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ファンタジースプリングスホテル・グランドシャトーの値段とは?

ファンタジースプリングスホテル・グランドシャトーの値段とは?

こんにちは。Disney Magic Navi、管理人の「かおる」です。

憧れのファンタジースプリングスホテル。中でも最高ランクのラグジュアリータイプであるグランドシャトーの値段が気になっている方も多いのではないでしょうか。ディズニーホテルの最高級ホテルとして最高値を更新した驚きの価格設定には、私自身も最初は目を疑いました。でも、部屋の種類や部屋位置によって実際の値段一覧はどうなっているのか、1泊の値段は一人あたりいくらになるのか、特に値段を4人で割った時のコスパなどは詳しく知りたいところですよね。予約が全く取れないことや価格設定についてひどいなんて噂も耳にしますが、実際のグランドシャトー特典の中身を知れば、その印象はガラリと変わるかもしれません。

そこでこの記事では、皆さんが気になっている料金の仕組みや、価格以上の価値があるのかどうかについて徹底解説していきます。

この記事を読めば、複雑な料金体系や特典のすごさがクリアになり、いつか泊まる日のための完璧なシミュレーションができますよ。

この記事で分かること

  • 部屋タイプごとの詳細な宿泊料金目安と特徴
  • 1室の料金を人数で割った際の実質的なコスト
  • 宿泊料金に含まれる驚愕の特典内容とその金銭的価値
  • 予約困難な状況下での予約攻略のヒント

ファンタジースプリングスホテルグランドシャトーの値段一覧

まずは、誰もが一番気になっているお金の話からいきましょう。このホテルは「ラグジュアリータイプ」という新しいカテゴリーに属していて、価格設定もこれまでのディズニーホテルとは一線を画しています。時期や曜日によって変動するダイナミックプライシング制なので、ここでは具体的な目安をお伝えしていきますね。

部屋の種類ごとの料金比較

部屋の種類ごとの料金比較(グランドシャトー)
グランドシャトー(出典:東京ディズニーリゾート公式

グランドシャトーに宿泊することを考えたとき、まず最初にぶつかる壁が「一体いくらかかるの?」という疑問ですよね。ネット上では「30万円」という数字が独り歩きしていますが、実際には部屋の種類や宿泊する時期によって、料金はかなり細かく変動します。ここでは、皆さんが予算を立てやすいように、より具体的な料金構造について深掘りしていきたいと思います。

まず前提として知っておいていただきたいのが、グランドシャトーの料金設定は「ダイナミックプライシング(変動価格制)」を採用しているという点です。これは、航空券や他のディズニーホテルと同じように、需要と供給のバランスによって価格が日々変わるシステムのこと。つまり、閑散期の平日と、ゴールデンウィークやクリスマスなどの繁忙期では、同じ部屋でも価格が大きく異なるんです。

例えば、最もスタンダードな「アルコーヴルーム」であっても、平日の安い時期であれば30万円前後から予約できる可能性がありますが、土日祝日や連休になると、あっという間に35万円、40万円と跳ね上がっていきます。「値段一覧を見ても幅がありすぎて分からない!」という声をよく聞きますが、それはこの変動制が理由なんですね。

ここで、各部屋タイプの料金目安を改めて詳しく見てみましょう。以下の表は、公式サイトや実際の予約状況をリサーチして割り出した目安の価格帯です。

客室タイプ特徴・定員宿泊料金の目安(1室1泊)
アルコーヴルーム70㎡ / 定員4名
壁のくぼみを利用したベッドがある標準タイプ
約300,000円 ~ 413,000円
テラスルーム70㎡ / 定員4名
広々としたテラスで開放感を味わえる
約339,000円 ~ 449,000円
テラス・アクセシブルルーム70㎡ / 定員3名
バリアフリー対応で移動しやすい設計
約303,000円 ~ 423,000円
グランド・ルーム100㎡ / 定員4名
リビングとベッドルームが独立したスイート仕様
約375,000円 ~ 513,000円
グランド・テラスルーム100㎡ / 定員4名
最上級の広さと眺望を誇るフラッグシップ
約401,000円 ~ 531,000円

