こんにちは。Disney Magic Navi、管理人の「かおる」です。
念願のファンタジースプリングスへ行く計画を立てているけれど、どうしても気になるのがアトラクションの「待ち時間」ですよね。特に大人気の「アナ雪」は何時が混むのか、学校や仕事がある平日に行けば少しは空いているのか、いろいろと心配になってしまうものです。また、有料パスDPAの売り切れ時間や取得できる時間枠に関するルール、過去の待ち時間などを事前に知っておかないと、当日現地で思うように動けず後悔してしまうかもしれません。
さらに、当日にアプリを使って混雑状況をリアルタイムで確認するコツや、年間を通して1番空いている月はいつなのか、そして2025年4月のルール変更以降ファンタジースプリングスのアトラクションは並んで乗れるかといった疑問も尽きないことでしょう。
そこでこの記事では、ファンタジースプリングスの各アトラクションの平均的な待ち時間や、DPAを確実にゲットするための攻略法、そして混雑を回避するためのポイントについて徹底解説していきます。
この記事を読めば、効率よくエリアを楽しむためのスケジュールが組めるようになり、大切な人と過ごすパークでの時間がもっと充実したものになりますよ。
この記事で分かること
- アトラクションごとの平均待ち時間と混雑する時間帯の傾向
- DPA(ディズニー・プレミアアクセス)の売り切れ時間の目安と攻略法
- 2025年4月以降のルール変更に伴う「並んで乗れる」新常識
- 混雑を避けて快適に楽しむための狙い目の時期と曜日
ファンタジースプリングスの待ち時間を徹底解説
いよいよファンタジースプリングスへの冒険が始まりますね。でも、エリアに足を踏み入れる前に、まずは最大の敵(?)である「待ち時間」について、しっかりと作戦会議をしておきましょう。
ここでは、各アトラクションの具体的な待ち時間データや、時間帯による混雑の波、そして2025年4月から変わった運営ルールについて、私の経験も交えながら深掘りしていきます。「知らなかった!」で時間を無駄にしないよう、しっかりチェックしてくださいね。
アナ雪の待ち時間と何時が混むかの傾向

ファンタジースプリングスの中でも、別格の人気を誇っているのが「アナとエルサのフローズンジャーニー」です。映画の名曲に乗せてアレンデールの世界を巡るこのボートライドは、感動して涙するゲストも続出するほどのクオリティ。それだけに、待ち時間もエリア内で一番長くなるのが常です。
まず、覚悟しておきたい待ち時間の目安ですが、平日の比較的空いている日でも90分から120分前後は見ておいた方がいいでしょう。「平日だから空いてるかも?」という期待は、このアトラクションに関しては少しハードルが高いかもしれません。
さらに、土日祝日や長期休暇(春休み・夏休みなど)の混雑期になると、待ち時間はさらに跳ね上がり、160分から200分(3時間以上!)を超えることも珍しくありません。かつてディズニーシーで「ソアリン」がオープンした当初のような、あるいはディズニーランドの「美女と野獣“魔法のものがたり”」のような、パーク内トップクラスの混雑レベルだと思って間違いありません。
では、1日の中で「何時が一番混んで、何時が狙い目」なのでしょうか。ここには明確な傾向があります。
アナ雪の時間帯別混雑傾向
- 【激混み】開園直後~10:30頃
みんな考えることは同じで、「まずはアナ雪!」と入園ゲートから一直線に向かいます。そのため、開園から1時間以内の列の伸び方は尋常ではありません。朝イチで並ぶなら、開園前からゲートに並んでおく「開園待ち」が必須レベルです。 - 【高止まり】11:00~16:00頃
朝のピークを過ぎても、待ち時間はなかなか減りません。DPA(有料パス)を持っているゲストの案内も入るため、スタンバイ列(通常の待ち列)の進みはゆっくりになります。 - 【やや緩和】パレードやショーの時間帯
メディテレーニアンハーバーで水上ショーが行われる時間帯などは、一時的に人が分散して待ち時間の伸びが緩やかになることがあります。 - 【狙い目】19:00以降~閉園間際
ここが一番のチャンスです。お土産を買うためにショップへ向かう人や、遠方からの帰宅組がパークを出始めるため、夜の待ち時間はガクッと下がることがあります。日中180分待ちだったのが、夜には60~90分程度になることも。
「じゃあ、夜まで待って最後に乗ればいいや!」と思うかもしれませんね。でも、ここには一つ大きなリスクがあります。それが「システム調整(シス調)」です。
アナ雪のアトラクションは最新技術を使っているためか、システム調整で運営が一時ストップすることが意外と多いんです。もし閉園間際に並ぼうとしてシステム調整が起きてしまったら、その日はもう乗れずに終わってしまう…なんて悲劇も起こり得ます。「絶対外せない!」という場合は、待ち時間が長くても日中に並んでおくか、朝イチで勝負をかけるのが安全策ですよ。
ちなみに、アナ雪の待機列(Qライン)は、オーケンのお店にあるサウナや、アナとエルサが遊んだプレイルームなど、映画ファンにはたまらないプロップス(小道具)がたくさん飾られています。長時間待つことにはなりますが、それらを眺めながら写真撮影を楽しめるので、意外と退屈せずに過ごせるかもしれませんね。
平日の平均と過去の待ち時間推移

