ディズニーに行く予定の日が「雨予報」と聞くと、思わずテンションが下がってしまいますよね。「せっかく楽しみにしていたのに…」と落ち込んでしまう方も多いと思います。でも安心してください!雨の日でも、しっかり準備を整えておけば、ディズニーはむしろ特別な体験ができる最高の一日に変わります。
この記事では、私自身が何度も「雨ディズニー」を体験し、そこで感じたことや失敗から学んだことをすべてまとめました。持ち物や服装の工夫、実際に役立ったアイテムから「これは失敗だった…」という反省点まで、リアルな経験を徹底的に解説しています。
かなりの長文になってしまいましたが、「ディズニーに行く日が雨でがっかりしている方」「どうにか雨でも楽しみたいと思っている方」にとって、必ず役立つ内容になっています。この記事を最後まで読んで、雨だからこそ味わえるディズニーを一緒に楽しみにしていきましょう!応援しています!
雨のディズニーは最悪なの?

ディズニーに行く予定の日が雨予報だと、テンションが一気に下がってしまいますよね。「せっかくのディズニーなのに…」とがっかりしている方も多いかもしれません。でも、心配しなくても大丈夫です!しっかりと準備さえしていれば、雨の日でもディズニーは思いきり楽しめます。
まず、泊まりで行く方にとっては、仕事の休みの調整やホテルのキャンセル料のことを考えると、簡単に予定変更なんてできませんよね。私自身も「もう行くしかない!」という状況で何度も雨のディズニーを体験してきました。
その中で感じたのは、たとえ雨が1日中降り続いていたとしても、ちゃんと雨対策をしていけば、パークでの楽しさは晴れの日に劣らないということです。もちろん、空はどんより曇っていて、雨具が必要だったりと不便な面もありますが、雨だからこそ得られるメリットもあるんです。
最初に、雨ディズニーを経験してきたからこそ実感できた、ディズニーは雨でも楽しめる理由や、雨だからこそ得られるメリットについてご説明しますね。
雨でもディズニーを楽しめる理由や雨のメリット
①雨でもアトラクションは動いている
雨の日のディズニーで、まず最初に知っておいてほしいのは「アトラクションは基本的に動いている」という点です。公式情報によると、東京ディズニーランド・ディズニーシーのアトラクションの約4分の3は屋内型。つまり、雨の影響を受けずに楽しめるアトラクションがたくさんあるのです。
多くの屋内アトラクションでは、体験中はもちろんのこと、待機列も屋根がある場所が多いため、傘やカッパをいちいち出さずに済みます。屋外アトラクションの中にも屋根付きで多少の雨をしのげるものがあり、レインコートなどを着用すれば問題なく楽しめるケースも少なくありません。
また、ショーやパレードも雨の日だからといって全て中止になるわけではありません。内容が一部変更されることはあるものの、小雨程度なら実施されることもあり、観覧できるチャンスは十分にあります。ただし、大雨や雷、台風の接近といった安全面に関わる天候の場合は、パーク全体が閉園になることもありますので、その点だけは事前に確認が必要です。
このように考えると、雨でもディズニーでやりたいことの多くは実現できるのです。特に、「パレードの完全版を見るのが最大の目的!」というような特別なこだわりがなければ、雨でも十分に楽しめます。多くの一般的な遊園地では、雨が降るとアトラクションが休止になることも珍しくありませんが、ディズニーはその点で大きく違います。
②パークは雨でも快適に過ごせるように考えられている

ディズニーリゾートは、雨の日でもゲストが快適に過ごせるよう、設備や運営が非常に細やかに設計されています。そのため、雨に見舞われても「なんだかんだ快適だった」と感じる方が多いのも納得です。
例えば、アトラクションでは傘の置き場所がしっかり確保されていたり、キャストさんが「傘は足元にお願いします」といった案内をしてくれたりと、雨ならではの動線管理がきちんとされています。さらに、パーク内のいたるところに屋根付きの通路や休憩スポットがあります。
他の観光地では、急な雨に対応できずに不快な思いをすることもありますが、ディズニーの場合は雨を前提とした「おもてなし」が行き届いているため、天候が悪くてもストレスを最小限に抑えて楽しむことができます。
③混雑度が晴れの日より減る(可能性が高い)

雨の日の大きな魅力の一つに、混雑の緩和が挙げられます。天気が悪いとキャンセルする人が一定数いるため、結果としてパーク内のゲスト数が減りやすくなるのです。特に、日帰り予定だった方が行くのを断念するパターンが多い印象です。
人が少ないと、アトラクションの待ち時間が短くなったり、ショーの抽選が当たりやすくなったりと、好循環が生まれます。レストランやフードワゴンの混雑も和らぐため、ゆっくり食事を楽しめるのも嬉しいポイントです。実際、私が雨の日に行った時には、人気のあるショップやアトラクションでも比較的スムーズに利用でき、予想以上に多くの体験ができました。
さらに、時間が経つにつれて雨に濡れたゲストが帰ってしまうため、夕方以降はさらに空いてくる傾向があります。こうした状況をうまく活かせば、パークを思いっきり満喫できる一日になるはずです。
