こんにちは。Disney Magic Navi、管理人の「かおる」です。
ディズニーシーでの食事、レストランの長い列に並ぶのがちょっと大変…と感じたことはありませんか?特に家族連れだと、待っている時間ももったいないですよね。アトラクションの待ち時間ならまだしも、ごはんを買うためだけに30分以上並ぶのは、正直避けたいところ。そんな時にとっても便利なのが「モバイルオーダー」です。
でも、いざ使おうと思うと「ディズニーシーのモバイルオーダー対象店舗ってどこ?」「ファンタジースプリングスは特別なルールがあるの?」「支払い方法や使い方がよくわからない…」「もしキャンセルしたくなったらどうなるの?」など、いろいろな疑問が出てくるかなと思います。アプリの操作って、初めての時はちょっとドキドキしますもんね。
この記事では、ディズニーシーのモバイルオーダー対象店舗の一覧はもちろん、具体的な使い方から、知っておくと安心なメリット、意外と重要な席の確保のコツまで、あなたの「知りたい!」にしっかりお答えしていきます。これを読めば、あなたもモバイルオーダーを使いこなして、パークでの時間を最大限に楽しめますよ!
この記事で分かること
- ディズニーシーの全モバイルオーダー対象店舗
- ファンタジースプリングス独自の注文ルール
- スマホでの具体的な注文方法と支払い方法
- 時間短縮のメリットと席確保などの注意点
ディズニーシーのモバイルオーダー対象店舗一覧
まずは一番気になる、ディズニーシーでモバイルオーダーが使えるレストランの一覧を見ていきましょう!シーはエリアごとに特色豊かなレストランが多いので、どこが対象になっているかチェックしてみてくださいね。(2025年11月現在の情報です。対象店舗は時期によって変わることもあるので、公式サイトやアプリで最新情報を確認してくださいね!)
ファンタジースプリングスは限定店舗

ここが一番の注目ポイントかもしれません!2024年にオープンした待望の新エリア「ファンタジースプリングス」ですが、エリア内にある3つのカウンターサービスレストランは、すべてモバイルオーダー「専用」となっています。
そうなんです、これらのレストランでは、店頭のカウンターに並んで注文するということが一切できません。これはおそらく、エリア内の混雑をできるだけ緩和して、ゲストに快適な体験をしてもらうための仕組みかなと思います。なので、ファンタジースプリングスで食事をしたい場合は、もうディズニー公式アプリからのモバイルオーダーが必須なんです。
エリア自体が本当に大人気なので、もちろんレストランも大人気。パークに入園したら、「まずファンタジースプリングスのレストランのモバイルオーダーを押さえる!」というのを最優先事項にするのがおすすめです。
ファンタジースプリングスの対象店舗(3店舗)
- アレンデール・ロイヤルバンケット(『アナと雪の女王』エリア)
アレンデール城の中で食事ができる、豪華な雰囲気のレストランです。「アレンデールロイヤルセット」という、ビーフやシーフードがメインの本格的なプレートが楽しめます。内装も映画の世界そのもので、感動的ですよ! - スナグリー・ダックリング(『塔の上のラプンツェル』エリア)
映画に出てきた荒くれ者たちの酒場がテーマ。名前の通り「ダックリングドリームバーガー」など、ボリューム満点のハンバーガーがメインです。マフィンやパンケーキなどデザート系もあって、休憩にもぴったり。 - ルックアウト・クックアウト(『ピーター・パン』エリア)
ネバーランドのロストキッズたちが作った隠れ家がテーマ。チキン料理がメインで、「バターカレーチキン」や「レモンティーチキン」など、ちょっと変わった味のスナックボックスが楽しめます。ピクシーダスト・ソーダも可愛いですよ!
