こんにちは。Disney Magic Navi、管理人の「かおる」です。
憧れのファンタジースプリングスホテル。いざ泊まろうと計画を立て始めたとき、一番気になるのはやっぱりお金のことですよね。特に家族4人でディズニーに行くのにいくらかかるのか、予算を立てる上で大きな悩みどころかなと思います。「やっぱり新しいホテルだし、すごく高いんじゃないの?」と不安になっている方も多いのではないでしょうか。
実はこのホテル、人数によって値段が違うかというと、基本は「1室あたりの料金」というシステムなんです。つまり、4人で泊まると一人あたりの値段がグッと抑えられるため、意外とリーズナブルに利用できる可能性があります。もちろん、2人や3人での利用も素敵ですが、コストパフォーマンスを考えるなら4人利用が最強です。
そこでこの記事では、ファンタジースプリングスホテル値段4人というテーマで、部屋の種類ごとの値段一覧や、2人や3人で泊まった場合との比較、そして私が心からおすすめの部屋について詳しく解説します。また、4人部屋だけでなく、問い合わせの多い5人部屋の料金や予約の難易度についても触れていきますね。
この記事を読めば、ファンタジースプリングスホテルの複雑な料金体系がクリアになり、あなたにぴったりのプランが見つかりますよ。賢く予約して、魔法のような滞在を楽しみましょう。
この記事で分かること
- ファンタジースプリングスホテルの4人利用時の具体的な料金目安
- 人数ごとの1人あたりの単価比較とコスパの良い部屋選び
- 家族4人で3泊4日滞在した場合のリアルな総費用シミュレーション
- 予約激戦区を勝ち抜くための攻略法とハッピーエントリーの活用術
ファンタジースプリングスホテルの値段は4人でいくらか解説
ディズニーホテルの中でも最新かつ最高級の体験ができるファンタジースプリングスホテルですが、その価格設定には独自の特徴があります。基本的には「1室あたりの宿泊料金」が設定されているため、定員いっぱいの4人で泊まることが最も経済的にお得になるんです。ここでは、具体的な部屋ごとの料金設定の仕組みや、人数による単価の違い、そしてどの部屋を選べば満足度と費用のバランスが取れるのかについて、私の経験も交えながら詳しく見ていきましょう。
部屋の種類ごとの値段一覧

まずは、ファンタジースプリングスホテル(ファンタジーシャトー)の主な部屋タイプと、4人で宿泊した場合の1室あたりの料金目安を詳細に解説します。このホテルは客室の向き(サイド)によって大きく4つのカテゴリーに分かれており、窓から見える景色によって価格が明確に異なります。時期や曜日によって変動しますが、ざっくりとした予算感をつかむのに役立ててくださいね。
最もリーズナブルな「ベイエリアサイド」から、パークの景色を独り占めできる「スプリングスサイド」まで、それぞれの価格帯と特徴を整理しました。
| サイド(ビュー) | 部屋タイプ | 1室料金目安(税込) | 4人利用時の1人あたり | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ベイエリアサイド | スーペリア・アルコーヴルーム | 73,500円〜111,500円 | 約18,375円〜 | オフィシャルホテルや駐車場側。眺望はないが最安値。 |
| ホテルエントランスサイド | スーペリア・アルコーヴルーム | 73,500円〜111,500円 | 約18,375円〜 | メインエントランス側。ベイエリアサイドと同価格帯。 |
| ローズコートサイド | スーペリア・アルコーヴルーム | 76,000円〜119,000円 | 約19,000円〜 | 「美女と野獣」のロックワークがある中庭側。夜景が綺麗。 |
| スプリングスサイド | スーペリア・アルコーヴルーム (パークビュー) | 86,000円〜124,000円 | 約21,500円〜 | ファンタジースプリングスのパーク内が見える。一番人気。 |
