こんにちは。Disney Magic Navi、管理人のかおるです。
なかなか予約が取れないファンタジースプリングスホテル。いざ予約ができても、ファンタジースプリングスホテルの部屋位置や館内図が実際にどうなっているのか、すごく気になりますよね。「自分の部屋からは何が見えるのかな?」「もしかして眺望がひどい部屋だったらどうしよう」と、楽しみな反面、少し不安を感じている方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、ファンタジースプリングスホテルの部屋の種類や部屋数、人気のローズコートサイドや憧れのスプリングスサイドの特徴について詳しく解説します。また、気になるグランドシャトーの値段や価値、あなたにぴったりなおすすめの部屋選びのポイントもしっかり紹介しますね。
この記事を読めば、複雑な部屋位置に関する疑問がまるっと解決して、当日のホテルステイが何倍も楽しみになりますよ。これから予約をしようと思っている方もぜひ参考にしてください!
この記事で分かること
- ファンタジーシャトーとグランドシャトーの部屋位置や特徴の違いがわかる
- 館内図のイメージとともに、各サイドから見える景色の特徴を理解できる
- 「眺望がひどい」という噂の真相と、メリット・デメリットを把握できる
- 予算や目的に合わせた、あなたにとってベストな部屋選びができるようになる
ファンタジースプリングスホテルの部屋位置と基本情報
まずは、ファンタジースプリングスホテル全体がどのような構造になっているのか、基本となる部屋位置やエリアの分け方から見ていきましょう。このホテルは2つの棟で構成されていて、それぞれ全く異なる特徴を持っています。「ただ寝るだけの場所」と考えるか、「滞在そのものをメインイベント」と捉えるかで、選ぶべき棟も変わってくるんですよ。
ファンタジースプリングスホテルの部屋数と部屋の種類一覧

ファンタジースプリングスホテルは、大きく分けて「ファンタジーシャトー」と「グランドシャトー」という2つの棟(シャトー)から成り立っています。部屋数は合計で475室。この数字、多いと思いますか?それとも少ないと思いますか?実は、パーク一体型という特殊な立地を考えると、決して多くはない数字なんです。その内訳と、それぞれのシャトーが持つ役割を深く理解することで、予約の難しさや人気の理由が見えてきます。
デラックスとラグジュアリー、決定的な格の違い
ディズニーホテルにはランク分けがありますが、ファンタジースプリングスホテルは、一つのホテルの中に異なる2つのランクが共存しているという、これまでにない新しいスタイルをとっています。
圧倒的に部屋数が多いのが、全419室を誇る「ファンタジーシャトー」です。こちらは、ホテルミラコスタや東京ディズニーランドホテルと同じ「デラックスタイプ」に位置づけられています。デラックスタイプといえば、素晴らしいサービスと豪華な内装で十分に高級ホテルなのですが、このホテルにはさらにその上を行く存在があります。
それが、わずか56室のみの「グランドシャトー」です。こちらはディズニーホテル最高級ランクの「ラグジュアリータイプ」となり、全室がテラス付きのパークビューという特別な仕様になっています。エントランスもロビーも、そしてスタッフのサービス体制さえも、ファンタジーシャトーとは完全に区別されています。
| 特徴 | ファンタジーシャトー | グランドシャトー |
|---|---|---|
| ホテルタイプ | デラックスタイプ (従来の高級ライン) | ラグジュアリータイプ (最高級ライン) |
| 部屋数 | 419室 (全体の約88%) | 56室 (全体の約12%) |
| 主なターゲット | ファミリー、グループ、 ディズニーファン全般 | 富裕層、特別な記念日、 究極の体験を求める方 |
| パークビュー | 一部の客室のみ (全体の約10%程度) | 全室パークビュー (さらに全室テラス/バルコニー付) |
| 内装テーマ | 動植物や魔法の泉のモチーフ (ラプンツェルやバンビなど) | 豪華で気品あふれる空間 (深紅やゴールドが基調) |
475室という規模感が意味するもの
総客室数475室というのは、実はホテルミラコスタ(全502室)とほぼ同じくらいの規模感なんです。ただ、ファンタジースプリングスホテルは、新エリア「ファンタジースプリングス」の中に建っているという圧倒的な立地の強さがあります。