表を見ていただくと分かる通り、最も安い部屋と高い部屋では、1泊で20万円以上の差が出ることもあります。特に「グランド・テラスルーム」のような上位客室は、繁忙期には50万円を軽く超えてくることもあり、まさに天井知らずの価格設定です。

でも、ここで一つ重要な視点をお伝えしますね。それは「価格の変動幅を逆手に取る」という考え方です。例えば、どうしても予算を抑えたい場合は、1月や2月の平日、あるいは大型連休明けの直後などを狙うのが鉄則です。逆に、特定の記念日などで日付が決まっている場合は、早めに予算の上限を確認しておく必要があります。

この価格帯は、国内のラグジュアリーホテルと比較してもトップクラスです。しかし、そこに「ディズニー」という付加価値が加わることで、単なる宿泊以上の意味を持つようになります。次のセクションでは、なぜこれほど強気な価格設定でも予約が殺到するのか、その理由となる客室の魅力についてさらに詳しく見ていきましょう。

(出典:東京ディズニーリゾート公式「ファンタジースプリングスホテル グランドシャトー 客室一覧」

全室の値段一覧と特徴

「値段が高いのは分かったけど、具体的にどんな部屋なの?」という疑問にお答えするために、ここではグランドシャトーの客室の特徴を、値段とのバランスを見ながら徹底解剖していきます。

まず、グランドシャトー最大の特徴であり、他のディズニーホテルと決定的に違う点は、「全56室すべてがファンタジースプリングスのエリアに面している(パークビュー)」ということです。これ、本当にすごいことなんですよ。

例えば、ホテルミラコスタの場合、パークの中が見える部屋(ポルト・パラディーゾ・サイド)は非常に人気で予約困難ですが、中には駐車場側やエントランス側しか見えないお部屋もあります。しかし、グランドシャトーにはそのような「眺望のハズレ」が構造上存在しません。どの部屋を予約しても、窓を開ければそこには「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」の世界が広がっているんです。

では、具体的な部屋タイプごとの特徴を見ていきましょう。

1. アルコーヴルーム(70㎡)

アルコーヴルーム(グランドシャトー)
アルコーヴルーム(出典:東京ディズニーリゾート公式)

「一番安い部屋」といっても、広さは驚異の70㎡です。一般的なビジネスホテルが15㎡程度、ディズニーホテルのスタンダードルームでも40㎡前後であることを考えると、その広さが伝わるでしょうか。この部屋の最大の特徴は、「アルコーヴベッド」という壁のくぼみを利用したソファベッドがあること。これにより、レギュラーベッド2台+トランドルベッド1台+アルコーヴベッド1台で、大人4名が窮屈な思いをせずにゆったりと眠ることができます。内装も豪華絢爛で、貴族の邸宅に招かれたような気分になれますよ。

2. テラスルーム(70㎡)

テラスルーム(グランドシャトー)
テラスルーム(出典:東京ディズニーリゾート公式

アルコーヴルームと広さは同じですが、こちらには「広くて開放的なテラス」が付いています。もちろんアルコーヴルームにもバルコニーはありますが、テラスルームのアウトドアスペースはより広く、椅子やテーブルが置かれている場合もあり、外の空気を吸いながら優雅に朝食をとったり、夜風に当たりながらパークの余韻に浸ったりするのに最適です。「部屋の中にいるより、外の景色を楽しみたい!」という方には、数万円プラスしてでもこちらを選ぶ価値があります。

3. グランド・ルーム(100㎡)

グランドルーム(グランドシャトー)
グランドルーム(出典:東京ディズニーリゾート公式

ここからは次元が変わります。100㎡という広さは、都内の高級マンションの3LDK並みです。リビングルームとベッドルームが完全に分かれているため、例えばお子様が先に寝てしまっても、大人はリビングで気兼ねなくお酒を飲んだり会話を楽しんだりできます。長期滞在する場合や、部屋での時間を何よりも重視する方には、この「空間のゆとり」は何物にも代えがたい贅沢となるでしょう。

豆知識

グランドシャトーの客室は、全室で「ターンダウンサービス(おやすみ前の準備)」が行われます。夕食から戻ると、ベッドが整えられ、照明が落とされ、枕元にチョコレートなどが置かれている…そんな極上のホスピタリティも、この値段に含まれているんですよ。

