こんにちは。Disney Magic Navi、管理人の「かおる」です。
最近、どこでも使えるようになってきたPayPay(ペイペイ)。「ディズニーシーでも、もちろん使えるよね?」と思っているあなた。パークに行く前に、その情報をしっかり確認しておかないと、現地で「あれ?使えない!」なんて焦ってしまうかもしれません。
ディズニーシーのチケット購入でペイペイは使えるのか、それともモバイルオーダーだけなのか。お土産やレストランでの支払いはどうなるの? d払いや楽天ペイといった他のQRコード決済の状況も気になりますよね。Suicaなどの電子マネーは使えるのか、もしペイペイのチャージが必要になったらパーク内でできるのか、イクスピアリの店舗ではどうなのか…など、疑問は尽きないと思います。
この記事では、そんなあなたの「ディズニーシーとペイペイに関する疑問」をまるっと解決します!最新の利用状況をしっかりおさえて、当日はスマートに楽しんじゃいましょう。
この記事で分かること
- ディズニーシーでのPayPay利用可否の最新情報
- PayPayが使える具体的なサービス(チケット・モバイルオーダー)
- PayPay以外のQRコード決済や電子マネーの対応状況
- パーク内でキャッシュレス決済を使う時の注意点
ディズニーシーでペイペイは使える?利用可否まとめ
「結局、ディズニーシーでPayPay(ペイペイ)は使えるの?」という疑問ですが、「一部のサービスでのみ使える」というのが答えになります!
以前はディズニーリゾート全体でQRコード決済は一切使えなかったんですが、ここ数年で少しずつ対応が進んできました。とはいえ、街中のお店のように、お土産ショップやレストランのレジで「ピッ」とQRコードを見せて支払うことは、まだできないんです。
使える場面がかなり限定的なので、そこをしっかり理解しておくのが、当日パークで混乱しないための最大のポイントですね。詳しく見ていきましょう!
チケット購入でペイペイは使える?

はい! これは本当に嬉しいニュースですよね。
2023年4月1日(土)以降の入園分から、東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイトや、公式アプリ「東京ディズニーリゾート・アプリ」でのパークチケット購入時に、PayPayが使えるようになりました!
それまでは、公式サイトやアプリでのチケット購入はクレジットカード決済一択だったんです。なので、クレジットカードを持っていない学生さんや、セキュリティの観点からあまりネットでクレカを使いたくない、という方にとっては、チケットを買うハードルがちょっと高かったんですよね。
そこにPayPayが導入されたことで、一気に門戸が開かれた感じがします!
PayPayでのチケット購入方法
購入方法はとってもカンタン。
- 公式サイトまたは公式アプリで、行きたいパーク(ディズニーシー)、日付、人数、チケットの種類を選びます。
- 購入手続きに進み、支払い方法の選択画面で「PayPay」を選びます。
- 自動的にPayPayアプリが起動する(またはQRコード読み取り画面になる)ので、金額を確認して決済を承認します。
- 元のディズニーの画面に戻れば、購入完了です!
これなら、普段PayPayを使い慣れている方なら、迷うことはないかなと思います。
もちろん、PayPay残高からの支払いも、「PayPayあと払い」(クレジットカードのように翌月まとめて支払う方法)も利用可能です。PayPayポイントも付与される(※付与条件はPayPay側のキャンペーンによります)ので、ポイ活勢にも嬉しいですよね。
コンビニ購入でもPayPayが使える!
ちなみに、「公式サイトやアプリじゃなくて、コンビニで紙のチケットが欲しい!」という場合。この場合も、チケットを発券するコンビニ(例えばセブンイレブンやローソンなど)がPayPay決済に対応していれば、そのレジでPayPayを使って支払うことが可能ですよ。
ただし、これは「ディズニーがPayPayに対応した」というよりは、「コンビニがPayPayに対応しているから」という理由ですね。
公式サイトでは、PayPayのほかに「Alipay(アリペイ)」にも対応しています。これは主に海外ゲスト向けの決済方法ですが、これでQRコード決済も選択肢に入ったのは大きな一歩だったなと思います!
チケット購入時の決済方法については、公式サイトのヘルプページにも明記されていますよ。
モバイルオーダーでのペイペイ利用方法

はい! こちらも、チケット購入に続いて飛び込んできた、超ビッグニュースです!