「休日は無理だけど、平日ならなんとか…!」とお考えのあなたへ。確かに休日よりはマシですが、ファンタジースプリングスに関しては平日も油断大敵です。
過去数ヶ月のデータを分析してみると、平日の平均待ち時間はアトラクション全体で40分から100分程度で推移しています。「アナ雪」以外の3つのアトラクション、「ラプンツェル」「ピーターパン」「ティンカーベル」に関しては、平日であればタイミング次第で30分〜60分程度で乗れるチャンスが十分にあります。
これまでの傾向をわかりやすく表にまとめてみました。あくまで目安ですが、計画を立てる際の参考にしてください。
| アトラクション名 | 平日の平均待ち時間 | 休日の平均待ち時間 | 備考 |
|---|---|---|---|
| アナとエルサのフローズンジャーニー | 90分 ~ 120分 | 160分 ~ 220分 | 平日でも100分超えは覚悟。朝イチか夜が勝負。 |
| ラプンツェルのランタンフェスティバル | 40分 ~ 50分 | 80分 ~ 120分 | 平日は意外と落ち着いています。夕方が狙い目。 |
| ピーターパンのネバーランドアドベンチャー | 30分 ~ 40分 | 50分 ~ 80分 | 回転率が良いので、列の見た目より早く進むことが多いです。 |
| フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー | 30分 ~ 50分 | 50分 ~ 90分 | DPAがないため、全員並ぶ必要があります。回転率はやや低め。 |
平日の中でも、特に狙い目なのは「火曜日・水曜日・木曜日」です。
月曜日は、運動会や学校行事の振替休日になることが多く、土日とつなげて連休を取る人もいるため、週の初めにしては意外と混雑します。金曜日も同様に、週末に向けて午後から混み合う傾向があります。
また、過去の推移を見ていると、雨予報が出ている平日はガクンと待ち時間が短くなることがあります。特に「ビジーバギー」や「ラプンツェル」の一部は屋外を通るため、雨の日は敬遠されがち。濡れてもOKな装備で行けるなら、雨の平日はアトラクションを乗り回す絶好のチャンスかもしれません。
ただし、混雑具合はイベントの有無やチケットの販売状況によっても大きく変動します。公式サイトの運営カレンダーで、当日の営業時間や休止情報を確認するのも忘れないでくださいね。
混雑状況をリアルタイムで確認する方法

計画をしっかり立てていても、当日のパークの状況は生き物のように刻一刻と変化します。システム調整で急に運営が止まったり、逆に再開して一気に人が流れたり…。そんな変化に対応するために必須なのが、東京ディズニーリゾート・アプリでの「リアルタイム確認」です。
もしまだアプリを入れていないなら、今すぐダウンロードしてくださいね!これがないと、今のパーク攻略はほぼ不可能です。
アプリでできること・チェックすべきこと
- 待ち時間の確認
→マップ上で各アトラクションの現在の待ち時間が分かります。リスト表示に切り替えると、待ち時間の短い順に並べ替えたりもできて便利ですよ。 - 運営状況の確認
→「一時運営中止(システム調整)」や「案内終了」などのステータスもリアルタイムで反映されます。 - 位置情報の活用
→スマートフォンの位置情報(GPS)をオンにしておくと、自分の現在地がマップ上に青い点で表示されます。「今ここだから、近くのピーターパンが40分待ちなら乗っちゃおう!」といった判断がスムーズになります。
ここで一つ、アプリを見る際の「コツ」をお教えします。
それは、「待ち時間表示は、少し多めに表示されていることが多い」という点です。例えば、アプリで「40分待ち」と表示されていても、実際並んでみたら30分で乗れた、というケースがよくあります。これは、ゲストががっかりしないように、運営側があえて少し余裕を持った時間を表示している場合があるからです(もちろん、逆に伸びることもありますが…)。
また、アプリを見ていて「待ち時間が急に短くなった!」というタイミングがあれば、それはチャンスの合図かも。ただし、みんなが見ているので、移動している間にまた列が伸びてしまうこともあります。「行けたらラッキー」くらいの気持ちで、柔軟に動くのがストレスを溜めない秘訣ですよ。
さらに、アプリではアトラクションの待ち時間だけでなく、レストランの「ディズニー・モバイルオーダー」の受付状況も確認できます。お腹が空いてからレストランを探すと、どこも大行列でランチ難民…なんてことになりかねません。アトラクションに並んでいる間に、次の食事のオーダーを済ませておくのが、スマートなパークの過ごし方です。
ファンタジースプリングスで並んで乗れるか

