セレブレーションホテルのキャンセル料の仕組みと注意点を徹底解説!

セレブレーションホテルのキャンセル料の仕組みと注意点を徹底解説!

ディズニーセレブレーションホテル宿泊の計画を立てているとき、突然の予定変更や体調不良などでホテルのキャンセル料が気になることはありませんか?特に、いつからキャンセル料が発生するのか、14日前を過ぎた場合はいくらかかるのか、予約の取り直しや到着日の変更でも料金がかかるのかなど、判断に迷う場面も多いはずです。

本記事では、セレブレーションホテルのキャンセル料について、何日前までなら無料なのか、返金はいつ受け取れるのか、返金されないケースにはどのようなものがあるのかを詳しく解説します。また、ディズニーホテル共通のルールとあわせて、コロナによるキャンセルや台風など自然災害時の免除条件にも触れています。

予約のキャンセル方法、返金方法、予約変更は電話でもできるのかといった実用的な情報もまとめていますので、これから宿泊を検討している方、すでに予約済みの方にも役立つ内容となっています。安心してディズニー旅行を楽しむために、事前にしっかりと確認しておきましょう。

この記事で分かること

  • キャンセル料が発生するタイミングと金額の仕組み
  • キャンセルや予約変更時の具体的な手続き方法
  • 自然災害やコロナなどによる免除の可否
  • 返金の流れと返金されないケースの注意点

セレブレーションホテルのキャンセル料の基礎知識

この章の見出し
  • キャンセル料はどのような場合に発生するのか?
  • キャンセル料はいつから発生?何日前までなら無料?
  • セレブレーションホテルのキャンセル料はいくらかかるの?
  • ホテル予約のキャンセル方法
  • 返金はいつ受け取れるの?返金方法について

キャンセル料はどのような場合に発生するのか?

キャンセル料はどのような場合に発生するのか?
セレブレーションホテル・ウィッシュの部屋(撮影:筆者)

セレブレーションホテルでは、チェックイン日の前日から起算して14日以降に、特定の手続きを行うとキャンセル料が発生します。

具体的には次のようなケースが対象となります。

  • 予約の取り直し(いったんキャンセルして再予約する場合など)
  • 部屋数を減らす変更
  • 宿泊そのもののキャンセル手続き
  • 到着日の変更

これらはいずれも「宿泊予約の確定後に内容を変更する行為」とみなされ、ホテル側にとっては販売機会の損失に直結するため、キャンセル料の対象になります。

キャンセル料はいつから発生?何日前までなら無料?「14日前」の数え方

セレブレーションホテルでは、チェックイン日の14日前からキャンセル料が発生します。言い換えると、それより前であれば無料でキャンセルが可能です。

この「14日前」というのは、チェックイン日を含まずにカウントします。たとえば、5月20日に宿泊予定の場合、5月6日まではキャンセル料がかかりません。5月7日以降にキャンセルや予約変更をすると、該当するキャンセル料が請求されます。

一方で、日にちの数え方には注意が必要です。基準となるのは日本時間なので、海外在住の方がオンラインで操作する場合でも、日本時間での締切が適用されます。

また、キャンセル操作はオンラインでは前日20:59まで、それ以降は宿泊予定のホテルに直接連絡する必要があります。操作時間が遅れると、前日でも「当日キャンセル」と見なされることがあるため、余裕を持った手続きが大切です。

無料でキャンセルできるギリギリのラインが「15日前まで」と理解しておくと安心でしょう。

セレブレーションホテルのキャンセル料はいくらかかるの?

セレブレーションホテルのキャンセル料はいくらかかるの?
セレブレーションホテル・ディスカバーのロビーにて(撮影:筆者)

セレブレーションホテルのキャンセル料は、宿泊予定日までの残り日数によって異なります。以下の表にキャンセルタイミングごとの金額をまとめました。

キャンセル日(チェックイン日からの残日数)キャンセル料(1室あたり)
14日前~8日前5,000円
7日前~2日前10,000円
前日・当日または無連絡キャンセル15,000円

このように、宿泊日が近づくほど金額が上がる仕組みです。

注意すべきポイントとして、キャンセル料は予約時に支払った申込金から差し引かれる点が挙げられます。セレブレーションホテルでは、1室あたり15,000円の申込金が必要です。たとえば、当日にキャンセルした場合は全額がキャンセル料として充当され、返金はありません。