メディテレーニアンハーバーの店舗

パークのエントランスを抜けると広がる、美しい南ヨーロッパの港町エリア「メディテレーニアンハーバー」。ここでモバイルオーダーが使えるのは、以下の2店舗です。どちらもパーク入園口から近いので、入園してすぐや、退園間際の小腹満たしにも使いやすいですよ。
- ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ
ここは昔ワイン醸造所だった建物を改装した、雰囲気抜群のイタリアンレストランです。ピザやパスタ、ドリア、リゾットなど、本格的なメニューが比較的リーズナブルに楽しめます。もちろん、ビールやワインなどのアルコールも揃ってますよ!座席数がとても多いのも特徴で、1階、2階、そして開放的なテラス席(ハーバーはあまり見えませんが…)と、かなり広々しています。家族連れやグループでも利用しやすい、シーを代表するカウンターレストランのひとつですね。
- リフレスコス
こちらはゴンドラ乗り場の近く、要塞(フォートレス・エクスプロレーション)のふもとにある小さなスナックスタンドです。なんといっても、ここの名物は「スモーキーターキーレッグ」!あの大きくて香ばしいターキーレッグを求めて、いつも列ができている人気店です。モバイルオーダーに対応してくれたおかげで、あの列に並ばずにターキーレッグが買えるようになったのは本当に嬉しい…!ソフトドリンクも売っているので、ターキーレッグ片手に近くのベンチで一休み、なんていうのもシーらしい過ごし方かなと思います。
アメリカンウォーターフロントの店舗

20世紀初頭の活気あふれるニューヨークの街並みと、のどかな漁村ケープコッド。二つの顔を持つ「アメリカンウォーターフロント」は、対象店舗が一番多いエリアです。選択肢が多いのは嬉しいですよね!
- ケープコッド・クックオフ
ダッフィー&フレンズのホームタウン、ケープコッドにあるレストランです。メインは「プルドポーク・チーズバーガー」などのハンバーガーセット。ダッフィーの可愛いスーベニア付きデザート(クッキーサンドなど)もここで買えますよ。注意点として、このレストランは食事エリアが2つに分かれています。ひとつは「ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング!」などのショーを見ながら食事ができるエリア(ここは別途予約や待ち列が必要)、もうひとつは食事だけの通常エリアです。モバイルオーダーで受け取った商品は、ショーエリアでは食べられず、通常エリアでの利用になるので気をつけてくださいね。
- ドックサイドダイナー
大きなS.S.コロンビア号の手前、貨物倉庫を改装したという設定の、広々としたカジュアルダイニングです。天井が高くて開放感がありますよ。メニューは季節ごとに変わるサンドイッチやライスボウルがメイン。しっかり食べ応えのあるセットが多いです。タワー・オブ・テラーやタートル・トークからも近いので、アトラクションの合間に利用するのにもすごく便利です。
- ニューヨーク・デリ
ニューヨークのデリカテッセン(お惣菜屋さん)がテーマ。ここのウリはなんといっても、ボリューム満点のサンドウィッチです!一番人気の「マイルハイ・デリ・サンド」は、ローストビーフがこれでもか!と挟まっていて、大満足の一品。他にも「ルーベン・ホットサンド」など、どれも本格的で美味しいです。ビールも売っているので、サンドウィッチとビールでちょっと大人なランチもいいですね。
- ハドソンリバー・ハーベスト
タワー・オブ・テラーのすぐ近くにある、小さなワゴンタイプのお店です。ここはテラス席(というか、近くのベンチ)で気軽にスナックを楽しめます。季節によってメニューが変わることが多いですが、焼き立てのスナックやドリンクがメイン。アトラクションの合間にサッと立ち寄れるのが魅力です。
ロストリバーデルタの店舗

古代文明の遺跡が眠る、ジャングルが広がるエリア「ロストリバーデルタ」。ここでは、探検家気分でワイルドなメニューが楽しめるレストランが対象です。
- ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ
ここは伝説の黄金郷(エルドラド)を探す探検家たちが集う酒場、という設定のレストラン。「スパイシースモークチキンレッグ」や「ポークライスロール」、さらにはランドでおなじみの「ギョウザドッグ」やチュロスまで、シーの人気スナックが勢揃いしているのがすごいところ!もちろん、しっかり食べられるセットメニューもありますよ。スパイシーなメキシカン系の料理や、ビール、カクテルも豊富なので、休憩にも食事にも使えます。
- ユカタン・ベースキャンプ・グリル
こちらは遺跡の発掘隊のベースキャンプをイメージしたレストラン。名前の通り、お肉やお魚のグリル料理が自慢です。「チキンのオーブン焼き」や「サーモンのオーブン焼き」など、スモークの香りが食欲をそそる本格的なプレートが楽しめます。デザートには「リトルグリーンまん」も。ジャングルに囲まれた広い座席で、ゆったり食事できるのがいいですね。
- ユカタン・ベースキャンプ・グリル(テイクアウトカウンター)
上記レストランの一角にある、モバイルオーダー限定のテイクアウト専用カウンターです。本体のレストランとは別で、スナックなどを素早く受け取りたい時に特化しています。営業時間が本体のレストランより短い場合があるので、アプリで時間を確認してから注文してくださいね。
他エリア(アラビアンコースト・マーメイドラグーン等)
もちろん、他のエリアにもモバイルオーダー対象の人気レストランがありますよ!