表を見ていただくと分かる通り、ベイエリアサイドとホテルエントランスサイドは、パークが見えない分、料金が最もリーズナブルです。「ホテルは寝るだけ!」「一日中パークで遊ぶから景色は気にしない」という割り切った考え方なら、ここを選ぶのが一番コスパが良いですよ。浮いたお金でお土産をたくさん買ったり、美味しい食事を楽しんだりできますからね。
逆に、「せっかく泊まるなら部屋からもディズニーの世界に浸りたい!」という方には、ローズコートサイド以上がおすすめです。特にローズコートサイドは、中庭にあるキャラクターのロックワーク(岩で作られた像)が夜になるとライトアップされて、とても幻想的な雰囲気になります。スプリングスサイドに比べて予約も取りやすく、価格も抑えられているので、個人的には一番の「狙い目」だと思っています。
ちなみに、もう一つの棟であるラグジュアリータイプの「グランドシャトー」は、1室30万円からと別格のお値段です。こちらは全室パークビューで広いテラスやバルコニーが付いており、さらにアトラクション利用券やショー鑑賞券などの豪華な特典が含まれています。気になる方は、別記事「ファンタジースプリングスホテル・グランドシャトーの値段とは?」を参考にしてくださいね。
ファンタジーシャトーの価格は、平日(閑散期)であれば1室7万円台から設定されています。これを4人で割れば1人あたり1万円台後半。最新のディズニーホテルにこの価格で泊まれると考えると、決して高すぎるということはないと感じませんか?
人数によって値段が違うか仕組みを解説

初めてディズニーホテルを予約する方からよく聞かれるのが、「人数によって値段が違うか?」という疑問です。日本の一般的な旅館やビジネスホテルだと「1名様〇〇円」という表記が当たり前なので、少し戸惑いますよね。
結論から言うと、ファンタジースプリングスホテルを含むディズニーホテルの多くは「ルームチャージ制(1室あたりの料金)」を採用しています。
「えっ、じゃあ人数が少ないと損なの?」と思われるかもしれません。計算上は確かに、少人数で泊まると1人あたりの単価は高くなります。しかし、これは「部屋という空間そのものにお金を払っている」と考えると分かりやすいかもしれません。ディズニーホテルの客室は、壁紙、カーペット、照明器具に至るまで、物語の世界観を表現した装飾が施されています。その空間を占有する権利として料金が発生しているわけですね。
ただし、いくつか細かい注意点もあります。基本は「部屋代」ですが、以下のようなケースでは料金や計算が変わってくることがあります。
計算が変わってくるケース
- 添い寝の子供がいる場合
→ 小学生以下の子供は、レギュラーベッド1台につき1名まで添い寝が可能です(1室あたり最大2名までなどの制限あり)。添い寝の子供は宿泊料金がかかりません。つまり、大人2名+添い寝の子供2名で泊まる場合、大人2名分の部屋代だけで済むので、実質的なファミリーコストは非常に安くなります。 - 12歳以上(中学生以上)の子供
→ ディズニーホテルでは「大人」としてカウントされます。定員に含まれるため、4人部屋に大人2名+中学生2名で泊まる場合は、定員4名利用となります。 - パッケージツアーの場合
→ 旅行会社や航空会社が販売している「新幹線+宿泊」や「飛行機+宿泊」のパックツアーの場合、システム上「1名あたり〇〇円」という計算で表示されることがほとんどです。この場合はホテルの公式サイトとは異なる料金計算になっていることがあるので注意してください。
このように、基本は「1室あたりの固定料金」ですが、家族構成(特にお子様の年齢)によって、実質的なお得度は変わってきます。「定員最大数で泊まるのが一番お得になる」という仕組みを理解しておくと、予約時のプランニングがグッと楽になりますよ。
2人や3人利用時の料金シミュレーション

「4人がお得なのは分かったけど、私たちはカップルだから2人だし…」あるいは「女子旅3人組なんだけど…」という方もいらっしゃいますよね。そこで、同じ部屋に2人や3人で泊まった場合、1人あたりの負担額が具体的にどう変わるのか、詳細にシミュレーションしてみましょう。
