ミラコスタのハーバービューの部屋に「はずれ部屋がある」という噂を聞いて、「自分が泊まる部屋がはずれ部屋だったらどうしよう…」と不安になっている方もいるのではないでしょうか。
ミラコスタのハーバービューで「はずれ部屋」と(一部の方に)言われているのが、2345号室です。こう聞くと、本当に外れなのかな、当たり部屋とどう違うのかな、そんな疑問を持たれるかもしれませんね。そこでこの記事では、ミラコスタの2345室の特徴について解説していきます。
また、ハーバービューの値段やポルト・パラディーゾ・サイドの景色、ピアッツァビューとの違いなど、知っておくと役立つポイントについても紹介します。さらに、スーペリアルーム ハーバービューの位置や4人部屋の位置の工夫、予約後にできるリクエストの出し方やミラコスタ予約のコツも押さえておくと安心です。
先に結論を言うと、2345号室は個性的な特徴を持つ部屋で、人によっては外れどころか大満足できるお部屋でもあります。大切なのは「外れかどうか」よりも、誰とどう過ごすかということ。この記事ではその判断に役立つ情報をまとめました。
この記事で分かること
- 2345号室とほかのバルコニールームの違い
- ハーバービューとピアッツァビューの見え方の違い
- 予約や空室チェックで使えるコツ
- 当たり部屋と感じやすい条件と注意点
ミラコスタのハーバービューの「はずれ部屋」評判と実際
- 2345号室の特徴と魅力
- 4人部屋の位置と選ぶ際の注意点
- ポルト・パラディーゾ・サイドの魅力
- ピアッツァビューとの違いを比較
- 当たり部屋はあるの?
2345号室の特徴と魅力

はずれ部屋と言われる理由
2345号室は、ハーバービューのバルコニールームの中で唯一2階にあり、ハーバーの正面から少し外れたサイド寄りに位置します。そのため、真正面からのハーバー全景を期待している方には「角度が微妙」と感じられることがあります。建物の構造や機材によって、ショーやプロジェクションマッピングの一部が見えにくいこともあります。さらに2階という低層のため、ゲストの動きや賑やかさが伝わりやすい点も、落ち着きを求める人には不満につながる可能性があります。
2345号室ならではの魅力
一方で、このお部屋ならではの良さもたくさんあります。最大の魅力は“近さ”です。低層からの景色は、キャラクターや船の動きが目の前に迫り、音や水しぶきまでリアルに感じられる臨場感があります。まるで港町のテラス席に座っているような没入感が味わえるのは、2345号室だからこそです。
さらに、バルコニールームの中では珍しく4名まで宿泊可能なため、家族やグループ旅行にもぴったりです。斜めから眺めることで港町やプロメテウス火山を立体的に楽しめる景観も、多くのゲストから高く評価されています。

評価が分かれるポイント
2345号室は「当たり」か「はずれ」か、シンプルに分けられる部屋ではありません。俯瞰で全景を眺めたい人には物足りないかもしれませんが、迫力や近さを楽しみたい人、そして家族やグループで使いやすい部屋を探している人にはむしろ魅力的です。
観点 | 2345号室(2階) | 3階バルコニールーム |
---|---|---|
距離感 | ハーバーがとても近い | 少し高めで見渡しやすい |
視界 | 角度によって一部見えにくい | 正面寄りは抜けが良い |
迫力 | とても強い臨場感 | 全体を穏やかに楽しめる |
人数 | 定員4名 | 定員3名 |
静けさ | 周囲の音が届きやすい | 部屋によって差がある |
つまり、はずれ部屋かどうかは宿泊者の目的と価値観によって変わります。静けさやショー全体の見やすさを優先するなら他の部屋を、臨場感や家族での快適さを重視するなら2345号室を選ぶのが良いでしょう。自分たちが「何を一番楽しみたいか」を明確にすることが、後悔しない選び方につながります。
つまり、ショー全体をしっかり見たい人は正面寄りのお部屋、迫力や近さを楽しみたい人や家族4人での滞在にはむしろ2345号室がおすすめといえます。
4人部屋の位置と選ぶ際の注意点
ミラコスタにある4人部屋の種類
ホテルミラコスタには、4人で泊まれるお部屋が複数用意されています。代表的なものを整理すると以下のようになります。
サイド | 部屋タイプ | 定員 | 広さ | ベッドタイプ | 特典 |
---|---|---|---|---|---|
ヴェネツィア・サイド | パラッツォパティオルーム | 4名 | 37㎡ | ツイン | なし |
ポルト・パラディーゾ・サイド | スーペリアルーム(ピアッツァビュー) | 3〜4名 | 37〜40㎡ | ダブル・ツイン | なし |
ポルト・パラディーゾ・サイド | スーペリアルーム(ピアッツァグランドビュー) | 3〜4名 | 37〜40㎡ | ツイン | なし |
ポルト・パラディーゾ・サイド | スーペリアルーム(ハーバービュー) | 3〜4名 | 37〜40㎡ | ツイン | なし |
スペチアーレ・ルーム&スイート | スーペリアルーム(ハーバービュー) | 3〜4名 | 40㎡ | ツイン | ラウンジ利用・朝食付 |
スペチアーレ・ルーム&スイート | バルコニールーム(ピアッツァビュー) | 4名 | 40〜43㎡ | ツイン | ラウンジ利用・朝食付 |
スペチアーレ・ルーム&スイート | バルコニールーム(ハーバービュー) | 3〜4名 | 37〜40㎡ | ツイン | ラウンジ利用・朝食付 |
スペチアーレ・ルーム&スイート | ハーバールーム(ピアッツァビュー) | 4名 | 60㎡ | ツイン | ラウンジ利用・朝食付 |
スペチアーレ・ルーム&スイート | ハーバールーム(ハーバービュー) | 4名 | 60㎡ | ツイン | ラウンジ利用・朝食付 |
このように、4人部屋とひとことで言っても、景観や広さ、付帯サービスに大きな違いがあります。
家族やグループで使いやすい工夫

