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ファンタジースプリングスのキャンセル拾いは可能?DPA再販の攻略法

ファンタジースプリングスのキャンセル拾いは可能?DPA再販の攻略法

こんにちは。Disney Magic Navi、管理人の「かおる」です。

ディズニーシーの新エリア、ファンタジースプリングス。どうしても入りたいし、人気のアナ雪のアトラクションも体験したいですよね。でも、「DPAが売り切れちゃった!キャンセル拾いのやり方やコツってあるのかな?」などと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。特に4人などのグループだと、余計に取れるか心配になりますよね。また、ネット上にはいろんな情報があふれていて、どの時間帯が狙い目なのか、通信環境が良い場所はどこなのか、迷ってしまうことも。

そこでこの記事では、ファンタジースプリングスにおけるDPAのキャンセル拾いの実態や、知っておくべき最新のルールについて解説します。また、どうしてもDPAが欲しい方のために、追加発行を狙う具体的なテクニックも紹介しますね。

この記事を読めば、今のファンタジースプリングスの正しい攻略法がわかり、パークでの時間をより有効に使えるようになりますよ。

この記事で分かること

  • DPAに「キャンセル拾い」が存在しない理由と正しい仕組み
  • 2025年4月以降のスタンバイパス廃止による大きな変化
  • アナ雪などのDPA追加発行を狙うべき具体的な時間帯
  • 成功率を上げるためのリロード手順と通信環境のポイント

ファンタジースプリングスのキャンセル拾いとDPAの真実

まずは、多くの人が誤解している「キャンセル拾い」という言葉の裏側と、ファンタジースプリングスの最新ルールについて整理しておきましょう。ここを理解していないと、無駄な努力をしてしまうかもしれませんよ。

ディズニーのDPAにキャンセル拾いはない

ディズニーのDPAにキャンセル拾いはない(DPA)
ディズニー・プレミアアクセス(出典:東京ディズニーリゾート公式

「えっ、キャンセル拾いできないの?」と驚かれた方もいるかもしれませんね。これ、実はディズニー攻略において最も基本的、かつ最も重要な「前提知識」なんです。結論からハッキリ言ってしまうと、ディズニー・プレミアアクセス(DPA)には、ゲスト都合による「キャンセル拾い」という概念自体がシステム上、存在しません。

なぜここまで言い切れるのか、その理由を詳しくお話ししますね。まず、DPAのシステムを理解する必要があります。私たちがレストランを予約する時や、ホテルの予約をする時は、都合が悪くなればキャンセルボタン一つで取り消しができますよね。その場合、その空いた枠はすぐにシステムに反映され、他の誰かが予約できるようになります。これが一般的な「キャンセル拾い」の仕組みです。

しかし、DPA(ディズニー・プレミアアクセス)は違います。公式アプリで購入手続きを行い、決済が完了したその瞬間、権利が確定します。そして、このDPAという商品は、「購入後の変更・キャンセル・返金は一切不可」というルールが設けられているのです。つまり、一度誰かの手に渡ったDPAは、その人が「やっぱり乗るのをやめた」と思ったとしても、手放してシステムに戻すことができないのです。

では、なぜSNSやネット上では「キャンセル拾い」という言葉がこれほど飛び交っているのでしょうか?

その大きな理由は、おそらく他のパスと混同してしまっているからだと思います。ディズニーには「プライオリティパス」や「スタンバイパス」のように、実際にキャンセル拾いができるシステムも存在します。それらと同じ感覚で、「DPAもきっとキャンセルが出るはず!」と勘違いしてしまっている方が多いのかもしれませんね。

私たちが「キャンセル拾い」だと思って必死に画面をリロードして探しているものの正体。それは、以下の2つのパターンのどちらかです。

  • 運営側による「追加発行(リセール)」
    混雑状況やアトラクションの稼働率を見ながら、運営側が意図的に在庫を追加した分。
  • 決済エラーによる「在庫復活(戻り分)」
    誰かが購入しようとしたけれど、クレジットカードの決済エラーや通信タイムアウトで購入完了に至らず、システムが自動的に在庫に戻した分。

「言葉の違いなんて、どっちでもいいじゃん」って思うかもしれませんが、実はここが運命の分かれ道なんです!

