ディズニーランドホテルの宿泊を検討している方にとって、アメニティの内容は気になるポイントのひとつです。特に、どのようなアメニティが備品として用意されていて、どこまでが持ち帰り可能なアメニティなのかを知りたい方も多いはずです。
本記事では、ディズニーランドホテルのアメニティに関する情報をわかりやすくまとめています。客室に常設されている標準的なアメニティはもちろん、子供向け設備・備品、コンシェルジュルーム・スイートルーム限定の設備・備品まで、幅広くカバーしています。また、「アメニティは人数分あるの?」「髭剃りはある?」「アメニティを追加する方法」など、よくある疑問にも丁寧にお答えしています。
さらに、旅行中に嬉しい化粧水やメイク落としの内容や、缶(アメニティーキット)のデザイン、エコバッグはどんなもの?という疑問への解説も含め、パジャマはどんなもの?アメニティのコップは持ち帰れる?といった細かなポイントまで紹介しています。
これからディズニーランドホテルを予約される方や、快適に滞在したいと考えている方にとって、役立つ情報を網羅していますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
この記事で分かること
- 2025年現在のアメニティや備品の内容
- 持ち帰り可能なアメニティとその種類
- 子供向けやスイート限定の設備・備品の違い
- アメニティの追加方法や個別の注意点
ディズニーランドホテルのアメニティは?持ち帰り可能なものは?
- 2025年最新版ディズニーランドホテルのアメニティ一覧
- 備品一覧
- 子供向け設備・備品一覧
- コンシェルジュルーム・スイートルーム限定の設備・備品とは?
- 化粧水・メイク落としはある?
- 缶(アメニティーキット)はどんなもの?
- エコバッグはどんなもの?
- アメニティのコップはどんなもの?
2025年最新版ディズニーランドホテルのアメニティ一覧
- 歯ブラシ
- ヘアブラシ
- 室内用スリッパ
- アメニティーキット(綿棒・コットン・ヘアゴム)
- ウォッシュクロス
- スキンケアセット
- 入浴剤

歯ブラシ
大人用・子ども用があります。
子ども用の歯磨き粉は泡立つタイプなので、苦手な場合は持参が安心です。
ヘアブラシ
折りたたみ式の使い捨てブラシです。
室内用スリッパ
ミッキー柄の可愛いスリッパで、大人用・子ども用どちらも用意されています。
使い捨てタイプで、持ち帰ってもOKです。
アメニティーキット(綿棒・コットン・ヘアゴム)
可愛い缶に入った基本セットです。
後で詳しく紹介します。
ウォッシュクロス
体洗い用のタオルです。
スキンケアセット
クレンジング・化粧水・クリームのセットです。
後で詳しく紹介します。
入浴剤
香り控えめのリラックス系入浴剤が用意されています。
パークで1日遊んだ体の疲れを癒してくれます。
備品一覧
ディズニーランドホテルの客室には、宿泊者が快適に過ごせるよう、さまざまな備品が用意されています。
2025年現在、以下の備品が標準で設置されています。
- テレビ(一般放送、ディズニーチャンネル)
- タオル類
- ハンドソープ
- ヘアドライヤー
- 大人用パジャマ
- シャワートイレ
- セーフティーボックス
- 冷蔵庫
- 電気ケトル
- 無料のコーヒー、お茶
- シャンプー(ディスペンサー式)
- コンディショナー(ディスペンサー式)
- ボディソープ(ディスペンサー式)
- 無料のミネラルウォーター
室内には、地上波とディズニーチャンネルが視聴できるテレビがあります。アニメ好きの方や子ども連れには特に嬉しいポイントです。タオル類は洗面所とバスルームに設置されており、ふかふかで肌触りがよく、使い心地も満足できます。
洗面台にはハンドソープが備え付けられており、手洗いがしやすいようになっています。ヘアドライヤーはパナソニックのドライヤーでした。
パジャマはセパレートタイプの大人用が引き出しに入っていますが、子ども用は必要に応じてリクエストする必要があります。トイレは温水洗浄便座付きで、清潔に保たれている印象です。
セーフティーボックスも備え付けられており、パスポートや財布などの貴重品を管理するのに役立ちます。冷蔵庫は空の状態で設置されており、飲み物やお土産を冷やすのに便利です。
電気ケトルはコンパクトで使いやすく、お部屋に用意されている無料のコーヒーや煎茶を楽しむことができます。お茶のティーバッグやインスタントコーヒーは引き出しにセットされています。