- カスバ・フードコート(アラビアンコースト)
『アラジン』の世界、エキゾチックなアラビアンコーストにある宮殿のカレーレストランです。ここの本格的なインドカレーはファンも多いですよね。一番人気は、中辛のビーフカレーと甘口のシュリンプカレーが両方楽しめる「コンビカリー(タンドリーチキン添え)」。焼きたてのナンも最高です!中庭風の広い客席が特徴で、異国情緒を楽しみながら食事ができます。
- セバスチャンのカリプソキッチン(マーメイドラグーン)
『リトルマーメイド』の世界、トリトンズ・キングダム(屋内施設)の中にある海底レストランです。名前はセバスチャンですが、メニューはピザやシーフードチャウダー、ポップン・シュリンプ(サクサクのエビフライ)などがメイン。お子様メニューも充実しています。ここは完全に屋内なので、雨の日や暑い日・寒い日でも天候を気にせず快適に食事ができるのが最大の強み!ただ、平日などは営業していない日もあるので、行く前にアプリで営業状況をチェックすると安心です。
- ノーチラスギャレー(ミステリアスアイランド)
ネモ船長の潜水艦ノーチラス号が停泊する、ミステリアスアイランドにある軽食スタンドです。ここの名物といえば、そう!「ギョウザドッグ」です!以前は「リフレッシュメント・ステーション」という名前でしたが、今はここで販売されています。(ミゲルズでも買えますが、元祖はこちらのイメージが強いかも)あの細長い中華まんのようなギョウザドッグ、小腹が空いた時にぴったりですよね。モバイルオーダーでサクッと買えるのは本当にありがたいです。
ディズニーシーのモバイルオーダー対象店舗の関連情報
対象店舗がわかったところで、次は「どうやって使うの?」「支払い方法は?」「もしもの時は?」といった、具体的な使い方や知っておきたい関連情報を詳しく見ていきましょう。ここを押さえておけば、当日も慌てずスムーズですよ!
モバイルオーダーの利用方法(使い方)
「アプリで注文なんて難しそう…」と思うかもしれませんが、全然そんなことないです!使い方はとっても簡単。スマホに東京ディズニーリゾート公式アプリさえ入れておけば、誰でも利用できますよ。(※利用にはディズニーアカウントでのログインが必要です)
パークに入園したら、以下のステップで注文できます。ぜひ一緒にイメージしながら読んでみてください。
①【アプリを開く】
まずは公式アプリを開きます。ホーム画面の「プラン」というところにある「モバイルオーダー」のアイコンをタップします。(アトラクションの待ち時間などと同じ並びにありますよ)
②【レストランを選ぶ】

対象レストランが一覧でズラッと出てきます。ここで行きたいお店を選びましょう。この時、グレーアウトして「取得できません」と表示されているお店は、残念ながらその日のモバイルオーダー受付を終了(枠が全部埋まったか、運営休止)しています。
③【受取時間を選ぶ】

お店を選ぶと、次に「受取時間」を選ぶ画面になります。だいたい15分刻みで時間が表示されます。「12:00〜12:15」「12:15〜12:30」といった感じですね。空いている時間帯は青く表示されて選べますが、「選択不可」や「在庫なし」となっている時間帯は、すでに他のゲストの予約で枠が埋まっています。混雑時は、今すぐの時間帯は埋まっていて、2〜3時間後しか選べない…なんてこともザラにあります。
④【メニューを選ぶ】
時間を選んだら、いよいよメニュー選択です!写真付きでメニューが一覧表示されるので、食べたいものと数量を選んで「カートに追加」をタップしていきます。レジ前と違って、誰にも急かされず、じっくり写真や説明を見ながら選べるのが、モバイルオーダーの隠れたメリットだと私は思っています!アレルギー情報などもここで確認できる場合がありますよ。
⑤【注文内容を確定する】

全部カートに入れたら、注文内容の確認画面に進みます。受取時間、注文内容、そして支払い方法(後で詳しく説明しますね)を確認します。間違いがなければ「注文を確定」ボタンをタップ!
