家族4人で2泊3日!ディズニーランド旅行の予算目安【実際の費用も公開】

家族4人で2泊3日!ディズニーランド旅行の予算目安【実際の費用も公開】

ディズニーランドへの家族旅行を考えるとき、「家族4人で2泊3日なら予算はいくらかかるのか?」という疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。この記事では、2泊3日のスケジュールでディズニーランドを訪れる家族4人を想定し、旅費の目安をわかりやすく解説しています。

大阪、北海道、名古屋、福岡、広島といった地域から出発する場合の交通費の違いや、チケット代、宿泊費、食事にかかる金額まで細かく紹介。また、「ディズニーランドで1日に使うお金はどのくらいなのか?」といった疑問にも、実際の数値を交えてお答えします。

旅行の日数が1泊2日や3泊4日だったら、どれくらい予算が変わるのか、家族3人や5人といった人数構成による費用の違いについても詳しくまとめました。さらに、実際に筆者家族が訪れたときの体験談も掲載していますので、「わが家の場合はいくらだったのか?」というリアルな情報も得られます。

旅行費用を少しでも抑えたい方のために、節約のコツや工夫もご紹介しています。これからディズニー旅行を計画するすべてのご家庭にとって、役立つ内容を網羅した記事です。

この記事で分かること

  • 家族4人でディズニーランドに2泊3日旅行する際のおおよその総予算
  • 出発地別(大阪・北海道・名古屋・福岡・広島)の交通費の目安
  • 宿泊先や食事スタイルごとの費用の違い
  • 費用を抑えるための具体的な工夫や節約術

ディズニーランドの予算は家族4人で2泊3日だといくら?項目別編

この章の見出し
  • 交通費の目安(大阪・北海道・名古屋・福岡・広島発)
  • チケット代の目安
  • 宿泊費の目安
  • 食費の目安
  • その他パークで必要になる費用
  • バケパやワンバケを使う場合

交通費の目安(大阪・北海道・名古屋・福岡・広島発)

出発地交通手段家族4人の目安交通費
大阪(新幹線)新幹線約84,000円
大阪(飛行機)飛行機約100,000円
北海道(飛行機)飛行機約120,000〜180,000円
名古屋(新幹線)新幹線約66,000円
福岡(飛行機)飛行機約110,000〜160,000円
広島(新幹線)新幹線約104,000円

ディズニーランドへ家族4人で向かう場合、出発地によって交通費は大きく変わります。航空機や新幹線を使う遠方組は、交通費が全体予算の3~4割を占めることもあります。

例えば大阪から出発する場合、新幹線と飛行機の両方が候補になります。新幹線の場合、新大阪~東京の往復で大人1人あたり約28,000円、小学生は約14,000円です。家族4人の合計は約84,000円になります。飛行機(伊丹~羽田)を利用すると、時期や早割によって変動がありますが、往復で1人あたり平均25,000円前後を見込むと、4人で約100,000円前後になるでしょう。

北海道からは基本的に飛行機を使います。新千歳空港~羽田空港の往復航空券は、大人1人あたり30,000円~50,000円ほど。LCCを使えばもう少し安くなることもありますが、荷物代や座席指定料が追加されるため、実際には大差ないこともあります。4人分でおよそ120,000円~180,000円が目安です。

名古屋からであれば、新幹線が主な移動手段です。名古屋~東京の往復で大人約22,000円、小学生約11,000円なので、合計は約66,000円ほどです。

福岡からは飛行機が現実的です。福岡空港~羽田空港間の往復航空券は、大人1人あたりおおよそ28,000円~45,000円。家族全体では最低でも110,000円、繁忙期には160,000円以上になる可能性もあります。

広島からは新幹線で東京まで約4時間。往復で大人約35,000円、小学生約17,000円なので、4人分で約104,000円が目安です。

チケット代の目安

チケット代の目安
チケット代(出典:東京ディズニーリゾート公式サイト

ディズニーランドのチケット代は、家族4人で行く場合に最も分かりやすく費用がかかる項目です。ただし、現在は「価格変動制」が導入されており、日によって料金が変わるため、一概にいくらとは言い切れません。

まず、基本のチケット料金を把握しておきましょう。2025年時点の1デーパスポートの価格帯は以下の通りです(時期によって変動します):