4人部屋では、通常のツインベッドに加えてトランドルベッドやソファベッドを利用するケースが多くなります。そのため、荷物を広げる場所や移動のしやすさが重要になります。特に37㎡クラスのお部屋では、大きなスーツケースを複数置くと通路が狭く感じることもあるため、荷物整理の工夫が必要です。
一方で、ハーバールームのように60㎡あるタイプは余裕があり、子ども連れや3世代旅行にも快適です。ラウンジ利用や朝食付きの特典が付く部屋もあり、時間の使い方や過ごし方が大きく変わります。
位置による景観の違い
お部屋の位置によっても体験は変わります。ハーバービューではメディテレーニアンハーバーのショーや夜景を臨場感たっぷりに楽しめますし、ピアッツァビューは広場の賑やかさを感じられます。ヴェネツィア・サイドのパラッツォパティオルームは、中庭の落ち着いた雰囲気で、静かに過ごしたい方に向いています。
予約と選び方のポイント
4人部屋は家族層やグループ旅行に人気が集中するため、予約競争率は高めです。希望のお部屋を確保するには、公式サイトでの予約開始日を押さえておくこと、そして「景観」「広さ」「特典」など、自分たちが優先したい条件をあらかじめ決めておくことが大切です。
選ぶ際のポイントは「何を一番楽しみたいか」に尽きます。ハーバーショーを堪能したいのか、ラウンジでゆったり過ごしたいのか、それともコストを抑えつつ広めの部屋を確保したいのか。目的に合わせた選び方が、滞在の満足度を大きく左右します。
ポルト・パラディーゾ・サイドの魅力

ポルト・パラディーゾ・サイドは、ミラコスタで一番人気といっても過言ではないエリアです。お部屋から東京ディズニーシーの中心「メディテレーニアンハーバー」を望むことができ、昼は港町らしい開放的な景色、夜はライトアップされた幻想的な雰囲気を楽しめます。
特にイベントやショーのときには、自分のお部屋からそのまま観賞できるのが大きな特典です。混雑した観覧エリアに並ばなくても、自分たちだけの空間でゆったりとショーを楽しめるのは大きな魅力です。
同じポルト・パラディーゾ・サイドでも、「パーシャルビュー」「ピアッツァビュー」「ハーバービュー」といった種類があり、景色の見え方や体験できる雰囲気は大きく変わります。ハーバービューは料金が高めですが、それだけ港や火山を間近に感じられる価値があると評価されています。
宿泊料金はイベントシーズンや繁忙期に大きく変動し、特にハーバービューは人気が集中するため高額になることがあります(出典:オリエンタルランド公式サイト)。あらかじめ予算と体験したい雰囲気を照らし合わせて予約を考えると、満足度の高い滞在につながります。
ピアッツァビューとの違いを比較
ピアッツァビューとハーバービューは、どちらもミラコスタの人気客室カテゴリーですが、体験できる景色や雰囲気には明確な違いがあります。
ピアッツァビューは、ホテル前の広場やパークの街並みを望む位置にあり、イタリアの広場を思わせる開放感とにぎやかさを感じられるのが特徴です。イベントやショーを正面から鑑賞することはできませんが、パーク内の動きや賑わいを感じたい方には魅力的な選択肢です。