ここでは、最もスタンダードな「ベイエリアサイド スーペリア・アルコーヴルーム」を例にします。平日閑散期の比較的安い日程で、1室63,500円だったと仮定して計算します。
2人で宿泊する場合(カップル・夫婦など)
63,500円 ÷ 2人 = 1人あたり 31,750円
2人利用の場合、1人あたり3万円を超えてきます。オフィシャルホテルの安いプランなら1万円台で泊まれることを考えると、やはり「割高感」は否めません。しかし、これだけの金額を払う価値は十分にあると私は思います。新しいホテルのピカピカの内装、ロビーに入った瞬間の魔法のような空気感、そして何より「話題のホテルに泊まる」という特別感は、デートの質を格段に上げてくれるはずです。
3人で宿泊する場合(友人グループ・親子3人など)
63,500円 ÷ 3人 = 1人あたり 21,166円
3人になると、一気に2万円台前半まで下がりました。これなら「ちょっと贅沢な女子旅」として十分に現実的なラインではないでしょうか。ちなみに、3人利用の場合、レギュラーベッド2台+トランドルベッド(引き出し式)1台を使用することになります。「誰が引き出しベッドで寝るの?」という問題が発生しそうですが、実はトランドルベッドもマットレスはしっかりしていて寝心地は悪くありませんよ。
4人で宿泊する場合(ファミリー・学生グループなど)
63,500円 ÷ 4人 = 1人あたり 15,875円
やはり4人利用のコスパは圧倒的です。1万5千円台でディズニーホテルに泊まれるというのは、かなり衝撃的ではないでしょうか。学生さんの卒業旅行や、2世帯での旅行でも利用しやすい価格帯になります。
さらに、ここで重要なのが「エキストラベッド料金がかからない」という点です。一般的なホテルでは、定員2名の部屋にエキストラベッドを入れて3名で泊まる際、数千円の追加料金が発生することが多いですよね。しかし、ファンタジースプリングスホテルのアルコーヴルームは、最初から「4名泊まること」を前提にベッドが備え付けられています(アルコーヴベッドやトランドルベッド)。そのため、人数が増えても追加ベッド代が発生せず、純粋に部屋代を頭割りできるんです。これが、多人数利用時のコスパの良さを支える大きな要因になっています。
4人利用なら一人あたりの値段が最安

上記のシミュレーションでも明らかになった通り、ファンタジースプリングスホテルは4人利用なら一人あたりの値段が最安になります。これは単なる計算上の話だけでなく、ホテルの設計思想そのものが「ファミリーやグループでの利用」を強く意識しているからです。
ファンタジーシャトーの客室(全419室)の多くは、大人4名まで宿泊可能な仕様になっています。これは、近年のディズニーリゾートへの来園形態が、核家族(4人)や3世代、友人グループなどの多人数化していることに対応したものでしょう。1人あたりのコストを抑えつつ、最高級の体験を提供するための工夫が随所に見られます。
大人2名+子供2名(小学生以上)の4人家族の場合で考えてみましょう。1人あたり1万円台後半〜2万円台前半で、最新のディズニーホテルに宿泊できる計算になります。
比較対象として、ディズニーリゾートライン沿いの「オフィシャルホテル(シェラトンやヒルトンなど)」を考えてみます。オフィシャルホテルでも、広い部屋に4人で泊まれば1人1万5千円〜2万円程度になることは珍しくありません。つまり、「オフィシャルホテルとそこまで大きく変わらない価格帯」で、パーク一体型の最新ホテルに泊まれる可能性があるのです。
さらに、ファンタジースプリングスホテル宿泊者には、「ハッピーエントリー(一般開園より早く入園できる権利)」という強力な特典が付いてきます。この特典の価値(時間を買う価値)を考慮すれば、実質的なコストパフォーマンスはオフィシャルホテルを上回ると言っても過言ではありません。