  • 大人(18歳以上):7,900円〜10,900円
  • 小学生(4歳~11歳):4,700円〜5,600円

ここでは、平日(比較的安め)と休日(高め)の料金で、それぞれ「2日間インパ」と「3日間インパ」のチケット代を計算してみます。

【平日料金で2日間インパする場合】

  • 大人2人:8,900円 × 2日 × 2人 = 35,600円
  • 小学生2人:5,300円 × 2日 × 2人 = 21,200円
    合計:56,800円

【平日料金で3日間インパする場合】

  • 大人2人:8,900円 × 3日 × 2人 = 53,400円
  • 小学生2人:5,300円 × 3日 × 2人 = 31,800円
    合計:85,200円

【休日料金で2日間インパする場合】

  • 大人2人:10,900円 × 2日 × 2人 = 43,600円
  • 小学生2人:5,600円 × 2日 × 2人 = 22,400円
    合計:66,000円

【休日料金で3日間インパする場合】

  • 大人2人:10,900円 × 3日 × 2人 = 65,400円
  • 小学生2人:5,600円 × 3日 × 2人 = 33,600円
    合計:99,000円

こうして比較してみると、家族4人でインパする日数が1日増えるだけで1万円以上の違いが出ることが分かります。さらに、訪れる日によって料金が数千円単位で変わるため、カレンダーと照らし合わせて計画を立てることが重要です。

つまり、チケット代の予算としては、2日間で約5万5千円〜6万5千円、3日間で8万円〜10万円程度を想定しておくと安心です。シーズンや曜日、行動計画によって柔軟に見積もることが大切です。

宿泊費の目安

ディズニーランド旅行で宿泊費は、家族4人にとって非常に大きなウエイトを占めます。どのホテルに泊まるか、何泊するかによって費用が大きく変わるため、旅行のスタイルに合わせて選ぶことが重要です。

まずは、東京ディズニーリゾート周辺で選ばれる宿泊先を、大きく3つに分けて見てみましょう。

①ディズニーホテル(直営ホテル)に泊まる場合

もっとも高額な選択肢です。ディズニーランドホテル、ミラコスタ、ファンタジースプリングスホテル、アンバサダーホテルなどが該当し、1泊1室あたり50,000円〜100,000円前後が相場となります。
仮に1泊60,000円で2泊すれば、合計は120,000円
その分、15分早く入園できる「ハッピーエントリー」などの特典も魅力的です。

②オフィシャルホテル(提携ホテル)に泊まる場合

ヒルトン東京ベイやシェラトン・グランデ・トーキョーベイなどがあり、直営よりややリーズナブルです。1泊あたり25,000円〜45,000円程度が目安。
例えば1泊35,000円で2泊すれば、合計は70,000円程度です。シャトルバスが運行していてアクセスも良好で、コストと快適さのバランスが取れた選択です。

③周辺のビジネスホテル・パートナーホテルに泊まる場合

最も節約できるのがこのパターンです。1泊あたり12,000円〜20,000円程度で済むことが多く、2泊でも25,000〜40,000円で収まることがあります。
舞浜から電車やバスで10〜30分ほど離れた立地が多く、移動に少し手間はかかるものの、費用を抑えたい家庭には現実的な選択肢です。
また、子どもが添い寝無料のプランを出しているホテルもあり、予約時に条件をチェックしておくとさらに安くなります。

このように、宿泊費の幅は2泊で約3万円~12万円以上とかなり広くなります。宿泊場所をどう選ぶかが、全体予算を左右する大きなポイントです。
「移動の楽さ」「ホテルでの快適さ」「特典の有無」「費用」など、優先したいものを家族で話し合って決めておくと、後悔の少ない選択ができます。

食費の目安

食費の目安
レストラン北斎(出典:東京ディズニーリゾート公式サイト

ディズニーランドでの食費は、食事をする場所の種類によって金額に大きな差が出ます。特に家族4人(大人2人・小学生2人)で訪れる場合、1食ごとの選択で数千円の違いが出るため、あらかじめ予算感を把握しておくことが大切です。

ここでは、①ディズニーホテル内のレストラン、②プライオリティ・シーティング対象のレストラン、③それ以外のパーク内レストランの3パターンに分けて、それぞれの目安をご紹介します。

①ディズニーホテル内のレストランで食べる場合

最も高額になるのがこちらのパターンです。ビュッフェやコース料理が中心で、キャラクターとのグリーティング付きレストランもあり、特別感を求める方には人気があります。
「シェフ・ミッキー」「シャーウッドガーデン」などが代表的です。

