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【体験談】バケーションパッケージの利用券をパークで落としたらどうなる?

【体験談】バケーションパッケージの利用券をパークで落としたらどうなる?

今回の記事では、私が東京ディズニーリゾートの「バケーションパッケージ」を利用したときに実際に体験した、忘れられない出来事についてお話しします。それは、大切なバケーションパッケージの利用券をパーク内で落としてしまった、という信じられないようなトラブルでした。

利用券を落とした瞬間のことを思い出すと、今でも心臓がぎゅっと締め付けられるような気持ちになります。あのときの焦り、不安、後悔、そして青ざめていく感覚は、人生の中でもなかなか味わうことのない体験でした。けれど、同時に「落としてしまったからこそ分かったこと」もありました。

この記事では、落とした当時の管理方法や、実際に落としたときにどうなったのか、そしてその経験から学んだ教訓や改善策をまとめています。私のように冷や汗をかく思いをする方が一人でも減るように、できる限り詳しくお伝えします。

これからバケーションパッケージを利用する方、あるいは利用を検討している方にとって、きっと参考になるはずです。ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

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落とした当時の様子や管理方法について

バケーションパッケージの利用券は紙チケットで届く

バケーションパッケージの利用券は紙チケットで届く
バケパのパッケージギフトの中身(撮影:筆者)

バケーションパッケージを申し込むと、利用日のだいたい1週間前になると「パッケージギフト」という特別な封筒が自宅に届きます。これがまた開けるときからワクワクするんです。ディズニーらしいデザインの封筒の中に、パークでの特別な体験がぎゅっと詰まっているのですから。

中に入っている内容はプランによって少しずつ異なります。基本的には、パークチケット、アトラクションの利用券、レストランの利用券、ショーの鑑賞券、フリードリンク券、オリジナルグッズの引換券などがセットになっています。

そして大きな特徴は、それらすべてが「紙のチケット」になっているということです。
アトラクションを利用するときは、指定の時間にアトラクション入り口のキャストさんへその紙チケットを渡します。レストランを予約している場合も、入口で紙の利用券を提示することでスムーズに案内してもらえます。スマホの画面を見せるのではなく、紙を差し出して「お願いします」と渡す。これだけで、なぜか特別な旅行をしているんだという実感が高まるのです。

ただし、紙チケットというのはデジタルチケットにはない温かみや記念品としての魅力がある反面、扱い方を間違えると大きなトラブルにつながってしまいます。私はまさにその「紙の特別感」と「紙の弱さ」の両方を体感したのでした。

ちなみに、バケーションパッケージの紙チケットについて詳しく知りたい方は、記事「バケーションパッケージはいつ届く?キットの配送スケジュールと準備ガイド」を参考にしてください。

紙チケットのメリット・デメリット

バケーションパッケージのショー鑑賞券
ショー鑑賞券(出典:東京ディズニーリゾート公式)

実際に使ってみると、紙チケットには嬉しいポイントもあれば、ちょっと大変だなと思う部分もあります。

メリット

  • 紙ならではの特別感があります。今の時代はスマホ1台で何でもできてしまいますが、あえて紙を使うことで「旅行に来たんだ」「特別な体験をしているんだ」という気持ちがぐっと高まります。
  • 使い終わったチケットを記念に残せるのも魅力です。旅行から帰ってアルバムに挟んだり、日記やスクラップに貼ったりすれば、一生の思い出になります。
  • 紙を使うことでスマホを開く回数が減り、充電の節約にもなります。何より、スマホの画面ではなく目の前のパークの景色や家族の笑顔に集中できるのが良い点です。

デメリット

  • 意外と管理が大変です。家族の人数分がそろうとかなりの枚数になり、種類もバラバラなので、しっかり分けておかないとすぐに混ざってしまいます。
  • 紛失や置き忘れのリスクが常にあります。スマホであれば、たとえなくしても別の端末からログインするなどの方法で何とかできますが、紙チケットはこの世に1枚しか存在しません。コピーもできないので、なくしたらその瞬間で終わりです。

紙チケットは「ワクワクを倍増させる特別なアイテム」であると同時に、「失くしたら大変なリスクを抱えているアイテム」でもあるのです。

落とした当時の管理方法

私が利用したとき、どうやって管理していたのかをお話しします。これが、今振り返るとかなり危ない方法だったのです。

まず、ショー鑑賞券以外のすべての紙チケットを、百円ショップで買ったチケットホルダーにまとめて入れていました。そのホルダーをサコッシュに入れ、パーク内で使うときにすぐ取り出せるようにしていたのです。アトラクションやレストランの利用券は頻繁に出番があるので、すぐに出し入れできる場所に置きたかった、という理由でした。