ただし、人気のイベント開催日などでは「雨でも混んでいる」というケースもあるため、あらかじめ混雑予想などを確認しておくと安心です。
④雨の日しかできないパーク体験がある

雨のディズニーには、晴れの日には味わえない特別な体験がいくつもあります。その一つが、公式レイングッズを身に着けて歩くパーク内の散策です。カラフルなレインポンチョや傘を使っているゲストさんもいて、雨の日ならではのフォトジェニックな光景が広がります。
特に夜になると、地面が雨に濡れて鏡のようになり、パーク全体のライトアップが幻想的に映えます。まるで物語の中に入り込んだかのような、非日常感を味わえる瞬間です。
また、ディズニーランドでは雨の日限定のミニパレード「ナイトフォール・グロウ」が実施されることもあります。通常のパレードとは異なる、しっとりとした雰囲気の演出は、まさに雨の日だからこそ見られる特別なもの。さらに、「ジャングルカーニバル」や「アブーズ・バザール」では、雨の日限定の参加賞が用意されることもあるため、運が良ければちょっとしたお得感も味わえます。
初めて訪れる方にとっては、やはり晴れの方が理想的かもしれませんが、少しでも雨のメリットを知っておくことで、気持ちに余裕が生まれるはずです。
⑤(夏限定)涼しく過ごせる
夏のディズニーはとにかく暑いです。日差しの強い日には、パレードの待ち時間だけでも体力を消耗してしまうことがあります。私は夏の晴れた日にパークを歩くとき、常に日傘が手放せません。
そんな中、雨の日は気温が下がり、体感的にもかなり涼しく感じられます。湿度は高くなるものの、直射日光がないだけで体の負担は大きく違います。濡れても大丈夫な服装やサンダルを上手に活用すれば、むしろ快適に過ごせる場合もあります。
特に小さなお子さんや高齢の方と一緒に行く場合、炎天下よりも過ごしやすいこともあり、雨の日の方が結果的に体調を崩さずに済むというケースもあります。
このように、夏の雨は「マイナス」ではなく「自然なクーラー」くらいに捉えてみると良いかもしれません(笑)
雨予報の時どうする?雨ディズニーを楽しむために大切な考え方
ここでは、雨予報のディズニーを満喫するために、事前に考えておきたいポイントを4つに分けてご紹介します。
①濡れないための準備を全力ですること
雨ディズニーを成功させる鍵は、なんといっても「濡れ対策」です。なぜそこまで濡れないことが重要なのか?それは、体が濡れると一気に気分が萎えてしまい、寒さや不快感で早く帰りたくなってしまうからです。
雨の日のディズニーでは、時間が経つにつれてゲストの数が減り、夜には空いてくる傾向があります。その貴重な時間を快適に楽しむためには、最初から最後まで体力を温存することがとても大切。自分も濡れて帰ることになってしまっては、せっかくの空いたパークを存分に楽しむことができません。
さらに注意したいのが、濡れる原因は「空から降る雨」だけではないということ。足元の水たまりや、他のゲストの傘から落ちてくるしずく、自分が脱いだレインコートから飛ぶ水滴など、意外なところに濡れるリスクが潜んでいます。
私の経験上、特に注意して雨対策をするべきなのが、以下の6か所です。
- 靴
- ズボンの裾
- お尻
- 上着の袖
- 髪
- 荷物
この6か所を意識して対策しておくだけで、パークでの快適さが大きく変わります。特にアトラクションの座席や荷物置き場が濡れていることもあるので、お尻や荷物の防水対策は忘れずに。
パークに着いてからできる対策には限界があります。ですから、「現地でどうにかなるだろう」ではなく、事前にしっかりと準備しておくことが、雨の日を楽しむ最大のポイントになります。
②雨具をどこに収納するか考えておく
雨の日に持っていくべきアイテムを用意するのは大前提ですが、それと同じくらい大切なのが「雨具をどこに収納するか」です。これを甘く見ていると、意外とストレスの原因になります。
ディズニーパーク内では、ほとんどのアトラクションやレストラン、ショップで雨具を使用したまま利用することができません。つまり、出入りのたびに傘を畳んだり、カッパを脱いだりして、それをどこかにしまわなければならないんです。
特に小さな子ども連れのファミリーにとって、こうした一連の動作が負担になりがち。事前に「傘はどこにしまうか」「濡れたレインコートはどこに入れるか」といったシミュレーションをしておくだけで、当日の動きがとてもスムーズになります。
さらに、雨が一時的に止んだときやホテルに戻るときなど、「濡れた雨具をどうするか?」という問題もあります。ビニール袋や防水バッグを用意しておけば、まわりの荷物を濡らさずにすみますし、帰宅後も扱いやすくなります。
「どんな雨具を持っていくか」だけでなく、「使ったあとのことまで考えておく」ことが、ストレスなく快適に過ごすコツです。
③雨バージョンの計画を考えておく
雨の日は、晴れを前提に立てた計画にこだわらず、思い切って「雨の日バージョン」のプランに切り替えることが大切です。視点を変えて雨に合わせた計画を立てておけば、晴れの日と同じくらい満足度の高いパーク体験ができます。