ポイント:この時点ではまだ決済されません!
「注文を確定」と聞くとドキッとしますが、この段階ではまだクレジットカード決済などは走りません。あくまで「この内容で予約しますよ」という意思表示です。なので、この後でも(ある時点までは)変更やキャンセルが可能です。
⑥【お店で商品を受け取る】

指定した受取時間(例えば「12:00〜12:15」)になったら、注文したレストランへ向かいます。お店に着いたら、アプリの「プラン」→「モバイルオーダー」の注文履歴を開き、該当の注文をタップ。そして、お店の「モバイルオーダー受取口」付近に着いたら、アプリ画面にある「商品を受け取る」というボタンをタップします!
⑦【受取カウンターへ】
「商品を受け取る」ボタンを押すと、お店側で「〇〇さんがお店に来たな」と認識され、商品の準備(最後の仕上げなど)が始まります。同時に、この時点で初めて決済が確定します。商品の用意ができると、スマホにプッシュ通知が来たり、アプリ画面が「〇番カウンターへお越しください」という表示に切り替わります。あとは指定されたカウンターに行って、キャストさんにアプリの画面(受け渡し番号が書いてあります)を見せれば、商品ゲットです!お疲れ様でした!
何度も言いますが、この「商品を受け取る」ボタンは、必ずレストランに到着してから押してください!
- このボタンを押した瞬間に決済が確定します。
- ボタンを押した後は、一切のキャンセルや内容変更ができなくなります。
もし、お店からまだ遠い場所で間違えて押してしまうと、商品はどんどん冷めてしまいますし、万が一時間内に受け取れなくても返金されません…。必ず「お店に着いて、今から受け取れるぞ」という状態で押しましょう!
支払い方法(PayPay・カード)
モバイルオーダーは、アプリ内で注文から支払いまでを完結させるキャッシュレスなサービスです。そのため、受け取りカウンターでの現金での支払いは一切できません。ここは大事なポイントですね。
じゃあ何が使えるの?というと、2025年11月現在、利用できる支払い方法は以下の4種類です。
- クレジットカード
- デビットカード
- プリペイドカード
- PayPay(QRコード決済)
クレジットカードは、JCB、VISA、Master Card、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブカードのブランドマークがついているものなら、ほとんどのカードが利用可能です。
デビットカードやプリペイドカードも、上記のブランドマークが付いていて、オンライン決済に対応しているもの(カード番号、有効期限、セキュリティコードがあるもの)であれば基本的に使えますよ。ただし、残高不足には注意してくださいね!
そして、これは本当に嬉しいニュースなんですが、2025年10月15日から、ついにスマホ決済の「PayPay」が導入されました!これは便利になりましたよね!クレジットカードを持っていない学生さんや、普段からPayPayを使っている方には朗報かなと思います。アプリの支払い方法設定画面でPayPayを選択し、連携させておけばOKです。
これらの支払い方法は、注文のたびに入力することもできますが、パークに来る前に、あらかじめ公式アプリに登録しておくことを強く、強くおすすめします!
パーク内は電波が混雑しがちですし、いざ注文しようという時にカード番号をチマチマ入力するのは結構なストレスです…。家でWi-Fi環境があるうちに、アプリの「ユーザー設定」→「お支払い方法の登録・変更」から済ませておきましょう。これだけで当日のスムーズさが格段に違いますよ!
ちなみに、交通系ICカード(SuicaやPASMO)や、PayPay以外のQRコード決済(LINE Pay、楽天ペイなど)、ディズニーの商品券や割引クーポンなどは、現在のところモバイルオーダーでは利用できませんのでご注意ください。
メリットと知っておきたい注意点

私が実際にモバイルオーダーをヘビーユースしてみて感じた、「ここが最高!」というメリットと、「ここだけは気をつけて!」という注意点を、正直にお伝えしますね。
メリット:パーク体験が劇的に変わる!
モバイルオーダーを使いこなせると、パークでの時間の使い方が劇的に変わります。私が感じる大きなメリットは、主にこの3つです。
- レジの待ち時間をゼロにできる(時間短縮)
- レジ前で焦らず、メニューをじっくり選べる
- 受け取り前なら、注文の追加や変更が簡単
最大のメリットは、やっぱり「時間の有効活用」です。お昼どきの人気レストランだと、レジにたどり着くまで30分、40分と並ぶことも珍しくありませんよね。モバイルオーダーなら、そのレジに並ぶ時間を丸ごとカットできます。
例えば、アトラクション(インディ・ジョーンズとか)に並んでいる間に、「あ、1時間後にミゲルズでランチ受け取れるように注文しておこう」とか、パレードを待っている間に「終わった後、すぐザンビーニでピザ受け取ろう」とか…。時間を立体的に使えるようになるんです。これはまさに「食のファストパス」ですよ!