百均のチケットホルダーでバケパの紙チケットを管理
百均のチケットホルダー(撮影:筆者)

一方でショー鑑賞券はサイズが大きく、チケットホルダーに入らなかったため、クリアファイルに入れてリュックにしまっていました。結果的に、「ほとんどの大事なチケットを1か所にまとめて保管する」という非常に危険な状態になってしまっていたのです。

さらに、サコッシュにはスマホや財布も一緒に入れていました。スマホはパークで最も出し入れが多い持ち物です。それと大切なチケットホルダーや財布を一緒にしていたことで、気付かないうちに紛失のリスクを高めてしまっていたのです。

紙チケットは紙ならではの弱点もあります。破れやすく、水に濡れるとすぐダメになってしまいますし、枚数が多いとどれが使い終わったチケットで、どれがこれから使うチケットなのか分からなくなることもありました。実際に、バッグの中でショー鑑賞券が折れてミシン目が破れてしまったことがありますし、夜の暗いパークで「まだ使っていない券」を探すのにとても苦労した経験もあります。

こうして振り返ってみると、当時の私は「便利さ」を優先して「安全な管理」をおろそかにしていたのだと思います。そして、それがあの大事件につながってしまったのです。

落としたことに気づいた瞬間、それは人生で一番青ざめた瞬間だった

チケットホルダーがないことに気がついたのは、パーク1日目の午前11時前でした。家族でスプラッシュ・マウンテンに乗り終えたあと、「フリードリンク券を使って飲み物をもらおう」と思い、何気なくサコッシュに手を伸ばしました。

しかし、そこにあるはずのチケットホルダーが見当たりません。最初は「きっとどこかに入れ間違えただけだろう」と思い、服のポケットやリュックの中を一通り確認しました。でも、どこにもない。探せば探すほど、胸の鼓動は速くなり、冷たい汗が背中を伝っていきました。

「え、嘘でしょ? どうしてないの? なんで見つからないの?」

頭の中が真っ白になりながら、必死で自分に言い聞かせました。「きっと何かの間違いに違いない」「悪い夢なら早く覚めてほしい」。そんな気持ちで、何度も何度も同じ場所を確認しました。

けれども、やっぱりないのです。サコッシュの底を手で何度も探り、ポケットの中を裏返すように確認しても、チケットホルダーは姿を現しませんでした。その瞬間、心臓がすっと冷え込むような感覚がして、まさに血の気が引いていくのが自分でもわかりました。

「もしかして、全部なくしたのかもしれない…」そう思った瞬間、涙が出そうになりました。大切な家族との旅行のために、何ヶ月も前から準備して、決して安くはない金額を払って手に入れた大切なチケットたち。それを、自分の管理ミスで全部なくしてしまったかもしれない…。その罪悪感で胸がいっぱいになり、家族に「ごめんね、チケット全部なくしちゃったかもしれない」と震える声で伝えました。

家族も一瞬で顔色を変えました。楽しいはずの時間が、一瞬で不安と焦りに包まれてしまったのです。あのときの青ざめた気持ちは、今でもはっきり覚えています。まさに人生で一番冷や汗をかいた瞬間でした。

まずは必死に捜索

現実を受け止めたくはありませんでしたが、立ち止まっていても状況は変わりません。「とにかく探さなきゃ!」と気持ちを切り替え、落とした可能性のある場所を必死に思い出しました。

パークに入ってからスプラッシュ・マウンテンに乗るまでの動きを一つひとつ振り返り、「あのとき落としたかもしれない」「ここに置き忘れたのかも」と考えながら、家族と一緒に通った道を戻っていきました。

アトラクションを降りたあとに座ったベンチ、通り過ぎたトイレ、立ち寄ったショップや売店…。道端に落ちていないか目を凝らしながら、片っ端から探して歩きました。途中で立ち寄ったポップコーンワゴンでは、キャストさんに「チケットホルダーが落ちていませんでしたか?」と尋ねてみたりもしました。