2025年10月15日から、パーク内のレストランで使える「ディズニー・モバイルオーダー」の決済方法に、PayPayが追加されました!
いやー、これは本当に待望でした…!
「ディズニー・モバイルオーダー」は、もう使ったことがある方も多いかもしれませんが、レストランの長い列に並ばずに、アプリで事前にメニューを注文・決済しておける、あの最強のサービスです。指定した時間になったら、お店の専用カウンターに行って、アプリの画面を見せるだけで商品を受け取れるっていう、時間の節約に欠かせないシステムですよね。
ただ、このモバイルオーダーも、導入当初から決済方法はクレジットカードのみだったんです。せっかく便利なサービスなのに、クレカがないと使えない…というジレンマがありました。
そこにPayPayが対応したことで、学生さんなどクレカを持っていない方でも、モバイルオーダーの恩恵を受けられるようになったんです!これは本当に大きな変化ですよ。
モバイルオーダーでのPayPay利用手順
使い方は、チケット購入時とほぼ同じです。
- 公式アプリから「モバイルオーダー」を選択し、利用したいレストランと受け取り時間を選びます。
- メニューを選んで、カートに進みます。
- 支払い方法の選択画面で、登録済みのクレジットカードの他に「PayPay」という選択肢が新しく増えています。
- 「PayPay」を選んで注文を確定すると、PayPayアプリに連携して決済承認を行います。
- 決済が完了すれば、あとは指定の時間に受け取りに行くだけ!
ここで注意点がひとつ!
モバイルオーダーで使えるようになったQRコード決済は、今のところPayPayのみです。チケット購入で使える「Alipay」も、モバイルオーダーでは使えません。もちろん、d払いや楽天ペイなども非対応です。
「QRコード決済=PayPayのみ対応」と覚えておきましょう!
もしPayPay残高が足りなかった場合は、決済承認のタイミングでチャージ画面に移るはずなので、慌てずにチャージすれば大丈夫かなと思います。ただ、混雑時は通信が不安定になることもあるので、事前にチャージしておくのが一番安心ですね。
お土産ショップでペイペイは使えない?

ここが、多くの人が一番「え、そうなの?」と驚くポイントかもしれません…。
残念ながら、ディズニーシーのパーク内にあるお土産ショップのレジでは、PayPay(ペイペイ)を使うことは一切できません。
例えば、パーク最大のお土産ショップ「エンポーリオ」や、お菓子の専門店「ヴァレンティーナズ・スウィート」、ダッフィー&フレンズのグッズが買える「アーント・ペグズ・ヴィレッジストア」など、すべてのショップのレジで非対応です。
これは、ディズニーランドのショップや、パーク外にある「ボン・ヴォヤージュ」でも同じルールになっています。
なぜショップのレジでは使えないの?(私なりの推測)
「なんでこんなにPayPayが普及してるのに、使えないの?」って思いますよね。
これはあくまで私の推測ですが、一番の理由は「レジの回転率」じゃないかなと思います。
ディズニーのショップ、特に閉園間際やイベントグッズの発売日って、ものすごい行列になりますよね。あの混雑をさばくには、一人ひとりのお会計時間をコンマ1秒でも短縮する必要があります。
QRコード決済って、
- スマホを取り出す
- アプリを起動する
- (場合によっては)パスコードや生体認証でロック解除
- バーコードを表示する or お店のQRコードを読み取る
- キャストさんがスキャンする or 自分で金額を入力する
…と、意外とやることが多いんです。スマホの電波が悪かったり、アプリの起動が遅かったりすると、さらに時間がかかります。
それに比べて、クレジットカードや電子マネー(SuicaやiDなど)は、「かざすだけ」「差し込むだけ」で決済が完了します。このスピード感の違いが、パークのレジでは重視されているんじゃないかな、と私は思っています。
なので、ディズニーシーでお土産を買う時は、PayPay以外の決済手段(現金、クレジットカード、交通系ICなどの電子マネー)を必ず用意しておいてくださいね!
レストランでのペイペイ支払いは?

これも、お土産ショップと考え方は同じです。
ディズニーシーのパーク内レストランで、レジに並んで直接支払う場合、PayPay(ペイペイ)は使えません。
「あれ?さっきモバイルオーダーで使えるって言ったじゃん!」…はい、その通りなんです。ここが一番ややこしいところ!
