリアに入れないから注文画面にすら進めない」という門前払いはなくなりました。美味しいロイヤルセットやハンバーガーを食べるチャンスもぐっと広がっていますよ!
必要なのはディズニーシーのチケット代

「入場料は無料」とお伝えしましたが、当然ながらベースとなる「ディズニーシー」のパークチケット代は必要です。
ファンタジースプリングスは東京ディズニーシーの中にある一つのテーマポート(エリア)ですので、遊園地全体の入園料にあたる「1デーパスポート」さえ購入していればOKです。「ファンタジースプリングス入場券」といった特別な追加チケットは販売されていませんし、現地でエリアに入る際に追加料金を徴収されることもありません。
チケット価格は「変動価格制」です
現在、東京ディズニーリゾートのチケット価格は、日によって価格が変わる「ダイナミックプライシング(変動価格制)」が導入されています。これは、混雑が予想される日は価格を高く設定し、比較的空いている日は安くすることで、ゲストの来園日を分散させようという仕組みです。
具体的にいくら用意すればいいのか、大人の1デーパスポートの価格を例に見てみましょう。
| 価格帯レベル | 金額(大人) | 金額(中人) | 金額(小人) | 対象日の傾向 |
|---|---|---|---|---|
| 最高値 | 10,900円 | 9,000円 | 5,600円 | 土日祝、GW、お盆、年末年始、春休みなどの超繁忙期 |
| 高値圏 | 9,900円〜10,400円 | 8,400円〜8,800円 | 5,600円 | 金曜日や祝前日、人気イベント期間中の平日など |
| 標準 | 8,900円〜9,400円 | 7,400円〜7,800円 | 5,300円〜5,600円 | 通常の平日 |
| 最安値 | 7,900円〜8,400円 | 6,600円〜7,000円 | 4,700円〜5,000円 | 1月中旬や4月中旬などの閑散期の平日(設定日はかなり少ない) |
(出典:東京ディズニーリゾート『パークチケット』)
予算を立てる時のポイント
表を見ていただくとわかる通り、チケット代だけで大人一人あたり約8,000円〜11,000円かかります。「無料」というのはあくまで「追加料金が不要」という意味であって、パークに入るための基本料金はしっかりかかる点は押さえておきましょう。
特に、ファンタジースプリングスを目当てに行く場合は、混雑しやすい土日祝日に行く方が多いと思いますので、予算としては「大人一人あたり約11,000円」を見積もっておくと安心です。家族4人(大人2人、小学生2人)で行く場合は、チケット代だけで3万円〜4万円近くになることもあります。
ファンタジースプリングスホテル宿泊者の入場方法
もしあなたが「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」に宿泊するのであれば、さらに特別な体験が待っています。
このホテルはパークの中に建てられているため、宿泊者には一般のゲストとは異なる「専用エントランス」が用意されています。これを使うことで、パークへのアクセスが劇的にスムーズになるんです。
2つの宿泊棟とそれぞれの入り口
ファンタジースプリングスホテルは、「ファンタジーシャトー」と「グランドシャトー」という2つの建物(棟)に分かれており、それぞれに入場ゲートが異なります。
- ファンタジーシャトー宿泊者
→ホテルの敷地内にある「ファンタジースプリングス・エントランス」を利用します。ここは、リゾートラインの「ベイサイド・ステーション」側からアクセスするゲートで、ホテル宿泊者専用の手荷物検査場とゲートが設けられています。 - グランドシャトー宿泊者
→最高級ランクのグランドシャトーに泊まる方は、ホテル1階にある「グランドシャトー・ゲートウェイ」を利用できます。ここはなんと、ホテルのロビーから直接パーク(ファンタジースプリングスエリア内)に繋がっている特別な出入り口なんです。
どちらのゲートも、一般のゲストが並ぶメインエントランス(地球儀がある方)とは全く別の場所にあるため、朝の大行列に巻き込まれることなく、比較的スムーズに入園できるのが大きな魅力です。
最強の特典「ハッピーエントリー」
そして、宿泊者最大のメリットと言えるのが「ハッピーエントリー」です。これは、一般ゲストが入園を開始する時間の「15分前」から、専用エントランスを使ってパークに入ることができる特典です。
「たった15分?」と思うかもしれませんが、この15分の価値は計り知れません。なぜなら、この15分の間に、一般ゲストが誰もいないファンタジースプリングスエリアに直接入場できるからです。
ハッピーエントリーでできること
- 無人のエリアで写真撮影
他のゲストが写り込まない、完璧な風景写真を撮り放題です。 - 人気アトラクションに一番乗り
2025年4月からは誰でも並んでアトラクションに乗れるようになりましたが、ハッピーエントリーを使えば、一般ゲストが到着する前に「アナとエルサのフローズンジャーニー」などの人気アトラクションの列の先頭付近に並ぶことができます。待ち時間を大幅に短縮できる、まさに「最強の攻略法」です。
ただし、この特典を利用するためには、チェックイン時に受け取る「宿泊証明書」と「通行証」が必要です。入園ゲートで必ず提示を求められますので、お部屋を出る時に忘れないように注意してくださいね!
ファンタジースプリングスの入場料とアトラクション攻略
エリアに入るのは無料だとわかりましたが、肝心のアトラクションはどうやって乗るのでしょうか?ここからは、2025年4月からの新しいルールに基づいた攻略法をお話しします。
ファンタジースプリングスのアトラクションの乗り方