これを知っていると、戦い方がガラッと変わります。「いつ誰がキャンセルするか分からないのを、ただひたすら待つ」という運任せのスタイルから、「運営さんが在庫を追加するタイミングを狙い撃ちする」という、攻めのスタイルに変わるからです。

誰かのキャンセルはいつ出るか全く読めませんが、運営さんによる追加発行には、ある程度の「クセ」や「出やすい時間」があるんです。

だからこそ、「キャンセル拾いはない(=追加発行を待つんだ)」という仕組みを正しく知っておくことが大事。そうすれば、無駄なリロードで疲れ果ててしまうのを防いで、本当にチャンスがある瞬間に全力を注げるようになりますよ。

ちなみに、アトラクションがシステム調整(故障など)で運営中止になった場合に限り、DPAは自動的に払い戻し(返金)されます。しかし、これはあくまで運営側の都合による特例措置。私たちが自分の意思でキャンセルして、それを他の誰かが拾うというサイクルは、今のディズニーのシステムでは発生しないのです。

(出典:東京ディズニーリゾート公式サイト『ディズニー・プレミアアクセス』

スタンバイパス廃止で現在は並んで乗れる

スタンバイパス廃止で現在は並んで乗れる(ディズニーシーのファンタジースプリングス)
ファンタジースプリングス(出典:東京ディズニーリゾート公式

ここが今回の記事の中で、一番皆さんに知っておいてほしいことです。ファンタジースプリングスの運用ルールは、エリアがオープンした当初とは全く別物になっていることをご存知でしょうか? これを知らずに、古い攻略ブログの情報を鵜呑みにしてしまうと、現地で「え?パスなんていらないの?」と拍子抜けしてしまうかもしれません。

2025年4月1日(火)から、ファンタジースプリングスのアトラクションにおけるスタンバイパスの発行は完全に廃止されました。

エリアがオープンした当初や2024年の間は、一般のゲストがファンタジースプリングスのアトラクションに乗るためには、「無料のスタンバイパス」を持っていることが絶対条件でした。パスを持っていない人は、どんなにアトラクションが目の前にあっても、列に並ぶことさえ許されなかったのです。

補足

正確には、バケーションパッケージ利用者やファンタジースプリングスホテル宿泊者など一部の方は、ファンタジースプリングスへの入場やアトラクション利用について別ルールがありました。ここでは説明が複雑になるので省略して、一般のゲスト目線で説明をしています。

そのため、朝イチでパスが取れなかったゲストは、一日中スマホに張り付いて、誰かがキャンセルしたスタンバイパス(スタンバイパスはキャンセルが可能でした)を血眼になって探す「キャンセル拾い」が必須の攻略法だったのです。「キャンセル拾いができなければ、エリアに入ることすらできない」という、非常に過酷な状況でした。

しかし、2025年4月1日以降、このルールは撤廃されました。現在は、「誰でも、その場に行って列に並べばアトラクションに乗れる」という、従来のディズニーランドやディズニーシーのアトラクションと同じ、ごく当たり前のルールに戻ったのです。

【ここが変わった!ファンタジースプリングスの新ルール】

  • 以前(〜2025/3/31): パスがないと並べない。パス取得が全て。
  • 現在(2025/4/1〜): パスがなくても並べば乗れる。並ぶ覚悟が全て。

これは、私たちゲストにとって非常に嬉しいニュースです。「スマホでの争奪戦に負けたら終わり」というプレッシャーから解放され、「頑張って並べば必ず乗れる」という選択肢が生まれたからです。

ただし、ここで勘違いしてはいけないのが、「スタンバイパスがなくなった=空いている」わけではないということです。むしろ逆です。誰でも並べるようになったことで、Qライン(待ち列)は非常に長くなる傾向があります。以前はパスの発行枚数で人数をコントロールしていましたが、今は制限がないため、ゲストが集中すればその分だけ待ち時間は伸びていきます。

つまり、「スタンバイパスのキャンセル拾い」という攻略法は、現在ではもう使う場面がありません。なぜなら、そもそもスタンバイパスという制度自体が存在しないからです。今、私たちがキャンセル拾い(正確には追加発行拾い)をする対象は、有料のDPAだけ。無料のパスを探してリロードし続ける必要はもうないのです。この点をしっかりと頭に入れておいてくださいね。

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アナ雪などのアトラクションの最新状況

アナ雪などのアトラクションの最新状況トラクションの待ち時間(アナとエルサのフローズンジャーニー)
アナとエルサのフローズンジャーニー(撮影:Disney Magic Navi)