ディズニーシーのレストランでのPayPay利用は、以下のように明確に分かれています。
【OK】モバイルオーダー対象レストランで、アプリ経由で注文する場合
→ PayPay利用できます!
【NG】レジに並んで直接注文・会計する場合(カウンターサービスなど)
→ PayPay利用できません
【NG】テーブルサービスのレストランで、食後にテーブル会計する場合
→ PayPay利用できません
つまり、PayPayが使えるのは、あくまで「モバイルオーダー」というシステムを経由した場合だけなんです。
例えば、モバイルオーダー対象の「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」や「ユカタン・ベースキャンプ・グリル」で食事をする場合。
- アプリでモバイルオーダーを使って注文 → PayPay払いOK
- 直接レジの列に並んで注文 → PayPay払いNG(クレカ、電子マネー、現金のみ)
という違いが出ます。同じお店なのに、注文方法で使える決済手段が変わるんですね。
もちろん、「ニューヨーク・デリ」や「セバスチャンのカリプソキッチン」のように、そもそもモバイルオーダーに対応していないレストランでは、必然的にレジ払いしかないので、PayPayは使えません。
「マゼランズ」や「S.S.コロンビア・ダイニングルーム」のようなテーブルサービスの高級レストランも、もちろん非対応です。
ポップコーンワゴンやチュロスワゴンなどのワゴン販売も、レジ払いと同じ扱いなのでPayPayは使えませんよ(※ワゴンは電子マネーも使えないことが多いので、現金かクレカの準備を!)。
もし「パークでの食事代はPayPayで払いたい!」と決めているなら、必ずモバイルオーダー対象のレストランを選ぶようにしてくださいね!
d払いや他のQRコード決済は使える?
「PayPayが使えるなら、d払いとか楽天ペイも、もしかして…?」と期待しちゃいますよね。特にドコモユーザーや楽天ユーザーの方は、そう思うはず。
ですが、残念ながら…使えません!
2025年11月現在、東京ディズニーリゾート(ディズニーシー、ディズニーランド両方)で公式に利用が認められているQRコード決済(○○ペイ)は、以下の2つだけです。
| QRコード決済名 | チケット購入
(公式サイト・アプリ) |
モバイルオーダー
(アプリ) |
ショップ・レストラン
(レジ直接払い) |
|---|---|---|---|
| PayPay(ペイペイ) | ◯ | ◯ | ✕ |
| Alipay(アリペイ) | ◯ | ✕ | ✕ |
以下のQRコード決済は「すべて利用不可」です。
- d払い
- 楽天ペイ
- au PAY
- メルペイ
- LINE Pay
- 銀行Pay(ゆうちょPay など)
これらは、チケット購入、モバイルオーダー、ショップ・レストランのレジ、すべての場面で利用できません。
なぜPayPayとAlipayだけ?(私なりの推測)
これも私の推測ですが、選ばれた理由はシンプルかなと思います。
- PayPay → 日本国内のQRコード決済で、圧倒的なシェアナンバーワンだから。まず対応するなら、一番利用者が多いものから、というのは自然な流れですよね。
- Alipay → インバウンド(海外ゲスト)対応のため。特に中華圏からのゲストにとっては、必須の決済インフラだから。
この2つをおさえておけば、国内外のゲストの「QRコード決済を使いたい」というニーズの大半をカバーできる、という判断なんじゃないかなと思います。
なので、d払いや楽天ペイなどをメインで使っている方は、ディズニーシーに行く時だけは「PayPayにチャージしておく」か、「別の決済方法(クレカや電子マネー)を用意しておく」必要がありますね。お気をつけください!
ディズニーシーでペイペイが使えると便利な場面
ここまで見てきたように、PayPay(ペイペイ)が使えるのは「チケット購入」と「モバイルオーダー」の2場面だけでした。
「え、それだけ?じゃあ、あんまり意味ないかも…」と思ったあなた。ちょっと待ってください!
ディズニーシーでペイペイが使えると便利な場面は、実はこの2つで十分なんです。むしろ、この2つで使えることがめちゃくちゃ大きいんですよ。
このセクションでは、PayPayが使えない場面で活躍する他のキャッシュレス決済(電子マネー)や、注意点について深掘りしていきます。「ディズニーシーでペイペイが使える」という情報を最大限に活かしつつ、他の決済方法と賢く組み合わせて、当日の支払いを全部スマートに済ませる方法を考えていきましょう!