シャンプー・コンディショナー・ボディソープはすべてディスペンサー式で設置されており、必要な量を出して使うタイプです。個人的に、ディズニーホテルのシャンプー・コンディショナー・ボディソープの香りが大好きです。
さらに、ペットボトルのミネラルウォーターが無料で冷蔵庫内に用意されています。外出時に持ち出せるため、非常に便利です。客室によっては本数が異なる場合があるので注意が必要です。
子供向け設備・備品一覧
東京ディズニーランドホテルでは、小さなお子さま連れのゲストが快適に過ごせるよう、子供向けの設備や備品が充実しています。
用意されているものは以下のとおりです。
【客室に常設されているもの】
- お子様用スリッパ
- お子様用歯ブラシ
- お子様用マグカップ
- 子ども用踏み台
【当日ご要望に応じて用意されるもの】
- お子様用パジャマ
- おむつ袋
【事前予約が必要なもの】
- おねしょパッド
- 子ども用補助便座
- ベビーベッド(生後18カ月未満)
- ベビーバス
- 湯温計
客室には、最初から子ども用のスリッパや歯ブラシ、マグカップなどがセットされています。
踏み台も備えられているため、洗面所での手洗いや歯みがきもしやすい環境が整っています。
また、必要に応じてリクエストすれば、子ども用パジャマやおむつ袋を当日に用意してもらえます。テレビ画面のスマートオーダーから依頼できるので、外出中でも簡単に対応可能です。
さらに、赤ちゃん連れのご家庭向けには、事前予約をすればベビーベッドやベビーバス、湯温計などの乳児用品も貸し出してもらえます。予約が必要なものは数に限りがあるため、予定が決まったら早めに依頼しておくと安心です。
このように、ディズニーランドホテルでは年齢を問わず快適に過ごせるよう、子供向けの設備や備品がしっかり整っています。
コンシェルジュルーム・スイートルーム限定の設備・備品とは?
東京ディズニーランドホテルでは、コンシェルジュルームやスイートルームに宿泊するゲストのために、通常の客室にはない限定設備・備品がいくつか用意されています。
以下は、それらの代表的な内容です。
- ブルーレイディスクプレーヤー
- バスローブ
- 加湿機能付空気清浄機
- 靴乾燥機
ブルーレイディスクプレーヤーは、ディズニー映画や持参した映像を楽しむのにぴったりです。静かな夜にお部屋で映画鑑賞をするのも、特別な宿泊体験のひとつになります。
バスローブは、一般の客室にはない高級感のあるアイテムです。お風呂上がりやラウンジウェアとしても使いやすく、ゆったりとした時間を過ごせます。
加湿機能付空気清浄機は、乾燥しがちなホテル室内でも快適に過ごせるよう配慮されています。特に冬場や花粉シーズンにはありがたい存在です。
靴乾燥機は雨の日や濡れてしまった靴を乾かす際に便利です。お子様連れでパークを歩き回ったあとでも、翌朝には快適に出発できるようサポートしてくれます。
化粧水・メイク落としはある?
東京ディズニーランドホテルでは、スキンケアセットが全客室に常設されています。
このスキンケアセットは、富士フイルムのアスタリフトシリーズが採用されています。
私が2025年に宿泊した「スーペリアアルコーヴルーム(パークグランドビュー)」では、以下の4種類が入っていました。
- アドバンスドクリーム(保湿クリーム)
- アドバンスドローション(化粧水)
- モイスチャーフォーム(洗顔料)
- クレンジングジェル(メイク落とし)


どれも小分けの個包装で、使い切りやすく衛生的です。
香りはやさしく、保湿力も高めなので、旅行中の乾燥対策にも向いています。荷物を減らしたいときや、化粧品を忘れてしまったときにも十分な内容です。
一方で、普段から決まったスキンケア製品で肌を整えている方や、敏感肌で不安のある方は、念のため使い慣れたものを持参するのがおすすめです。
とはいえ、アスタリフトのスキンケアは品質も安定しており、多くの人にとっては安心して使える内容になっています。
缶(アメニティーキット)はどんなもの?
ディズニーランドホテルのアメニティーキットは、他のホテルではなかなか見られない缶タイプのケースに入っています。この缶には綿棒・コットン・ヘアゴムなどの基本的なケア用品がまとめられており、使いやすさと可愛らしさの両方を兼ね備えています。


缶のデザインにはディズニーキャラクターが描かれており、ホテルのロゴや特別なアートワークが施されたものもあります。中身はシンプルですが、缶自体がとにかくおしゃれで、持ち帰ったあとに小物入れやインテリアとして活用している人も多く見られます。
アメニティキットは、宿泊者1人につき1つというよりも、1部屋に複数個用意されていることが多く、使わなかった分は記念として持ち帰ることも可能です。特別な宿泊の思い出として、非常に人気のあるアイテムの一つとなっています。
エコバッグはどんなもの?