また、複数の部屋を予約している場合は、それぞれの部屋に対してキャンセル料が発生します。計算を間違えると、思った以上の出費になることもあるため、キャンセル料の仕組みをよく理解したうえで予約することをおすすめします。

ホテル予約のキャンセル方法

ホテル予約のキャンセル方法
ディズニー公式オンライン予約・購入サイト(撮影:筆者)

セレブレーションホテルの予約をキャンセルするには、東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイトから手続きを行います。以下に、具体的なステップを順を追って紹介します。

  1. 公式サイトへアクセス
    東京ディズニーリゾートのオンライン予約・購入サイトにログインします。
  2. 「予約・購入履歴」を確認
    画面上部のメニューから「予約・購入履歴」を選択し、自分の予約情報一覧を表示します。
  3. キャンセルしたい予約を選択
    一覧の中から、変更・キャンセルしたい予約を選びます。
  4. 「変更・キャンセル」をクリック
    該当予約の詳細ページに進み、「変更・キャンセルはこちら」のボタンを押します。
  5. キャンセル手続きへ進む
    キャンセル理由を選択または入力し、案内に従って「キャンセル内容の確認」ページへ移動します。
  6. キャンセル確定
    キャンセル内容と返金金額を確認し、最終的に「キャンセルを確定する」ボタンを押せば手続き完了です。

完了後には、登録してあるメールアドレスに確認メールが届きます。手続きが正しく完了したか、メールで必ず確認しておきましょう。

なお、キャンセルのタイミングによっては返金が発生する場合があり、その返金には別途「返金口座の登録」などが必要になることがあります。

返金はいつ受け取れるの?返金方法について

キャンセル後に返金が発生する場合、支払い方法によって返金の受け取り方とタイミングが異なります。返金処理は自動的に行われますが、いくつかの注意点があります。

まず、クレジットカード決済を利用した場合は、予約時に使用したカードへ自動的に返金されます。この返金処理には、通常であれば1週間〜数週間ほどかかることがあります。返金のタイミングは、各カード会社の締め日や処理速度によって異なります。

一方、銀行振込コンビニ支払い(ネットコンビニ含む)を利用した場合は、キャンセル手続きの際に銀行口座情報の登録が必要です。口座情報を正しく入力すれば、数営業日〜2週間前後で指定口座に振り込まれます。

以下に支払い方法別の返金先をまとめます。

支払方法返金先備考
クレジットカード利用したカード口座に返金返金タイミングは会社による
銀行振込/コンビニ支払い指定した銀行口座に振込キャンセル時に口座情報入力
ネットコンビニ決済同上振込手数料は無料

なお、キャンセル料が発生した場合は、申込金から差し引かれた後の金額が返金されるため、全額戻るとは限りません。たとえば、申込金15,000円に対しキャンセル料が10,000円の場合、返金額は5,000円となります。

返金の連絡が遅れていると感じたら、登録情報に誤りがないか、また迷惑メールフォルダに通知が届いていないかも確認してみてください。

セレブレーションホテルのキャンセル料の注意点と対応策

この章の見出し
  • キャンセル料が免除されるケースは?台風などの自然災害は?
  • コロナでのキャンセルは返金されない?
  • キャンセル料が返金されない場合とは?
  • 予約変更でもキャンセル料が発生するので注意!具体的事例
  • 予約変更は電話でもできるの?
  • キャンセル料が不安な人はどうすればよいか?具体的対応策

キャンセル料が免除されるケースは?台風などの自然災害は?

キャンセル料が免除されるケースは?台風などの自然災害は?
セレブレーションホテル・ウィッシュの中庭(撮影:筆者)

セレブレーションホテルでは、チェックイン日の14日前を過ぎるとキャンセル料が発生します。しかし、災害レベルの台風や地震など、やむを得ない事情によって宿泊が困難と判断された場合には、例外的にキャンセル料が免除されるケースがあります

この判断は、宿泊客の都合ではなく、ホテル側が提供困難と認めた場合に限られます。たとえば、2019年の台風19号では、東京ディズニーランドとディズニーシーが終日休園し、その日にかかる宿泊予約についてはキャンセル料なしでの取消対応がとられました。

ただし、過去の事例を見ても、ディズニーリゾートは台風の日でも営業していることが多く、パークが通常通り開園している場合、ホテルも「通常営業」と見なされ、原則としてキャンセル料が発生します

「天気が悪そうだから」「移動に不安があるから」という理由では、免除対象にはなりません。キャンセル料の免除がされるかどうかは、ホテルや公式サイトでの発表が基準になりますので、状況が不安定なときはこまめに最新情報を確認することをおすすめします。

ちなみにバケーションパッケージのキャンセルや料金が気になる方は、記事「バケーションパッケージのキャンセル料の全知識と回避や保険対策」で解説していますので、お読みくださいね。

コロナでのキャンセルは返金されない?

