こんにちは。Disney Magic Navi、管理人の「かおる」です。
東京ディズニーランドで昔からみんなに愛されているイッツ・ア・スモールワールドですが、リニューアルされて何が変わったのか、昔とどう違うのか気になっている方も多いのではないでしょうか。特に、新しく登場したキャラクターのことや、昔は怖いと言されていた理由、新しく始まったプログラムの期間なども詳しく知りたいですよね。
そこでこの記事では、イッツ・ア・スモールワールドのリニューアルによって変わったポイントや、期間限定の特別なプログラム、さらに気になる都市伝説や隠れミッキーの場所まで詳しく紹介します。
この記事を読めば、新しくなったイッツ・ア・スモールワールドの魅力がまるわかりになりますよ!次にパークへ行くとき、もっとアトラクションを楽しめるようになるので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
この記事で分かること
- リニューアルで新しく加わった要素やディズニーキャラクターたちの紹介
- 期間限定で開催されている大注目の特別プログラムの見どころ
- 昔の内装との違いや怖いと噂される理由についての心理的な分析
- アトラクション内で見つけられる隠れミッキーや隠れピノキオの場所
イッツ・ア・スモールワールドのリニューアルと新要素
新しく生まれ変わったイッツ・ア・スモールワールドには、ワクワクするような新要素がたくさん詰まっていますよ。ここでは、リニューアルの歴史や新しく登場した仲間たち、期間限定のプログラムについて詳しく見ていきましょう!
リニューアルはいつ?気になる歴史をチェック

東京ディズニーランドの開園当初からずっとゲストに癒しを届けてくれているイッツ・ア・スモールワールドですが、これまでにないほど大きな変化を遂げたのは2018年のことなんですよ。
いつ新しくなったのかなと気になっていた方も多いと思いますが、具体的なグランドオープンの日は2018年4月15日です。
この日はちょうど、東京ディズニーリゾートの35周年アニバーサリーイベントが始まる記念すべきタイミングだったんですよね。お祝いの目玉アトラクションとして、ものすごく華やかにゲストを迎え入れてくれました。
幻の移転計画と今の場所へのこだわり
実は、このリニューアルの構想段階では、ファン騒然のびっくりするような計画があったことをご存じですか?
新ファンタジーランドの開発計画が始まった初期のころには、アトラクション自体を現在の位置からトゥモローランド側、つまりスペース・マウンテンのすぐ横あたりに移転して新しく建て直すというお話が進んでいたんです。
もしその計画がそのまま通っていたら、今とは全然違う景色になっていたかもしれませんね。
でも、その後の事業計画が見直されたことで、結果的には「今の場所のままで、これまでにないほどの大規模な全面改修を行う」という形に落ち着きました。慣れ親しんだあの場所で綺麗に生まれ変わってくれたのは、昔からのファンとしてもなんだかホッとするお話だなと思います。
1年以上の長期クローズとSNSでの話題
この大がかりな改修工事を行うために、アトラクションは2017年3月1日をもって一旦長いお休みに入りました。約1年強という、アトラクションのクローズとしてはかなり長期のメンテナンス期間だったんですよね。
寂しいなと感じていたゲストも多かったのですが、工事期間中にアトラクションの周りを囲んでいた仮設の壁がパステルカラーの可愛いデザインになっていて、「壁だけでもすごく映える!」とSNSでとっても話題になっていたのを覚えています。お休みしている間も私たちを楽しませてくれるなんて、さすがだなと思っちゃいました。
ニューヨーク博覧会から続く深い歴史
ここでちょっとだけ歴史を振り返ってみると、イッツ・ア・スモールワールドのルーツは1964年に開催された「ニューヨーク世界博覧会」までさかのぼります。
ウォルト・ディズニーが初出展したパビリオンがこのアトラクションの始まりで、博覧会が終わったあとにカリフォルニアのディズニーランドへ移設され、そこから世界中のパークへ広がっていった歴史があるんです。
東京ディズニーランドでも開園した1983年からずっと運営されていて、一貫して日本通運さんがスポンサーとして提供してくれています。そんな深い歴史に思いを馳せながらボートに揺られるのも、あるいは15分おきに外観のからくり時計から動き出す可愛い人形たちを眺めるのも、すごく贅沢な時間ですよね。 (出典:NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社 公式サイト)
出会えるディズニーキャラクターは42体!