ディズニーランドホテルでは、2023年3月から客室にエコバッグを常設するようになりました。以前はペーパーバッグが用意されていましたが、環境配慮の取り組みとしてエコバッグに変更された経緯があります。宿泊者には1泊1室につき2つのエコバッグが提供され、これはチェックイン時から客室内に設置されています。
エコバッグは折りたたみ可能な軽量素材で、約43cm×35cm×マチ11cmと、パーク内で購入したお土産を持ち運ぶのにもぴったりなサイズ感です。デザインは宿泊するホテルごとに異なり、ランドホテル版にはそのホテルならではのキャラクターや建物のモチーフが描かれていて、限定感があります。

エコバッグは持ち帰り可能で、追加の配布は行っていないため、1部屋に2つだけという点は把握しておくとよいでしょう。ホテル宿泊者限定の特典として、ディズニーファンには嬉しいアイテムです。
アメニティのコップはどんなもの?

客室内の洗面台には、アメニティとしてプラスチック製のコップが用意されています。このコップにはミッキーやミニーなどのキャラクターが描かれており、ランドホテルらしいカラーリングとデザインになっています。コップの裏側にはホテルのロゴも入っていて、非売品ならではの特別感が魅力です。
素材は軽くて割れにくいプラスチックなので、小さなお子様が使用しても安心です。旅行中にうっかり落としてしまっても心配が少なく、取り扱いやすさにも配慮されています。また、コップは使用しなくても問題なく持ち帰り可能です。
洗面所にはアメニティ用コップの他に、ガラス製っぽいコップも別で用意されています(触った感じはガラスではなく、プラスチックのように感じました)。宿泊中はそちらのコップを使用し、持ち帰り可能なプラスチック製はそのまま未使用で保管しておくと、自宅での使用や記念品として活用できます。ディズニーデザインのコップは実用性もありつつ、お土産としても喜ばれるアイテムです。
ディズニーランドホテルのアメニティや持ち帰りなどの詳細情報
- 持ち帰り可能なアメニティや備品とは?
- アメニティは人数分あるの?
- 髭剃りはある?
- アメニティを追加する方法とは?
- パジャマはどんなもの?
- 持って行ったほうがよいものはある?
持ち帰り可能なアメニティや備品とは?
まずは、客室から持ち帰りできる代表的なものを一覧でまとめます。
- 歯ブラシ
- ヘアブラシ
- 室内用スリッパ
- アメニティーキット(綿棒・コットン・ヘアゴム)
- ウォッシュクロス
- スキンケアセット(アスタリフト)
- 入浴剤
- 無料のコーヒー、お茶
- 無料のミネラルウォーター
アメニティーでは、歯ブラシやヘアブラシ、室内用スリッパ、そして缶入りのアメニティーキットは記念品として人気が高く、未使用分はそのまま手元に残せます。ウォッシュクロスや入浴剤も同様で、帰宅後の旅行余韻を楽しむのに役立ちます。スキンケアセットはアスタリフトの個包装タイプが置かれており、使い切りやすく衛生的です。
備品では、コーヒーや煎茶のティーバッグ、密封されたペットボトルのミネラルウォーターが対象となります。
また、ホテルの公式サイトにはアメニティー・備品として明記されてはいませんが、ベッド横のサイドテーブルの引き出しにポストカードが入っています。それも持ち帰り可能でした。ホテルによってデザインが違うので、私は毎回記念として持って帰っています。


なお、タオルやパジャマは客室備品の扱いで持ち帰り不可となるため、間違えて荷物に入れないように気をつけましょう。環境配慮の観点から、使用予定のないアメニティーを無暗に開封しない配慮ができれば、よりスマートな滞在になります。
アメニティは人数分あるの?
ディズニーランドホテルでは、基本的にアメニティーは宿泊者が困らないように用意されています。歯ブラシやスリッパ、コップ、アメニティーキットは部屋に揃っており、実際には人数分以上が準備されている場合もあります。
ただし、公式サイトにも記載があるように「数量は必ずしも客室定員数のご用意はございません。追加をご希望の際は、キャストへご依頼ください」と案内されています。つまり、必ずしも人数分が最初から完璧に揃っているわけではなく、場合によっては追加をお願いする必要があるということです。
確実に人数分欲しい場合や子ども用が必要な場合は、追加でキャストさんに依頼できる仕組みを活用すると安心です。こうした柔軟な対応があるため、初めて宿泊する人でも不便を感じることはほとんどありません。
髭剃りはある?
髭剃りは、ディズニーランドホテルの客室に常設されているアメニティには含まれていません。そのため、普段から電動シェーバーや使い捨てカミソリを使用している方は持参する必要があります。
ただし、フロントに問い合わせると、用意してもらえる場合がありますので、忘れてしまった時は遠慮せずに確認してみましょう。男性にとっては欠かせない身だしなみアイテムですので、出発前に荷物に入れておくのが安心です。特に連泊する際には、普段使い慣れたものを持参する方が快適に過ごせます。
アメニティを追加する方法とは?
宿泊中にアメニティが足りなくなった場合は、簡単に追加を依頼することができます。ディズニーホテルでは「スマートオーダー」という仕組みがあり、客室のテレビ画面に表示される二次元コードをスマートフォンで読み取ると、専用サイトからアメニティの追加を注文できます。
歯ブラシやタオル、子ども用パジャマなど、よく利用するアイテムを中心にリストが用意されているので、操作も分かりやすいです。
もしサイトで注文できないアイテムが必要な場合は、客室内の電話からサービスホットラインへ連絡すれば対応してもらえます。このように、手軽にアメニティを追加できる仕組みがあるので、滞在中に困ることはほとんどありません。
パジャマはどんなもの?
客室に備え付けのパジャマは、大人用が基本でセパレートタイプの上下セットになっています。ワンピース型ではなく、トップスとズボンに分かれているため動きやすく、寝返りを打っても乱れにくいのが特徴です。サイズはM・Lが中心で、収納棚やテレビ台の引き出しに畳まれて入っています。
一方で、子ども用のパジャマは常設ではないため、必要に応じて追加を依頼する形になります。サイズはS(100cm以下)、M(100〜120cm)、L(120〜140cm)が用意されており、リクエストすれば部屋まで届けてもらえます。