このように、グランドシャトーは「どの部屋を選んでも正解」と言えるクオリティを持っています。値段一覧を見て怯んでしまうかもしれませんが、「70㎡以上のスイート級客室」「全室パークビュー」「テラス付き」というスペックを考えれば、単なる高額設定ではなく、品質に基づいた価格設定であることが分かってくるはずです。

\1万円以下のお得なホテルも/

最高値となる客室の魅力

グランド・テラスルーム(グランドシャトー)
グランド・テラスルーム(出典:東京ディズニーリゾート公式

ディズニーファンの間でも伝説となりつつあるのが、グランドシャトーの中でも頂点に君臨する客室、「グランド・テラスルーム」です。このお部屋、お値段も最高値級ですが、その体験価値も間違いなく最高峰です。一体何がそこまで凄いのか、その魅力に迫ってみましょう。

まず、価格についてですが、先ほどの一覧でも触れた通り、繁忙期には1泊50万円を超えることがあります。50万円あれば、家族で海外旅行に行けてしまう金額ですよね。それでもこの部屋の予約は常に埋まっています。なぜなら、ここにはお金では買えない「唯一無二の絶景」と「圧倒的な優越感」があるからです。

100㎡の王宮のような空間

「グランド・テラスルーム」は、その名の通り100㎡の広さを誇ります。リビングルームには重厚なソファセットが配され、ベッドルームには天蓋付きのような豪華なベッドが鎮座しています。内装のディテール一つひとつが、ファンタジースプリングスの世界観とリンクしており、部屋にいるだけで物語の主人公になったような錯覚を覚えるでしょう。バスルームも広大で、ダブルシンクはもちろん、ジェットバスなどの設備も充実しており、パークで歩き疲れた体を癒すのに最高の環境です。

広大なテラスからの特等席ビュー

広大なテラスからの特等席ビュー(グランドシャトー)
グランドシャトーのテラス(出典:東京ディズニーリゾート公式

そして何と言っても最大の魅力は「テラス」です。他の部屋タイプのテラスやバルコニーとは比較にならないほどの広さがあり、まるでパークの一部を自分の庭として所有しているかのような感覚になります。ここから見下ろすファンタジースプリングスの景色は圧巻の一言。アレンデール城の威容、ラプンツェルの塔の灯り、ネバーランドの山々…それら全てを、誰にも邪魔されずに独り占めできるのです。

特に夜の景色は筆舌に尽くしがたいものがあります。閉園後、ゲストがいなくなったパークには静寂が訪れますが、BGMやライトアップはしばらく続きます。その幻想的な空間を、パジャマ姿でワイン片手に眺める…これは、グランドシャトーの最上級客室に泊まった人だけに許された特権です。また、朝には開園前の誰もいないパークを清掃するキャストさんの姿や、朝日に輝くアトラクションを見ることができ、「これからあそこに行くんだ」というワクワク感を最高潮に高めてくれます。

「一生に一度の贅沢」として選ぶなら、中途半端に妥協するよりも、思い切って最高値のこの部屋を選ぶのも一つの選択肢だと思います。プロポーズ、還暦祝い、結婚記念日など、絶対に失敗したくない、記憶に残る日にしたいという方にとって、この50万円は決して「高い」だけの出費にはならないはずです。

最高値ルームを選ぶべき人
  • プライバシーを何よりも重視する人
  • 部屋での滞在時間を長く取りたい人
  • 「一番良い部屋」という事実に価値を感じる人
  • 特別な記念日を完璧に演出したい人

予約難易度は極めて高いですが、もし運良く空室を見つけることができたら、それは運命かもしれませんよ。

部屋位置からの景色の違い

部屋位置からの景色の違い(グランドシャトー)
グランドシャトーの客室(出典:東京ディズニーリゾート公式

「全室パークビュー」と言われるグランドシャトーですが、実は階層や部屋の位置(サイド)によって、見える景色や感じる雰囲気が微妙に異なることをご存じでしょうか?同じ高いお金を払うなら、自分の好みに合った景色が見える部屋に泊まりたいですよね。ここでは、部屋位置による景色の違いをマニアックに解説します。

