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ディズニーシーのショップのスタンバイパスは取れない?準備と対応策

ディズニーシーのショップのスタンバイパスは取れない?準備と対応策

こんにちは。Disney Magic Navi、管理人のかおるです。

ディズニーシーに遊びに行く方の中には、「ショップのスタンバイパスがちゃんと取れるかな」「取れない時はどうしたらいいんだろう」などと、不安になっている方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ディズニーシーのショップで発行されるスタンバイパスの基本や取り方、有料サービスとの違い、アトラクションやレストランでのスタンバイパスの位置づけまで、今のルールを整理しながら丁寧に解説していきます。

また、スタンバイパスが思うように取れないときの対処法や、実際になくなる時間の目安、複数ショップや同じショップでのスタンバイパス取得ルール、キャンセルや時間変更の考え方など、「取れない」と感じたときに役立つ具体的な行動パターンもまとめていきます。

この記事を読めば、スタンバイパスの現在の仕組みと取り方がイメージしやすくなり、当日の時間の使い方やお買い物の計画を立てやすくなるはずです。ディズニーシーでのお買い物を、できるだけストレスなく楽しむためのヒントになればうれしいです。

この記事で分かること

  • ショップのスタンバイパスの基本とルールを整理できる
  • ディズニーシーで発行されるスタンバイパスの種類を理解できる
  • スタンバイパスが取れない・なくなるときの原因と対処法がわかる
  • 複数ショップ利用やキャンセルなど細かな疑問を解消できる

ディズニーシーのショップのスタンバイパスは取れない?

まずは「そもそもショップのスタンバイパスって何?」というところから、ディズニーシーで発行されるスタンバイパスの種類や、対象ショップの確認方法、なくなる時間の目安、具体的な取り方・使い方までを順番に見ていきます。ここを押さえておくと、「本当に取れないのか」「自分はどの時間を狙うべきか」がかなりクリアになりますよ。

スタンバイパスとは?有料?無料?

プライオリティパスとスタンバイパスの違い
スタンバイパス(出典:東京ディズニーリゾート公式)

スタンバイパスは、簡単に言うと対象施設を利用するための無料の時間指定整理券です。ショップや一部施設が大混雑したときに、通常のスタンバイ列だけではさばききれないタイミングで導入されます。「人気グッズの発売日だから今日は混みそう」「このゲームはいつも行列が絶えない」というときに、列を整理してゲストが集中しすぎないように調整してくれるイメージですね。

ここがまず大事なポイントなのですが、スタンバイパス自体は有料ではなく、完全に無料のサービスです。アトラクションで使うディズニー・プレミアアクセス(DPA)のような有料の優先利用券や、プライオリティパス(無料で待ち時間短縮ができる仕組み)とは役割が違っていて、スタンバイパスは待ち時間を短くするためというより「混雑をコントロールするための整理券」と考えると分かりやすいかなと思います。

ショップのスタンバイパスを持っていると、指定された時間帯に入店列に並ぶことができます。その時間帯は、基本的にスタンバイパスを持っている人だけが入店列に並べる専用時間になっているので、「人気グッズが買えなくて店の前が大混乱…」という状態を防げるわけですね。あなたは時間を指定される代わりに、行列がカオスになりにくい環境でお買い物ができる、というイメージです。

ただし、スタンバイパスは「列に並ぶ権利」を確保する整理券なので、持っていても待ち時間がゼロになるわけではありません。人気グッズ発売日などは、スタンバイパスを持っていても入店まで30〜60分以上かかるケースもあります。ここは誤解しやすいところで、「スタンバイパス=ファストパスのようにすぐ入れる券」と思ってしまうと「話と違う!」と感じてしまうので、事前にイメージを合わせておくと安心ですよ。

また、スタンバイパスは今日・明日に限らず、発行されるかどうかが日によって変わるのも特徴です。混雑具合や新グッズの発売タイミングなどを見ながら、パーク側が「今日は必要」と判断したときにだけ発行されます。逆に言うと、いつ行っても必ず発行されているわけではないので、「今日はスタンバイパスなしで普通に入店できた」という日もあります。

こうした仕組みを知っておくと、「スタンバイパスが取れないかも…」と不安になる前に、そもそもどういう目的のサービスなのかがイメージしやすくなるはずです。まずは、「無料で混雑をならすための整理券なんだな」という感覚だけ持っておけばOKですよ。

ディズニーシーで発行しているスタンバイパスの種類

ディズニーシーで発行されるスタンバイパスは、大きく分けると次の3カテゴリがあります。どの種類が自分の行きたい場所に関係しているのかを整理しておくと、当日のプランニングがぐっと楽になりますよ。