「結局のところ、ファンタジースプリングスのアトラクションは普通に並んで乗れるの?」
これは、多くの方が一番気にしているポイントではないでしょうか。
結論から言うと、2025年4月1日からは「誰でも、制限なしで、並んで乗れる」ようになっています。
実は、エリアがオープンした2024年6月から2025年3月までは、「スタンバイパス(無料)」か「ディズニー・プレミアアクセス(有料)」を取得した人しか、そもそもアトラクションの列に並ぶことさえできないという厳しい入場制限がありました。パスが取れなければ、目の前にアトラクションがあっても指をくわえて見ているしかなかったんです。
しかし、2025年4月1日の運営ルール変更により、この「スタンバイパス」の制度が(一部の例外を除き)基本的に廃止されました。これにより、パスを持っていなくても、入園してエリアに行けば、そのままアトラクションの列に並ぶことができるようになったのです。
(出典:東京ディズニーリゾート公式『東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」の運営変更について』)
「並んで乗れる」=「楽に乗れる」ではない!
「自由に並べるようになった」ことは嬉しいニュースですが、これは同時に「待ち時間が天井知らずに伸びる可能性がある」ことを意味します。
以前はパスの発行枚数で人数をコントロールしていましたが、その蓋が外れた状態です。そのため、人気のアナ雪などは、平日でも2時間、3時間待ちが当たり前になる可能性があります。「並べば乗れる」けれど、「乗るためには体力と根気が必要」という新しい常識に変わったと考えてください。
長時間の待ち時間に備えて、以下の準備をしておくことを強くおすすめします。
長時間の待ち時間に備えて
- モバイルバッテリー
→待ち時間の暇つぶしやアプリ確認でスマホの充電は必須です。 - 飲み物と軽食
→列の途中には自動販売機がないことが多いです。並ぶ前に確保しておきましょう。 - トイレ
→列に並ぶ前に必ず済ませておくこと。列の途中からトイレに抜けるのは、合流トラブルの原因にもなりやすく、非常に大変です。
1番空いている月と狙い目の閑散期

長時間並ぶのが苦手な方にとって、「いつ行くか」は大きな問題ですよね。パークには年間を通して「繁忙期(激混み)」と「閑散期(比較的空いている)」の波があります。この波を読んで日程を決めるだけで、待ち時間を大幅に短縮できる可能性があります。
私の感覚では、「1番空いている月」は、ズバリ1月中旬から2月上旬です。
お正月のイベント(1月13日頃まで)が終わってから、春節(旧正月)や学生さんの春休みが始まる前までの約3週間ほど。ここは年間で最もパークが落ち着く時期です。理由はシンプルで、「寒いから」です。
確かに海風が吹くディズニーシーの冬は極寒ですが、しっかりと防寒対策をしていけば、人気アトラクションも驚くほど短い待ち時間で楽しめます。アナ雪が60分待ちを切るような奇跡的な瞬間に出会えるのも、この時期ならではかもしれません。(ただし、近年はこの時期に行われているイベント「ディズニー・パルパルーザ」の影響で、以前より混むようになった印象もあります)
その他にも、狙い目の時期はいくつかあります。
その他の狙い目「プチ閑散期」
- 4月中旬〜GW前(4月10日頃〜25日頃)
新学期や新生活が始まり、世の中がバタバタしている平日はパークが空きます。気候も良くて過ごしやすいベストシーズンです。 - 5月中旬〜6月(GW明け〜梅雨入り前)
GWでお金を使い果たした反動か、連休明けはしばらく空く傾向があります。 - 6月の平日(梅雨シーズン)
「雨でもいいからアトラクションに乗りまくりたい!」というガチ勢には最高の時期。雨具さえ完璧なら、普段なら大行列の施設もスイスイ乗れることがあります。
ちなみに、ここ最近は猛暑の影響か、夏にも空いている日を見かけるようになりました。
逆に、可能なら避けたほうがいいのは「3月の春休み」「ゴールデンウィーク」「お盆」「ハロウィーン(10月頃)」「年末年始」です。この時期は、どんなに朝早く行っても大混雑は避けられません。「どうしてもこのイベントの時期にパークに行きたい!」「休みが取れない!」「混んでいるお祭り感が好き!」などという方以外は、日程をずらすことをおすすめします。
ディズニーシーの混雑については、別記事「ディズニーシー混雑予想の当たるサイトとは?自分で混雑予想するコツ」をよかったら参考にしてくださいね。
ファンタジースプリングスの待ち時間とDPA攻略
「3時間も並ぶなんて無理!」「遠方から来たから、時間をお金で買ってでも効率よく回りたい!」
そんなあなたの強い味方が、ディズニー・プレミアアクセス(DPA)です。
これは、対象アトラクションの体験時間を指定して予約できる有料のサービス(1人1回2,000円 ※価格は変更になる場合があります)。専用の短いレーンから案内されるため、待ち時間を劇的に短縮できます。まさに「時は金なり」を地で行くシステムですが、ファンタジースプリングスを満喫するには、このDPAの攻略が鍵を握っています。
ここでは、DPAを確実に手に入れるための「売り切れ時間」の目安や、複雑な取得ルールについてわかりやすく解説します。
DPAの売り切れ時間と各施設の目安