朝食:1人あたり3,000〜4,000円
昼食・夕食:大人5,000〜7,000円、小学生3,000〜4,000円
家族4人で夕食をとる場合、1食あたり18,000〜22,000円前後は見込んでおきましょう。

②プライオリティ・シーティング対象のレストランで食べる場合

中価格帯に位置するのがこのタイプです。「れすとらん北斎」や「ブルーバイユー・レストラン」「イーストサイド・カフェ」などが該当します。席の事前予約ができ、落ち着いて食事ができるのが魅力です。

大人1人:3,000〜5,000円
子ども1人:1,500〜2,500円
そのため、家族4人で1食とった場合の予算はおおよそ9,000〜15,000円程度を見積もるとよいでしょう。

③それ以外のパーク内のレストランで食べる場合

もっともリーズナブルに食事を済ませられるのがこのパターンです。ファストフード形式の「ハングリーベア・レストラン」「トゥモローランド・テラス」などが該当します。

大人1人:1,200〜1,800円
子ども1人:800〜1,200円
軽食中心に抑えると、1食あたり家族4人で4,000〜6,000円前後に収まることもあります。

このように、食事スタイルによって1回あたりの食費が4,000円〜22,000円ほど変動します。朝は軽く済ませて、昼や夜に少し贅沢を取り入れるなど、工夫次第で満足度も予算もコントロールできます。旅行前に食べたいレストランの候補をピックアップしておくと、現地で迷わず動けます。

その他パークで必要になる費用

ディズニーランドでかかるお金は、交通費・宿泊費・チケット代・食費だけではありません。パーク内では「追加で発生する支出」も少なくなく、見落とすと予算オーバーにつながることがあります。特に家族4人で訪れる場合、人数が多い分、想定外の出費もかさみがちです。

ここでは、忘れずに予算に組み込んでおきたい主な費用を紹介します。

①ディズニー・プレミアアクセス(DPA)

近年導入された「ディズニー・プレミアアクセス(DPA)」は、人気アトラクションやショーを短い待ち時間で体験できる有料サービスです。料金は1回あたり1人1,500円〜2,500円で、対象アトラクションやショーによって異なります。

例えば、家族4人が「ソアリン」と「美女と野獣」のDPAを1回ずつ使う場合、仮に1アトラクション2,000円とすると、
2,000円 × 2アトラクション × 4人 = 16,000円になります。

混雑時には待ち時間が2時間を超えることもあるため、効率よく回るための“時短費用”と考える家庭も多いです。DPAをどこまで使うかは予算と優先度で決めるのがおすすめです。

②お土産代

ディズニーランドでは、子どもから大人まで欲しくなるグッズが非常に多く、つい財布の紐が緩んでしまいがちです。特に家族旅行では、「記念に何か買いたい」という気持ちが強くなります。

カチューシャやポップコーンバケット、ぬいぐるみ、文房具、チョコクランチなどが人気ですが、ひとつひとつは1,000〜3,000円でも、積み重なると大きな出費になります。

実際の目安としては、

  • 大人1人:3,000〜5,000円
  • 子ども1人:4,000〜7,000円(グッズに惹かれやすい)

家族4人で合計15,000円〜25,000円前後になることが多いです。イベント限定グッズや期間限定商品も多いため、あらかじめ欲しいものをチェックしておくと無駄遣いを防げます。

③パーク内の飲み物・スナック・軽食

喉が渇いたときのドリンク、移動中に買いたくなるチュロスやアイス、つい並んでしまうギョウザドッグなど、食事とは別の「ちょこちょこ買い」も意外にかかります。

ドリンク:1本250円〜400円
軽食・スナック類:1つ500円〜800円

1日あたり1人1,000〜1,500円ほど見ておくと安心です。2日間パークにいるとすれば、家族4人で約8,000〜12,000円を消費するケースも珍しくありません。

このように、その他の費用として最低でも30,000〜50,000円程度は見込んでおくのが現実的です。DPAやお土産代をどれだけ使うかは家族の楽しみ方次第ですが、「あとからこんなにかかるとは思わなかった」ということを避けるためにも、あらかじめ想定して予算を組むことが大切です。

バケパやワンバケを使う場合

バケパやワンバケを使う場合
バケーションパッケージ(出典:東京ディズニーリゾート公式サイト

東京ディズニーリゾートの旅行で「並ばずに快適に楽しみたい」「特別な体験をしたい」と考える方には、バケーションパッケージ(バケパ)ワンダフルバケーション(ワンバケ)の利用がおすすめです。特に子連れや遠方からの旅行であれば、その価値はさらに大きく感じられるでしょう。

バケパとは?どんな人に向いている?