「並べば乗れるようになったなら、もうDPAなんていらないんじゃない?」と思われる方もいるかもしれません。でも、現実はそう甘くはありません。特に、ファンタジースプリングスの目玉である『アナとエルサのフローズンジャーニー』の人気は、オープンから時間が経っても衰えることを知りません。

現在のパークの状況を詳しく解説しましょう。誰でも並べるようになった結果、人気アトラクションの待ち時間は凄まじいことになっています。日にもよりますが、『アナとエルサのフローズンジャーニー』は、開園直後から一気にゲストが殺到し、あっという間に100分待ち、120分待ちを超えることが常態化しています。週末や混雑日には180分(3時間)近くになることも珍しくありません。

アナ雪などのアトラクションの最新状況(ファンタジースプリングスのアトラクションの待ち時間)
画像引用:ディズニー公式アプリ

ここで改めて重要になってくるのが、DPA(ディズニー・プレミアアクセス)の価値です。3時間並んで乗るのと、2000円払って待ち時間を10分〜20分に短縮するのとでは、その後のパークでの過ごし方が劇的に変わりますよね。レストランでの食事、他のアトラクション体験、ショーの鑑賞、お土産選び…これら全てに使える時間が、DPAを買うことで数時間分も捻出できるわけです。

そのため、「並べば乗れる」ようになった今でも、「時間を節約したいからやっぱりDPAが欲しい」というニーズは極めて高く、激しい争奪戦が続いています。

現在のアトラクション別 DPA難易度と傾向

  • アナとエルサのフローズンジャーニー(難易度:S)
    依然として圧倒的1番人気。開園から数十分以内、遅くとも9時台にはDPAが完売します。スタンバイの列も常に長いため、DPAの追加発行を狙う価値が最も高いアトラクションです。
  • ラプンツェルのランタンフェスティバル(難易度:A)
    アナ雪に次ぐ人気。ロマンチックな世界観でデートにも最適なので、カップル需要も高いです。午前中にはDPAが売り切れることが多いですが、アナ雪よりは若干、追加発行が拾いやすい傾向にあります。
  • ピーターパンのネバーランドアドベンチャー(難易度:B)
    比較的、DPAが残りやすいアトラクションです。日によっては昼過ぎまで残っていることも。追加発行が出ると、比較的長い時間残っていることがあります。

このように、DPAが売り切れた後の選択肢は、以前の「絶望(入れない)」から、「長時間並ぶ(根性)」か「DPAの追加発行を狙う(情報戦)」の2択に変わりました。

「体力に自信があるから並ぶよ!」という方はそれでもOKですが、「子供連れで長時間待つのは無理…」「せっかく来たから時間を有効に使いたい」という方は、やはりこの記事の後半で紹介するDPAの追加発行テクニックを活用してくださいね。

4人グループは分かれて取得する方法も検討価値あり

4人グループは分かれて取得する方法も検討価値あり(ラプンツェルのランタンフェスティバル)
ラプンツェルのランタンフェスティバル(撮影:Disney Magic Navi)

家族や仲良しグループ4人で遊びに来たなら、やっぱり「みんなで一緒にアトラクションに乗って、感動を共有したい!」って思いますよね。その気持ち、すっごくよく分かります。アトラクションの感想を言い合いながら出口を出てくる瞬間こそが、ディズニーの醍醐味ですから。

もちろん、4人分をまとめて取れる可能性もゼロではありません。運良くまとまった数の追加発行があれば、全員分を一発で確保できることもあります。

ただ、追加発行の争奪戦において、「4人同時」というのは、どうしてもハードルが高くなってしまうのが現実なんです。

なぜ4人同時だと難しくなるの?