一方、ハーバービューはメディテレーニアンハーバーを一望できる位置にあり、昼は港町の風景、夜はライトアップされた幻想的な景色を堪能できます。特にショーの際には、客室やバルコニーから演出を楽しむことができるため「泊まれる特等席」とも呼ばれます。ただし、同じハーバービューでも位置や階層によって視界の広さや角度が変わり、見え方に差が生じる点は注意が必要です。
ピアッツァビューは比較的リーズナブルに設定されており、ハーバービューは需要の高さから料金が上がりやすい傾向にあります。
項目 | ハーバービュー | ピアッツァビュー |
---|---|---|
景色 | 港や火山が中心 | 広場や街並み中心 |
ショー | 臨場感が高い | 見え方は部屋による |
価格 | 高め | 抑えめ |
向く人 | ・窓からの景観に妥協したくない人 ・部屋で過ごす時間を長くとりたい人 | ・少しでも価格を抑えたい人 ・パーク中心で過ごすたい人 |
どちらも良さがあるので、旅行の目的に合わせて選ぶのがいいでしょう。
当たり部屋はあるの?
ミラコスタの客室選びでよく話題になるのが「当たり部屋」という表現です。これは、同じカテゴリーであっても部屋の位置や角度によって見える景色や体験が大きく変わるためです。
たとえば、ハーバービューの中でもハーバー中央に近い部屋は、ショー全体を正面に近い形で楽しめるため「当たり」と言われやすい傾向があります。反対に、端寄りや低層の部屋では一部の演出が見えにくいことがあり、その場合は「はずれ」と評されることがあります。ただし、低層ならではの迫力や音響の近さを魅力と感じる方も多く、同じ部屋でも感じ方は大きく異なります。

また、ピアッツァビューやヴェネツィア・サイドでも「運河を眺められる」「広場の雰囲気が楽しめる」といった評価があり、これを当たりと考える方もいます。要するに、当たりかどうかは一概に決められるものではなく、宿泊者がどのような体験を求めているかによって変わります。事前に自分たちの優先順位を整理しておくことで、どの部屋を選んでも納得して楽しめる可能性が高まります。
ミラコスタのハーバービュー「はずれ部屋」の噂に惑わされない視点
- スーペリアルーム(ハーバービュー)の位置を確認
- ハーバービューの値段の目安とその価値
- ミラコスタ予約のコツと空室状況
- リクエスト活用で希望に近づける
- ミラコスタのハーバービューの「はずれ部屋」について総括
スーペリアルーム(ハーバービュー)の位置を確認

スーペリアルーム(ハーバービュー)は、ミラコスタの中でも予約競争率が高い人気カテゴリーです。部屋の位置はポルト・パラディーゾ・サイドにあり、ハーバーを正面からまたは斜めから望むことができます。広さは37〜40㎡で、定員は3〜4名。ベッド構成はツインが基本で、トランドルベッドやソファベッドを利用して4名対応になる場合があります。
部屋の位置によって眺望の印象は大きく変わります。中央寄りの高層階は、ショー全体を見やすく非常に人気があります。一方で、端の部屋や低層階は、建物や演出機材により視界が一部制限されることもあります。ただし、その分、音やキャラクターの動きが近く感じられる臨場感は特別で、好みが分かれるポイントです。
このカテゴリーは、スタンダードタイプとスペチアーレ・ルーム&スイートの両方に存在し、後者はラウンジ利用や朝食特典が付いている点が大きな違いです。価格は繁忙期やイベントシーズンには高騰しやすく、特に中央寄りの位置は予約が難しくなります。そのため、予約開始日に合わせて公式サイトを確認することが、希望の部屋を確保するうえでの大切な行動になります。
ハーバービューの値段とその価値