グランドシャトーは、ファンタジースプリングス・エリアの北側に位置しており、客室は5階から9階に配置されています。ホテルの建物自体が弓なりのような形状をしているため、どの部屋からもエリア全体が見渡しやすくなっていますが、高さによる違いは意外と大きいです。

低層階(5階~6階):没入感重視のアリーナ席

個人的に「ディズニーの世界に浸りたい!」という方に強くおすすめしたいのが、意外かもしれませんが低層階です。5階や6階は地面(パーク)との距離が近く、アトラクションの造形物の細部や、エリア内に植えられた草花、そして楽しそうに歩くゲストの表情まで見ることができます。

「パークの賑わいを感じたい」「BGMを近くで聞きたい」という方には最高のポジションです。また、ファンタジースプリングス内で行われる水上グリーティングなどを部屋から見る場合も、距離が近い分、キャラクターをより身近に感じられるでしょう。まるで自分がパークの中に住んでいるかのような、圧倒的な没入感を味わえます。

高層階(7階~9階):絶景重視のパノラマ席

一方、高層階の魅力はなんといっても「抜け感」のある眺望です。視点が高くなることで、ファンタジースプリングスのエリア全体をジオラマのように一望できます。さらに視線を上げれば、ディズニーシーのシンボルであるプロメテウス火山、タワー・オブ・テラー、SSコロンビア号といった、シー全体の美しいスカイラインまで見渡すことが可能です。

特に夜景の美しさは高層階に軍配が上がるかもしれません。ライトアップされたエリア全体が宝石箱のように輝く様子は、高所から俯瞰してこそ味わえる感動です。「全体像を把握したい」「遠くまで見渡せる開放感が好き」という方は、高層階をリクエスト(※確約はできませんが)してみるのも良いでしょう。

サイド(左右)による違い

また、部屋が「アレンデール城寄り(アナ雪エリア側)」にあるか、「ネバーランド寄り(ピーターパンエリア側)」にあるかによっても、メインとなる景色が変わります。

  • アレンデール側
    →ノースマウンテンや氷の宮殿が近くに見え、荘厳な雰囲気を楽しめます。
  • ネバーランド側
    → フック船長の海賊船やドクロ岩など、冒険心をくすぐる景色が広がります。

予約時に部屋位置を細かく指定することは基本的にできませんが、チェックインの際にキャストさんとお話しする中で、アサインされた部屋の特徴を聞いてみるのも楽しみの一つです。どの部屋になっても、そこから見える景色はグランドシャトー宿泊者だけの特別な宝物。カーテンを開けた瞬間の「わぁっ!」という歓声は、どの部屋でも約束されていますよ。

4人で泊まる場合の値段

4人で泊まる場合の値段(グランドシャトー)
グランドシャトー(出典:東京ディズニーリゾート公式

さて、ここからは少し現実的なお金の計算のお話です。「1泊30万円」という数字のインパクトが強すぎて、諦めてしまっている方もいるのではないでしょうか。でも、ちょっと待ってください!ディズニーホテルの料金体系の基本を思い出してみましょう。

ディズニーホテルの宿泊料金は、基本的に「1室あたりの料金(ルームチャージ制)」です。(※一部の食事付きプランなどを除く)。これはどういうことかと言うと、1人で泊まっても、定員いっぱいの4人で泊まっても、部屋代の総額は変わらないということです。

つまり、「人数が多ければ多いほど、一人あたりの負担額は劇的に下がる」という法則が成り立ちます。

具体的にシミュレーションしてみましょう。例えば、宿泊料金が300,000円の日だったとします。

4人グループ(家族・友人)で割り勘する場合

総額 300,000円 ÷ 4人 = 75,000円(1人あたり)

いかがでしょうか?「1泊7万5千円」。
もちろん、ビジネスホテルに比べれば高額ですが、都内の高級外資系ホテルや、温泉旅館の露天風呂付き客室に泊まるのと変わらない、あるいはそれよりも安い金額になってきませんか?