楽天ペイの利用はできる?

先ほどの見出しでも触れましたが、楽天ユーザーの方のために、もう一度しっかりお伝えしますね。
楽天ペイは、ディズニーシーのパーク内では一切利用できません。
これは、PayPayのように「チケット購入だけOK」「モバイルオーダーだけOK」といった例外も一切ありません。
- パークチケットの購入(公式サイト・アプリ)
- モバイルオーダー
- お土産ショップのレジ
- レストランのレジ
- すべてのワゴン
つまり、パークに関連するすべての支払いで利用不可です。
普段から「楽天経済圏」で生活していて、支払いを楽天ペイに集約して楽天ポイントを貯めている方にとっては、本当に残念なお知らせですよね…。私も楽天カードユーザーなので、そのお気持ち、よくわかります。
じゃあ、楽天ユーザーはどうするのが一番おトクか?というと、答えはシンプルです。
楽天ユーザーの最適解
楽天カード(クレジットカード)で支払うこと!
楽天ペイ(QRコード決済)は使えませんが、もちろん楽天カード(JCB, Visa, Mastercardなど)は、パーク内のほぼすべての場所で使えます。
お土産ショップやレストランのレジで、「楽天ペイで」はダメですが、「楽天カードのクレジットで」は全く問題なくOKです。これなら、しっかり楽天ポイントも貯まりますよね。
ちなみに、同じ楽天系の電子マネー「楽天Edy」も、パーク内では使えないので注意してくださいね!(使える電子マネーは、Suicaなどの交通系IC、iD、QUICPayのみです)
楽天ペイが使えないのは残念ですが、クレジットカードという形でポイントは貯められるので、楽天ユーザーの方は「パーク内では楽天カードを使う」と覚えておきましょう!
Suicaなど他の電子マネーは対応?

はい! ここがパークでのキャッシュレス決済の「キモ」になります!
PayPayなどのQRコード決済はほぼ全滅ですが、電子マネーはかなり幅広く対応しています!
お土産ショップや、レジで直接支払うレストラン、多くのワゴン(一部除く)では、この電子マネーが最強の決済手段になりますよ。
レジでキャストさんに「電子マネーで」と伝えて、専用の端末にかざすだけ。一瞬で支払いが終わるので、現金で小銭を探したり、お釣りを受け取ったりする手間が一切ありません。レジの混雑緩和にもつながるので、ディズニーリゾート側も推奨している支払い方法です。
具体的に使える電子マネーは、以下の3グループです。
- 交通系IC(全10種類)
(Suica / PASMO / Kitaca / TOICA / manaca / ICOCA / SUGOCA / nimoca / はやかけん)
→ 基本的に、日本国内の主要な交通系ICはすべてOKです! - QUICPay / QUICPay+(クイックペイ)
→ クレジットカードやデビットカードを紐づけて使う「ポストペイ(後払い)型」や「デビット型」が主流ですね。 - iD(アイディー)
→ こちらもQUICPayと同じく、クレジットカードやデビットカード、プリペイドカードを紐づけて使います。
「え、楽天Edyとかnanacoは?」と思うかもしれませんが、残念ながら楽天Edy、nanaco、WAONといった、いわゆる「流通系」の電子マネーは利用できません。
使えるのは「交通系」「QUICPay」「iD」の3系統だけ!とシンプルに覚えてください。
スマホ決済(Apple Pay / Google Pay)が便利!
これらの電子マネーは、Apple Pay(iPhone)や Google Pay(Android)に登録して、スマホやスマートウォッチで使うのが一番便利です!