また、学生さんの卒業旅行などでも、4人集まれば「1人1泊2万円以下」という予算で憧れのホテルステイが叶います。交通費やチケット代を含めても、アルバイト代を貯めれば十分に手の届く範囲ではないでしょうか。「ディズニーホテルは高嶺の花」と諦めずに、ぜひ4人グループを作って計画してみてください。
4人部屋でおすすめの部屋タイプ

4人で宿泊する場合、部屋の広さやベッドの配置は快適に過ごすための重要ポイントです。私が4人グループに断然おすすめしたい部屋タイプは、「スーペリア・アルコーヴルーム」です。
「え、普通のスーペリアルームじゃないの?」と思ったあなた。実はここに大きな違いがあるんです。
まず、「スーペリアルーム」と「スーペリア・アルコーヴルーム」の最大の違いは、「アルコーヴベッド」があるかどうかです。
- スーペリア・アルコーヴルーム
→ 壁のくぼみ(アルコーヴ)を利用したソファ兼ベッドが常設されています。 - スーペリアルーム
→ アルコーヴベッドがありません。4人で泊まる場合は、クルーズベッド(搬入式のエキストラベッド)などが追加される形になることが多いです。
なぜアルコーヴルームがおすすめかというと、その「秘密基地感」がたまらないからです!アルコーヴベッドは、壁紙にラプンツェルやバンビなどのキャラクターが描かれていて、独立した小さな部屋のような安心感があります。特に子供たちは「僕がここで寝る!」「私がここ!」と大はしゃぎすること間違いなし。じゃんけんで寝る場所を決めるのも、旅の楽しい思い出になりますよね。
また、最初から壁に埋め込まれているため、部屋の動線を邪魔しません。クルーズベッドを搬入するとどうしても部屋が狭くなってしまい、スーツケースを広げるスペースがなくなってしまうことがありますが、アルコーヴルームならその心配も軽減されます。
さらに細かい選び方として、「サイド(ビュー)」にもこだわりたいところです。
- コスト重視なら
→ ベイエリアサイド。景色は見えませんが、内装や広さは他のサイドと同じなので、一番安く快適に過ごせます。 - 雰囲気を楽しみたいなら
→ ローズコートサイド。中庭の緑やロックワークが見えるので、パークに入らなくてもディズニーの空気感を感じられます。価格もスプリングスサイドほど高くありません。
結論として、4人で泊まるなら「スーペリア・アルコーヴルーム」を選べば間違いありません。部屋に入った瞬間、壁のくぼみにある可愛いベッドを見て歓声を上げる準備をしておいてくださいね。
ファンタジースプリングスホテルの値段や4人家族の総費用
ここまでは宿泊料金単体のお話でしたが、実際に旅行に行くとなると、チケット代、食事代、お土産代、交通費…と、他にもたくさんのお金がかかります。「ホテル代はなんとかなっても、総額が怖い!」というのが本音ですよね。ここでは、4人家族でのリアルな費用感と、予約激戦区を勝ち抜くためのコツについて深掘りしていきます。
家族4人でディズニーに行くのにいくらかかる

「家族4人でディズニーに行くのに結局いくらかかるの?」という切実な疑問に答えるべく、2025年春以降のモデルケースで3泊4日の総費用をガチで試算してみました。これを見れば、目標貯金額が明確になるはずです。
- 時期:2025年5月の平日・休日混合(レギュラーシーズン相当)
- 家族構成:大人2名、中人1名(中学生)、小人1名(小学生)の4人家族
- 宿泊:ファンタジーシャトー(スーペリア・アルコーヴルーム)に3連泊
- パーク:3日間インパーク(中日はフル活用)
- 食事:ホテルブッフェ1回を含む、標準的な食事内容
| 費目 | 内容 | 概算金額(4人分) |
|---|---|---|
| 宿泊費 | スーペリア・アルコーヴルーム (約90,000円×3泊) | 約270,000円 |
| チケット代 | 1デーパスポート(3日間) ※大人約9,000円換算 | 約102,000円 |
| DPA費用 | 人気アトラクション時間短縮 (3種×4人×2,000円) | 約24,000円 |
| 食事代 | ホテルブッフェ1回(約2.5万円) +パーク内食事・軽食(3日分) | 約85,000円 |