さらに重要なのは、この75,000円の中に何が含まれているかです。後述する「アトラクション利用券」や「ショー鑑賞券」などの特典価値を差し引いて考えると、実質的な「宿泊費」としてのコストはもっと下がります。例えば、アトラクションに優先搭乗できるDPA(1回2,000円)を複数回買ったと仮定すれば、それだけで数千円〜1万円分くらいの価値が含まれている計算になります。

大学生の卒業旅行や、社会人グループの女子会、あるいは親子三世代での旅行など、4人で部屋をシェアできるメンバーを集めることが、グランドシャトーへの一番の近道です。70㎡の広いお部屋なら、大人4人でも決して狭くありませんし、むしろ修学旅行のような気分でワイワイ過ごせて楽しい思い出になること間違いなしですよ。

「30万円」という総額だけを見て思考停止せず、「割り勘したらどうなる?」という視点を持つと、夢のホテルが意外と現実的な目標に見えてくるはずです。

1泊の値段は一人あたりいくら?

1泊の値段は一人あたりいくら?(グランドシャトー)
グランドシャトー(出典:東京ディズニーリゾート公式

4人利用がお得なのは分かりましたが、もちろんカップルや夫婦、あるいは3人家族で利用する場合もありますよね。ここでは、人数ごとの「一人あたりの負担額」を一覧にして、それぞれのケースでの考え方を整理してみます。宿泊料金は分かりやすく「1室30万円」と仮定して計算します。

宿泊人数一人あたりの料金(税込)シチュエーションとコスパ感
2名利用150,000円【究極の贅沢】
カップルの記念日やハネムーン向け。特典チケットが大量に余るほど使えるため、待ち時間なしの大名旅行が可能。
3名利用100,000円【ゆとりのステイ】
親子+祖母などの組み合わせ。ベッドなどのスペースに余裕があり、優雅に過ごせる。
4名利用75,000円【最高のコスパ】
学生グループやファミリー向け。最もお得にラグジュアリー体験ができる最適解。

2名利用(1人15万円)の場合

1人15万円となると、かなり勇気のいる金額です。しかし、2名利用には隠れたメリットがあります。それは「1室につき8枚付与されるアトラクション利用券を2人で山分けできる」という点です。

つまり、1人あたり4回も優先搭乗ができることになります。人気アトラクションをループしたり、疲れたらすぐに部屋に戻って休憩したりと、体力を使わずにパークを満喫できるため、「時間と体力を買う」と考えれば、多忙なご夫婦や体力に自信のない方にとっては合理的な選択かもしれません。

3名利用(1人10万円)の場合

10万円というキリの良い数字になります。親子3人(両親+子供)の場合、お子様が添い寝対象(小学生以下でベッド不要)であれば、実質的には大人2名料金扱いになることもありますが、ベッドを利用する大人が3名の場合はこの金額です。3人だとソファベッドを使わずに済むケースもあり(トランドル利用など)、部屋を広く使えるメリットがあります。

いずれにせよ、人数によって「一人あたりの痛み(出費)」は大きく変わります。誰と行くか、どんな目的で行くかに合わせて、最適な人数構成を練ってみてください。

\1万円以下のお得なホテルも/

予約を取るためのポイント

予約を取るためのポイント(グランドシャトー)
グランドシャトー(出典:東京ディズニーリゾート公式

ここまで読んで「よし、泊まろう!」と決意しても、最大の難関が待ち受けています。それが「予約戦争」です。グランドシャトーの予約は、今の日本で最も取るのが難しいホテルの一つと言っても過言ではありません。しかし、諦めるのはまだ早いです。ここでは、少しでも予約成功率を上げるための具体的なポイントを伝授します。

1. 予約開始のタイミングを正確に把握する

基本ルールとして、ディズニーホテルの予約は「宿泊日の4ヶ月前 同日11:00」から開始されます。

例:12月24日に泊まりたい場合 → 8月24日の11:00に予約開始
(※同日がない月は翌月1日になるなどの例外もあるので、必ず公式サイトのカレンダーで確認してください)

この「11:00」という時間が勝負です。11:01ではもう遅いと思ってください。数秒で満室になる世界です。事前に東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイトにログインを済ませ、クレジットカード情報なども登録しておき、時報とともにアクセスする…これくらいの準備が必要です。