DPAは「お金さえ払えばいつでも買える」というものではありません。1日の発行枚数には限りがあり、人気アトラクションから順に飛ぶように売れていきます。「入園したらまずDPA!」というのが鉄則ですが、具体的に何時くらいに売り切れてしまうのでしょうか。
直近のデータを基にした、売り切れ時間の目安を見てみましょう。
| アトラクション | 平日・閑散期の売り切れ目安 | 休日・混雑期の売り切れ目安 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| アナとエルサのフローズンジャーニー | 9:00 ~ 9:30 | 8:50 ~ 9:10 | ★★★★★ (超激戦) |
| ラプンツェルのランタンフェスティバル | 12:00 ~ 18:00 | 10:00 ~ 12:00 | ★★★☆☆ (午前中が勝負) |
| ピーターパンのネバーランドアドベンチャー | 15:00 ~ 19:00 | 11:00 ~ 14:00 | ★★☆☆☆ (比較的余裕あり) |
見ていただくとわかる通り、「アナとエルサのフローズンジャーニー」のDPAは瞬殺です。休日の場合、一般入園(通常9:00開園ですが、実際には8:15〜8:30頃に早まることが多いです)が始まってから30分も経たずに売り切れてしまうことがほとんどです。
つまり、アナ雪のDPAを取るためには、「いかに入園ゲートを早く通過するか」にかかっています。朝7:00、遅くとも7:30には舞浜駅に到着し、入園ゲート前の列に並んでおく必要があります。「9時頃に着けばいいかな」と思っていると、入園した頃にはすでに「発行終了」の文字が表示されている可能性が高いです。
一方で、ディズニーホテル宿泊者特典である「ハッピーエントリー(一般ゲストより15分早く入園できる)」を利用できる方は、ほぼ確実にアナ雪のDPAを取得できます。もし予算が許すなら、前日にディズニーホテル(特にアンバサダーホテルやホテルミラコスタなど)に宿泊するのも、最強の攻略法の一つですよ。
別記事「ファンタジースプリングスのディズニープレミアアクセス売り切れ時間と値段」もよかったら参考にしてくださいね。
取得可能なDPAの時間枠に関するルール

DPAを購入する際、ただポチッと押せばいいわけではありません。実はちょっと複雑な「購入ルール」が存在します。これを理解していないと、「あれ?次のパスが買えない!」とパニックになってしまうかもしれません。
最も重要なのが、「次のDPAを購入できるまでの待機時間」です。
DPA購入の「60分ルール」と「利用開始時刻ルール」
DPAを購入した後、続けて別のアトラクションのDPAを購入するには、以下のどちらか早い方の時間が来るまで待つ必要があります。
このルールがあるため、「入園してすぐにアナ雪とラプンツェルを両方買う」ということはできません。
攻略シミュレーション
例えば、朝イチ(9:00)で「アナ雪」のDPAを購入したとします。
この時、もしアナ雪の利用時間が「15:00〜16:00」のような遅い時間だった場合、次のDPA(例えばラプンツェル)が買えるようになるのは、購入から60分後の「10:00」になります。
この「空白の1時間」の間に、ラプンツェルのDPAが売り切れてしまわないかどうかが勝負の分かれ目です。休日の混雑日だと、10:00にはラプンツェルも売り切れ寸前…というギリギリの戦いになることもあります。
もし、運よくアナ雪のDPA利用時間が「9:40〜」など早い時間帯で取れた場合は、その9:40になった瞬間に次の購入が可能になるので、すぐにアプリを開いてラプンツェルを確保しましょう!
ラプンツェルやピーターパンの待ち時間