スタンバイパスの種類
  • ショップのスタンバイパス(グッズ販売・ゲーム・カプセルトイ)
  • アトラクションのスタンバイパス(イベント時・一部期間限定など)
  • レストランのスタンバイパス(混雑時の入店整理用)

① ショップのスタンバイパス

マクダックス・デパートメントストア
マクダックス・デパートメントストア(出典:東京ディズニーリゾート公式)

今回のテーマでもあるショップのスタンバイパスは、ディズニーシーの中でも特に注目度の高い仕組みです。対象になりやすいのは、例えばこんなお店たちです。

カテゴリショップの例スタンバイパスが導入されやすい理由
グッズ販売ショップマクダックス・デパートメントストア などダッフィー&フレンズなど新商品発売時に大混雑しやすい
新エリア関連ショップファンタジースプリングス・ギフト などオープン直後は記念グッズ狙いのゲストが集中しがち
ゲームショップアブーズ・バザール など景品に限りがあり、1日の体験人数が限られている
カプセルトイショップマーメイドトレジャー(カプセルトイ)などエコバッグ系や期間限定デザインが登場すると行列になりやすい

特にダッフィー&フレンズの新グッズ発売日は、早朝から多くのゲストが同じショップを目指して入園してくるので、スタンバイパスがないと危ないレベルで混雑してしまいます。そういったタイミングで、ショップ利用を整理するためにスタンバイパスが導入されるイメージです。

② アトラクションのスタンバイパス

アトラクションについては、現在はプライオリティパスやディズニー・プレミアアクセスが中心になっていて、スタンバイパスが使われることは多くありません。ただ、イベント時や特別な混雑状況のときに、限定的にスタンバイパスが導入される可能性はあります。

例えば、新エリアのアトラクションがオープンしたばかりの時期や、期間限定イベントで特定のアトラクションに人気が集中しているときなどですね。「ショップだけじゃなくてアトラクションもスタンバイパスが必要になるかも」という頭の片隅に、少しだけ置いておいてもらえれば大丈夫です。

③ レストランのスタンバイパス

レストランについては、基本はプライオリティ・シーティング(事前予約)モバイルオーダーがメインですが、混雑が激しいレストランや、特殊な運営をしている店舗でスタンバイパスが導入されることがあります。

例えば、「ショーを見ながら食事が楽しめるレストラン」や「限定メニュー目当てのゲストが一気に押し寄せやすいカウンターサービスレストラン」などですね。席数と需要のバランスを取るうえで、スタンバイパスを使った方がスムーズだと判断されると導入される、というイメージです。

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現在スタンバイパスが必要なショップを確認する方法

ディズニーシーのパーク内の様子
撮影:Disney Magic Navi

「今日、どのショップでスタンバイパスが必要なの?」というのは、行くたびに変わるので、当日になってみないと分からない部分が正直あります。前回行ったときにスタンバイパスが必要だったショップが、次に行ったときには不要になっている…なんてことも普通にあるんですよね。

ここでは、当日の対象ショップを確認する具体的な方法を、できるだけ分かりやすくまとめていきます。「パスが必要なショップを知らないまま入園して、現地であわてる…」という状況は避けたいので、サクッとチェックの流れを頭に入れておきましょう。

基本は東京ディズニーリゾート・アプリで確認

一番分かりやすいのは、東京ディズニーリゾート・アプリのスタンバイパス画面をチェックする方法です。操作のイメージはこんな感じです。

  1. アプリを開き、「プラン」タブのスタンバイパスをタップ
  2. カテゴリから「ショップ」を選択
  3. 一覧に表示されている施設が、その日スタンバイパス対象のショップ

ここに表示されていないショップは、基本的にスタンバイパス不要で入店できると思って大丈夫です。ただし、運営状況によって急に対象外になったり、逆に途中から対象になったりするケースもあるので、「さっきまでなかったのに急に出てきた!」ということもたまにあります。

フィルター機能でスタンバイパス対象のショップを確認
フィルター機能でスタンバイパス対象ショップを確認(画像引用:公式アプリ)

また、パークマップ画面から「ショッピングバッグ」アイコンを選んで、フィルター機能で「スタンバイパス対象」を絞り込む方法もあります。マップ上で場所の位置関係が一目で分かるので、「このショップは午前中に、このショップは午後に…」と動線をイメージしながら確認したいときに便利ですよ。

オンラインショッピング画面も意外と参考になる

ショップ限定グッズやカプセルトイについては、当日のオンラインショッピング画面をのぞいてみると、対象商品や販売店舗、スタンバイパスの有無が確認できることがあります。「このグッズはどこのショップで扱っているのか」「そもそもオンラインでも買えるのか」をチェックするのに役立ちます。