2. 「キャンセル拾い」こそが真の勝負どころ

「発売日に取れなかった…」と落ち込む必要はありません。実は、多くの人が「キャンセル拾い」で予約を勝ち取っています。

特に狙い目なのが、宿泊日の14日前(2週間前)です。なぜなら、ディズニーホテルは「14日前からキャンセル料が発生する」というルールがあるからです。

とりあえず予約していた人が、予定が確定せずにキャンセル料がかかる直前で手放すケースが非常に多いのです。このタイミングで公式サイトをこまめにリロード(再読み込み)していると、ポロッと空きが出ることがあります。

キャンセル拾いのコツ
・暇さえあればスマホで予約サイトを見る癖をつける。
・「14日前」だけでなく、数日前や前日にも急なキャンセルが出ることがある。
・URLをブックマークして、すぐに検索結果画面に飛べるようにしておく。

予約を取るためには、運も必要ですが、何より「執念」が必要です。何度もサイトを見て、諦めずにトライした人だけが、あのゲートをくぐる権利を手にできるのです。頑張ってください!

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ファンタジースプリングスホテルグランドシャトーの値段の価値

ここまで金額の話をしてきましたが、ここからは「その金額に見合う価値があるのか?」という核心に迫ります。「30万円なんて高すぎる!」という声もありますが、私が実際に調べてみると、ただ高いだけではない、むしろ「合理的」とも言える理由がちゃんとありました。

ディズニーホテルの最高級ホテル

ディズニーホテルの最高級ホテル(グランドシャトー)
グランドシャトーラウンジ(出典:東京ディズニーリゾート公式

グランドシャトーは、既存の「デラックスタイプ(ミラコスタやディズニーランドホテルなど)」を超える、「ラグジュアリータイプ」として新たに位置づけられた、名実ともにディズニーホテルの最高級ブランドです。

その違いは、ホテルに一歩足を踏み入れた瞬間から始まります。グランドシャトー宿泊者には、専任のキャストが付き、チェックインの手続きは一般のフロントカウンターではなく、専用の「グランドシャトー・ラウンジ」で行われます。ここでは、優雅なソファに座り、ウェルカムドリンク(スパークリングワインやオリジナルジュースなど)をいただきながら、ゆったりと手続きができるのです。

混雑したロビーで立ったまま順番待ちをするストレスとは無縁の世界。荷物もお部屋まで運んでくれるのはもちろん、滞在中のあらゆる相談に乗ってくれるコンシェルジュのようなサービスも受けられます。廊下ですれ違うキャストさんの挨拶一つとっても、より丁寧で温かみがあり、「自分は特別なゲストなんだ」という実感を常に持たせてくれます。

また、客室内のアメニティや備品の質も一段上です。今治タオルなどの最高級リネン、ダイソンのドライヤー、そして冷蔵庫の中のドリンクが無料(インクルーシブ)であることも多いなど、細かい部分でのストレスフリーな設計が徹底されています。「ホテルステイそのもの」がエンターテイメントとして成立している、それがラグジュアリータイプの実力です。

豪華なグランドシャトー特典

豪華なグランドシャトー特典(ファンタジースプリングス)
ファンタジースプリングス(出典:東京ディズニーリゾート公式

ここが一番お伝えしたいポイントであり、30万円という価格の正当性を証明する最大の要素です。グランドシャトーの宿泊料金には、信じられないほど豪華な「特典」が含まれており、これらを個別に購入しようとしたらいくらになるか…と考えると、実はかなりお得なんです。