2018年の大幅なリニューアルで、それまでと大きく変わった一番のポイントといえば、やっぱりディズニーやピクサーのキャラクターたちがたくさん仲間入りしたことです!
リニューアル前は、世界各国の民族衣装を着た可愛い子供たちや動物たちの人形だけで構成されていて、「ディズニー映画のキャラクターが一人もいないアトラクション」としても有名だったんですよね。
それが今では、18作品の映画から総勢42体以上ものキャラクターたちが登場して、アトラクション全体がさらに賑やかで楽しくなりましたよ。
出発を華やかに彩るヨーロッパエリア
ボートが乗降場を出発して最初にたどり着くヨーロッパエリアは、実は全エリアの中で一番たくさんのディズニーキャラクターを見つけることができる場所なんです。
まずアトラクションに入ってすぐ、最初にお出迎えしてくれるのが『アナと雪の女王』のアナ、エルサ、オラフの3人。ここではおなじみの「小さな世界」のメロディに、アナ雪の名曲「レット・イット・ゴー」が優しく織り込まれていて、よく耳を澄まして聴くとうっとりしちゃいますよ。
さらにボートを進めていくと、右手側には『シンデレラ』のシンデレラとプリンス・チャーミングが仲良く並んでいます。左手側を見つめると、『ふしぎの国のアリス』のアリスとホワイトラビットが楽しそうに過ごしていますよ。
そこからちょっと視線を上に向けると、今度はロンドンの時計台と一緒に『ピーター・パン』のピーター・パン、ウェンディ、ティンカーベルが空を飛んでいます。さらに左手には『メリダとおそろしの森』のメリダと可愛い子グマ、大きなエッフェル塔の上には『おしゃれキャット』のマリーが座っています。
右側には『塔の上のラプンツェル』のラプンツェルとパスカル、そしてエリアの最後には『ピノキオ』のピノキオとジミニー・クリケットが待っています。左右も上も見落とせなくて、本当に目が足りなくなっちゃいますね。
アジアから中南米へ!ドナルドやライオンキングも登場
ヨーロッパを抜けて次に向かうアジアエリアでは、まず『ヘラクレス』の仲間たちが登場します。その先では、かっこいい女性武士のコスチュームを着て元気に凧揚げをしている『ムーラン』に会えますよ。少し見つけにくい位置にいるので、上の方を意識してみてくださいね。
さらに進むと『ジャングル・ブック』のモーグリとバルー、そして『アラジン』のアラジンとジャスミンが空を飛んでいます。映画の中のシーンをモチーフにした人形たちもたくさんいて賑やかです。
中国エリアを抜けた先にある日本エリアにはキャラクターはいないのですが、富士山やお姫様、武将など、日本らしい和の世界が表現されていてほっこりします。鳥居をくぐって次のエリアへ進みましょう。
続いてアフリカエリアに入ると、すぐ右手側に『ライオン・キング』のシンバ、プンバァ、ティモンが見えてきます。プンバァの上にシンバが乗っかっていて、ちょっと重そうな表情をしているのがなんとも愛らしいですよ。
その次の中南米エリアでは、『三人の騎士』のドナルドダック、ホセ・キャリオカ、パンチートが陽気に音楽を楽しんでいます。実は、ミッキー&フレンズの仲間の中で、このアトラクションに人形として登場しているのはドナルドだけなんです!ドナルドファンの方はぜひ見届けてあげてくださいね。
南太平洋の海の仲間たちと華やかなフィナーレ
世界をめぐる船旅の終盤は、トロピカルな雰囲気がいっぱいに広がる南太平洋(オセアニア)エリアです。
ここではフラダンスをするダンサーたちに続いて、『リロ&スティッチ』のリロとスティッチが楽しそうに波乗りをしていたり、『モアナと伝説の海』のモアナ、子豚のプア、雄鶏のヘイヘイが力強く舟に乗っていたりします。
さらに綺麗な海のエリアに目を向けると、『ファインディング・ニモ』のニモ、ドリー、マーリンが泳いでいて、最後には『リトル・マーメイド』のアリエルとフランダーがにっこり笑顔で手を振ってご挨拶してくれますよ。
アトラクションのフィナーレを締めくくるのは、世界中の子供たちが純白の衣装を着て合唱するエリアです。ここでは、ピノキオの人形を手に持ってクルクル回転する女の子も健在なので、ぜひ探してみてくださいね。
期間限定のグルート特別プログラムを楽しもう
イッツ・ア・スモールワールドの進化は2018年だけにとどまらず、2025年から2026年にかけて、パーク史上初となるものすごい特別プログラムが開催されてお祭り騒ぎになりました!