ファンタジースプリングスには、「アナとエルサのフローズンジャーニー」「ラプンツェルのランタンフェスティバル」「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」という4つのアトラクションがありますが、現在の「アトラクションの乗り方」は非常にシンプルになりました。
これまでは、「アプリでパスを取れた人だけが乗れる」「パスがなくなったら終了」という、スマホ操作のスキルや運が試される厳しい世界でしたが、2025年4月1日以降は、ディズニーランドやディズニーシーの他のアトラクションと全く同じルールに変更されています。
具体的には、以下の2つの方法のどちらかで乗ることになります。
ファンタジースプリングスのアトラクションの乗り方
- 列に並んで乗る(スタンバイ)
追加料金はかかりません。アトラクションの入り口に行き、最後尾に並べば誰でも必ず乗ることができます。ただし、混雑状況に応じて待ち時間が発生します。 - ディズニー・プレミアアクセス(DPA)を買って乗る
有料のチケットを購入する方法です。時間を指定して予約し、短い待ち時間で優先的に案内してもらうことができます。「時は金なり」を地で行くシステムですね。
「スマホでの操作が苦手…」「朝急いでパスを取るのがプレッシャーだった」という方にとっては、この変更は朗報と言えるでしょう。「乗りたいなら並べばいい」という、昔ながらのシンプルな遊園地のスタイルに戻ったことで、計画も立てやすくなりました。
無料のスタンバイパスは廃止

ここで一つ、とっても重要な注意点があります。古い攻略サイトやSNSの情報を見ると「スタンバイパス(SP)が必要」と書かれていることがありますが、2025年4月1日をもって、ファンタジースプリングスのアトラクションの「スタンバイパス」は廃止されました。
「スタンバイパス」とは、以前は無料で取得できた整理券のようなもので、これを持っていないと列に並ぶことさえできませんでした。しかし、この制度は完全に終了しています。
現在はアプリを開いても、ファンタジースプリングスのアトラクションの「スタンバイパス」のボタンは表示されません。「パスが見つからない!」「売り切れちゃったのかな?」と焦る必要はありません。今はパスが存在しないのが正常な状態なのです。
この変更には大きなメリットがあります。それは、「スタンバイパスが取れなくて乗れない」という事態がなくなったことです。以前はパスが発行終了してしまうと、どんなに時間が余っていてもアトラクションに乗る手段が絶たれていましたが、今は列の受付が終了(ラインカット)しない限り、並べば確実に乗ることができます。
「プライオリティパス」も対象外です
もう一つ間違いやすいのが、「40周年記念プライオリティパス(無料の優先パス)」です。「インディ・ジョーンズ」や「レイジングスピリッツ」などにはこの無料パスが使えますが、ファンタジースプリングスのアトラクションは全てプライオリティパスの対象外です。
つまり、ファンタジースプリングスのアトラクションに「無料で」「早く」乗るための裏ワザ的パスは、現在存在しません。「無料で乗るなら並ぶ」「待ち時間を少なく乗るなら有料パスを買う」の二択であることを覚えておいてくださいね。
各アトラクションの待ち時間
「並べば乗れる」ようになった分、気になるのは「アトラクション」の待ち時間ですよね。スタンバイパスによる人数制限がなくなったことで、人気アトラクションには長い行列ができるようになっています。
あくまで私の経験や直近の傾向に基づく目安ですが、各アトラクションの待ち時間のリアルな状況をお伝えします。
アナとエルサのフローズンジャーニー

予想待ち時間:90分〜180分以上
エリアで一番人気のアトラクションです。映画『アナと雪の女王』の名曲と共に物語を巡るボートライドで、感動すること間違いなしの内容ですが、その分待ち時間も長いです。土日や連休などの混雑日には、朝から晩まで120分(2時間)を超える待ち時間が続くことも珍しくありません。「絶対に乗りたい!」という場合は、開園直後に向かうか、閉園間際の少し列が短くなるタイミングを狙うのがおすすめです。
ラプンツェルのランタンフェスティバル

予想待ち時間:60分〜100分前後
あのランタンが空に浮かぶ名シーンを体験できるロマンチックなアトラクション。回転率(ゲストを案内するスピード)が比較的良いため、アナ雪ほど極端な待ち時間にはなりにくいですが、それでも休日は60分以上待つ覚悟が必要です。夕方以降、ランタンの灯りが美しく見える時間帯は特に人気が高まる傾向があります。
ピーターパンのネバーランドアドベンチャー