特に注目してほしいのが、「パークが見える部屋の少なさ」です。グランドシャトーの56室は全室パークビューですが、ファンタジーシャトーの419室の中でパークが見える部屋(スプリングスサイド)はごく一部に限られています。つまり、ホテル全体で見ても、お部屋からパークを眺められるゲストは限られた「選ばれし者」ということになりますね。これが、予約が激戦となる最大の理由の一つなんです。
「せっかく泊まるなら絶対にパークビュー!」と意気込むのも素敵ですが、全体の室数から考えると、それはかなり狭き門。最初から「取れなくても当たり前」くらいの気持ちでいた方が、精神衛生上良いかもしれません(笑)。どの部屋でも新エリアに入れる特典は変わらないので、そこは安心してくださいね。
(出典:東京ディズニーリゾート『東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル ファンタジーシャトー 客室一覧』)
館内図から読み解く各サイドの特徴

さて、ここからは多くのゲストが宿泊することになる「ファンタジーシャトー」の部屋位置について、さらに詳しく掘り下げていきましょう。公式には詳細な部屋番号入りの館内図は公開されていませんが、建物の形状は複雑な形をしており、その向きによって大きく4つのサイド(区分)に分類されています。
「どのサイドを選ぶか」によって、窓の外に広がる世界は全くの別物になります。「思っていたのと違った…」なんてことにならないよう、それぞれの位置関係と特徴をしっかりとイメージしておきましょう。
1. スプリングスサイド
その名の通り、パーク(ファンタジースプリングス)に面しているエリアです。ファンタジーシャトーの中で唯一、お部屋からパークが見える可能性がある、最も人気が高く、そして予約難易度も高いサイドです。
建物の配置としては、パークに向かって突き出している部分や、パーク沿いの壁面に位置しています。部屋数は非常に少なく、ファンタジーシャトー全体のほんの一握り。ここに泊まることは、一種のステータスと言っても過言ではありません。
2. ローズコートサイド
ホテルの中庭「ローズコート」を囲むように配置されたエリアです。建物が「コ」の字型になっていて、その中央に「美女と野獣」の魔法の泉がある中庭があります。
このサイドの特徴は、パークの喧騒から少し離れた「静寂」と「物語性」です。窓からは手入れされた美しい庭園が見え、夜にはライトアップされた魔法の泉が幻想的に浮かび上がります。「パークは見えなくてもいいから、ディズニーの世界観には浸りたい」という方には最高のロケーションですよ。
3. ホテルエントランスサイド
ホテルの正面玄関(メインエントランス)側に面したエリアです。パークとは建物を挟んで反対側になるため、パーク内の景色を見ることはできません。
しかし、決して侮ってはいけません。ホテルの豪華なエントランス装飾や、車寄せを行き交う人々、そして夜には美しくライトアップされたホテルの外観を眺めることができます。リゾートホテルらしい華やかさを感じられるサイドと言えるでしょう。
4. ベイエリアサイド
オフィシャルホテル群(ヒルトン東京ベイなど)や立体駐車場、そしてディズニーリゾートラインの線路側に面したエリアです。
「ベイ(海)」という名前がついていますが、低層階だと目の前が駐車場ということもあります。一方で、高層階からは東京湾の景色や、行き交うリゾートライン(モノレール)を見下ろすことができ、開放感があります。何より、価格帯が最もリーズナブルなのが最大の魅力です。
失敗しないための部屋位置の選び方

これだけ種類があると、「結局どの部屋を選べば正解なの?」と迷ってしまいますよね。正直なところ、万人に共通する「正解」の部屋はありません。大切なのは、あなたの旅の目的と予算のバランスを見極めることです。
私がこれまでの経験から考える、失敗しない部屋選びの3つの指針をご紹介します。
1. 「景色」にとことんこだわる場合
「窓を開けたらそこはファンタジースプリングス!」という体験を最優先するなら、選択肢は2つです。
- 予算無制限なら
→迷わず「グランドシャトー」を選びましょう。全室パークビュー確約、テラス付きで、失敗のリスクはゼロです。 - 予算を抑えつつパークを見たいなら
→ファンタジーシャトーの「スプリングスサイド」一択です。ただし、予約は争奪戦になるので、相当な覚悟と準備が必要です。