「アナ雪のDPAが取れなかった…」と落ち込むのはまだ早いです!ファンタジースプリングスには、他にも魅力的なアトラクションがあります。
「ラプンツェルのランタンフェスティバル」は、世界で初めてラプンツェルの物語をテーマにしたアトラクション。特にクライマックスのランタンが空を舞うシーンは圧巻の美しさで、絶対に見てほしい光景です。
こちらはアナ雪に比べると少し落ち着いており、平日は40分〜50分、休日でも80分〜100分程度の待ち時間で推移することが多いです。おすすめは、「夕方から夜の時間帯」。外が暗くなるとエリア全体の雰囲気がロマンチックになり、アトラクション待ちの列から見える景色も格別です。DPAが取れなくても、夕方のスタンバイ列なら比較的並びやすい長さになっていることが多いですよ。
そして「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」。こちらは3Dゴーグルをかけて、ピーターパンたちと一緒に空を飛ぶ爽快なアトラクションです。
このアトラクションの強みは、なんといっても「回転率の良さ」。大型のライドで一度にたくさんのゲストを案内できるため、列の進みが早いです。平日なら30分〜40分待ちで乗れることもザラにあります。
また、ピーターパンには「身長102cm以上」という利用制限があります。そのため、小さなお子様連れのファミリーが利用できず、アナ雪やラプンツェルに比べて需要が少し落ち着く傾向にあります。「アナ雪は諦めたけど、ピーターパンならすぐ乗れそう!」というケースも多いので、アプリでこまめにチェックして、隙間時間にサクッと楽しむのが賢い回り方です。
ピーターパンのアトラクションは、映像に合わせてライドが上下左右に激しく動きます。「スター・ツアーズ」などが苦手な方は、乗り物酔いをしてしまう可能性があります。不安な方は酔い止めを飲んでおくか、食後すぐの利用を避けるなどの対策をしておきましょう。
ティンカーベルの待ち時間と注意点

最後にご紹介するのが、「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」です。妖精の谷「ピクシー・ホロウ」で、ティンカーベルのお仕事をお手伝いする可愛らしいアトラクションです。
このアトラクション最大の特徴は、ファンタジースプリングスの中で唯一「DPA対象外」であること。つまり、お金を払って時間を短縮するルートが存在せず、「乗りたい人は全員、スタンバイ列に並ぶ必要がある」ということです。
アトラクション自体は2分程度と短めで、小さなお子様でも安心して楽しめる内容なのですが、ライドの定員が少なく、回転率があまり良くありません。そのため、列がそれほど長く見えなくても、意外と待ち時間が減らない(消化されない)という特徴があります。
待ち時間の目安は、平日は30分〜50分、休日は50分〜90分程度。特に午前中は、アナ雪やラプンツェルに並ぶのを避けたファミリー層が集まりやすいため、混雑する傾向があります。
狙い目は、小さなお子様連れが帰り始める「夕方以降」です。ライトアップされたピクシー・ホロウは幻想的でとても綺麗なので、あえて夜に残しておくのも一つの作戦ですよ。
まとめ:ファンタジースプリングスの待ち時間
ここまで、ファンタジースプリングスの待ち時間やDPAの攻略法について解説してきました。
アナ雪をはじめとする人気アトラクションは、平日・休日問わず長い待ち時間が発生しますが、DPAを上手に活用したり、空いている時期や時間帯(特に夜!)を狙ったりすることで、効率よく回ることができます。
- 朝イチが勝負
→アナ雪のDPAや短い待ち時間を狙うなら、開園待ちをして朝一番に入園しましょう。 - アプリ活用
→リアルタイムの混雑状況を見て、空いているアトラクションから攻めましょう。 - 閑散期を狙う
→1月や4月中旬、6月の平日などは比較的待ち時間が短くなります。
せっかくの魔法の泉、待ち時間で疲れてしまってはもったいないですよね。この記事の情報を参考に、ぜひ賢く、そして楽しくファンタジースプリングスを満喫してきてくださいね!
本記事の情報は記事執筆時のものです。最新情報については、必ず東京ディズニーリゾート公式サイトや公式アプリ、各種公式サイトでチェックしてくださいね。