けれども、どこを探しても見つからず、キャストさんからも「すみません。分からないです。」と首を振られてしまいました。そのたびに希望が少しずつしぼんでいき、胸の奥に重い不安が広がっていきました。

「楽しいはずのディズニーなのに、なんでこんなことに…」
心の中では「どうしよう」「悪い夢なら本当に目が覚めてほしい」と繰り返し叫んでいました。けれど、泣き出したい気持ちを必死に抑え、なんとか冷静さを保ちながら探し続けました。

そうして必死に探しているうちに、あっという間に時間が過ぎていきました。時計を見ると、もう11時過ぎ。12時10分には予約していたレストランの時間が迫っていました。焦る気持ちと、探し続けなければならない気持ちとで、心の中は完全にパニック状態でした。

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バケーションパッケージの利用券を落としたらどうなるか?

バケーションパッケージの券を落としたらどうすればよい?

「チケットホルダーが見つからない」と気づいたとき、頭の中は真っ白になりましたが、冷静に考えたときに思い出したのが「メインストリート・ハウス」の存在でした。

東京ディズニーランドでは、落とし物をした場合や困ったことがあったときに相談できる窓口として「メインストリート・ハウス」があります。このことは、以前に記事「ディズニーランドで落し物が見つかる確率と正しい対応方法」を書くために調べていたので詳しく知っていました。記事を書くことが、人のためだけでなく、こんな形で自分の役に立つとは思ってもいませんでした。

「数十万円も支払って予約しているんだから、まさか“何もできません”なんて対応はないはず。きっと何とかなるはず!」と自分に言い聞かせ、半ば祈るような気持ちでメインストリート・ハウスへ向かいました。歩いている間も心臓はバクバク。早歩きというより、ほとんど小走りだったと思います。

しかし、現実は想像していたよりもずっと厳しいものでした。
キャストさんから伝えられたのは、「バケーションパッケージの紙チケットは再発行できない」という厳しい事実でした。つまり、通常の落とし物と同じ扱いで、遺失物として登録して見つかるのを待つしかない、ということです。見つかればその時点から使える券は利用できますが、使用時間を過ぎてしまったものは無効になるとの説明でした。

もしその日見つからなければ、せっかくのバケーションパッケージの体験は何もできずに終わってしまう…。その事実を理解しても、心はまったく追いつかず、ただ目の前が真っ暗になったのを覚えています。それでもなんとか気持ちを落ち着け、まずは遺失物の登録を済ませました。

幸いなことに、旅行前にチケットホルダーの写真を撮っていたので、それをキャストさんに見せて登録してもらうことができました

さらに私は、紙チケットやアプリの予約画面を見せながら「実物はなくても、ちゃんと証拠があります。何とかならないでしょうか」とお願いしてみました。キャストさんは私のスマホ画面を確認し、写真を控えて裏で相談をしてくださいました。その姿を見て「きっと何とかなるかもしれない」と、ほんの少し希望を持つことができました。

パークチケットはどうなる?

パークチケットについては、事前に公式アプリに読み込んでいたため大きな問題にはなりませんでした。紙のチケットにも「当日持参してください」と書かれていますが、アプリに登録しておけば入園自体はスマホでできるのです。

「もし紙チケットを落としてしまったら?」と考えると不安ですが、パークチケットに関してはアプリに取り込んでおくことで安心感がぐっと高まります。落としたときのリスクを減らす意味でも、アプリへの登録は必ずしておくべきだと感じました。

アトラクション利用券はどうなる?

アトラクション利用券は、紙の実物はなくなってしまったものの、公式アプリには予約内容がしっかり表示されていました。そのため、メインストリート・ハウスのキャストさんがアトラクション担当のキャストさんへ連絡してくださり、特別に利用できるように対応してもらえました。

バケーションパッケージの予定は公式アプリにも表示される
公式アプリの画面(撮影:筆者)

実際にアトラクションの利用時間になると、入り口でキャストさんに「紙の利用券をなくしてしまったのですが…」と事情を説明します。すると担当のキャストさんが確認を取り、無事にアトラクションを利用させてもらうことができました。

ただし、注意が必要だったのは「その日のパークでの利用に限る」という点です。私は1日目がディズニーランド、2日目がディズニーシーというスケジュールだったのですが、シーでのアトラクションについては、翌日に改めてゲストリレーションで同じように手続きをする必要があると説明を受けました。

手続きは面倒ですが、アトラクション利用券を利用できないことに比べると、文句なんて考えつかないほどの神対応をしていただきました。

レストラン利用券はどうなる?