2. 「雰囲気」と「価格」のバランスを取りたい場合
「パークは見えなくてもいいけど、現実世界のような景色(駐車場など)は避けたい」という方には、「ローズコートサイド」が強くおすすめです。
中庭の景色はディズニー映画の世界観そのものですし、パーク側に比べて予約も少し取りやすい傾向にあります。「ディズニーホテルに来た!」という高揚感をしっかり保ちつつ、スプリングスサイドよりはお値段も少し手頃になります。
3. 「滞在時間」と「実利」を重視する場合
「部屋には寝に帰るだけ」「朝から晩までパークで遊ぶから、窓の外なんて見てる暇はない!」というアクティブ派のあなたには、「ベイエリアサイド」や「ホテルエントランスサイド」がベストアンサーです。
ここで数万円単位の予算を浮かせることができれば、その分を以下のように使うことができます。
- ホテル内のレストラン「ファンタジースプリングス・レストラン」で豪華ブッフェを堪能する
- パーク内で欲しかったグッズを我慢せずに買う
- 翌日のランチを少しリッチにする
部屋のグレードを下げることは、決して「我慢」ではなく、旅全体の満足度を上げるための「戦略的な選択」なんですよ。
眺望がひどいという噂の真相とは

インターネットやSNSで検索していると、「ファンタジースプリングスホテル 眺望 ひどい」「壁ビュー」といった不穏なワードを目にして、不安になったことはありませんか?せっかく高いお金を払って泊まるのに、がっかりしたくないですよね。
実はこの「ひどい」という感想、主に「パーシャルビュー」や一部の「低層階」のお部屋に関する、期待値とのギャップから生まれていることが多いんです。その真相を包み隠さずお話しします。
「パーシャルビュー」という名の賭け
ファンタジーシャトーの「スプリングスサイド」には、「デラックス・アルコーヴルーム(パーシャルビュー)」などの部屋タイプが存在します。公式サイトの説明には、「ファンタジースプリングス側に面しているが、建物の壁や屋根などによりほぼ視界が遮られるお部屋」と書かれています。
ここが重要なポイントです。「パーシャル(部分的)」という言葉から、「まあ半分くらいは見えないかもしれないけど、半分くらいは見えるんでしょ?」と期待してしまうと、痛い目を見ます。実際には、以下のようなケースが報告されています。
- 窓を開けたら目の前がホテルの壁で、空しか見えない
- ロビー階の屋根が視界の大半を占めていて、パークの地面が見えない
- 室外機のような設備が目に入ってしまう
これらのお部屋に当たった方が、「スプリングスサイドなのに何も見えない!ひどい!」と感じてしまうのは無理もありません。しかし、これはホテル側が最初から「視界が遮られる」と説明している通りのお部屋なんです。
グランドシャトー低層階の「木」問題
意外かもしれませんが、1泊30万円以上するグランドシャトーでも、低層階(3〜4階)に関しては賛否両論があります。
グランドシャトーは全室パークビューですが、低層階はパークとの距離が近い分、目の前の植栽(高い木々)が視界を遮ってしまうことがあるんです。口コミでは「森の中にいるみたい」「パークの建物が木で見えにくい」といった声も。これを「緑に囲まれたプライベート感」と捉えるか、「景色が見えない」と捉えるかで評価が分かれます。
噂の真相まとめ:どう捉えるかが鍵
つまり、「ひどい」という噂の正体は、「高い期待を持って宿泊したのに、物理的な遮蔽物があった」という失望感です。
逆に言えば、最初から「壁や屋根があるかもしれないけど、その隙間から少しでもパークの空気が感じられればOK!」「この価格でスプリングスサイドに泊まれるなら、眺望は二の次!」と割り切れる方にとっては、これらは決して「ひどい」部屋ではありません。実際、位置によってはプロメテウス火山やアレンデール城の屋根がチラッと見える「当たり部屋」もあり、それを宝探しのように楽しむ方もいらっしゃいます。
悪い噂に惑わされすぎず、部屋タイプごとの条件(リスク)を正しく理解して予約すれば、当日のショックは防げますし、むしろ納得のいく滞在ができるはずですよ。
ローズコートサイドの景色と特徴

私が個人的にすごく素敵だなと思っていて、実は一番推しているのが、この「ローズコートサイド」です。基本的にはホテルの中庭に面したサイドなのですが、実はこのサイドの中に「パークビュー」のお部屋が存在することをご存知でしょうか?