バケパは、ディズニーホテルの宿泊に加えて、パークチケット、アトラクション利用券、ショー鑑賞券、フードバウチャー、オリジナルグッズなどがセットになった公式の宿泊+特典付きプランです。

主に「移動や行動を効率よくしたい」「人気アトラクションを確実に体験したい」「ショーを指定席で見たい」といったニーズに応えてくれる内容になっています。

2日間利用のバケパ料金の目安(家族4人)

パッケージの内容やホテルのグレードによって価格は変わりますが、以下がざっくりとした目安です(大人2人+小学生2人、2日間利用)。

ホテル名2日間バケパ料金目安(家族4人)
ディズニーセレブレーションホテル約260,000円〜290,000円
ディズニーアンバサダーホテル約320,000円〜380,000円
東京ディズニーランドホテル約350,000円〜420,000円
ホテルミラコスタ(ハーバービュー含)約400,000円〜480,000円

※料金は時期や部屋のタイプ、特典の内容によってかなり上下します。

ワンバケとは?少し価格を抑えた選択肢

ワンダフルバケーション(ワンバケ)は、バケパに比べて特典の数を絞ったライトな宿泊プランです。

たとえば、セレブレーションホテルで1泊のワンバケなら、家族4人で約180,000円〜230,000円ほどが目安です。

バケーションパッケージやワンダフルバケーションについてもう少し詳しく知りたい方は、記事「ワンダフルバケーションとバケーションパッケージ違いを徹底比較」で解説していますので、よかったら参考にしてくださいね。

ディズニーランドの予算は家族4人で2泊3日だといくら?総額編

この章の見出し
  • 2泊3日の総額の目安
  • 1泊2日・3泊4日では予算はどう変動する?
  • 家族3人・家族5人と比べた場合の費用差
  • わが家の実際の費用①(家族4人・2泊3日・2日間インパ)
  • わが家の実際の費用②(家族4人・2泊3日・バケパあり・3日間インパ)
  • ディズニー旅行の費用を抑えるためにできる工夫や節約術

2泊3日の総額の目安

2泊3日で家族4人がディズニーランドに行った場合の総額について、平均的な目安をお伝えします。交通費・チケット代・宿泊費・食費・パーク内でのその他の費用もすべて含めた想定です。

①一般的なモデルケース(中価格帯)

まずは、ホテルはオフィシャルホテル、移動は新幹線または飛行機の通常料金、食事はレストラン中心、DPAやお土産もバランスよく使うという、よくあるスタイルの例です。

  • 交通費(家族4人分):約100,000円
  • チケット代(2日分):約60,000円
  • 宿泊費(2泊):約80,000円
  • 食費(2日分+軽食):約35,000円
  • その他(DPA・お土産など):約35,000円

総額:約310,000円

このくらいの予算を見積もっておくと、特別な節約をしなくてもパーク内で快適に楽しむことができます。

②節約スタイルの場合

交通はLCCや早割新幹線を使い、ホテルはビジネスホテルやパートナーホテル、食事もパーク外や軽食中心にすれば、かなり費用を抑えられます。

  • 交通費:80,000円
  • チケット代:60,000円
  • 宿泊費:40,000円
  • 食費:25,000円
  • その他:20,000円

総額:約225,000円

無理のない節約で10万円近く削減できるため、予算に限りがある場合は現実的な選択です。

③高価格帯(ホテル重視+オプション充実)

ディズニーホテルに宿泊し、DPAもフル活用、食事はプライオリティ・シーティングのレストラン、というスタイルであれば下記のようになります。

  • 交通費:100,000円
  • チケット代:60,000円
  • 宿泊費:120,000円
  • 食費:50,000円
  • その他:50,000円(DPAやお土産多め)

総額:約380,000円〜400,000円

この場合は、特別な日やご褒美旅行としての満足度が高く、時間も快適さも重視した過ごし方になります。

このように、家族4人・2泊3日のディズニーランド旅行の総額は、節約型で約22万円、平均で31万円、贅沢スタイルで約40万円がひとつの目安です。どの部分に予算をかけたいかを決めておくと、後悔の少ない旅行計画が立てられます。

1泊2日・3泊4日では予算はどう変動する?