レストラン利用券についても、紙そのものはなくしてしまいましたが、幸い公式アプリには予約情報が反映されていました。そのため、メインストリート・ハウスのキャストさんがレストラン側に連絡してくださり、当日は予定どおりレストランを利用することができました。

実際の流れとしては、予約時間になったらレストランの入り口でキャストさんに事情を伝えます。「バケーションパッケージの利用券を落としてしまったのですが、予約は入っているはずです」と説明すると、確認をしてくださり、無事に席へ案内してもらえました。

ただし、アトラクション利用券と同じように、この対応は「その日のパークに限る」という条件つきでした。翌日に訪れる予定だったディズニーシーでのレストラン利用については、再度ゲストリレーションに行き、事情を説明して対応してもらわなければならないとのことでした。

紙チケットを失ったショックは大きかったですが、レストランを予定通り利用できたのは本当に救いでした。特に食事は旅行の楽しみのひとつなので、そこで大きなトラブルにならなかったのは不幸中の幸いだったと感じます。

ショー鑑賞券はどうなる?

ショー鑑賞券については、本当に運が良かったことに、なくしていませんでした。サイズが大きくチケットホルダーに入らなかったため、リュックに入れていたのが結果的に功を奏したのです。

そのため実際に「ショー鑑賞券を落とした場合どうなるのか」という体験はしていませんが、アプリには鑑賞予定がしっかり表示されていたので、おそらくアトラクションやレストランと同じように事情を説明すれば対応していただけたのではないかと思います。

フリードリンク券はどうなる?

フリードリンク券については、残念ながらどうにもなりませんでした。公式アプリには情報が反映されていないため、写真を見せても「実物がないと再発行はできません」と説明を受けました。

我が家にとって、フリードリンクはバケーションパッケージの大きな楽しみのひとつでした。パークを歩きながら、好きなドリンクを気軽に楽しめるはずだったのに、その体験ができなくなったときのショックはとても大きかったです。子どもたちも「いっぱいジュースが飲めるんだよね!」と楽しみにしていただけに、落胆している姿を見るのがつらかったのを覚えています。

オリジナルグッズ引換券はどうなる?

オリジナルグッズ引換券についても、フリードリンク券と同じく公式アプリには情報が反映されていません。そのため、写真を見せても「実物がないと対応できません」という説明を受けました。

子どもたちは事前にどのグッズを選ぶか楽しそうに話していて、「あれにしようかな」「やっぱりこれがいいな」とワクワクしていたんです。それだけに、「引換券がないとグッズはもらえない」と知ったときの落胆はとても大きなものでした。親としても「せっかく楽しみにしていたのに…」と思うと、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

バケーションパッケージの利用券を落としたらどうなるか?まとめ

ここまでの体験を整理すると、結果は次のようになりました。

利用券の種類結果補足
パークチケット利用できた公式アプリに登録していたため、紙がなくても入園可能だった
アトラクション利用券利用できた(特別対応)アプリに予定が表示されていたため、キャストさんの対応で利用できた。ただし、翌日に別パークで使う場合は改めて手続きが必要
レストラン利用券利用できた(特別対応)アプリに予定が表示されていたため、キャストさんの対応で利用できた。ただし、翌日に別パークで使う場合は改めて手続きが必要
ショー鑑賞券利用できた(推測)実際には失くさなかったが、アプリに予定が反映されているので、同様に対応してもらえた可能性が高い
フリードリンク券利用できなかったアプリに反映がないため、実物がないとどうにもならなかった
オリジナルグッズ引換券利用できなかったアプリに反映がないため、実物がないとどうにもならなかった

まとめると、公式アプリに予定が表示されているものは、キャストさんの特別対応で利用できたのに対して、アプリに反映されないものは、実物がないと絶対に利用できなかったという結果でした。

アトラクションやレストランを予定通り楽しめたのは救いでしたが、フリードリンクやオリジナルグッズを失ったショックはとても大きく、まさに苦い経験となりました。

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この経験から得た教訓と管理方法の改善策

見つかった!