まずやっておきたいのが、雨でも楽しめるアトラクションのリストアップ。屋内型が中心ですが、一部の屋外アトラクションも、カッパなどを着用すれば楽しめます。そして、雨に濡れやすいアトラクションも事前に調べておくと安心です。
もう一つ重要なのが「雨の切れ間の活用」。1時間ごとの天気予報をチェックし、「このタイミングで晴れたら、○○に行こう」といったプランを立てておくことで、貴重な晴れ間を無駄にせず行動できます。
また、お土産についても一工夫。雨の日は荷物が増えたり濡れたりするリスクが高いため、持ち帰りたいもの以外はオンラインショップを利用するのも賢い選択です。
小さな子ども連れであれば、なおさら計画が大切です。子どもは大人より濡れやすく、雨具の扱いにも慣れていないことが多いため、無理のないスケジュールと十分な対策で、安心して楽しめる1日にしましょう。
④休憩をしっかりとる

雨の日のディズニーでは、晴れている日以上に休憩が重要になります。なぜなら、体が濡れると体力が奪われ、思った以上に疲れやすくなるからです。
特におすすめなのは、こまめな休憩をとることで体を温め、モチベーションを回復させること。ディズニーには、見た目も味も楽しめるレストランやフードワゴンが充実しています。雨の日はゲスト数が少なくなるため、普段よりもゆったりと利用できるチャンスでもあります。
事前にレストランを予約しておいたり、季節限定のパークフードを楽しむ時間を確保しておくと、雨の日でも特別感のある体験ができます。食事の時間が「休憩兼ねたお楽しみイベント」になるように意識するのがポイントです。
さらに、もしホテルが近ければ、いったん部屋に戻って休憩するのもおすすめです。濡れた服を着替えて体を温めるだけで、後半戦がぐっと快適になります。
一日中雨が続く日は、夜になるとパークがかなり空いてくる傾向があります。その時間帯を楽しむためにも、前半で体力を使い切らず、しっかりと休憩を入れながらパークをまわることが大切です。
メインの雨具(傘・カッパなど)の選び方
雨の日を乗り切るうえで重要になるのが「メインの雨具」の選び方。傘かカッパか、自分に合ったスタイルを見つけることで、雨の日のディズニーも思いっきり楽しむことができます。
メインの雨具は傘系とカッパ系に分かれる
ディズニーで使うメインの雨具は、以下のように分類することができます。
- 傘系
①長い傘
②折りたたみ傘 - カッパ系
①レインコート
②ポンチョ
③上下セパレート型
どれを選ぶべきかは、当日の天気の強さや風の有無、同行者の年齢や人数、当日のプランなどによっても変わってきます。
自分自身の行動スタイルや家族構成などに合わせて、最適な雨具を選ぶことが、雨の日ディズニーを快適に楽しむ第一歩になります。
傘系の共通のメリット・デメリット
傘系の最大の魅力は、なんといっても「出入りのスムーズさ」と「荷物ごと雨から守れること」です。
例えば、ディズニーのパークでは、アトラクションに並ぶときやショップ・レストランに入るとき、屋内スペースでは雨具を外す必要があります。その点、傘であれば閉じるだけで済むので、カッパのように脱いで畳む必要がなく、スムーズに移動できます。特に短時間であちこち移動したいときには、とても便利です。
また、手に持つ傘は、自分だけでなく、リュックやショッピングバッグ、スマホなどの手荷物もまとめてカバーできるため、別途レインカバーなどを用意する手間が減ります。頭が濡れないのでカチューシャや帽子などパークでのおしゃれも楽しみやすいのも嬉しいポイントです。
ただし、傘系には弱点もあります。最も気になるのは「下半身の防御力が弱い」という点です。いくら上半身や荷物が濡れずに済んでも、ズボンの裾やお尻、靴が濡れてしまっては、徐々に不快感が広がってしまいます。特に座る場面では要注意で、ショーやパレードで濡れた地面に座ってしまい、お尻がびしょ濡れに…ということも。
また、傘は屋外ショーやパレード観覧時に使用できない場合が多く、後ろの方への配慮が必要です。傘を差していると子どもと手をつなぎにくいので、小さな子ども連れには少し扱いにくいかもしれません。人混みの中では、人とぶつかってしまうリスクもあるため、混雑時の取り扱いには十分な注意が必要です。
それでは、傘系の雨具「長い傘」「折りたたみ傘」について解説していきます。
傘系①:長い傘
長い傘は、雨をしっかりと防げる安心感が魅力。骨組みがしっかりしていて風にも強く、大きめの面積で体も荷物も守りやすいです。特に、小さなお子さんがいる場合、「折りたたみ傘は扱えないけど、長い傘なら使える」というケースもあると思うので、子ども連れには頼れる存在です。
一方で、傘をたたんだ後に持ち歩く必要があり、移動中やアトラクション利用時に邪魔に感じることも。雨がやんでしまった後などは特に、「これ、どうしよう…」と感じる瞬間が増えるかもしれません。また、家族全員が長傘を持っていると、手がふさがりやすくなるので、人数が多い場合には持ち運び方法も考えておきたいところです。
傘系②:折りたたみ傘