ディズニー旅行は、宿泊日数によって必要な予算が大きく変わります。家族4人での2泊3日を基準とし、そこから1泊2日、3泊4日の場合にどう費用が変化するかを具体的に見ていきます。

1泊2日の場合

1泊2日では、宿泊費とチケット代が1日分ずつ少なくなります。交通費は変わらないことが多いため、節約効果が大きいのは滞在費とパークでの消費分です。

項目1泊2日の目安(家族4人)
交通費約100,000円
チケット代(1日分)約30,000円
宿泊費約40,000円
食費約20,000円
その他(DPA・お土産)約20,000円
合計約210,000円

このように、短期間に絞れば、約10万円ほど節約することも可能です。
ただし、パーク滞在時間が限られるため、人気アトラクションを十分に楽しみたいならDPAの活用が前提になるかもしれません。

3泊4日の場合

逆に3泊4日になると、チケット代・宿泊費・食費がすべて1日分追加になります。さらに、余裕がある分、お土産や軽食に使う金額も増えがちです。

項目3泊4日の目安(家族4人)
交通費約100,000円
チケット代(3日分)約90,000円
宿泊費約120,000円
食費約50,000円
その他(DPA・お土産)約50,000円
合計約410,000円

滞在日数が長いと時間に余裕ができ、行動の幅も広がります。ただし費用も比例して上がるため、事前に「何日遊ぶのか」「何を優先するのか」を家族で共有しておくのがおすすめです。

旅行の満足度は、日数と費用のバランスに大きく左右されます。短く集中して楽しむか、ゆったり長く滞在するかで、予算も過ごし方も変わってきます。

家族3人・家族5人と比べた場合の費用差

家族4人を基準とした場合、人数が1人増減するだけでも、旅行全体のコストには明確な差が生まれます。特に交通費・チケット代・食費・お土産代は人数分かかるため、しっかりと見積もっておく必要があります。

家族3人の場合

家族3人(大人2人+小学生1人)であれば、宿泊費を除いて各費用が単純に1人分減ります。宿泊費は1部屋料金であることが多いため、大きな差にはなりません。

項目家族3人(2泊3日)目安
交通費約75,000円
チケット代約45,000円
宿泊費約80,000円
食費約26,000円
その他約26,000円
合計約252,000円

およそ6〜7万円ほど節約できる計算です。兄弟がまだ小さい、または1人っ子家庭であれば、より気軽に旅行を組みやすくなります。

家族5人の場合

家族5人(大人2人+小学生3人)の場合、交通費・チケット代・食費・お土産代がすべて1人分増えます。宿泊費についても、5人対応の部屋を選ぶか、2部屋に分かれる必要が出てくることが多く、料金も上がりがちです。

項目家族5人(2泊3日)目安
交通費約125,000円
チケット代約75,000円
宿泊費約100,000円〜
食費約43,000円
その他約43,000円
合計約386,000円〜

家族が1人増えることで、およそ7〜8万円の追加負担になるイメージです。宿泊先の選択肢が限られることもあるため、早めの予約と料金チェックが大切です。

わが家の実際の費用①(家族4人・2泊3日・2日間インパ)

わが家の実例①(家族4人・2泊3日・2日間インパ)
ホテルミラコスタ・ヴェネツィアサイドの部屋からの景色(撮影:筆者)

旅行概要

  • 日程:2022年8月11日(木)〜13日(土)
  • 家族構成:大人2人・小学生2人
  • インパ日:2日間(1日目はシー、2日目はランド)
  • 宿泊ホテル:ホテルミラコスタ2泊
  • 総額:456,051円

宿泊費:231,400円(ルームサービス含む)

宿泊はホテルミラコスタのヴェネツィア・サイドを選びました。2泊で約23万円と高額ですが、ルームサービスも利用したため、ホテルでのんびり過ごす時間も充実しました。ホテルから直接パークに出入りできる点が、子連れ旅行には非常に助かりました。

もっと安いホテルにすれば、旅費を一気に下げることも可能です

交通費:122,600円(JAL航空券+バス)

飛行機はJALを利用し、往復で116,600円。加えて、空港からの移動にバス代が6,000円かかりました。

チケット代:80,800円

2日間分のパークチケットで60,800円、さらにハッピーエントリー(1人3,000円×4人)を追加で12,000円、DPA(ディズニープレミアアクセス)は1回分のみ、合計8,000円を使用しました。DPAの活用は最低限に抑えつつ、ハッピーエントリーで混雑を避けたのがポイントです。