お会計の時、スマホをサッと出して「Suicaで」とか「iDで」と伝えて、端末にかざすだけ。お財布やカードケースをカバンからゴソゴソ探す必要がなくなるので、身軽さが段違いですよ。
電子マネー利用時の注意点
便利な電子マネーですが、いくつか注意点もあります。
- 利用限度額がある1回のお会計につき、2万円(税込)が限度額となっています。2万円を超えるお土産や(例えばビビディ・バビディ・ブティックの利用料など)レストラン会計では使えないので、その場合はクレジットカードや現金で支払う必要があります。
- 一部、使えない場所があるパーク内でも、以下の場所では電子マネーが使えず、現金のみとなります。
- スーベニアメダル(100円玉専用の機械のため)
- カプセルトイ(ガチャガチャ)
- ペニーアーケード(ランド)などの一部ゲーム
- 一部のワゴン(ドリンクやアイスなど。最近は使えるワゴンも増えていますが、現金のみの場所もまだあります)
- 残高不足時の対応(交通系IC)Suicaなどで残高が足りなかった場合、不足分は現金でのみ支払うことができます。(電子マネーの残高+クレジットカード、などはできません)
とはいえ、パーク内のほとんどの支払いはカバーできるので、PayPayが使えないレジでは、これらの電子マネー(特にスマホ決済)を活用するのが一番スマートですね!
ペイペイのチャージはパーク内で可能?

これは、パークに行く前に絶対に知っておいてほしい、重要な注意点です。
ディズニーシーのパーク内には、PayPay(ペイペイ)の残高を現金でチャージできる場所(ATMなど)は一切ありません。
「モバイルオーダーで使おうと思ったら、残高不足だった!チャージしなきゃ!」となっても、パーク内で現金チャージはできないんです。
これはPayPayに限った話ではありません。
- PayPay → チャージ機、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、すべてパーク内に無し。
- 交通系IC(Suicaなど) → 券売機やチャージ機はパーク内に無し。
パーク内で唯一、現金に関連する機械は、エントランス(ミラコスタ通りを抜けてメディテレーニアンハーバーに出る手前の右側)にある「三井住友銀行」のATMだけです。
ただ、このATMも、あくまで「銀行のキャッシュカードでお金をおろす」ためのATM。PayPayやSuicaにチャージする機能はありません。
残高が足りなくなったら、どうする?
もしパーク内でどうしてもチャージが必要になったら、かなり面倒なことになります。
- PayPayの場合スマホ上で、登録済みの銀行口座やクレジットカード(PayPayあと払い)からチャージするしかありません。もしこれらを登録していない(いつも現金チャージ派)だと、パーク内ではお手上げ状態になります。
- 交通系IC(Suicaなど)の場合一度パークの出口で「再入園スタンプ」を押してもらって退園し、ディズニーリゾートラインの「東京ディズニーシー・ステーション」の券売機、またはJR舞浜駅の券売機まで行ってチャージし、またパークに戻ってくる必要があります。…めちゃくちゃ手間ですよね。
こんな事態にならないために、事前準備が本当に大切です!
- PayPay
→ 銀行口座を紐づけて、いつでもスマホでチャージできるようにしておく。
→ または「PayPayあと払い」に登録しておく(実質クレジットカードと同じ)。
→ それが嫌なら、入園前にコンビニATMなどで十分な金額をチャージしておく。 - 交通系IC(Suicaなど)
→ JR舞浜駅の改札を通る前や、リゾートラインに乗る前に、券売機で残高を確認し、多めにチャージしておく。(最低でも5,000円くらいあると安心かも)
パークでの貴重な時間をチャージごときで無駄にしないためにも、残高確認と事前チャージは、家を出る前、遅くとも舞浜駅に着いた時点で必ず済ませておきましょう!
イクスピアリでのペイペイ利用店舗

「パーク内がダメなら、イクスピアリはどうなの?」と気になりますよね。
はい、その通り! イクスピアリでは、PayPay(ペイペイ)を使える店舗がたくさんあります!