それが、マーベル・スタジオのキャラクターたちがアトラクションに初登場する「イッツ・ア・スモールワールドwithグルート」です。東京ディズニーランドのアトラクションにマーベルの仲間たちがやってくるなんて、これまでは想像もつかなかったので、最初に発表されたときは本当にワクワクしましたよね。
グルートがスーパーヒーローたちと地球でバケーション
このプログラムのストーリーがまたとっても可愛いんです。映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の主要メンバーである、樹木型生命体の「グルート」が主役。
彼がマーベル映画のスーパーヒーローの仲間たちをたくさん誘って、地球へ楽しいバケーションにやってきた、という設定なんですよ。
世界中の文化に触れたり、パークの定番アイテムを満喫したりしている姿が描かれていて、アトラクションがずっと大切にしている「世界平和と友情」という根底のテーマにも驚くほどマッチしています。
アトラクションの中に登場するグルートは、最新のオーディオアニマトロニクス技術が使われていて、本当に生きているみたいにパチパチと瞬きをしたり、リズムに合わせて体を愛らしく揺らしたりするんです。その姿が言葉にできないくらいキュートで、乗ったゲストみんなが笑顔になっちゃうような癒しのパワーに満ちあふれています。
見どころは21箇所!世界をめぐるグルートの旅
この特別プログラム、とにかく見どころの数が凄まじいんです!メインで見られる場所だけでも15箇所、よーく探さないと気づけない隠れたシーンまで合わせると、なんと全部で21箇所ものポイントにグルートや仲間たちが姿を現してくれます。
ヨーロッパエリアの終わりにはグルートを優しく見守る相棒のロケットがいたり、日本エリアの綺麗な桜の木の下では、ガモーラやマンティスと一緒に日本の「お花見」をのんびり満喫していたりします。
中南米エリアではスター・ロードやドラックスが陽気に盛り上げてくれていますし、エリアの終盤ではロック調のカッコいいBGMに合わせて、ソーが愛用のハンマー「ムジョルニア」で雷をピカピカ光らせている横で、グルートがちょこんと傘をさして寄り添っている面白いシーンもあります。
他にも、キャプテン・アメリカのシールド(盾)の上にグルートが一緒に乗って、可愛いペンギンたちと楽しそうに巡っていたり、ドクター・ストレンジやウォンと一緒に不思議な魔法のダンスを踊っていたりします。
さらに面白いのが、特別なスーツで小さくなったアントマンとワスプの2人を、グルートが大きな虫眼鏡を使って拡大して覗き込んでいるシーン。デフォルメされて小さくなったブラックパンサーのシュリや、クールだけど可愛いキャプテン・マーベル、強大なパワーだけどポーズが愛らしいハルク、純粋無垢なミズ・マーベルなど、マーベルファンなら大興奮間違いなしの光景が広がっていますよ。
アトラクションの場所と気になる待ち時間

イッツ・ア・スモールワールドへ遊びに行く計画を立てるときに、パークのどこにあるのか、そしてどれくらい並ぶのかは事前にしっかり押さえておきたい大切なポイントですよね。
広大なパークの中で迷子にならないように、まずは具体的な位置からご案内しますね。
ファンタジーランドでの分かりやすい位置
アトラクションがある場所は、シンデレラ城の裏手に広がっている「ファンタジーランド」というエリアです。
エリアのかなり奥の方に位置しているのですが、カラフルで大きなお城のような外観と、15分おきに動き出す華やかなからくり時計が目立っているので、近くまで行けばすぐに見つけることができますよ。
お隣には、映画『ふしぎの国のアリス』の世界にどっぷり浸りながらお食事ができるレストラン「クイーン・オブ・ハートのバンケットホール」があります。
そして反対側のお隣には、くまのプーさんの可愛いお土産がたくさん揃っているショップ「プーさんコーナー」があります。ちょうどこの2つの人気スポットの中間地点にあると覚えておくと、パーク内を歩くときにすごく分かりやすいかなと思います。2018年のリニューアル後もアトラクションの場所自体は変わっていないので、昔行ったことがある方なら迷わずたどり切れますよ。
平日・土日祝日の平均待ち時間と混雑の目安
並ぶのがちょっと苦手だなという方も安心してください。イッツ・ア・スモールワールドは、平日でも土日祝日でも、平均してだいたい15分〜30分程度の待ち時間で乗れることがほとんどなんです。