食費:18,581円(コンビニ活用でかなり節約)

食事は、基本的にはホテルの部屋でコンビニごはんを活用。パーク内での食事を減らしたことで、かなり出費を抑えることができました。

真夏の子連れディズニーでは、部屋で食事をすることは、しっかり休憩できるし、食費も抑えることができるしで、一石二鳥でおすすめです。

お土産代:14,670円

「1人4,000円」というルールを設けていたため、金額はコンパクトに収まりました。

総額456,051円(家族4人・2泊3日・バケパなし・2日間インパ)

全体として、ミラコスタ宿泊という“贅沢枠”を取り入れつつ、他の部分で出費をコントロールした構成になっています。

ホテル重視+費用調整型の旅行を検討している方には、ひとつの実例として参考になると思います。

もし宿泊費を2泊で8万円以内に抑えられれば、総額30万円くらいにはできます。

わが家の実際の費用②(家族4人・2泊3日・バケパあり・3日間インパ)

わが家の実例②(家族4人・2泊3日・バケパあり・3日間インパ)
ホテルミラコスタ・ハーバービューの部屋からの景色(撮影:筆者)

旅行概要

  • 日程:2023年8月11日(金)〜13日(日)
  • 家族構成:大人2人・小学生2人
  • 宿泊ホテル:1泊目ミラコスタ(ハーバービュー)/2泊目ディズニーランドホテル
  • インパ日:3日間(1日目はシー、2日目・3日目はランド)
  • 実費総額:680,614円

バケパ 406,100円

今回バケパを選んだ一番の理由は、真夏の子連れ旅行だったため、なるべく「並ばない」体験を重視したかったからです。

宿泊はホテルミラコスタのハーバービューで、費用はパッケージで406,100円。「一生に一度の贅沢体験!」と思い切りました。高額ですが、そのぶん得られる快適さは段違いでした。

2泊目の宿泊費:ディズニーランドホテル 89,500円

2泊目はランドホテルを個別手配。パークからのアクセスが抜群で、移動の負担を感じずに過ごせました。内装の雰囲気も華やかで、子どもたちもホテルに戻るだけでテンションが上がっていました。

交通費:91,124円(飛行機+バス+リゾートライン)

JALのe-JALポイントを使用したため、飛行機代を節約でき、家族4人分で84,124円に収まりました。空港からのリムジンバス6,000円、リゾートライン乗車1,000円を含めた総額です。

チケット代:30,000円(3日目分のみ別途購入)

バケパには2日分のチケットが含まれていたため、3日目(8月13日)のランド入園分だけを個別に購入。大人9,400円、小人5,600円で計30,000円となりました。なお、DPAを当日購入しましたが、ショーが熱キャンで中止になり、料金は全額返金されました。

食費:27,950円(朝はコンビニ、昼と夜は軽食中心)

朝食はコンビニで購入したものをホテルの部屋でゆっくり食べ、昼と夜もレストランにこだわらず軽めに済ませました。ポップコーン代3,400円を含めた金額で、滞在中の飲食費としては比較的安く済ませた方です。

お土産代:14,300円

子どもたちと事前に買うものを決めていたため、お土産代は14,300円で収まりました。

保険代:12,940円(キャンセル保険)

今回は夏休み中の高額旅行ということもあり、旅行キャンセル保険に加入しました。旅行の前と後に台風が接近していたので、かなりヒヤヒヤしました。保険に入っておいて本当に良かったと思いました。

その他:ミラコスタのルームサービス 8,700円

ミラコスタのルームサービスで「セレブレーションセット」を追加注文。サプライズ演出として、家族の喜ぶ顔を見ることができ、料金以上の価値がありました。

総額680,614円(家族4人・2泊3日・バケパあり・3日間インパ)

子連れの真夏ディズニーは、体力的にも行動面でもハードになりがちです。そんな中で、「並ばずに」「確実に」「快適に」楽しめるバケパの存在は大きな安心材料となりました。

費用は確かに高額ですが、炎天下で長時間並ぶことなく、ショーや人気アトラクションをスムーズに体験できたことは、家族全員にとって大きな満足感につながりました。

ただ…あまりに高額すぎる…

ディズニー旅行の費用を抑えるためにできる工夫や節約術

ディズニー旅行は、家族で行くとどうしても出費がかさみがちです。しかし、いくつかのポイントを押さえておくだけで、数万円単位で費用を抑えることも可能です。ここでは、わが家の経験もふまえながら、実際に効果のあった節約術を紹介します。