次に地味に嬉しいのが、「メニューをじっくり選べる」ことです。レジ前って、後ろに人が並んでいると「早く決めなきゃ!」って焦りませんか?(笑)「えーっと、セットと単品どっちがお得…?」とか考えている余裕、あまりないですよね。モバイルオーダーなら、自分のスマホで、誰にも気兼ねなく、写真や説明文をじっくり見ながらメニューを選べます。「あ、このデザートも美味しそう」「ドリンクはこっちにしよう」と、納得いくまで吟味できる。これ、地味ですが本当に快適です。
そして、意外と便利なのが「注文の柔軟さ」です。「注文確定」した後でも、「あ!やっぱりポテトも付ければよかった…」「ドリンク1個忘れた!」なんてこと、ありますよね。カウンター注文だと、またあの長い列に並び直すなんて、考えただけでもぞっとします…。でもモバイルオーダーなら、あの「商品を受け取る」ボタンを押す前であれば、アプリから簡単にメニューの追加や数量の変更、削除ができちゃうんです!これは本当に便利。「とりあえずメインだけ押さえておいて、後でドリンク追加しよ」なんて使い方も可能です。
注意点:これを知らないと失敗するかも…
逆に、便利なサービスだからこその「落とし穴」もあります。これを知らないと、「こんなはずじゃなかった…」となりかねないので、しっかり押さえておきましょう。
- 食事どきは「今すぐ」の受け取りが難しい
- 受取時間に遅れると自動キャンセルされる恐れがある
便利な反面、一番の注意点は「食べたい時にすぐ食べられない」可能性があることです。「お腹すいたな、今からモバイルオーダーで頼もう」と思っても、希望の時間帯が空いているとは限りません。特にランチピーク(11:30〜13:30頃)やディナーピーク(17:30〜19:30頃)は注文が殺到します。私が12時過ぎにアプリを開いたら、一番早い受取時間が13:45だった…なんてことも普通にあります。
「今すぐ食べたい!」には対応できない可能性が高いです。対策としては、食事をしたい時間の、最低でも1時間前(混雑日は2〜3時間前)には注文を済ませておくこと。私は、パークに入園したらすぐに、まずお昼ごはんのモバイルオーダーを押さえるようにしています。
次に怖いのが、「受取時間への遅刻」です。例えば「14:00〜14:15」の枠で注文した場合、その時間内にレストランに行って「商品を受け取る」ボタンを押す必要があります。もし、アトラクションが思ったより長引いたり、ショーに夢中になったりして、指定時間を大幅に過ぎてしまうと、その注文は自動的にキャンセル扱いになってしまうことがあります。キャンセルされた場合、決済はされないので金銭的な損はありませんが、もちろん食事も提供されません。「ごはん食べっぱぐれた…」とならないよう、移動時間も考慮して、余裕を持った時間帯を選ぶことが大切です。
席の予約はできる?確保のコツ

ここ、本当に多くの人が誤解しがちな、最大の注意点かもしれません。よーく聞いてくださいね。
モバイルオーダーは、「料理の注文」をスムーズにするためのサービスであって、「レストランの座席」を予約・確保するものでは一切ありません!
どういうことかというと、モバイルオーダーで商品はスムーズに受け取れたとしても、お店が混雑していれば、店内が満席で座る席がどこにもない…という事態が普通に起こり得ます。
特に「ザンビーニ」や「ケープコッド・クックオフ」、「カスバ・フードコート」のような大型のカウンターレストランは、ピークタイムには席の争奪戦です。料理が乗った重いトレイを持ったまま、席を探してウロウロする…これ、想像するだけで辛いですよね。特にお子さん連れだと、本当に大変です。
でも大丈夫!そうならないための、確実な「コツ」を伝授しますね!私がいつも実践している、席確保のポイントは主にこの3つです。
- グループなら「席確保組」と「受取組」で分担する
- 「席確保」→「ボタンタップ」の順番を徹底する
- ランチやディナーの「ピークタイム」をずらす
まず、2人以上いるなら「役割分担」が一番確実です。一人が先にレストランに入って席を探して確保する「席確保組」になる。もう一人が、指定時間になったらお店に向かい、商品を受け取る「受取組」になる(この時「商品を受け取る」ボタンを押す)。この連携が最強ですよ!