折りたたみ傘は、使わない時にはカバンに収納できるという手軽さが最大のメリット。屋内で食事や買い物をする際も、スマートに傘をしまえるので、持ち運びがしやすく動きやすいです。ディズニーで最もよく見かける雨具で、私も雨具のメインにしています。
ただし、傘のサイズが小さい分、体全体をカバーしきれず、服や荷物が濡れてしまいやすいという面も。風が強いと壊れやすい点もあるため、天候の悪化が予想される日は要注意。特に小さなお子さんには扱いにくいこともあるので、家族で使う場合は事前に練習しておくと安心です。
カッパ系の共通のメリット・デメリット
一方、カッパ系の雨具は、着ることで体にフィットし、手が自由に使えるのが大きなメリットです。
特に、ディズニーでは「雨の中でも屋外アトラクションを楽しみたい」「パレードはどうしても見たい」という方にとって、カッパ系の雨具は非常に頼りになる存在です。傘を差せないシーンでも、しっかり防御してくれるので、ストレスなく行動できます。加えて、カッパであれば両手が空くため、地図を見たり、スマホを使ったり、小さな子どもと手をつないだりするのにも便利です。
小さなお子さん連れの場合、特に重宝します。傘をうまく扱えないお子さんでも、カッパを着せておけば、ある程度しっかり体を守ることができ、親御さんの負担も軽減されます。
ただし、カッパ系のデメリットも無視できません。一番感じるのは、着脱や収納に手間がかかる点です。アトラクションやショップに入るたびにカッパを脱ぎ、濡れた状態のまま持ち歩くのは案外ストレスになります。また、前髪や顔はどうしても濡れやすく、特にメガネを使っている人には不快に感じる場面もあるかもしれません。
さらに、カッパでは荷物までは完全に防げません。大きなリュックを背負っている場合は、別途カバーを用意する必要が出てきます。ポンチョや長めのレインコートならリュックごと覆える場合もありますが、逆に中身を取り出しにくくなるという不便さも生まれます。
もう一つ見逃せないのが、ディズニーを楽しんだ後、「濡れたカッパをどうするか問題」です。家族分のカッパがずぶ濡れの状態でホテルに戻ると、乾かす場所がなくて困ってしまう…というのは、誰もが一度は経験すること。使い捨てにするか、持ち帰るか、事前に考えておいた方が安心です。
それでは、カッパ系の雨具「レインコート」「ポンチョ」「上下セパレート型」について解説していきます。
カッパ系①:レインコート
レインコートは、袖やお尻といった特に濡れやすい部分までしっかりカバーしてくれる、頼もしい雨具です。着たり脱いだりが比較的スムーズにできるので、小さなお子さんにも扱いやすく、防御力と使い勝手のバランスがとれたアイテムといえます。長靴と一緒に使えば、より安心感のある雨対策ができますし、実際にパークではレインコートを着ているゲストさんを多く見かけます。
一方で、足元のカバー力はやや控えめなので、ロングスカートやズボンの裾が濡れてしまうこともあります。特に、地面に座ってショーやパレードを楽しむときには、足元が濡れやすくなるため、対策が必要になります。
カッパ系②:ポンチョ

ポンチョは、カッパ系の雨具の中でも特に着脱がしやすく、使わない時には小さくたたんで収納できる点が魅力のアイテムです。中でも、リュックごとすっぽり覆えるタイプであれば、荷物を別でカバーする必要がなく、急な雨や軽い雨の日にはとても重宝します。荷物の防水をシンプルに済ませたい方にはぴったりですね。
ただし、防水性能という点では他のタイプのカッパに比べてやや控えめで、特に袖や足元が濡れやすくなります。そのため、肌寒い日や、長時間しっかり雨が降るような日には、少し心もとないかもしれません。メインの雨具としてよりは、「ちょっと雨が降りそうな日」や「サッと羽織れる予備アイテム」として持っておくのがおすすめです。
また、リュックを使っている方は、ポンチョを上からかぶることで荷物は守れますが、リュックの中身を取り出す際にいちいちめくる必要があり、少し使いにくく感じることもあるかもしれません。そういった点も踏まえて、自分のスタイルに合った使い方を考えてみてください。
カッパ系③:上下セパレート型のカッパ
上下セパレートタイプのカッパは、数ある雨具の中でも非常に高い防御力を持ったアイテムです。ジャケットとズボンが分かれていることで、特に濡れやすいズボンの裾やお尻周りまでしっかりと雨を防いでくれるのが大きな特長。強めの雨が予想されている日や、長時間にわたって屋外で行動する予定がある日には、頼もしい存在になります。雨の日に屋外アトラクションを積極的に楽しみたい時や、小雨の中でもパレードやショーをしっかり鑑賞したい時にも、大いに活躍してくれるでしょう。
その一方で、ズボンの脱ぎ着にはやや時間がかかるため、アトラクションやレストランなどで、こまめに着脱する予定がある場合には少し使いにくさが出てくることも。また、折りたたんでもかさばりやすいため、荷物をコンパクトにまとめたい方や、できるだけ身軽に動きたい方にとっては、ややハードルが高く感じられるかもしれません。
それでも、天気が急変して雨脚が強くなった時や、外での滞在時間が長くなるシーンでは、「これを持ってきてよかった」と感じる心強い一着になることも多いです。