コロナ禍の直後などは人数制限の関係で一時的に少し長く並ぶこともありましたが、今ではすっかり落ち着きを取り戻していますよ。
どうしてこんなに待ち時間が短いのかというと、このアトラクションは1台に最大20名も乗れる大きなボートが、途切れることなく次から次へとゲストを乗せて出発していくため、パーク内でもトップクラスに回転率が良いからなんです。
そのため、よほどの入場制限や特別なイベント日でない限り、1時間を超えるような大混雑になることは滅多にありません。スタンバイの列もサクサクと前に進んでいくので、体感の待ち時間もすごく短く感じられるのが嬉しいところですね。
さらに待ち時間を短くするおすすめの時間帯
「15分でもできれば並びたくない!」というあなたに、私おすすめの時間帯をご紹介しちゃいますね。狙い目は、ずばり夕方以降の時間帯です。
イッツ・ア・スモールワールドは身長制限がなくて赤ちゃんでも安心して乗れるため、小さなお子様を連れたファミリー層にものすごく人気があるアトラクションなんですよね。
そのため、そうしたファミリーのゲストがおうちに帰ったり、ホテルへ移動し始めたりする夕方から夜の時間帯になると、お昼間の賑やかさが嘘のようにスタンバイの列が短くなる傾向があります。
一日の終わりに、あの優しい「小さな世界」の音楽を聴きながら、きらきら輝く夢の世界をまったりボートで旅するのは最高の癒しになりますよ。混雑を上手に避けながら、当日はスマートに楽しんじゃいましょう。
イッツ・ア・スモールワールドのリニューアルを徹底比較
新しくなってさらに明るく魅力的に生まれ変わったイッツ・ア・スモールワールドですが、昔のバージョンと現在の様子を細かく比較していくと、たくさんの面白い発見があるんですよ。
ここからは、新旧の内装の違いや、ちょっとドキッとする噂の真相について深く掘り下げていきましょう!
昔の内装と今の乗り場はどう変わった?

リニューアル前後の様子を映像やデータでじっくり比較してみると、実はボートがのんびり航行する水路のコースそのものは、リニューアルの前後でほとんど変わっていないんです。
乗降場の前後にある分岐器(ターンアウト)に、安全のための本当に微細な調整が加えられたくらいなんですよね。メアリー・ブレアさんという偉大なアーティストが手掛けたオリジナルの素晴らしい美術デザインや、昔からずっとお馴染みの子どもたちの人形も、歴史的な価値を損なわないように細心の注意を払いながらそのまま大切に残されています。
無機質だった昔のステーションと明るいパステルカラー
それなのに、実際に乗ったゲストが「うわあ、全然違う!」と驚くのには、ボートの乗り場である「スモールワールド・ステーション」が劇的に変化したからなんです。
リニューアル前の昔の乗り場は、全体的に照明の照度が低くてちょっと暗めな空間でした。壁には抽象的なイラストが描かれてはいたものの、どこか機械的で静かな、少し無機質な印象が漂う場所だったんですよね。
それがリニューアル後は、「世界へ旅立つ出発地」というテーマ性が視覚的にものすごく強化されました!空間全体に明るいパステルカラーがふんだんに使われるようになり、一歩足を踏み入れた瞬間に心がパッと明るくなるような、華やかな雰囲気に刷新されたんです。この色の使い方の違いだけでも、新旧の印象はガラリと変わりますよ。
ミッキーとミニーがお見送りしてくれる新しい壁画
さらに嬉しい変化として、新しくなった乗り場の壁面には、これから旅に出るゲストを笑顔で見送るように優しく手を振ってくれているミッキーマウスとミニーマウスの愛らしいイラストが大きく描き加えられました。
リニューアル前は明確なディズニーキャラクターの描画は一切なかったので、これだけでも「ディズニーのパークに来たんだな」という気分を味あわせてくれますよね。乗る前のドキドキ感をさらに高めてくれる、本当にお気に入りのポイントです。
旅を盛り上げる可愛い立体デコレーション
また、乗り場の周囲の装飾もものすごく豪華になりました。世界を旅する子どもたちが持っていくような可愛い旅行カバンや、レトロな「TICKETS」と書かれたきっぷ売り場、カラフルな汽車やふわふわ浮かぶ気球などの立体的なプロップス(小道具)が新しくたくさん配置されたんです。