| 交通・雑費 | 駐車場代(3泊分)、お土産、 ポップコーンバケット等 | 約40,000円 |
| 合計 | 約521,000円 |
総額、約52万円です。
「うわっ、高い…!」と思いましたか?確かに50万円は大金です。海外旅行に行けてしまう金額ですよね。しかし、内訳をよく見てみてください。宿泊費が全体の半分以上を占めていますが、これは「3泊4日」という長丁場での計算です。1泊2日であれば、総額は20万円〜25万円程度に収まるでしょう。
また、隠れたコストとして忘れがちなのが「食事代」と「グッズ代」です。特にファンタジースプリングス・レストランのブッフェは、ディナーで大人1名7,000円以上かかります。ここをどうコントロールするかが予算圧縮の鍵です。例えば、「朝食は前日にコンビニ(ホテル内ショップ)で買っておく」「昼食は安めのピザやハンバーガーにする」といった工夫で、数万円単位の節約が可能です。
希少な5人部屋の料金と予約の注意点

読者の方からよくいただく質問に、「うちは3世代で5人なんですけど、1部屋に泊まれませんか?」や「5人家族の料金はどうなるの?」というものがあります。
結論から言うと、ファンタジースプリングスホテルには5名まで泊まれる部屋が存在します。しかし、それは「幻」と言ってもいいくらい希少な存在なんです。
5名定員の客室は、主に以下のタイプです。
- デラックス・アルコーヴルーム
- デラックス・バルコニー&アルコーヴルーム
これらは部屋の広さが50平米と広く、クルーズベッドを追加することで最大5名まで宿泊可能です。料金目安は1室9万円〜14万円程度。5人で割れば1人2万円〜3万円弱と、意外とリーズナブルですよね。
しかし、最大の問題はその「部屋数」です。
これらの客室はホテル全体でも数室(片手で数えられる程度)しかありません。しかも一番人気の「スプリングサイド」。予約開始の瞬間に秒殺されることがほとんどで、「狙って取る」のは至難の業です。予約画面で空室を見かけたら、それは奇跡だと思ってください。
では、5人グループはどうすればいいのか?私がおすすめする現実的な戦略は、「2名部屋」と「3名部屋」の2部屋を予約する方法です。
「2名部屋」と「3名部屋」の2部屋を予約する方法
- メリット①
→ トイレとお風呂が2つになる!5人で1つのトイレ・お風呂だと、朝の支度や夜の入浴待ちでとんでもない時間がかかります。2部屋あればストレスフリーです。 - メリット②
→ 予約が取りやすい。スタンダードな4名定員の部屋を2部屋取る方が、希少な5名部屋を狙うより遥かに確実です。 - デメリット
→ 部屋が離れる可能性がある。予約時に「近くの部屋希望」とリクエストを出せますが、確約ではありません。また、コネクティングルーム(内部で行き来できる部屋)の設定も限られています。
5人家族でどうしても同じ部屋がいい場合は、ディズニーランドホテルやパラダイスピアホテル(旧アンバサダー等の広い部屋)など、他のディズニーホテルの5名対応部屋も選択肢に入れるのが賢明かもしれません。ファンタジースプリングスホテルにこだわるなら、2部屋分散が一番の近道ですよ。
予約攻略法とキャンセル拾いのコツ

「お金の準備はできた!でも予約が取れない!」これがファンタジースプリングスホテル最大の壁です。4人部屋をお得に確保するためには、予約のタイミングとテクニックが命です。
現在の予約ルールでは、宿泊日の4ヶ月前の同日11:00から予約が開始されます。
この「11:00の戦い」に勝つためには、単に時間通りにアクセスするだけでは不十分です。なぜなら、アクセス集中を緩和するための「待合室」システムがあるからです。
もし予約が取れなくても、落ち込むのはまだ早いです(というか、「人気の部屋は予約開始日に予約を取れる可能性の方が低い」くらいに思っておくほうが正解ですよ!)。実は、予約のチャンスはその後にも何度か訪れます。それが「キャンセル拾い」です。