ここがディズニーリゾートの面白いところで、「東京ディズニーリゾート」という大きな枠組みの中にあるのに、ディズニーシー/ディズニーランド/ディズニーホテルと、イクスピアリとでは、運営会社が別なんです(イクスピアリは「株式会社イクスピアリ」という会社が運営しています)。
そのため、決済システムもパークとはまったく別物。イクスピアリは、一般的なショッピングモールと同じように、さまざまなお店のテナントが入っています。そして、それらのお店の多くが、独自の判断でPayPayを導入しているんです。
例えば、こんなお店でPayPayが使えますよ(※2025年11月時点。変更になる場合もあるので、店頭で確認してくださいね)。
- ディズニーストア
→ パークのグッズとは違いますが、ディズニーグッズをPayPayで買えます! - アパレル・雑貨店
→ Gap, ZARA, earth music&ecology, Flying Tiger Copenhagen など、多くの店舗。 - レストラン・カフェ
→ ゴディバ, クリスピー・クリーム・ドーナツ, ピッタ・ゼロゼロ など。 - フードコート(グレイシャス・スクエア)
→ 多くの店舗が対応しています。
※シネマイクスピアリ(映画館)や、一部のレストラン、サービス施設では使えない場合もあります。
パーク内ではPayPayが使えなくてガッカリ…という方も、イクスピアリでの食事やお土産購入ならPayPayが活躍するチャンス大です。
さらに、イクスピアリの店舗は、PayPayだけでなく、d払いや楽天ペイ、au PAYといった他のQRコード決済に対応している場合も多いです。パークでは使えなかった決済方法も、イクスピアリなら使える可能性があるので、レジのステッカーをチェックしてみてください!
「パークで遊んだ帰りに、イクスピアリでご飯を食べて、ディズニーストアでお土産を見て帰る」というプランなら、その支払いにはPayPayが使える!と覚えておくと便利ですよ。
ディズニーシーでペイペイが使える場面まとめ
さて、ここまでディズニーシーでのPayPay(ペイペイ)利用について、かなり詳しく見てきました。情報が多かったので、最後に「結局、どうすればいいの?」という点を、もう一度しっかりおさらいしましょう!
あなたの「ディズニーシーでペイペイが使えるか知りたい!」という疑問に対する最終的な答えは、「チケット購入とモバイルオーダーという、超限定的な2場面でのみ使える」です。
お土産ショップやレストランのレジで、スマホ片手に「PayPayで!」というのは、残念ながらまだできません。
この状況をまとめたのが、以下の表です。
| 支払い対象 | PayPay(ペイペイ) | d払い / 楽天ペイなど | Suica / iD / QUICPay | クレジットカード | 現金 |
|---|---|---|---|---|---|
| チケット購入(公式) | ◯ | ✕ | ✕ | ◯ | ✕ |
| モバイルオーダー | ◯ | ✕ | ✕ | ◯ | ✕ |
| ショップ・レストラン(レジ) | ✕ | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ |
| ワゴン販売 | ✕ | ✕ | △
(使える所も増えた) |
◯ | ◯ |
| スーベニアメダルなど | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ◯
(現金のみ) |
この表がすべてですね!
PayPayユーザーであるあなたが、ディズニーシーで一番スマートに立ち回る方法は、以下のようになります。
PayPayユーザーの動きの最適解
- 入園前パークチケットは、PayPay(残高 or あと払い)で事前購入しておく。
- パークでの食事ランチやディナーは、できるだけ「モバイルオーダー対象店」を選ぶ。これで食事代もPayPayで支払える!
- お土産・レジでの食事PayPayが使えないので、Apple Pay / Google Payに登録したSuica、iD、QUICPayのどれかで支払う。(これが一番早い)※スマホ決済がなければ、クレジットカードか現金で。
- ワゴンの軽食スマホ決済かクレジットカード、現金で支払う。
- スーベニアメダル唯一の現金必須場面! 100円玉を少し用意しておく。
このように、「PayPayが使えるところ(チケット、MO)」と「使えないところ(レジ)」を明確に区別し、使えないところではスマホのタッチ決済(電子マネー)で代用する、というのが最強の組み合わせかなと思います。
将来的には、ショップのレジでもQRコード決済が導入される日が来るかもしれませんが、レジ混雑の問題を考えると、まだしばらく先になるかもしれませんね。
管理人からのひとこと
ディズニーシーでペイペイが一部でしか使えないの、正直「えー!」って感じですよね!私も普段ペイペイ派なので、その気持ち、よーく分かります。せっかくならポイントも貯めたいし!
でも大丈夫!記事で紹介したみたいに、クレジットカードや他の電子マネーは結構充実してるんです。当日は支払いの心配はササっと済ませて、思いっきりアトラクションやショーを楽しんじゃいましょう!皆さんのパーク体験が最高のものになりますように!
本記事の情報は記事執筆現在のものです。最新情報は、パークへ行く前に必ず東京ディズニーリゾート公式サイトや公式アプリでご確認いただくようお願いいたします。
※本記事では、東京ディズニーリゾート公式サイトから画像を引用させていただいております。