これらのおかげで、ボートを待つスタンバイの時間であっても、周りの景色をキョロキョロと眺めているだけで全然飽きずに、夢の世界へと深く没入できるようになりました。昔と今の違いを分かりやすくテーブル表にまとめたので、ぜひ見比べてみてくださいね。
| 比較項目 | リニューアル前(昔の内装・システム) | リニューアル後(現在の内装・システム) |
|---|---|---|
| 乗降場(ステーション) | 全体的に照度が低く、暗めで機械的な印象が強い空間 | 明るいパステルカラー基調。きっぷ売り場や汽車の装飾が追加 |
| 壁画と見送り演出 | 抽象的なイラストのみで、ディズニーキャラクターはなし | 乗降場の壁に、ゲストを見送るミッキーとミニーのイラストを追加 |
| 登場する人形の要素 | 各国の伝統衣装をまとったオリジナルの子どもたち(約500体) | オリジナルの子どもたちに加え、約40体のディズニーキャラが登場 |
| 音楽(BGM)のアレンジ | 各エリアの楽器による「小さな世界」のシンプルな演奏 | 「小さな世界」のメロディにディズニー映画の名曲が美しく重なる |
※上記はこれまでのリニューアルによる主な変更点を比較したものです。正確な最新情報は公式サイトをご確認くださいね。
昔は怖いと言われた噂の理由と不気味の谷
リニューアルされてとっても明るくなったイッツ・ア・スモールワールドですが、実はリニューアル前の古いバージョンを体験した方の中から、「なんだかちょっと怖いかも…」という感想が聞かれることがありました。みんなを笑顔にするアトラクションなのに、どうしてそんな風に言われていたのか不思議ですよね。
大人たちが一人もいない不思議な世界
このアトラクションの背景には、「子供たちはまだ差別や偏見、他者と争うことを知らない純粋な存在であり、彼らこそが手を取り合って世界平和を実現する象徴である」という、ウォルト・ディズニーのとても深い平和への祈りが込められています。そのため、アトラクション内に登場する人形はあえて「子供だけ」に限定されているんですよね。
でも、この「大人たちの姿が一切存在せず、同じような顔をした無数の子供たちだけで構成された空間」という極端な設定が、見る人の心の状態によっては少し不思議に映ってしまうことがあります。
人によっては、まるで大人たちが淘汰されてしまったディストピアのような世界を想像してしまい、それが無意識のうちにホラー映画のような心理的恐怖へと結びついてしまうことがあったみたいです。
心理学で説明できる「不気味の谷現象」
さらに、リニューアル前の昔の内装は、全体的に今よりも照明の照度が低くて少し暗い印象でした。そんな静かな暗闇の中で、無数の人形たちが規則的な機械音をコトコトと響かせながら、一斉に同じ角度で首を振り、同じ笑顔のまま歌を延々とリピートしていたんです。
この、人間によく似たビジュアルと、硬くて規則的な機械としての動きのギャップが、心理学でいう「不気味の谷現象」を強力に刺激してしまっていたのかなと思います。
「人形たちが本当に生きているんじゃないか」「じっと監視されている気がする」といった感覚をゲストに抱かせる大きな原因になっていたんですね。2018年のリニューアルで内装がパッと明るいパステルカラーになり、お馴染みのディズニーキャラクターたちがたくさん加わったことで、こうした独特のピリッとした恐怖感はほとんどなくなって、誰もが安心して楽しめる空間に生まれ変わりましたよ。
幻のルートやピノキオにまつわる都市伝説

膨大な数の人形たちに囲まれた神秘的なドーム空間だからこそ、イッツ・ア・スモールワールドには開園当初から現在に至るまで、本当にたくさんの都市伝説や不思議な噂が語り継がれてきました。
ここでは、特によく知られている代表的な噂の背景を紐解いてみましょう。
霧の向こうに消えるもう一つのルート
まず有名なのが、通常運行しているコースとは明らかに違う、不気味な霧に包まれた闇のルートへボートが引き込まれてしまうという「もう一つのルート」の噂です。
その先では特別なミッキーマウスとミニーマウスが待っていて、握手やハグをしてくれるなんて言われていました。
この噂の真相ですが、実はイッツ・ア・スモールワールドが開園したばかりのころ、数時間待ちの長蛇の列ができるほどの爆発的な人気アトラクションだったことが関係しています。