物語に浸れる「魔法の泉」の眺め
ローズコートサイドの最大の特徴は、ホテルの中庭「ローズコート」を望めることです。ここには、ディズニー映画『美女と野獣』のキャラクターたち(ポット夫人やチップ、ルミエールなど)を模したロックワーク(岩の彫刻)があり、魔法の泉を中心とした緑豊かな庭園が広がっています。
パークの中にある魔法の泉と同じクオリティのものが、ホテルの中庭にあるんです。これってすごく贅沢だと思いませんか?昼間は太陽の光を浴びてキラキラと輝く泉を、夜になれば美しくライトアップされた幻想的な雰囲気を、お部屋の窓から独り占めできるんです。
「パークビュー」の部屋もある!
そして、ここが重要なポイントなのですが、ローズコートサイドには以下の「パークビュー」と名の付く部屋タイプが正式に用意されています。
- スーペリアルーム(パークビュー)
- スーペリア・アルコーヴルーム(パークビュー)
これらのお部屋からは、中庭(ローズコート)の景色だけでなく、その奥に広がるファンタジースプリングスの景色も見ることができるんです!
具体的には、フローズンキングダムのノースマウンテンやアレンデール城の屋根、ピーターパンのネバーランドの山々などが視界に入ります。スプリングスサイドほどの正面感はないかもしれませんが、美しい中庭とパークの景色を同時に楽しめるなんて、ある意味一番贅沢な眺めかもしれませんね。
もちろん、パークビューと付かない通常のお部屋(中庭ビュー)も素敵ですが、「中庭も見たいけど、やっぱりパークも見たい!」という欲張りな方には、このローズコートサイドのパークビューが隠れた狙い目ですよ。(予約難易度は高いですが…)
プライバシーへの配慮と注意点
ローズコートサイドは建物が「コ」の字型になっているため、部屋の位置によっては、中庭を挟んで向かい側の客室が見える(いわゆる「お見合い」状態になる)ことがあります。
距離は離れているのでそこまで気にならないとは思いますが、夜、部屋の明かりをつけている状態でカーテンを開けっ放しにしていると、向かい側から丸見えになってしまう可能性も。着替えの際などは、レースのカーテンを閉めるなどの配慮を忘れないようにしましょう。静かで優雅な滞在を楽しむための、ちょっとしたマナーですね。
ファンタジースプリングスホテルの部屋位置ごとの魅力
ここからは、さらに具体的に各サイドのお部屋の魅力や、気になるお値段の価値について深掘りしていきましょう。「高いお金を払う価値はあるの?」「どのサイドが自分の理想に合っているの?」そんな疑問を解消するために、それぞれの特徴を徹底的に分析していきます。あなたの目的に合った「運命の1部屋」がきっと見つかるはずですよ。
憧れのスプリングスサイドの眺望

ファンタジーシャトーの中で唯一、お部屋からパークが見えるのが「スプリングスサイド」です。ファンタジーシャトー全419室のうち、パークビューのお部屋はわずか数十室ほど。全体の約1割にも満たない、まさにプラチナチケット並みの貴重なお部屋です。「絶対に部屋からパークを見たい!」というゲストが殺到するため、予約開始と同時に瞬殺されることも珍しくありません。
「パークグランドビュー」と「パーシャルビュー」の決定的な違い
同じスプリングスサイドでも、眺望のレベルには天と地ほどの差があります。予約時にはこの違いを明確に理解しておくことが重要です。
パークグランドビュー
その名の通り、ファンタジースプリングスの全貌が正面に見える、最高ランクの眺望です。窓の向こうには、フローズンキングダムのアレンデール城、ラプンツェルの塔、そしてネバーランドの山々が一望できます。夜になれば、パークの美しいライトアップはもちろん、お部屋の位置によっては花火まで鑑賞できることも!
特に「バルコニー付き」のお部屋を選べば、外の風を感じながらパークのBGMに耳を傾ける…なんていう、これ以上ない贅沢なひとときを過ごせます。誰にも邪魔されず、パジャマ姿でパークを眺める体験は、一生の思い出になること間違いなしです。
パーシャルビュー
先ほど「ひどい?」の噂で解説した通り、建物の壁や屋根で視界の一部が遮られるお部屋です。「見えにくい」という条件付きですが、その分、グランドビューよりも価格が抑えられています。
ただ、誰がなんと言おうと憧れのスプリングスサイド。隙間から見える景色だけでも「今、パークの上にいるんだ」という高揚感は十分に味わえます。
スプリングスサイドに泊まる本当の価値とは
私が思うスプリングスサイドの最大の価値は、「没入感の継続」にあります。
パークで遊んで、ホテルに帰ってきても、窓の外にはまだ魔法の世界が広がっている。閉園後の静まり返ったパークや、早朝の誰もいないパークを独り占めできる優越感は、他のサイドでは絶対に味わえません。「寝ている時間でさえもディズニーの世界に浸っていたい」という熱烈なファンにとって、スプリングスサイドの宿泊費は決して高い投資ではないはずです。
最高級グランドシャトーの値段と価値

「一生に一度は泊まってみたい!」と誰もが憧れるのが、ラグジュアリータイプの「グランドシャトー」ですよね。気になるお値段は、最低でも1泊1室あたり30万円〜(変動制なので時期によってはもっと高くなります)という、まさに夢の価格設定です。
「1泊30万!?さすがに高すぎるでしょ…」と驚く方も多いと思います。私もそう思いました(笑)でも、グランドシャトーに含まれる特典の内容を一つ一つ紐解いていくと、実は「意外とコスパが良いのでは?」と思えるような、驚きの価値が詰め込まれているんです。
30万円の内訳を徹底解剖!