特に狙い目なのが、キャンセル料が発生する区切りのタイミングです。
- 宿泊日の15日前
→ 14日前からキャンセル料が発生するため、とりあえず仮押さえしていた人が手放す最大のピークです。 - 宿泊日の8日前
→ 7日前からキャンセル料が上がるため、ここでも動きがあります。
時間帯としては、仕事終わりの夜21時〜23時頃、そして日付が変わる直前の23時〜24時頃にポロッと空室が出ることが多いと言われています。
ただ、私の経験では「キャンセルはいつ落ちてくるか分からない」というのが正解ですかね。また、一般的にキャンセルが出やすいと言われているタイミングは他のみなさんも同じように狙っているので、キャンセル拾いの競争率も高くなります(笑)
なので、多くの人にできるアドバイスとしては、「諦めずにこまめにサイトをチェックすることが、魔法の鍵を手に入れる唯一の方法」となりますかね。「当たり前じゃん!」「もっと裏ワザ的なテクニックはないの?」とご指摘を受けそうですが、結局、最終的にはそれしかないのかなと私は思っています。
ハッピーエントリーの活用価値

最後に、ファンタジースプリングスホテルに泊まる最大のメリット、そして4人で泊まることでその恩恵を最大化できる要素についてお話しします。それが「ハッピーエントリー」です。
2025年4月以降、「ファンタジースプリングス・マジック(アトラクション乗り放題チケット)」の販売終了に伴い、ファンタジースプリングスエリアへの入場制限が緩和されます。これはつまり、一般ゲストが朝一でエリアに殺到することを意味します。
想像してみてください。開園と同時に数万人が目指す新エリア。アトラクションの待ち時間は瞬く間に120分、180分と膨れ上がるでしょう。しかし、ファンタジースプリングスホテル宿泊者には、「宿泊者専用エントランス(グランドシャトー・ゲートウェイ等)」から、一般ゲストより15分早く入園できる権利があります。
たかが15分、されど15分。ディズニーにおける朝の15分は、日中の2時間以上の価値があります。誰もいないエリアを歩き、一番人気のアトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」に待ち時間ほぼゼロで乗る。そして一般ゲストが到達する頃には、すでに次のアトラクションへ向かっている。
この「優越感」と「時間短縮効果」こそが、決して安くはない宿泊費に含まれる最大の価値です。4人で泊まれば、この強力な特典を4人全員が行使できます。DPA(有料優先チケット)を人数分買うと数千円〜1万円かかりますが、ハッピーエントリーがあればその分を節約できるかもしれません。そう考えると、宿泊費の実質的なコスパはさらに良くなると言えるでしょう。
まとめ:ファンタジースプリングスホテルの値段は4人が鍵
今回は、「ファンタジースプリングスホテルの4人の値段」をテーマに、料金の詳細や総費用のシミュレーション、そして予約の裏技まで徹底的に解説しました。
結論として、ファンタジースプリングスホテルは「4人で泊まると最も一人あたりのコスパが良い」ホテルです。1室単位の料金設定をうまく活用して、家族やグループで割り勘にすれば、憧れのホテルステイも決して夢物語ではありません。
- 4人利用なら1人1万円台後半から宿泊可能でコスパ最強。
- 眺望にこだわらなければ「ベイエリアサイド」や「ホテルエントランスサイド」が狙い目。
- 5人部屋は激戦なので、2部屋への分散も検討を。
- ハッピーエントリーを活用して、混雑を回避することが満足度アップの秘訣。
「高いから無理かも…」と諦める前に、ぜひ4人での利用を検討してみてください。そして、予約という最初の関門を突破して、ファンタジースプリングスという魔法の泉で最高の思い出を作ってくださいね。
この記事が、あなたの素敵な旅の計画の役に立つことを願っています。
本記事の情報は記事執筆時のものです。最新情報については、必ず東京ディズニーリゾート公式サイトや公式アプリ、各種公式サイトでチェックしてくださいね。