混雑状況に応じてスムーズにゲストを案内するために、予備の待機用ルートや、運行管理上作られた普段は使われない分岐ルートが実際に存在していたんです。その物理的な構造をたまたま目撃したゲストのお話が、いつの間にか神秘的な幻のルートとして伝承された可能性が極めて高いんですよ。
人形の声とピノキオを抱く少年の正体
また、「特定の条件を満たした人が人形に話しかけると、録音データにはない声でまた遊ぼうねと返事をしてくる」という少しドキッとする噂もあります。
これはアトラクションのドーム型の内部が、音がものすごく反響しやすい音響特性を持っていることが原因かなと思います。
周りのゲストのささやき声や、演出として流れている多様な言語の歌声が、特定の席に座っているときにまるで自分に向けられた声のように誤認されやすかったみたいですね。
営業終了後に「ピノキオの人形を持った男の子の霊が佇んでいる」というホラーな噂もありました。ですが、これの正体はアトラクションの終盤エリアに昔から実際に設置されている「ピノキオの人形を持った女の子の人形」なんです。
暗闇の中で唐突にピノキオの異質な人形が目に留まったゲストや夜間の従業員さんが、あとからホラーな味付けをしてお話ししたのが広まったんですね。
永遠に結ばれる?日本人形のハッピーな噂
恐怖系だけでなく、実はとってもロマンチックな恋愛成就の都市伝説も隠されているんですよ。
それは、アトラクション内に唯一存在している、くるくる回る着物を着た「日本人形」の前でカップルがキスをすると、その二人は永遠に結ばれるという素敵なジンクスです。
世界各国の文化が美しく調和するスモールワールドにおいて、自国の文化である日本人形は特に親しみを感じやすい象徴ですよね。
和の美しさが回転しながら綺麗に光を反射する演出がロマンチックな印象を与えて、恋人たちの間で縁起の良いジンクスとして定着したのかもしれません。ぜひ大切な人と一緒に乗る時は、日本エリアに注目してみてくださいね。
ちょっと難しい?隠れミッキーの見つけ方

ディズニーパークを訪れたら絶対に探したくなるのが隠れミッキーですよね!
もちろん、このイッツ・ア・スモールワールドの中にも、よーく探さないと見落としてしまうような高難易度の隠れミッキーがひっそりと潜んでいますよ。ボートが動いている中で見つけるコツを詳しく解説しますね。
スイス楽団の真ん中の男の子に大注目!
まず一番有名で、リニューアル前の古い時代からずっと受け継がれているお馴染みのポイントが、ヨーロッパエリアにあります。
ボートがヨーロッパエリアに入ったら、まずは右手側に注目してゆっくり進んでみてください。すると、スイスのチロル風の伝統衣装を着て並んでいる、可愛い3人組の男の子の楽団が見えてきます。
隠れミッキーがいるのは、この3人組のちょうど「真ん中のアコーディオンを弾いている男の子」です。
彼が穿いているズボンの留め金、つまりサスペンダーをクロスさせて固定している金具の部分をじっくり見てみてください。なんと、そこが明確なミッキーマウスの丸いお耳の形になっているんです!かなり微細な部分なので、ボートが通り過ぎる前に目を凝らして見つけてみてくださいね。
ラプンツェルの近くに潜むもう一つの留め金
もう一つの隠れミッキーも、同じくヨーロッパエリアのなかに隠されていますよ。
ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』のラプンツェルが、長い髪を編み込んで座っているオーディオアニマトロニクスのすぐ近くに注目してみてください。彼女のすぐ近くにも、楽しそうに過ごしている男の子たちの3人組が配置されているんです。
ここでも、狙うべきはやっぱり「真ん中の子ども」です!彼が着用しているサスペンダーの下のマークをよーく見てみると、こちらも精巧な隠れミッキーのデザインに仕込まれているのが確認できます。
ラプンツェルがあまりにも可愛くてそっちばかりに夢中になってしまいがちですが、隠れミッキーハンターのあなたはぜひこの男の子の衣装のマークも忘れずにチェックしてみてくださいね。
ちなみに、一番見つけやすくて安心な隠れミッキーは、ボートに乗り込む前のプラットフォームエリア(スモールワールド・ステーション)にあります。
新しく刷新された大きな壁画の中に、ゲストを笑顔で見送るように手を振っているミッキーマウスとミニーマウス自身がしっかりペイントされているので、まずはここで小手調べをしてみるのがおすすめですよ!