特典内容ここが凄い!価値の深掘り
アトラクション利用券
(1室につき8枚)
これが最強の特典です。ディズニーランド・シーの人気アトラクションに、待ち時間ほぼゼロ(プライオリティ・アクセス)で乗れます。
通常、1回2,000円のDPAを4人で2回ずつ買えば16,000円ですが、そもそもDPAは売り切れます。この券は「いつでも好きな時に乗れる」という最強のパスポートです。4人で泊まれば1人2回、2人なら1人4回も使えます!
ショー鑑賞券
(人数分・基本4枚)
「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」や「ビッグバンドビート」などの人気ショーを、専用の鑑賞席またはリザーブエリアから見ることができます。
早朝から場所取りをする必要も、抽選に外れて見られない悲しみもありません。この「確約」はプライスレスです。
専用エントランス
(グランドシャトー・ゲートウェイ)
一般ゲストとは異なる専用ゲートから、ファンタジースプリングスへ直結で入園できます。
開園待ちの長蛇の列に並ぶことなく、優雅にパークイン。ハッピーエントリー(早期入園)と合わせれば、誰もいない新エリアでの写真撮影も夢ではありません。
専用レストラン利用権
(ラ・リベリュール)
グランドシャトー宿泊者しか予約できないフレンチレストランを利用可能です(食事代は別途)。
特に、食事中にミッキーマウスが挨拶に来てくれるグリーティング対象プランは、ファンにとって涙が出るほど嬉しい体験。このレストランに入る権利自体が、宿泊費に含まれていると言えます。

これだけの特典がすべて「込み」なんです。特にアトラクション利用券8枚は破壊的です。時間を節約し、体力温存にも繋がり、ストレスをゼロにする。これらを全て金銭換算すれば、宿泊費の半分以上はこれらの体験価値で元が取れていると言っても過言ではありません。「30万円の部屋」ではなく、「30万円のVIP体験パッケージ」と考えるのが正解です。

予約困難でひどいという噂

予約困難でひどいという噂(グランドシャトー)
フレンチダイニング ラ・リベリュール(出典:東京ディズニーリゾート公式

ネットで「ファンタジースプリングスホテル」と検索すると、サジェストに「ひどい」という言葉が出てきて、不安になった方もいるかもしれません。せっかく高いお金を払うのに、評判が悪かったらどうしよう…と思いますよね。

でも安心してください。詳しくリサーチしてみると、この「ひどい」の正体は、ホテルの品質に対するクレームではありませんでした。その主な理由は以下の2点に集約されます。

①予約が取れなさすぎて「ひどい」

先ほども触れた通り、予約難易度が異常なほど高いため、「何度やっても繋がらない」「転売ヤー対策はどうなってるんだ」という、泊まりたくても泊まれないファンの悲鳴や怒りが、「ひどい」という検索ワードにつながっています。つまり、人気がありすぎることの裏返しなのです。

②ファンタジーシャトーとの「格差」がひどい

同じホテル内にある一般棟「ファンタジーシャトー」の宿泊者からは、グランドシャトーの宿泊者だけが使える豪華なゲートや、バルコニーから優雅に手を振る姿が見えます。この明確な待遇の差を目の当たりにして、「差別されているようで悲しい」「格差を感じてひどい」という感情を持つ方もいるようです。しかし、これはグランドシャトー宿泊者にとっては、「しっかり特別扱いされている」という安心材料でもあります。

実際に宿泊できた幸運なゲストの口コミを見てみると、「人生最高の体験だった」「キャストさんの対応が神懸かっていた」「絶対にまた泊まりたい」という絶賛の嵐です。サービスの質やハード面での「ひどい」という評価はほぼ見当たりませんので、自信を持って予約に挑戦してください。

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まとめ:ファンタジースプリングスホテルグランドシャトーの値段

今回は、ファンタジースプリングスホテル グランドシャトー 値段について解説しました。

1泊30万円以上という価格は確かに高額ですが、以下の要素を考えれば、十分納得できる、むしろお得とさえ言えるかもしれません。

  • 実質コスト: 4人で泊まれば1人7万円台から。
  • 最強の時短: アトラクション券8枚と専用ゲートで、待ち時間ストレスから解放される。
  • 確約された体験: ショー鑑賞券やレストラン予約の権利が含まれている。
  • 極上の空間: 全室パークビューの広い客室とテラス。

グランドシャトーは、単に泊まる場所ではなく、「時間」と「夢」と「特別感」をすべてセットで買う体験だと言えます。

記念日や特別なご褒美に、ぜひ検討してみてくださいね。予約は激戦ですが、その先には間違いなく最高の魔法が待っていますよ!

最新情報のチェックをお忘れなく!

本記事の情報は記事執筆時のものです。最新情報については、必ず東京ディズニーリゾート公式サイトや公式アプリ、各種公式サイトでチェックしてくださいね。

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