新型コロナウイルスに関する事情でのキャンセルについては、現在の運用では通常のキャンセル規定が適用されます。感染や濃厚接触の疑い、体調不良といった個人の健康上の理由によるキャンセルでも、14日前以降であればキャンセル料がかかる仕組みです。

かつては、コロナ禍の初期段階で特別な免除措置がとられたこともありましたが、現在はそのような例外対応は終了しており、他の病気やケガなどと同じ扱いになります。

一方で、パークやホテル自体がコロナの影響で休業した場合は、キャンセル料が発生しない措置が取られる可能性があります。たとえば、政府や自治体の要請で営業ができなくなった場合は、ホテル側の都合となり、キャンセル料免除対象となる場合があります。

このように、個人都合か施設都合かが大きな分かれ目です。体調が心配なときは、なるべく早い判断と手続きが重要です。

キャンセル料が返金されない場合とは?

キャンセル料が返金されない場合とは?
セレブレーションホテル(出典:東京ディズニーリゾート公式サイト

セレブレーションホテルでは、予約時に支払った申込金(1室15,000円)から、キャンセル料が差し引かれる形で返金処理が行われます。ただし、キャンセルのタイミングによっては、キャンセル料が申込金と同額またはそれ以上になるため、返金がゼロになる場合があります

たとえば、チェックイン当日または無断キャンセルの場合、キャンセル料は15,000円と定められており、申込金と同額です。この場合、すべてがキャンセル料に充てられ、返金される金額はありません。

また、返金が発生する状況でも、返金手続きが完了していない場合や、返金口座の登録漏れがあると、返金処理が進まずトラブルになることもあります。特に、コンビニ支払いや銀行振込の場合は、キャンセル操作時に正確な口座情報の入力が必須です。

このようなケースを防ぐには、キャンセル料の発生タイミングと申込金の関係を理解し、変更や取消を行う際には、事前にホテルの対応を確認しておくことが重要です。

予約変更でもキャンセル料が発生するので注意!具体的事例

セレブレーションホテルでは、単なる予約の「変更」であっても、内容やタイミングによってはキャンセル料が発生することがあります。この点は見落とされやすいため、特に注意が必要です。

たとえば、チェックイン日の14日前を過ぎてから以下のような操作を行うと、それは「キャンセル扱い」となり、キャンセル料が発生します。

実際にキャンセル料が発生する変更の例

変更内容キャンセル扱いになるか?理由の一例
到着日を1日ずらすなる宿泊日の変更=契約解除扱い
部屋数を1室減らすなる一部解除とみなされるため
一度キャンセルし再予約するなる一度契約解除されるため
ホテルカテゴリを変更(例:バリュー→デラックス)なる料金体系が異なるため新規契約とみなされる

このように、見た目は「変更」であっても、契約上は一旦キャンセルとみなされるケースが多いため、気軽なつもりで変更を行うと、思わぬ費用が発生することがあります。

特に直前(7日以内)に操作をした場合は、1室あたり最大15,000円のキャンセル料がかかる可能性があるため、内容変更を考えている場合は早めに対応することが大切です。

予約変更は電話でもできるの?

セレブレーションホテルの予約変更は、基本的には東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイトまたは専用アプリから行いますが、条件によっては電話でも対応可能です。

具体的には、オンライン操作可能な時間帯(前日20:59まで)を過ぎてしまった場合や、インターネット環境がない場合に、直接ホテルに連絡することで対応してもらえることがあります。

予約変更の手段

方法対応可能なタイミング補足
オンライン予約サイト / アプリ宿泊日前日の20:59まで最も推奨される方法
各ホテルに直接電話前日21:00以降または緊急時混雑してつながりにくい場合あり

ただし、すべての変更が電話で可能とは限らず、変更内容によっては一度キャンセル後に再予約を求められることもあります。また、電話での手続きであっても、変更時期が14日前を過ぎている場合は、規定通りキャンセル料が発生します。

そのため、予定に変更が出る可能性があると感じた段階で、なるべく早くオンラインで手続きすることが安心です。不明な点がある場合は、早めにホテルや公式サポートデスクに問い合わせるようにしましょう。