フィナーレで探したい隠れピノキオの場所
世界中の国々をめぐってきた船旅も、いよいよ感動のクライマックスへ向かいます。
アトラクションの最後を締めくくるのは、世界中の子供たちが純白の衣装を身にまとって、ひとつの大きな歌声を響かせる大合唱のフィナーレエリアです。ここには、ディズニーファンなら絶対に知っておきたい超重要な隠れキャラクターが隠されています。
純白のフィナーレを回るピンクの髪の女の子
ボートがフィナーレの白い世界に入ったら、進行方向に対して「右手側」をじっと見つめてみてください。
そこには、まるで遊園地のメリーゴーランドのように、何人かの子供たちの人形が楽しそうにくるくると回転している華やかなデコレーションが登場します。
その回転しているお人形たちの中に、とっても可愛い「ピンク色の髪の毛をした女の子」がいるので、ボートが通り過ぎる前にすばやく見つけてみてくださいね。
見つけたら、その女の子の「右手」に全力で注目です。なんと、彼女の小さな右手には、木で作られた小さな「ピノキオの木彫り人形」がしっかりと握りしめられているんです!
リニューアルを乗り越えた歴史の証人
実は、このピノキオを持った女の子は、2018年の大規模なリニューアルが行われる前の、ずーっと古いバージョンから全く同じ場所に設置され続けている特別な人形なんですよ。
アトラクション全体のデザインや人形の配置がガラリと新しく変わる中でも、この隠れピノキオだけは歴史の証人として、そのまま大切に受け継がれました。都市伝説の正体でもあり、ファンにとってもすごく思い入れの深い大切な要素なんですよね。
ラプンツェルの長い髪に隠れたパスカルたち
リニューアルによって新しく追加されたディズニーキャラクターたちの周りにも、実はこうした微細な可愛い生物やアイテムが寄り添うように隠されていて、私たちの観察力を試してくれているんですよ。
例えば、ヨーロッパエリアにいるラプンツェルの横を通り過ぎる際、彼女の非常に長い金色に輝く髪の毛の「一番下、毛先の一番近く」に注目してみてください。綺麗な編み込みのなかに、緑色の小さなカメレオンの相棒、パスカルがひっそりとつかまっている姿を見つけることができますよ。
また、同じくヨーロッパエリアの中央にそびえ立つ、トリコロールカラーにライトアップされたエッフェル塔のてっぺん付近にもおもしろい仕掛けがあります。塔の天辺をよーく見ると、プロペラのついた帽子を被ってユーモラスにくるくる回っている男の子の人形がいるんです。公式のディズニーキャラクターではないのですが、昔からの名物装飾としてファンの間で根強い人気があります。乗るたびに新しい発見がある素晴らしい演出ばかりなので、ぜひ探してみてくださいね。
イッツ・ア・スモールワールドのリニューアルまとめ
ここまで、イッツ・ア・スモールワールドのリニューアルによって新しく変わったポイントや、昔の内装との違い、あるいは期間限定の特別なプログラムや隠れ要素についてたくさんご紹介してきました!2018年にディズニーの仲間たちが加わってより華やかになり、2025年からはマーベルのグルートたちも遊びに来てくれるなど、アトラクションは常に新しくワクワクする形へと進化を続けています。
昔のちょっと暗くて怖いと言われていた不思議な雰囲気も、今ではパステルカラーの明るい世界へと生まれ変わり、子供から大人まで誰もが笑顔になれる癒しの空間になっています。隠れミッキーやピノキオの人形など、乗るたびに新しい発見があるのもこのアトラクションの本当に素晴らしいところだなと思います。
次にあなたがパークを訪れるときは、ぜひこの記事でご紹介した見どころを一つひとつ探しながら、素敵な船旅を楽しんでみてくださいね。なお、アトラクションの運営状況やグッズの販売情報など、正確な最新情報は公式サイトをご確認いただくようお願いいたします。それでは、あなたにとって特別な一日になりますように!