ミラコスタの中でも一番人気といえるのがハーバービューのお部屋です。その分、料金は他の部屋より高めに設定されています。たとえば、スーペリアルーム(ハーバービュー)は1泊あたりおよそ8万円前後からで、イベントシーズンや連休などの混雑期には12万円を超えることもあります。さらに、バルコニールームやテラスルームのような特別なお部屋では20万円以上になることもあります。
部屋タイプ | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
スーペリア | 室内から鑑賞できる | バランス重視 |
バルコニールーム | 外に出て臨場感を味わえる | 迫力を楽しみたい人 |
テラスルーム | 椅子やテーブルでゆったり | 特別感を求める人 |
スイート | 広さや設えも特別 | 全てにこだわりたい人 |
値段が変動する一番の理由は「需要」です。夏休みやクリスマス、ハロウィンといったイベントシーズン、さらに週末や祝日には予約が集中し、料金がぐっと上がります。逆に平日や閑散期は比較的手の届きやすい価格になるので、時期を選べばお得に泊まれるチャンスもあります。
料金が高いぶん、その価値をどう感じるかが大切です。お部屋にいながら港町の景色を一日中楽しめたり、混雑を避けてショーを自分たちだけの空間で観られるのは、他では味わえない特別な体験です。宿泊というより「思い出に投資する時間」と考えると、金額以上の満足感を得られる方も多いでしょう。
ミラコスタ予約のコツと空室状況
ミラコスタはとても人気のホテルなので、希望するお部屋を予約するのはなかなか大変です。特にハーバービューやバルコニールームは競争率が高く、予約開始直後に埋まってしまうこともあります。
予約の基本は、公式サイトでの予約開始日時をしっかり押さえることです。宿泊日の4か月前の同日11時から予約がスタートするため、このタイミングでアクセスするのが一番の近道です。もし取れなかった場合も諦めず、キャンセル状況をこまめにチェックするのがおすすめです。特に宿泊日の1〜2週間前はキャンセルが出やすい傾向にあります。
また、旅行代理店の販売枠や特典付きの宿泊プランなど、公式サイト以外のルートをチェックするのも有効です。思わぬタイミングで空きが見つかることもあるので、複数の方法で探すとチャンスが広がります。
>>ホテルミラコスタの空室状況を確認する空室状況は常に動いているので「一度満室になったから無理」と思わず、定期的にチェックすることが大切です。粘り強く探すことが、理想のお部屋を確保する一番のコツです。
リクエスト活用で希望に近づける
希望通りのお部屋を確保するには「リクエスト」を上手に活用するのもポイントです。予約時やチェックイン前にホテルへ希望を伝えることで、可能な範囲で対応してもらえることがあります。
リクエストの例としては「高層階がいい」「ハーバーの中央寄りの部屋が希望」「静かな部屋を希望」などがあります。ただし、これはあくまで“お願い”なので、必ず通るものではありません。混雑状況や他の予約の関係で叶わないこともあるため、期待しすぎず伝えておくくらいの気持ちがちょうどいいです。
伝え方のコツは、希望をできるだけ具体的にすることです。「景色がいい部屋」というよりも「ハーバー中央寄りの高層階」といった形で伝えるほうがホテル側も調整しやすくなります。また、たくさん要望を出すよりも「これだけは外せない」というポイントを一つに絞った方が、希望に近づける可能性が高まります。
リクエストを出したからといって必ず希望が通るわけではありませんが、伝えておくことで満足度の高い滞在にぐっと近づけます。
まとめ: ミラコスタ ハーバービュー はずれ部屋をどう楽しむか
- 2345号室は近さと4人利用に便利で評価が分かれる
- 外れと決めつけず自分の優先ポイントを考える
- 正面性と迫力は両立しにくく選択が大切
- ハーバービューとピアッツァビューはどちらも魅力的
- 当たり部屋と感じる条件は人によって違う
- 端部屋は遮るものが入りやすいので注意
- スーペリアは位置次第で大きく印象が変わる
- バルコニーやテラスは臨場感を楽しみやすい
- 料金は体験価値に直結するので比較を意識する
- 予約開始直後の準備でチャンスを広げられる
- 空室は直前や特定のタイミングで動きやすい
- リクエストは具体的に伝えて考慮を期待する
- 記念日利用は雰囲気づくりに効果的
- 2345号室も目的次第で大満足できる部屋になる
- 最後は景色より一緒に過ごす時間を楽しむこと
管理人からのひとこと
ミラコスタのハーバービューについて、どうしても「当たり部屋」「はずれ部屋」という話題が出てきますよね。特に2345号室は「はずれ」と言われがちですが、実際にはとても素敵なお部屋です。窓からの景色や部屋の雰囲気は、他では味わえない特別なものがあります。
結局のところ、「外れ部屋」かどうかは人それぞれの感じ方次第です。大切なのは、誰と一緒に過ごすか、どんな時間を楽しむかということ。ハズレだ当たりだと悩むよりも、目の前にいる大切な人と過ごす時間を思い切り楽しんでください。その時間こそが、最高の思い出になるはずです。
ミラコスタはどのお部屋にも魅力があります。せっかくの滞在だからこそ、心から楽しんで「ここに泊まれてよかった」と思えるひとときにしてくださいね。