「もう戻ってこないかもしれない…」と半分諦めかけていたとき、思いがけない電話が鳴りました。画面に「千葉県」と表示されていて、もしかしてディズニーからかもしれないと胸がドキドキしました。

電話に出るとキャストさんから「落とし物と思われるものが見つかりました。スプラッシュ・マウンテンでお預かりしています」との案内。驚きと安堵が入り混じり、思わず「すぐに向かいます、ありがとうございます」と声を弾ませて答えていました。

急いでスプラッシュ・マウンテンの乗り場へ向かうと、キャストさんが丁寧にチケットホルダーを手渡してくださいました。手にした瞬間、体から力が抜けるような安心感に包まれ、「本当によかった」と心から思いました。

大切なチケットが無事に戻ってきたのは、ディズニーのキャストさんや拾って届けてくださった方のおかげです。もし別の場所で落としていたら、きっと戻ってこなかっただろうと考えると、本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

この経験から得た教訓

①すべてを一か所にまとめない

大切なチケットを一つのホルダーにまとめていたせいで、一度落としただけでたくさんのものを失ってしまいました。もし「1日目用」と「2日目用」に分けて持っていれば、最悪の場合でも一部は守ることができたはずです。

②スマホと貴重品を一緒にしない

スマホはパークで最も出し入れの多いアイテムです。そのスマホと絶対に失くしたくないチケットや財布を同じサコッシュに入れていたことが、今回の失敗の大きな原因でした。今後は必ず別々のポケットや仕切りで分けて管理する必要があると痛感しました。

③落とさないための工夫をする

紐やチェーンでサコッシュに固定しておけば、たとえ手が滑っても落とすことはありません。雨の日に傘を持ちながら片手でスマホを出し入れしていたことも原因のひとつでした。ちょっとした工夫が大きな安心につながるのだと学びました。

④写真を残しておく大切さ

まさか落とすとは思っていませんでしたが、旅行前に撮っていたチケットホルダーの写真が、遺失物の登録時に役立ちました。「念のための一枚」が、実際には大きな助けになると実感しました。

改善した管理方法を紹介

①サコッシュを見直す

新しく購入したのは、チャック付きのポケットが2つあるサコッシュです。スマホ専用と貴重品専用を完全に分けられるので、出し入れの際に一緒に落とす心配がありません。スマホのポケットには本当にスマホだけを入れるようにしました。

「チャック付きのポケットが2つあるサコッシュ」とは、下のようなものです。

チャックではなく、マグネットでポケットを閉じるタイプのものもありますが、隙間から中身が落ちる心配があるので、やはりチャック付きが安心だと感じました。

②紐やカラビナで固定する

チケットホルダーは紐付きのものを使い、財布にはカラビナを取り付けてサコッシュに固定しました。これで物理的に落とすリスクを大きく減らせました。

カラビナは、紐の丈夫さに定評があるキーバックのものを購入しました。キーリールは百均にもありますが、紐が切れて後悔したくなかったので、良いものを買いました。

③チケットを分散して管理する

「1日目用」と「2日目用」に分けて保管することで、一度にすべてを失うリスクを回避できるようにしました。シンプルですが効果のある工夫です。

④スマホ決済を活用する

できるだけ支払いはスマホ決済(QUICPayなど)で行うようにしました。これまでも、ディズニーでは基本的にQUICPayで支払いをしていたのですが、この経験以降、ディズニーパーク内で財布を取り出すことはほぼゼロになりました。財布を取り出す回数が減るだけで、紛失リスクは大きく下がります。

私の得た経験をもとに、ディズニー旅行の持ち物について下の記事「ディズニー旅行はこれがあれば安心!持ち物の必需品と便利アイテム一覧」にまとめています。きっと参考になると思いますよ。

紙チケット・利用券をきちんと管理して楽しいパークでの時間を!

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。私の体験は、正直思い出したくないほど苦いものでしたが、「誰かの役に立つかもしれない」と思って書き残しました。

もちろん、私のやり方がすべての人にとって正解ではありません。でも、今回の失敗から得た教訓や改善点は、多くの方にとって参考になる部分があるのではないかと思います。

バケーションパッケージは、普段は味わえないような特別な体験をさせてくれる素晴らしいプランです。だからこそ、その体験を「落とした」というたった一つの理由で失ってしまうのは、とてももったいないことです。

大切な紙チケットや利用券をしっかり管理する工夫をして、安心して思いっきり楽しむことができれば、パークで過ごす時間はもっと素敵な思い出になります。どうか皆さんも、私のような冷や汗をかく体験をせず、笑顔いっぱいの時間を過ごしてくださいね。

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