キャンセル料が不安な人はどうすればよいか?具体的対応策

キャンセル料が不安な人はどうすればよいか?具体的対応策
セレブレーションホテル・ウィッシュのロビーの様子(出典:東京ディズニーリゾート公式サイト

「急な予定変更でキャンセル料が発生したらどうしよう…」と不安に感じている方も多いかもしれません。そんな場合は、事前の備えや予約の工夫によってリスクを軽減することができます。

1. 早めの判断を心がける

キャンセル料が発生するのは、チェックイン日の14日前からです。したがって、予定が不確定な場合は、14日前より前に見直すことがもっとも効果的な対応策となります。

2. 日程が確定してから予約する

人気のホテルでは早期に満室になることも多いため早めの予約が推奨されますが、確実に行ける日が決まってから予約すれば、変更やキャンセルのリスクを減らせます。

3. キャンセル料が安いホテルを選ぶ

万一のキャンセル時に費用を抑えたい場合は、セレブレーションホテルのような「バリュータイプ」のホテルを選ぶのが効果的です。実際、ディズニーホテルの中でも、キャンセル料の設定はホテルごとに異なり、セレブレーションホテルはもっとも安い部類に入ります。

以下は、ホテルごとのキャンセル料を比較した表です。

取消日セレブレーションホテル・トイ・ストーリーホテルその他のディズニーホテル(ランドホテル、ミラコスタなど)
14〜8日前5,000円/1室10,000円/1室
7〜2日前10,000円/1室20,000円/1室
前日・当日・不泊15,000円/1室30,000円/1室

このように、同じ14日前以降のキャンセルでも、他ホテルの半額程度に抑えられることが大きな特徴です。

「急に予定が変わるかもしれない」「台風など自然災害が心配」といった場合には、キャンセル料が安いセレブレーションホテルを選んでおくことで、リスクを抑えた旅行計画が立てやすくなります。キャンセルの可能性がある方にとっては、費用面での安心感が大きい選択肢といえるでしょう。

4. キャンセルサポート付きの旅行保険を検討する

どうしても直前まで予定が読めない場合は、旅行キャンセル補償がついた保険の利用も一つの手です。条件によってはキャンセル料が補填されることがあります。

ちなみに私は、Mysurance(マイシュアランス)の旅行キャンセル保険をよく利用しています。

このように、あらかじめリスクを見越して行動すれば、キャンセル料の不安を最小限に抑えることができます。変更が発生しそうな可能性が少しでもあるなら、早めの準備が安心につながります。

セレブレーションホテルのキャンセル料のポイントまとめ

  • チェックイン日の14日前からキャンセル料が発生する
  • 予約の取り直しや部屋数の変更でもキャンセル料が発生する
  • 到着日の変更もキャンセル扱いになる場合がある
  • キャンセル料は日数によって段階的に高くなる
  • 前日や当日のキャンセルは最大15,000円かかる
  • 申込金15,000円はキャンセル料に充当される
  • 無断キャンセルでも全額がキャンセル料となる
  • 返金処理は支払い方法により異なる
  • クレジットカードなら自動返金となる
  • 銀行振込やコンビニ支払いは口座登録が必要
  • 台風での免除はパーク休園など特例時に限られる
  • コロナ感染など個人都合では原則返金されない
  • オンラインでの変更・取消は前日20:59まで可能
  • 電話での手続きは一部条件下で対応可能
  • 他ホテルと比べてキャンセル料が比較的安い

管理人からのひとこと

セレブレーションホテルって、ディズニーホテルの中ではコスパが抜群で、私もよく利用しているお気に入りのホテルなんです。部屋も広くて快適だし、ディズニーの世界観も感じられて、価格とのバランスがとにかく最高!「ホテル代を少し抑えて、パークでたっぷり楽しみたい」って人にはピッタリだと思います。

でも、楽しみにしている旅行だからこそ、「直前に予定が入ったらどうしよう?」「子供が熱を出したらキャンセル料かかるの?」「台風で電車が止まったら行けないよね…」なんて、いろんな不安が出てきますよね。私も何度もドキドキした経験があります。だからこそ、この記事でキャンセル料のルールや注意点を知っておくと、いざという時に慌てずに済むはずです。

これからディズニーに行くみなさんが、パークで素敵な思い出をたくさん作れますように!私も引き続き、役立つ情報をどんどん発信していきますので、またぜひ覗きに来てくださいね!

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