追加発行される在庫は、いつも大量に出るとは限らず、1枚や2枚といった少数で「パラパラ」と復活することも多いからです。

もし、たまたま「3枠」しか空きがないタイミングで、あなたが「4人分」を選択して購入ボタンを押すとどうなるでしょう? システムは「人数分の在庫がありません」というエラーを返し、購入画面に進むことすらできません。

そして、そのエラー画面を見ているほんの数秒の間に、1人分や2人分で狙っていた他のゲストさんが、その貴重な在庫をサッと確保してしまう……というケースが非常に多いんです。

「たとえバラバラになっても、とにかくDPAを確保してアトラクションを体験したい!」

もし、そう強く願うのであれば、少し勇気を出して「グループを分けてチャレンジする」という方法を検討してみてください。

具体的な分割取得の方法

① 2人+2人に分かれる(おすすめ!)
4人グループなら、2人ずつのペアに分けちゃいましょう。
これなら、「2枠」の空きが出た瞬間にも対応できるので、4人一括で狙うよりも拾える確率はグンと上がります。「パパ・息子チーム」「ママ・娘チーム」のように分かれて、取れたチームだけがDPAを利用し、残念ながら取れなかったチームは並ぶ、という柔軟な動きもできますよ。

② 1人ずつ狙う(本気度MAXの手段)
確実性を何より優先するなら、「1名」での取得が最強です。どんなに少ない在庫復活でも、1名分なら滑り込める隙間があるからです。

方法メリットデメリット取りやすさ
4人一括全員同じ時間に乗れる(最高!)在庫不足エラーで弾かれる確率が上がる★☆☆☆☆
2人+2人成功率と「誰かと乗れる」安心感のバランスが良い取得時間がズレる可能性がある★★★★☆
1人ずつ取得できる確率は一番高い時間がバラバラになりやすく、操作も大変★★★☆☆

「えっ、バラバラに取ったら時間がズレて、結局一緒に乗れないんじゃ…?」と心配になりますよね。

でも、安心してください。DPAには1時間の利用枠があります(例:13:00〜14:00)。
もしAチームが「13:00〜14:00」、Bチームが「13:10〜14:10」で取れたとしたら、時間が重なっている「13:10〜14:00」の間にみんなで入り口に行けば、一緒に入場できるんです。

多少の時間のズレは、現地での調整でなんとかなることがほとんど。「全員でこだわって全滅」してしまうよりは、「取れたらラッキー、多少ズレても御の字!」くらいの軽い気持ちで、賢くチャンスを広げてみてくださいね。

ネット上の古い攻略情報には注意が必要

ネット上の古い攻略情報には注意が必要(ファンタジースプリングス)
ファンタジースプリングス(出典:東京ディズニーリゾート公式

最後に、情報収集における重要な注意点をお伝えしておきます。今、皆さんがGoogleやSNSで「ファンタジースプリングス キャンセル拾い」と検索すると、たくさんの攻略記事や動画が出てきますよね。でも、その情報の「日付」を必ず確認してください

インターネット上には、ファンタジースプリングスが開業した2024年6月から2025年3月までの間に書かれた「古い攻略情報」が大量に残っています。それらの記事には、こんなことが書かれているはずです。

  • 「スタンバイパスがないとエリアに入れない!」
  • 「スタンバイパスのキャンセル拾いが必須!」
  • 「モバイルオーダーを取らないと入れない!」

これらは全て、「過去の正解」であって、「現在の正解」ではありません。 先ほどもお話しした通り、2025年4月1日以降、スタンバイパスは廃止され、誰でも並べるようになりました。古い情報を信じて、「スタンバイパスのボタンがない!」「キャンセル拾いができない!」と現地でパニックになってしまうゲストが後を絶ちません。

情報の鮮度を見極めるポイント

検索して出てきた記事やSNSの投稿が、「2025年4月1日以降」に更新されたものかどうかを必ずチェックしてください。

ディズニーのルールは頻繁に変更されます。数ヶ月前の常識が、今日は通用しないことなんて日常茶飯事です。だからこそ、常に「最新の情報」にアップデートしていくことが、パークを賢く回る一番の近道なんですよ。自分が遊びに行く前には、必ずディズニー公式サイトで最新情報をチェックするようにしてくださいね。

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ファンタジースプリングスのキャンセル拾いに代わる攻略法

「キャンセル拾いはできない」でも「追加発行はある」。この違いが分かったところで、ここからは実践編です。貴重なDPA(ディズニー・プレミアアクセス)の追加発行分をゲットする可能性を上げる具体的なテクニックを解説しますね。(ただし「絶対に取れる」ということはないので、あくまで参考程度にしてください)

DPAの追加発行を確認するやり方

DPAの在庫状況を確認し、購入までたどり着くための基本操作をマスターしましょう。操作に迷っている一瞬の間に、DPAは売り切れてしまいます。指が勝手に動くくらい、手順を頭に入れておいてくださいね。