もし一人だったり、みんなで席を探したい場合でも、「順番」が命です。お店に着いたら、トレイを持つ前に、まず席を探しましょう。無事に席を確保できたら、自分の席に荷物(貴重品以外)を置いてから、落ち着いてアプリの「商品を受け取る」ボタンをタップし、カウンターへ向かいます。これなら「料理を持ったまま立ち尽くす」という最悪の事態は100%防げます。
そもそも、その「席の争奪戦」を避ける、というのも賢い方法です。例えばランチなら11時前にするか、いっそ14時半以降にする。ディナーなら17時前にするなど、ピークをずらせば席も比較的見つかりやすくなりますよ。
キャンセル方法と返金の流れ
「急に予定が変わって、指定時間に行けなくなった!」「やっぱり別のお店で食べたくなった」…パークでは予定変更はつきものですよね。そんな時もご安心を。モバイルオーダーはキャンセルも簡単です。
ただし、ここでもあのボタンが重要になります。キャンセルの可否は、「商品を受け取る」ボタンをタップしたか、していないか、ただそれだけです。
「商品を受け取る」ボタンを押す前 のキャンセル
ボタンを押す前であれば、理由は一切問われず、ペナルティもゼロで、自由にキャンセルが可能です。
キャンセル方法はとっても簡単ですよ。公式アプリの「プラン」から「モバイルオーダー」の注文履歴を開き、キャンセルしたい注文を選びます。詳細画面のどこかに「注文をキャンセルする」といったボタンがあるので、そこをタップすれば完了です。
「じゃあ、返金はいつ?キャンセル料は?」と心配になるかもしれませんが、ご安心を。キャンセル料は一切かかりません。
そもそも「商品を受け取る」ボタンを押すまでは、決済自体が確定していません(クレジットカードの利用明細にも上がりません)。つまり、「返金処理」が発生するのではなく、単に「請求が(決済が)行われない」だけなんです。お金が引き落とされること自体がないので、返金を待つ必要もありません。これは安心ですよね。
「商品を受け取る」ボタンを押した後 のキャンセル
もうお分かりですね。「商品を受け取る」ボタンをタップした後は、いかなる理由があっても、キャンセル・変更・返金は一切できません。
ボタンタップ=調理開始=購入確定!
あのボタンは、お店に対して「私、今お店に着きました!商品を作り始めてください!」と合図を送るスイッチであると同時に、「この内容で購入します!」という最終契約のボタンでもあります。
ボタンが押されたら、お店はあなたのために商品の準備を始めてしまいます(特にフードは)。それを後から「やっぱりいらない」と言われてしまうと、その商品は廃棄するしかなくなってしまいますよね。食品ロスを防ぐためにも、このルールは徹底されています。
万が一、ボタンを押した直後に「あ!間違えた!」となっても、もう手遅れです…。その商品は責任を持って受け取り、代金も支払う必要があります。だからこそ、あのボタンは「お店に着いて、すべてを覚悟した上で」押すようにしてくださいね!
ディズニーシーのモバイルオーダー対象店舗を総括
今回は、ディズニーシーのモバイルオーダー対象店舗の一覧から、ファンタジースプリングスの特別なルール、そして具体的な使い方、支払い方法、メリット・注意点、席の確保、キャンセル方法まで、かなり詳しくご紹介しました。
情報量が多くて大変だったかもしれませんが、これだけ知っておけば、もうモバイルオーダーは怖くありません!
最初はちょっとアプリの操作に戸惑うかもしれませんが、一度使って「レジに並ばない快適さ」を体験してしまうと、もうこれなしのパークは考えられない!と思うくらい本当に便利なサービスです。
ディズニーシーのモバイルオーダー対象店舗を賢く利用して、レストランの待ち時間をアトラクションやショー、お買い物の時間にまわして、あなたの大切なパークでの1日を、めいっぱい楽しんでくださいね!
本記事の情報は記事執筆時のものです。最新情報については、必ず東京ディズニーリゾート公式サイトや公式アプリ、各種公式サイトでチェックしてくださいね。