ただ高いだけではありません。グランドシャトーには、以下の特別な付加価値が含まれています。
グランドシャトーの特別な付加価値
- アトラクション利用券(8枚/室)
これ、本当にすごいです。通常、ディズニー・プレミアアクセス(DPA)を購入すると1枚2,000円前後かかりますよね。グランドシャトーには、時間指定なしでいつでも優先搭乗できるチケットが、なんと1室につき8枚も付いてくるんです。これだけで実質数万円分の価値があります。 - ショー鑑賞券(4枚/室)
人気のショーを、専用の鑑賞エリアから優雅に見ることができます。エントリー受付(抽選)に外れてガッカリ…なんて心配も無用。DPA換算で約1万円相当の価値ですね。 - 全室スイートルーム級の広さと眺望
一番狭い部屋でも70㎡〜という広さ。ファンタジーシャトー(約41㎡)の倍近い広さがあります。そして全室テラス付きのパークビュー。眺望の当たり外れを心配する必要がありません。 - 専用エントランス「グランドシャトー・ゲートウェイ」
一般ゲストとは異なる専用ゲートから入退園できます。開園前の長い列に並ぶ必要はなく、まるでVIPのようにスムーズにパークへ向かえます。この「時間の節約」と「ストレスフリーな体験」は、お金には代えられない価値です。
フレンチレストラン「ラ・リベリュール」の利用権

さらに見逃せないのが、グランドシャトー宿泊者だけが利用できる最高級フレンチレストラン「ラ・リベリュール」の存在です。
ここでは、本格的なフランス料理を楽しめるだけでなく、朝食やディナーの時間帯によっては、特別な衣装を着たミッキーマウスと写真撮影ができるキャラクターグリーティングのオプション(別途料金)も用意されています。ファンタジーシャトーの宿泊者は利用すらできない、まさに禁断のレストラン。この体験のためだけにグランドシャトーを選ぶゲストもいるほどです。
例えば4名1室で30万円だとしても、1人あたり7.5万円。アトラクション券やショー鑑賞券、朝食(※プランによる)などの特典価値を差し引くと、実質の宿泊費はもっと下がります。特別な記念日や、「とにかく並びたくない!快適に過ごしたい!」という3世代旅行などでは、最高の選択肢になるはずですよ。
目的別で選ぶおすすめの部屋を紹介

ここまで各サイドの特徴を見てきましたが、情報量が多すぎて「結局、自分にはどの部屋が合っているの?」と混乱してしまった方もいるかもしれませんね。
そこで、これまでの特徴を踏まえて、具体的なシチュエーションや目的別に「かおる的・おすすめの部屋位置」を厳選してご紹介します。ご自身の旅行スタイルと照らし合わせてみてください。
1. 初めての宿泊で、とにかく失敗したくない人
おすすめ:ローズコートサイド(スーペリア・アルコーヴルームなど)
理由
パークが見えなくても、中庭の景色で十分にディズニーの世界観に浸れます。スプリングスサイドほど予約が激戦ではなく、ベイエリアサイドほど現実的な景色でもない、まさに「いいとこ取り」のバランス型。価格も中間に位置しており、満足度が高いです。
2. パークの景色を絶対に見たい人
おすすめ:スプリングスサイド(パークグランドビュー)
理由
予算と運が許すなら、ここを目指さない理由はありません。「パークビュー」ではなく、確実に正面に見える「パークグランドビュー」を狙うのがポイント。ただし、予約開始日の激戦は覚悟してくださいね。
3. 予算重視!寝るだけだから安く済ませたい人
おすすめ:ベイエリアサイド or ホテルエントランスサイド
理由
一番リーズナブルに、話題の新ホテルに宿泊できます。お部屋の内装やアメニティは他のサイドと共通なので、室内にいればファンタジーな気分はそのまま。浮いたお金で、ホテル限定のグッズ(トートバッグなど)を買うのも賢い楽しみ方です。
4. 小さなお子様連れのファミリー