予想待ち時間:50分〜90分前後
3Dゴーグルをかけてネバーランドを飛び回るライドです。こちらは身長制限(102cm以上)があるため、小さなお子様連れのゲストが並べない分、他のアトラクションより若干待ち時間が落ち着いていることがあります。とはいえ、それでも1時間を超えることはザラにあります。
フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー

予想待ち時間:60分〜90分前後
妖精の谷「ピクシー・ホロウ」でお仕事をお手伝いする可愛らしいアトラクション。見た目はほんわかしていますが、実はここが一番の「待ち時間の罠」かもしれません。ライドの定員が少なく、一度に乗れる人数が限られているため、列の見た目が短くてもなかなか進まないのです。また、このアトラクションだけは後述する「有料パス(DPA)」がないため、全員が必ず並ぶ必要があります。
90分以上の待ち時間になると、ただ立っているだけでも体力を消耗します。夏は日傘や飲み物、冬は防寒具やカイロなど、季節に合わせた対策をしっかり準備していきましょう。モバイルバッテリーも必須ですよ!
有料のプレミアアクセスを活用

「せっかく遠くから来たのに、アトラクション待ちで1日が終わっちゃうのは嫌だ!」
「子供が小さくて、長時間並ぶのは無理…」
そんな方は、迷わず「ディズニー・プレミアアクセス(DPA)」を活用しましょう。これは、公式アプリから購入できる有料の予約チケットで、指定した時間に専用の入り口(プライオリティ・アクセス・エントランス)から入場できるサービスです。
DPAの基本情報
- 価格:1人1回につき2,000円(大人・子供同額)
- 対象アトラクション
- アナとエルサのフローズンジャーニー
- ラプンツェルのランタンフェスティバル
- ピーターパンのネバーランドアドベンチャー
- 購入方法:入園後に「東京ディズニーリゾート・アプリ」からクレジットカード等で購入
DPAを使うメリットと注意点
最大のメリットは、何といっても「時間の節約」です。例えば、通常なら120分待ちの「アナ雪」でも、DPAを使えば5分〜15分程度の待ち時間で乗れてしまいます。浮いた時間で食事をゆっくり楽しんだり、ショーを見たりできるので、2,000円を払う価値は十分にあると思います。
ただし、注意点もあります。それは「売り切れ」です。DPAの発行枚数には限りがあり、特に一番人気の「アナとエルサのフローズンジャーニー」のDPAは、開園から1時間もしないうちに完売してしまうことが多いです。
DPAを購入したいなら、とにかく「朝早く入園すること」が全てです。入園ゲートを通過したら、立ち止まってすぐにアプリを開き、DPAを取得しましょう。入園前には購入できないので、入園待ちの列に早く並ぶことが勝負の分かれ目になります。
ファンタジースプリングス・マジックは終了

かつて、ファンタジースプリングスホテル宿泊者やバケーションパッケージ利用者だけが購入できた、最強の魔法のチケット「1デーパスポート:ファンタジースプリングス・マジック」ですが、こちらは2025年3月31日利用分をもって販売・利用が終了しました。
このパスポートは、ファンタジースプリングス内のアトラクションを、時間指定なく、何度でも、短い待ち時間で利用できるという夢のようなチケットでした(価格も大人で2万円超えと高額でしたが…)。しかし、エリア入場自由化とスタンバイ開放に伴い、その役割を終えることとなりました。
ですので、「高いお金を払ってでもいいから、絶対に並ばずに全部のアトラクションを何周もしたい!」という「無双モード」は、現在は残念ながらできません。宿泊者であっても、バケーションパッケージ利用者であっても、基本的には「並ぶ」か「都度DPAを購入する」のどちらかの方法で楽しむことになります。
公式の宿泊プラン「バケーションパッケージ」には、アトラクション利用券が含まれているプランがあります。これを利用すれば、事前にDPA相当のチケットを確保できるため、当日売り切れを心配する必要はありません。確実にスムーズに乗りたい方には、現在この方法が最も確実な選択肢と言えるでしょう。
ファンタジースプリングスの入場料まとめ
今回は、多くの方が気になっている「ファンタジースプリングス 入場料」や最新のルールについて解説してきました。
最後にポイントをおさらいしておきましょう。
- 入場料は無料:ディズニーシーのチケットだけで、誰でも自由に入場できます。
- パスなしでOK:スタンバイパスは廃止され、予約なしでエリアに入れます。
- アトラクションは並べば乗れる:長い待ち時間が苦手な方は、有料のDPAを活用しましょう。
ルールがシンプルになった分、以前よりも気軽にファンタジースプリングスの世界を楽しめるようになりました。「入れなかったらどうしよう」と不安に思う必要はありません。
ぜひあなたも、魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界へ、足を運んでみてくださいね!
本記事の情報は記事執筆時のものです。最新情報については、必ず東京ディズニーリゾート公式サイトや公式アプリ、各種公式サイトでチェックしてくださいね。