ディズニー・プレミアアクセス(DPA)の購入画面
DPAの購入画面(出典:東京ディズニーリゾート公式

手順は以下の通りです。

DPAの追加発行を確認するやり方

  1. 東京ディズニーリゾート・アプリを開き、ホーム画面の「ディズニー・プレミアアクセス」をタップします。
  2. 利用したいアトラクション(例:アナとエルサのフローズンジャーニー)を選択します。
  3. この時点で、通常は「取得できません」や「現在販売していません」といった表示になっているはずです。
  4. ここからが勝負です。画面を上から下へスワイプ(引っ張って離す)して、情報を更新(リロード)し続けます。
  5. または、一度前の画面(アトラクション一覧やマップ)に戻り、再度「ディズニー・プレミアアクセス」のボタンを押して入り直すことでも情報は更新されます。

多くの人は、一度見て「あ、売り切れか」と諦めてしまいます。しかし、DPAハンターはここからがスタート。何も表示されていない画面を、何度も何度も更新し続けるのです。「虚無へのリロード」なんて呼ばれることもありますが、この地道な作業こそが、奇跡の在庫復活に出会うための唯一の方法なんですよ。

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在庫が復活しやすい狙い目の時間帯

在庫が復活しやすい狙い目の時間帯(ファンタジースプリングス)
撮影:Disney Magic Navi

「一日中ずっとスマホを見てリロードし続けるなんて無理!」そう思いますよね。私もそうです(笑)せっかくのディズニー、スマホの画面ばかり見ていては楽しさが半減してしまいます。

実は、DPAの追加発行には、過去の傾向から推測される「出やすい時間帯」が存在します。運営側も人間ですから、ある程度決まったタイミングで在庫調整を行っていると考えられます。以下のゴールデンタイムに狙いを定めて、集中的にリロードを行ってみてください。

狙い目の時間帯理由と詳細
12:00〜13:00頃
(ランチタイム)
最も追加発行が期待できる激アツの時間帯です。
お昼時はゲストの動きが落ち着くため、運営状況の見直しが行われやすく、まとまった数の在庫が放出される傾向があります。「12:03」「12:13」など、00分ちょうどから数分ズレたタイミングでの目撃情報が非常に多いのが特徴です。ご飯を食べながら、片手でリロードしてみましょう。
14:00〜16:00頃
(午後の中だるみ)
午後のパレード前後や、おやつの時間帯です。アトラクションの実際の混雑状況(待ち列の進み具合)を見て、「もう少し入れても大丈夫そうだな」と判断された場合に、調整枠が開放されることがあります。
17:00以降
(夜の部開始)
夕方以降、特に夜のハーバーショー(ビリーヴ!など)の時間帯に合わせて、夜間の利用枠が突発的に出ることがあります。日帰りのゲストが帰り始める時間でもあるので、ラストチャンスとして狙い目です。

もちろん、これ以外の時間に絶対に出ないわけではありませんが、闇雲にリロードするよりは、この「山」を張って動く方が効率的です。特に12時台は、アラームをかけておいても良いくらい重要な時間帯みたいですよ!

何度もリロードを繰り返すためのコツ

リロード(画面更新)作業は、単調で精神的にも削られる作業です。でも、ここにもちょっとしたコツがあります。

まず、「購入ボタンが出る位置」を覚えておくこと。
スマホの画面上のどこに「取得する」ボタンや「時間選択」のボタンが表示されるか、シミュレーションしておきましょう。いざ在庫が出たとき、視認してから指を動かすのでは遅すぎます。「ここに出るはず!」という場所に親指を浮かせて待機し、表示された瞬間にタップする反射神経が必要です。

また、リロードの方法も工夫しましょう。
画面を上から下に引っ張る「スワイプ更新」は楽ですが、通信の読み込みに少し時間がかかることがあります。個人的なおすすめは、「タブ切り替え」や「画面の行き来」です。例えば、アトラクション選択画面とマップ画面を交互に行き来することで、強制的に最新情報を読み込ませるテクニックです。自分にとって一番リズム良く、かつ指が疲れない方法を見つけてみてください。

通信環境の良い場所でスマホを操作する

通信環境の良い場所でスマホを操作する(ディズニーシーファンタジースプリングスにて)
撮影:Disney Magic Navi

「在庫が出た!押した!…あれ?通信中…エラー?」
これが一番悔しいパターンですよね。DPA争奪戦において、通信速度は武器そのものです。パーク内は数万人が同時にスマホを使っているため、場所によっては電波が極端に悪くなる「デッドゾーン」が存在します。

特に避けるべきなのは、「エントランス周辺(アクアスフィア付近)」と「メディテレーニアンハーバー周辺」です。ここは入退園する人やショー待ちの人で人口密度が高く、回線がパンクしやすいエリアだと言われています。

逆に、狙い目はどこでしょうか?