オンラインショッピングの情報は、あくまで「販売店舗や商品ラインナップの目安」ですが、ショップのスタンバイパスが実施されやすいグッズや店舗を把握するのに役立ちます。「オンラインにも出ている超人気グッズ=ショップでもスタンバイパス導入の可能性高め」という視点で見てみると、少し読み解きやすくなりますよ。

公式サイトのニュース・お知らせもチェック

新グッズ発売日のスタンバイパス導入情報や、期間限定イベント中の混雑対策については、東京ディズニーリゾート公式サイトのお知らせで告知されることがあります。特に、ダッフィー&フレンズの新シリーズや、周年イベントの記念グッズなどは、あらかじめ「スタンバイパスを実施します」と書かれていることも多いです。

旅行前に時間があるときは、「行く日の前後にどんなグッズ・イベントがあるか」を公式サイトや公式SNSでざっと確認しておくと、当日の混雑イメージがかなり変わります。「これは確実に混みそうだから朝イチでアプリを開こう」「これは午後でも間に合いそう」など、優先順位も付けやすくなりますよ。

スタンバイパスがなくなる時間の目安

「何時までに取れば間に合うの?」というのは、みなさんが一番気になるところだと思います。特に、「ディズニーシー ショップ スタンバイパス 取れない」と検索している方は、「気づいたら全部終わっていたらどうしよう…」という不安が大きいはずですよね。

ここでは、あくまで一般的な目安として、ショップの種類ごとの傾向を整理しておきます。日によってかなり差が出るので「絶対この時間まで大丈夫!」と言い切ることはできませんが、目安があるだけでも計画は立てやすくなると思います。

新グッズ販売ショップの傾向

ダッフィー&フレンズや期間限定コレクションなど、新グッズを発売しているショップのスタンバイパスは、特に競争率が高いです。人気度によっては、入園前からすでに「今日はかなりの争奪戦になるな…」と予想できることもあります。

新グッズ販売ショップの傾向
  • 発売初日〜数日間
    →開園後1時間以内に発券終了するケースが多い
  • ハッピーエントリー利用者だけでほぼ枠が埋まる日もある
  • 発売開始から1週間ほど経つと、そもそもスタンバイパス自体が発行されない日も増える

たとえば、9:00開園の日だとすると、9:30〜10:00くらいの段階でほとんどの時間帯が埋まってしまうイメージです。発売初日や3連休などは、開園から数分〜十数分で「取得できません」がずらっと並ぶこともあるので、本気で狙うなら入園直後にアプリを開く前提で動いた方が安心です。

朝イチから絶対に買いたいグッズがある場合は、入園時間そのものを早める(ハッピーエントリー付きのホテルに泊まるなど)ことも検討しておくと安心感が違います。「スタンバイパスが取れなかったらどうしよう」ではなく、「どう動けば確率を上げられるか」という考え方に切り替えていくと、気持ちも少し楽になるかなと思います。

ゲームショップの傾向

アブーズ・バザール
アブーズ・バザール(出典:東京ディズニーリゾート公式)

ディズニーシーなら「アブーズ・バザール」などの有料ゲームでは、1日あたりの定員が決まっているため、スタンバイパスが使われるときがあります。景品の数やスタッフ配置の都合上、受け入れられる人数に上限があるので、その上限に合わせてスタンバイパスの枠も決まっているイメージです。

ゲーム系ショップのスタンバイパスは、お昼ごろ(11〜13時頃)までに発券終了することが多い印象です。期間限定の景品が登場しているタイミングだと、午前中の早い時間に埋まることもあります。「どうしてもこの景品が欲しい!」というときは、午前中のうちにスタンバイパスを確保するつもりで動いておくと安心ですよ。

ゲームは一度体験すると「もう1回やりたい!」となりやすいので、後半で紹介する同じショップのスタンバイパスを再度取得できる?の章も合わせてチェックしておいてくださいね。

カプセルトイショップの傾向

タワー・オブ・テラー・メモラビリア(カプセルトイ)
タワー・オブ・テラー・メモラビリア(出典:東京ディズニーリゾート公式)

カプセルトイは、ショップスタンバイパスの中でも特に競争が激しいエリアです。特に、エコバッグ系や季節限定デザインのカプセルトイが登場しているときは、SNSで話題になって一気に人が押し寄せることも多いです。

開園から1時間以内に全時間帯が発券終了してしまうことも珍しくありません。カプセルトイを絶対に回したい場合は、スタンバイパスの中でも最優先で狙うのがおすすめです。他のショップのスタンバイパスを後回しにしてでも、まずカプセルトイを押さえる、というくらいの意識でも良いかなと思います。