雨ディズニーの靴の選び方
雨の日にディズニーに行く場合、靴選びは持ち物全体の中でも最も重要と言っても過言ではありません。レインコートや傘などの雨具で体はある程度カバーできますが、靴が濡れてしまうとその後の行動が一気に不快になりますし、足が冷えて体調を崩す原因にもなりかねません。
ここでは、雨の日におすすめの靴をタイプ別に紹介します。
①レインブーツ・長靴
最も安心感があるのが、レインブーツや長靴です。足首やふくらはぎまでしっかり覆ってくれるため、水たまりが多いパーク内でも、気にせずガシガシ歩くことができます。特にジーパンや長ズボンを履いていると、裾が濡れて不快になることがありますが、長靴であればその心配もかなり軽減されます。
ただし、普段からあまり履き慣れていない人にとっては、長距離歩いた時の疲労感や靴擦れが心配になることもあります。可能であれば、事前に少し履いて慣らしておくと安心です。また、履き口の広さや素材によって蒸れやすさも異なるため、靴下選びも工夫すると快適に過ごせます。
②防水(撥水)加工がしてあるスニーカー
レインブーツほどの防水力はないものの、歩きやすさと軽さで選ぶなら、防水または撥水加工されたスニーカーも良い選択肢です。レインブーツと比べると柔らかく歩きやすく、晴れの日でもそのまま履ける汎用性の高さが魅力です。
ただし、完全防水ではないものも多いため、大きな水たまりに入ってしまうと中まで濡れてしまうことがあります。できるだけ水たまりを避けて歩くなど、多少の注意が必要です。また、足首や裾まではカバーできないため、長ズボンの裾が濡れてしまう可能性があります。できれば短めのボトムスや、ロールアップできるパンツと組み合わせるとより快適に過ごせるでしょう。
③サンダル・クロックス
夏の雨ディズニーにおいて、意外と快適なのがサンダルやクロックスなどの濡れても気にならないタイプの靴です。防水性が高く、乾きやすく、軽量で持ち運びにも便利。旅行中の荷物が多い時には、かさばらないというメリットもあります。
例えば、ハーフパンツにクロックスのようなスタイルであれば、足元が濡れても不快感が少なく、むしろ涼しく快適に感じることもあります。ただし、気温の低い春・秋・冬には足元が冷えやすくなるため注意が必要です。夏でも、濡れた状態で冷房の効いた屋内に入ると寒く感じることがあるため、タオルや替えの靴下などを準備しておくと安心です。
また、アトラクションによっては、かかとのないタイプのサンダルでは利用しにくい場合もあります。特に小さなお子さんは、かかと付きで脱げにくいデザインのものを選ぶと安全です。靴擦れのリスクもあるので、履き慣れたものを使うのがベストです。
私の雨具・服装の組み合わせの例
雨の日のディズニーは、服装や雨具の選び方ひとつで快適さが大きく変わります。私が何度も雨ディズニーを経験した中で、「この組み合わせがいちばん快適だった」と感じたスタイルがいくつかあります。ここでは、私(わが家)が実際に使っている服装パターンを紹介します。
①基本スタイル
雨が降る可能性がある日に、まずベースとして用意しているのがこの「基本スタイル」です。
- 折りたたみ傘
- 防水・撥水加工のあるスカートやパンツ
- 撥水機能がある上着
- レインブーツ
→(夏場であれば)濡れても気にならないサンダル。
このスタイルのポイントは、「いつでも柔軟に動ける」こと。折りたたみ傘があれば急な雨にも対応できますし、撥水性の高い素材の服を選ぶことで、小雨程度であれば傘がなくても快適に歩けます。
靴は特に重要で、水たまりや濡れた地面を気にせず歩けるレインブーツがあると、足元のストレスがぐっと減ります。夏場はレインブーツの蒸れが気になるので、通気性の良いサンダルに切り替えることもあります。
②カッパを着たまま乗れる屋外アトラクションに乗る時
雨の日でも楽しめる屋外アトラクションの中には、「カッパを着たまま乗ってOK」というものもあります。そんな時には、基本スタイルの上にレインコートや上下セパレート型のカッパを重ねて対策を強化します。
コツは、カッパを脱ぎ着するタイミングをできるだけ減らすこと。たとえば、カッパを着たまま乗れるアトラクションを事前にリストアップしておき、それらを集中して連続で回るようにすれば、効率も快適さもアップします。濡れたカッパを頻繁に出し入れするのは意外と手間なので、ひと通りアトラクションを楽しんだ後にカッパをたたんで、再び基本スタイルに戻る、という流れが我が家の定番です。
また、上下セパレートタイプのカッパは特に防御力が高く、座席が濡れているアトラクションでも安心して座れます。寒い季節には防寒にもなり、一石二鳥です。
③雨の中でパレード・ショーを鑑賞するとき
雨の日でも一部のパレードやショーは実施されることがあります。特に「ナイトフォール・グロウ」のような雨限定の演出が見られることもあり、幻想的なひとときを楽しみにしている人も多いと思います。その際に使っている装備が、「レインコート(または上下セパレート型のカッパ)」と「大きなビニール袋(いわゆるゴミ袋)」です。