  • レストランの奥の席やテラス席
    →人が座って落ち着いている場所は、意外と電波が安定していることがあるそうです。
  • ロストリバーデルタやアラビアンコーストの奥地
    →エントランスから遠いエリアは、比較的人口密度が低く、繋がりやすい傾向があります。

もし自分のスマホの通信性能に不安がある場合は、レンタルポケットWi-Fiなど、通信性能を補強するようなアイテムを持ち込むのもありかもしれませんね。

決済エラー後の再販タイミングも狙う

最後に、裏技的なタイミングをもう一つ。それは「大規模な追加発行」ではなく、「誰かの失敗」を拾う方法です。

DPAを購入しようとしてカートに入れたものの、クレジットカードのセキュリティロックがかかったり、電波が悪くて決済に失敗したりする人は必ず一定数います。システムは、決済が完了しなかった在庫を、一定時間後(一般的には数分〜10分程度)に自動的に市場に戻します。

これが「エラー戻り分」です。
狙い目は、「朝のDPA完売直後」「追加発行があった直後」です。多くの人が一斉に購入手続きに殺到するタイミングこそ、エラーも多発します。「売り切れました」の表示が出ても、そこから5分〜10分程度は諦めずにリロードを続けてみてください。エラーで弾かれた在庫が、ポロッと1つだけ復活する瞬間に出会えるかもしれません。

矛盾するかもしれませんが…

ただ、ここまでテクニックをお伝えしておいて、こんなことを言うのは矛盾しているかもしれませんが、正直なところ、追加発行狙いに必死になりすぎて、一日中スマホの画面ばかり見ている……というのは、あまりおすすめしたくありません。せっかく夢の国に来ているんですから、スマホとのにらめっこで終わってしまうのは本当にもったいない!

ある程度リロードして頑張ってみて、それでもダメなら「今日はご縁がなかったんだな」とスパッと諦めて、目の前のことを全力で楽しむ。私は、そんな風に軽やかにパークを満喫するスタイルがおすすめです。

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ファンタジースプリングスのキャンセル拾いまとめ

今回は、ファンタジースプリングスにおけるDPA(ディズニー・プレミアアクセス)のキャンセル拾いの実態と、追加発行を狙うための具体的な攻略法について解説してきました。

「キャンセル拾い」という言葉が独り歩きしていますが、実際には「運営による追加発行」を狙うのが正解だということがお分かりいただけたかと思います。また、スタンバイパスの廃止によって、以前とは全く違うパークの楽しみ方ができるようになりました。

  • DPAにキャンセル拾いはない: 狙うべきは、運営による「追加発行」や、決済エラーによる「在庫復活」です。
  • スタンバイパスは廃止済み: もうスマホと睨めっこして無料パスを探す必要はありません。並ぶ覚悟さえあれば、誰でもアトラクションを楽しめます。
  • 狙い目の時間を逃さない: ランチタイム(12時台)や夕方以降など、追加発行されやすいタイミングで集中的にリロードしましょう。

この記事で紹介したテクニックを使えば、ライバルよりも一歩リードしてDPAをゲットできる確率は確実に上がります。でも、もしDPAが取れなくても落ち込まないでくださいね。ファンタジースプリングスは、エリアそのものが一つの巨大なアトラクションのように美しい場所です。魔法の泉を散策したり、美味しいフードを食べたり、並んでアトラクションの細部まで作り込まれたQライン(待機列)をじっくり鑑賞したりするのも、またとない素敵な体験になるはずです。

皆さんの冒険が、最高の思い出になりますように。いってらっしゃい!

最新情報のチェックをお忘れなく!

本記事の情報は記事執筆時のものです。最新情報については、必ず東京ディズニーリゾート公式サイトや公式アプリ、各種公式サイトでチェックしてくださいね。

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