交通費は「早割」や「ポイント活用」で抑える

飛行機や新幹線を利用する場合、出発日の2~3ヶ月前からチェックしておくと、早期割引やセール料金で予約できます。JALやANAなら「先得」や「スーパーバリュー」などが狙い目です。

また、航空会社のマイルや旅行サイトのポイントがある場合は、積極的に活用しましょう。実際、わが家でもe-JALポイントを使って交通費を1万円以上節約できました。

宿泊は「添い寝無料」「平日泊」「オフィシャル以外」も選択肢に

宿泊費を抑えるなら、「小学生まで添い寝無料」のホテルを選ぶのが有効です。オフィシャルホテル以外でも、浦安エリアのパートナーホテルやビジネスホテルで家族向けプランを用意しているところは多数あります。

また、週末や繁忙期を避けて平日に旅行日を設定すると、同じホテルでも数千円〜数万円安くなることもあります。

食費は「コンビニ朝食」+「軽めの昼夜」で調整

1人あたり1日5,000円近くかかるパーク内の食事は、工夫次第で大きく節約できます。わが家では、朝食はコンビニで購入しホテルの部屋で済ませるスタイルに。

飲み物もパーク外で購入して持ち込むことで、1本500円前後の出費を減らせます。

パークチケットは「日付選び」で価格が変わる

ディズニーパークのチケットは「価格変動制」が導入されているため、同じ1デーパスでも日によって料金が変わります。混雑が予想される土日や長期休暇中は高めに設定されているため、比較的空いていて安価な平日を選ぶだけでも、家族4人で数千円以上の差が出ます。

このように、費用を抑える工夫はいたるところにあります。「我慢する節約」ではなく、「賢く選ぶ節約」を意識することで、快適なディズニー旅行を実現できます。旅行前のちょっとした準備が、当日の満足度と財布の余裕に直結してきます。

まとめ:家族4人でディズニーランドに2泊3日行く場合の予算

  • 出発地により交通費は84,000円〜180,000円と大きく変動する
  • チケット代は2日で約56,000円〜66,000円、3日で約85,000円〜99,000円
  • 宿泊費は選ぶホテル次第で2泊合計30,000円〜120,000円ほどになる
  • 食事スタイルによって1食あたり4,000円〜22,000円と差が出る
  • プレミアアクセス(DPA)は1回2,000円前後、家族4人で1万円を超える場合もある
  • お土産代は家族全員で15,000円〜25,000円程度が一般的
  • 飲み物やスナックなどの軽食代も2日で最大12,000円近くかかることがある
  • バケパを使うと2日間で約260,000円〜480,000円が目安になる
  • ワンバケは特典少なめな分、180,000円〜230,000円に抑えやすい
  • 全体の総額は節約型で約22万円、平均で31万円、贅沢型は約40万円が目安
  • 1泊2日に短縮すれば約10万円ほど節約できる可能性がある
  • 3泊4日に延ばすと約10万円以上の費用追加になることが多い
  • 家族3人の場合は約25万円、家族5人になると約38万円以上かかる
  • 実例では、バケパなしでミラコスタ2泊でも総額は45万円超になった
  • バケパを使って快適さと効率を重視した場合は68万円超になることもある

管理人からのひとこと

ディズニーランドって、家族で行くと本当に楽しいけど、やっぱりお金もかかりますよね。総額をできるだけ抑えたいなら、交通費・宿泊費・食費、この3つをどう工夫するかがカギになります。早割や平日利用、ホテルの選び方、食事スタイルをちょっと変えるだけで、グッと予算を下げられるので、ぜひ試してみてください。

一方で、「せっかく行くなら思いっきり楽しみたい!」っていう気持ちもよくわかります。そんなときは、宿泊費と食費に少し余裕をもたせてみてください。良いホテルでゆったり過ごしたり、特別なレストランでの食事を楽しんだりすることで、旅行全体の満足度がグンとアップしますよ。自分たちのスタイルに合ったプランを見つけて、最高のディズニー旅にしてくださいね!

これからディズニーに行くみなさんが、パークで素敵な思い出をたくさん作れますように!私も引き続き、役立つ情報をどんどん発信していきますので、またぜひ覗きに来てくださいね!

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