大人・子どもどちらも柔らかい生地で着心地が良いですが、ホテルの備品扱いのため持ち帰りはできません。
持って行ったほうがよいものはある?
ディズニーランドホテルの客室には、アメニティや備品がしっかり揃っているため、基本的には何も持参しなくても快適に過ごせます。いざとなったら、ホテル内にあるコンビニに買いに行くこともできますので、手ぶらに近い感覚で宿泊できるのが魅力です。
ただ、あえて言うなら「普段から慣れているもの」を持参すると、より快適に過ごせる場面があります。例えば、男性であれば使い慣れた髭剃り、女性であれば普段の基礎化粧品です。ホテルのスキンケアセットは品質が良いですが、肌が敏感な方や決まったブランドを愛用している方は、持参したほうが安心できるでしょう。逆に「どんなものでもOK」という方であれば、特に必要ありません。
また、充電器類も持参しておくと便利です。客室には十分な数のコンセントがありますが、スマートフォンやカメラ、モバイルバッテリーなど複数台を同時に充電したい人は、ポートが複数ついたACアダプターがあると効率よく充電できます。
さらに、地味に役立つのが小さめのゴミ袋です。部屋のゴミ箱はやや小さめなので、飲食をしたり家族連れで滞在したりするとすぐにいっぱいになってしまいます。そんなときに予備のゴミ袋を持っていると、分別も簡単で片付けがしやすくなります。
ディズニー旅行にあると便利なものについては、下の記事「ディズニー旅行はこれがあれば安心!持ち物の必需品と便利アイテム一覧」で詳しく解説しています。参考になると思います。
ディズニーランドホテルのアメニティや持ち帰り情報のまとめ
- 歯ブラシ・ヘアブラシは持ち帰り可能な使い捨てタイプ
- ミッキー柄のスリッパは大人用・子ども用ともに持ち帰りOK
- 綿棒・コットン・ヘアゴム入りの缶アメニティーキットは人気の記念品
- ウォッシュクロスは使用後も自宅で活用できる
- スキンケアセットはアスタリフトの個包装で持ち帰りに適している
- 入浴剤は個包装で、持ち帰って旅行後にも楽しめる
- 無料のコーヒー・煎茶は備品扱いで持ち帰り可能
- 冷蔵庫内のミネラルウォーターも持ち出してOK
- 洗面台にあるプラスチック製のコップは持ち帰り対応
- 客室内に用意されているポストカードも記念として持ち帰れる
- アメニティの個数は定員数に満たないこともあるため追加依頼可能
- パジャマやタオル類は備品扱いのため持ち帰り不可
- 持ち帰り対象外の備品を誤って荷物に入れないよう注意が必要
- 子ども用の歯ブラシやスリッパもデザイン付きで持ち帰り向き
- 持ち帰り可能なアメニティは未使用のまま保存しておくと美品を保てる
管理人からのひとこと
ディズニーランドホテルのアメニティは、種類が豊富で使いやすいものばかりなので、とても快適に過ごせます。スキンケアセットやアメニティキット、子供向けの備品など、宿泊者のことをしっかり考えて揃えられているなと感じます。特に、持ち帰れるアイテムが多いのも嬉しいポイントですね。
ディズニーホテルに泊まるときは、アメニティをチェックするのも楽しみのひとつだと思います。ホテルごとのデザインや使い心地を比べてみるのも面白いですよ。初めて泊まる方もリピーターの方も、アメニティの魅力をぜひ味わってみてください。