おすすめ:アルコーヴルーム(どのサイドでもOK)
理由
「アルコーヴベッド」があるお部屋を選びましょう。壁のくぼみを利用したソファ兼ベッドなのですが、これが子供たちにとっては「秘密基地」みたいで大人気!「今日はここで寝る!」と大はしゃぎしてくれるはずです。ベッドガードなどの貸し出し備品も充実しているので安心ですよ。
| 目的 | おすすめの部屋位置・タイプ | ポイント |
|---|---|---|
| 雰囲気重視 | ローズコートサイド | 静寂と物語性が魅力 |
| 絶景重視 | スプリングスサイド | パーク真正面の感動体験 |
| コスパ重視 | ベイエリアサイド | 浮いた予算を食事やグッズへ |
| 究極の贅沢 | グランドシャトー | 全室スイート&特典満載 |
ベイエリアサイド等のコスパとメリット

「パークが見えない部屋なんて、泊まる意味あるの?」…なんて思っていませんか?そんなことは全くありません!実は、リピーターの中にはあえて「ベイエリアサイド」や「ホテルエントランスサイド」を選ぶ人も多いんです。
最大のメリットは、何と言っても圧倒的な「コストパフォーマンス」です。
数万円の差額が生む、別の「贅沢」
スプリングスサイドやローズコートサイドに比べて、ベイエリアサイドは1泊あたり数万円安く設定されていることが多いです。この差額、あなたなら何に使いますか?
- 食事をグレードアップ
→ホテル内のブッフェレストラン「ファンタジースプリングス・レストラン」で、ディナーをお腹いっぱい楽しむ。 - お土産を爆買い
→ホテル宿泊者限定のトートバッグ&ポーチセット(約1.8万円)を、迷わず購入する。 - パーク滞在を延長
→浮いたお金で、翌日のパークチケットを購入したり、DPAを追加で購入してアトラクションを効率よく回る。
「部屋からの景色」という一点を妥協するだけで、滞在全体の充実度を底上げできる可能性があるんです。
意外な穴場ビュースポット
また、景色が全く楽しめないわけではありません。ベイエリアサイドの高層階からは、東京湾の海や、夜になると宝石のように輝くオフィシャルホテル群の夜景が見えます。そして何より、足元を走る「ディズニーリゾートライン(モノレール)」の様子がよく見えるんです。
電車好きのお子様がいらっしゃるご家庭なら、「モノレールが見える部屋だ!」と、パークビュー以上に喜んでくれるかもしれませんよ。現実的と言われればそれまでですが、リゾートエリア特有のキラキラした空気感は十分に味わえます。
まとめ:ファンタジースプリングスホテルの部屋位置
ここまで、ファンタジースプリングスホテルの部屋位置について、全サイドの特徴からグランドシャトーの価値まで、詳しく解説してきました。
それぞれのサイドに全く違った魅力と役割があることがお分かりいただけたでしょうか。パークビューのスプリングスサイドや豪華絢爛なグランドシャトーはもちろん素敵ですが、物語の世界に浸れるローズコートサイドや、賢く泊まれるベイエリアサイドのメリットも捨てがたいですよね。
お部屋選びで一番大切なのは、「今回の旅行で、誰とどんな時間を過ごしたいか」という軸を持つことです。
- 記念日だから、奮発して最高の景色をプレゼントしたい?
- 友達とワイワイ過ごすから、部屋は寝るだけでOK?
- 子供の誕生日だから、アルコーヴベッドで喜ばせたい?
この記事を参考に、あなたにとってベストな「部屋位置」を見つけてください。どの部屋を選んだとしても、ファンタジースプリングスホテルでの滞在は、きっと魔法のような素敵な思い出になるはずです。あなたのホテルステイが最高のものになりますように!
記事内の情報は執筆時点のものです。お部屋の名称や仕様、特典内容、価格等は変更になる場合があります。ご予約の際は必ず東京ディズニーリゾート公式サイトにて最新情報をご確認ください。