鑑賞中は傘がさせないエリアが多いため、レインコートで全身を覆うことが前提です。荷物については、大きめのビニール袋に入れておくことで、雨や地面の水から守ることができます。
待機中は傘を使って雨をしのぎ、パレードが始まる直前で傘をたたんでカッパに切り替える、という流れがスムーズです。なお、ショーやパレードを観るために長時間同じ場所で待機することになるため、服が濡れて体が冷えないように、重ね着や防寒対策も忘れずに。
雨の日におすすめのアイテム・実際に役立ったアイテム
雨の日のディズニーを快適に過ごすためには、「濡れない準備」と「冷え対策」がとても大切です。実際に何度も雨の日ディズニーを経験した中で、「これは本当に持ってきてよかった!」と感じたアイテムを、厳選してご紹介します。
現地での過ごし方や行動パターンに合わせて、あなたなりの組み合わせを考える参考にしてみてください。
防水(または撥水)サコッシュ
雨ディズニーでの小さなストレスを解消してくれる、まさに縁の下の力持ち。それが防水・撥水素材のサコッシュです。雨の日にバッグの中から物を取り出すのは意外と手間がかかり、濡れた手で探しているうちに中身まで濡れてしまうこともあります。
サコッシュを使えば、チケット、スマホ、小銭入れなど頻繁に使うアイテムをすぐに取り出せるうえ、肩からかけていれば両手もふさがらず行動がスムーズになります。特に、リュックや大きなバッグをロッカーに預けてアトラクションを回るときは、このサコッシュが大活躍。雨の日はもちろん、晴れの日にも使える万能アイテムです。
モバイルバッテリーを入れる防水ポーチ
ディズニーでは、屋外での待機時間や水を使うアトラクションが多いため、精密機器を守る対策がとても大切です。特にスマートフォンとセットで必須になるモバイルバッテリーは、濡れると一気に使えなくなるリスクがあるため、防水ポーチでの保護をおすすめします。
私は下の防水ポーチにケーブルも一緒に入れて、サッと取り出せるようにしています。ジップロックでも代用可能ですが、クッション性がなく破れやすいため、防水ポーチの方が安心です。
防水(または撥水)アウター
気温が不安定な雨の日には、サッと羽織れる防水・撥水アウターがあるととても重宝します。肌寒さを感じたときの防寒としても優秀ですし、急な雨からも体を守ってくれる優秀な一枚。コートほど重くなく、動きやすさも確保できるので、1日中歩き回るディズニーでも快適です。
特に朝晩の冷え込みや、建物内の冷房などで体が冷えると感じる場面では、撥水アウターがちょっとしたお守りのような存在になります。
防水(または撥水)ズボン・スカート
見落としがちですが、足元の防水対策も非常に大切です。どんなに上半身をしっかり守っていても、ズボンやスカートが雨を吸ってしまうと、足元からどんどん冷えていきます。
特に雨予報で1日の半分以上が雨になりそうな日は、防水・撥水加工のあるボトムスを選ぶことで、快適さが大きく変わります。濡れてもサッと払えば水滴が落ちる素材のズボンやスカートなら、長時間のパーク滞在でも体温を奪われずに済みます。
防水(または撥水)スカートは、機能的で、さらにディズニー感を損なわないのでおすすめです。私は、雨の日にパークのキャストさんが着ているの見て、自分も使うようになりました。
防水バッグ
濡れた傘やレインコート、タオルなどを収納できる防水バッグは、雨ディズニーでは間違いなく活躍します。特に、濡れたものをそのまま他の荷物と一緒に入れると、全体が湿ってしまい不快になることも。
私は、下の防水バッグセットを使っています。「小サイズ」は、アトラクションやレストランに入るときに濡れた傘をサッと入れられて便利。「大サイズ」は、家族全員分の濡れたカッパを入れて、圧縮して持ち運びすることができます。使わないときはコンパクトに折り畳めるので、荷物の邪魔にもなりません。本当に便利ですよ。
ジップロック(大・中・小)
雨の日の細かい荷物整理に欠かせないのが、サイズ違いのジップロック。特にカメラやモバイルバッテリー、替えのマスクや着替えなど、「濡れたくないもの」専用に個別に分けておくと安心です。
濡れたレインコートをそのまま入れておくのにも便利ですし、口をしっかり閉じれば他の荷物に水がつく心配もありません。100円ショップなどでも手軽に手に入るので、ぜひ複数枚用意しておきましょう。
ただし、ジップロックは防水バッグに比べて破れやすいので、少し注意が必要です。
ビニール袋(大・中・小)
ジップロックよりもラフに使いたい時には、ビニール袋が活躍します。大サイズのビニール袋(いわゆる「ゴミ袋」)は、ショーやパレードを待つ時の荷物カバーとしても便利。
雨でぬいぐるみやお土産を濡らしたくない時、濡れたタオルをバッグにしまいたい時など、使い道はいろいろ。サイズごとの袋があるととても便利ですよ。
着替え
万全に雨対策をしても、想定外の濡れ方をしてしまうことがあります。そんな時のために、着替えを1セット持っていると心の安心感がまるで違います。
特に雨の日は気温が高めでも体感温度が下がりやすいため、濡れた服をそのまま着ていると冷えてしまうことも。バッグの中で濡らさないように、ジップロックやビニール袋に入れておくとより安心です。
リュックカバー、バッグカバー
リュックを背負って行動する場合、傘だけでは守りきれない場面が多くあります。そんな時に心強いのが、防水性のあるリュックカバー。アトラクションでは荷物を足元に置くことも多いため、床の濡れからも守ってくれます。
ただし、カバーをつけると荷物の出し入れが不便になるため、頻繁に使うものはサコッシュに分けておくと快適に過ごせます。また、大雨の時には背中との間から水が染み込んでしまうこともあるため、過信しすぎず、全体的な防水対策の一部として使うのが◎。
カイロ
「雨の日は寒い」と感じるのは、濡れたことで体温が奪われてしまうから。そんな時、貼るタイプや持ち歩きタイプのカイロがあると、思った以上に助けられます。気温が高い日でも、冷房の効いた屋内施設で濡れた体が冷えてしまうこともあるので、暑くなければ1〜2個バッグに入れておくと安心です。
体温計
特に子ども連れの場合、急に「ちょっと寒そう」「元気がないかも?」と感じることがあるかもしれません。そんな時に体温計があれば、正確に体調を把握でき、今後の予定をどうするか判断しやすくなります。コンパクトな電子体温計であれば荷物にもなりませんし、「もしも」の時の安心感に。
雨の日に使いにくかったアイテム・失敗したこと
実際にパークに持って行ってみて「これは失敗だった…」と感じたアイテムを振り返ると、見落としがちなポイントや予想外の弱点が見えてきます。
以下では、私が実際に経験した失敗や注意点をもとに、使いにくかったアイテムとその理由を具体的にご紹介します。(あくまで「私が使いにくかった」ということなので、「すべての人にとって使いにくい」というわけではないと思います!)
普通の手袋
気温の低い雨の日には、手先の冷え対策として手袋を持参することもあるかと思います。ただし、ウールや綿素材など水を吸いやすい手袋は、雨の中では逆効果になることが多いです。実際に私が持って行った手袋は、スマホでショーの撮影している間にしっかり濡れてしまい、使えなくなってしまいました。
濡れた手袋は乾きにくく、いったん水を吸ってしまうと保温性もなくなり、むしろ手が冷えてしまいます。雨の日に手袋を使いたい場合は、防水性のある素材や撥水加工された手袋を選ぶのが安心です。薄手でも、水を通さない仕様の手袋があれば、手先を快適に保つことができます。
水がしみ込む素材のエコバッグ
お土産やちょっとした荷物の整理に便利なエコバッグですが、雨の日には注意が必要です。私はナイロン系の薄手のエコバッグを使っていたのですが、気づけば中の荷物までびしょ濡れになってしまいました。傘でバッグを完全に守ることは難しく、特に肩にかけて持ち歩くタイプのバッグは雨にさらされやすいです。
もしエコバッグを使いたい場合は、防水性のある素材を選ぶか、あらかじめ荷物が濡れる前提で使いましょう。とはいえ、雨の日の買い物は最小限にとどめ、オンラインで注文するスタイルがストレスを減らせる選択肢になります。
圧縮袋に入れていた着替えやタオルがびしょ濡れに
雨の日のディズニーでは、着替えやタオルを持参しておくと安心です。私はかさばるのが嫌で、圧縮袋に入れてリュックに収納していました。ところが、いざタオルを使おうと開けてみると、中身がびっしょり濡れていたんです。リュックに浸水した雨水が、圧縮袋の中に入り込んでしまっていたのです。
この経験から学んだのは、「荷物はまとめて防水せず、小分けにして防水した方がより安心」ということです。また、圧縮袋ではなく、ちゃんとした防水ポーチやチャック付きの厚手ビニール袋に入れておく方が、雨対策としては確実だと学びました。
撥水加工のないサコッシュ
小物をサッと取り出せる便利アイテムとしてサコッシュを使っていたのですが、撥水加工のないタイプだったため、気づいたら雨でびしょ濡れに。中に入れていたスマホや財布が湿ってしまい、焦った記憶があります。
ディズニーではサコッシュが非常に便利ですが、雨の日には「撥水」や「防水」と記載のある製品を選ぶのがおすすめです。さらに、中の小物も個別にジップロックなどで保護しておけば、より安心です。
靴下の替え
「靴下が替えは持って行った方がよい」という話を聞いて、靴下の替えを持って行ったのですが、無駄に終わったことがありました。というのも、靴自体がびしょ濡れになっていたからです(笑)靴が濡れてしまっていれば、新しい靴下に履き替えてもすぐに濡れてしまいます。
足元の快適さを保つためには、靴下だけでなく靴そのものの防水性が重要です。長靴や防水スニーカーを選んでおけば、靴下の替えも「万が一」の対策として役立ちますが、靴の防水対策が不十分なままでは意味をなさないことを実感しました。
ポンチョで屋外ショーを見ていたら子どもがびしょ濡れに
ポンチョは着脱が簡単で、軽い雨の日にはとても便利なアイテムです。ただ、実際に屋外で長時間雨にさらされる場面では、防御力に限界があることを実感しました。特に子どもは足元がどうしても出てしまい、気づけば服も靴も濡れてしまっていたのです。
この経験から、雨の中でショーやパレードを鑑賞するときには、上下セパレート型のレインウェアを取り入れたり、レインコートにレインスカートを組み合わせたりと、足元までしっかり守れる工夫をするようになりました。ディズニーでは見た目の可愛さや手軽さも大切ですが、快適に楽しむためには機能性も重視して選ぶことが大事だと改めて感じました。
「カッパ+リュック+リュックカバー」でショーを見ていたらリュックの裏から浸水
「カッパ+リュック+リュックカバー」という鉄壁の組み合わせで臨んだつもりでしたが、思わぬ落とし穴がありました。ショーを見終わってリュックを開けると、中の荷物がまさかのびしょ濡れ。原因は、リュックの裏側――つまり背中とリュックの間から、雨水がじわじわ染み込んでいたことでした。
特に背中に当たるクッション部分は一度濡れると乾きにくく、翌日になってもじっとり湿ったままで、非常に不快でした。このとき初めて「リュックカバーだけでは裏側を完全に守れない」という事実に気づいたのです。
傘とリュックカバーの組み合わせなら比較的安心ですが、カッパとリュックカバーのセットは必ずしも万全ではありません。以来、私は雨の日にカッパを着てショーを見るときには、リュックごと大きなビニール袋(ゴミ袋)に入れて防水するようにしています。その一手間で安心感がまったく違うことを実感しています。
私の雨ディズニーの楽しみ方
ここでは、私が実際に体験してきた「雨ディズニーの楽しみ方」を6つご紹介します。これを知っておけば、雨の日だからこそできる体験を前向きに楽しめるはずです。
①屋内のショーをたくさん楽しむ

雨の日はパーク全体の混雑が和らぐため、抽選制のショーに当たりやすくなることがあります。もちろん外れることもありますが、どうしても見たい場合はディズニー・プレミアアクセス(DPA)を利用するのもおすすめです。
屋内のショーは天候に左右されず、快適な空間で一流のエンターテイメントを楽しめるので、雨の日だからこそ積極的に狙っていきたいポイントです。
②ショー系・シアター系アトラクションを楽しむ

ディズニーには「フィルハーマジック」「マジックランプシアター」などのように、屋内でじっくり座って楽しめるアトラクションが豊富にあります。これらは雨の影響をまったく受けないため、移動で濡れてしまった体を少し休めながら、ディズニーらしい非日常感を味わえます。
子どもから大人まで安心して楽しめるものが多いので、雨の日プランには欠かせません。
③レストラン・パークフード・ショップをゆっくり楽しむ

普段は混雑でなかなか落ち着けないレストランやフードワゴンも、雨の日は比較的空いています。ディズニーのレストランは料理のクオリティが高く、季節限定メニューや可愛いスイーツも充実しているので、雨の日こそじっくり味わうチャンスです。
特に、人気のポップコーンワゴンが空いているのは嬉しいポイント。また、ショップも混雑が和らぐため、ゆっくりグッズを見て回れるのも雨の日ならではの楽しみ方です。
④「雨が止んだ瞬間があれば乗りたいアトラクション」を考えておく
雨の中でアトラクションに乗ってもテンションは上がりますが、やっぱり雨が降っていない時にも乗りたいですよね(笑)私は以前、ちょうど雨と雨の合間にビッグサンダーマウンテンに乗ることができて、思わずテンションが爆上がりしました。
事前に「雨が止んだらこれに乗ろう」という候補を決めておくと、タイミングを逃さず楽しめます。
⑤パーク内の写真をたくさん撮る

雨の日のパークは、地面が水に濡れてライトやイルミネーションを反射し、晴れの日とはまったく違う幻想的な雰囲気になります。
特に夜は、まるで鏡の上に建物が映っているような美しい写真が撮れるのが魅力です。雨だからこそ残せる特別な一枚を探して、カメラやスマホを片手に散策するのもおすすめです。
⑥夜の空いているアトラクションを楽しむ
雨の日はゲストが早めに帰ってしまうことが多いため、夜の時間帯は驚くほど空いていることがあります。その結果、人気アトラクションでも短い待ち時間で何度も楽しめることも。
昼間に無理をせず休憩をはさみ、夜に集中して回ると効率よくパークを満喫できます。
ディズニーは雨でも楽しめるから大丈夫!持ち物の準備をしっかりと
私もこれまでに何度も「雨ディズニー」を体験してきましたが、そのたびに感じるのは「ちゃんと準備さえしておけば、雨の日でも想像以上に楽しめる!」ということです。だからこそ、「雨予報か…最悪だな」と落ち込むよりも、「雨なら雨で楽しめるらしいし、よし準備を整えて挑もう!」と気持ちを切り替えることが大事なんです。
実際に行ってみると、雨の日は人が少なくてアトラクションにたくさん乗れたり、夜になると濡れた地面にイルミネーションが映り込んでとても幻想的な景色に出会えたりと、晴れの日には味わえない特別な瞬間が待っています。雨具や防水アイテムを揃えておけば不快感も最小限にでき、むしろ「雨の日にしかできない思い出」が作れるんです。今ちょっと落ち込んでいる方も、ぜひ「雨だからこそ楽しめるディズニー」を体験しに行く気持ちで準備してみてくださいね。きっと笑顔で帰ってこられますよ!
心から応援しています!