なお、これらの時間はあくまで「傾向」であり、日付・天候・イベントの有無などによって大きく変わります。例えば、平日の雨の日などは、同じ新グッズ発売日でも少し余裕があったり、逆に長期休み期間は通常の土日以上に早く埋まったりします。正確な発券状況は、必ず当日に公式アプリで確認してくださいね。

スタンバイパスの取り方

スタンバイパス取得の操作画面
画像引用:公式アプリ

ここからは、ショップのスタンバイパスの具体的な取り方をステップごとに整理していきます。操作自体は難しくないのですが、事前準備をしておかないと、いざというときに取り逃してしまうこともあるので、軽くイメトレしておきましょう。

事前に準備しておくこと

スタンバイパス取得のための事前準備
  • 東京ディズニーリゾート・アプリをスマホにインストールしておく
  • ディズニーアカウントでログインしておく
  • パークチケット(スマホ・紙)の情報をアプリに登録しておく
  • 一緒に行くメンバーとグループを作成しておく

特に大事なのは、チケットの登録とグループ作成を事前に済ませておくことです。これを当日の入園後にやっていると、その間にスタンバイパスの枠がどんどん減っていってしまいます。前日までに自宅やホテルで落ち着いて設定しておくと、当日かなり余裕が生まれますよ。

スタンバイパスの取り方は、基本的にチケットの認証 → 施設の選択 → 時間帯の選択という流れです。アプリを複数回立ち上げ直しているとスマホのバッテリー消費も激しくなるので、事前に充電対策もしておくと安心です。バッテリーが心配な方は、ディズニーにモバイルバッテリーはいらない?後悔しない準備のコツも参考になると思います。

アプリでの操作ステップ

実際の操作は、次のようなイメージです。

スタンバイパスの取得画面
スタンバイパスの取得画面(出典:東京ディズニーリゾート公式)
アプリでの操作ステップ
  1. アプリの「プラン」画面から「スタンバイパス」をタップ
  2. カテゴリで「ショップ」を選択
  3. スタンバイパスを取得したいショップをタップ
  4. 利用したいメンバー分のパークチケットにチェックを入れる
  5. 表示された利用時間帯の中から希望の枠を選ぶ
  6. 内容を確認して「取得」(上図)をタップ

発券が終了した時間帯は「取得できません」と表示されます。表示された時間帯が少ない=残り枠も少ないというサインなので、迷っている間に埋まってしまうこともあります。「午前か午後かどっちにするか悩む…」というときは、先に別の予定(食事やショーの時間)を決めてから、空いているところにスタンバイパスをはめていくと決めやすいですよ。

よくあるつまずきポイントと対処法

よくあるつまずきポイントと対処法

  • 「メンバーの一部だけ選択されている」
    →全員分のチケットにチェックが入っているか必ず確認
  • 「アプリが重くて進まない」
    →パーク内のWi-Fiや、電波の良い場所に移動して再操作
  • 「スタンバイパスのボタンがそもそも出てこない」
    →その日は対象ショップがないか、発券が終了している可能性が高い

スタンバイパスを取得すると、アプリのプラン一覧に予定として表示され、詳細画面からQRコードを確認できるようになります。このQRコードを使ってショップに入店していくイメージですね。プラン一覧がごちゃごちゃしてきたら、スクリーンショットを撮っておくと、家族で予定を共有しやすくなります。

スタンバイパスの使い方

スタンバイパスを無事に取れたら、次は「どうやって使うか」を確認しておきましょう。ここを理解しておけば、当日あわてずに行動できます。「せっかく取れたのに、使い方が分からなくて時間を逃してしまった…」というのはもったいないので、さらっとイメトレしておきましょう。

入店までの流れ

ショップのスタンバイパスの基本的な使い方は、次のような流れになります。

スタンバイパス使用時の画面
スタンバイパス使用時の画面(出典:東京ディズニーリゾート公式)
入店までの流れ
  1. 利用時間帯の少し前になったら、該当ショップ付近へ移動
  2. アプリのプラン一覧からスタンバイパスの詳細画面を開く
  3. 利用開始時間になるとQRコードが表示される(上図)
  4. ショップ入口付近のキャストさんにQRコードを読み取ってもらう
  5. 案内された待機列に並び、順番が来たら入店

スタンバイパスは「利用時間帯に列へ並ぶ権利」なので、時間ぴったりに入店できるわけではない点に注意してください。人気グッズの発売日などは、利用時間内に列へ並んでも、実際に入店するまでに30〜60分以上かかることもあります。「時間になったらすぐお店に入れる券」ではなく、「時間内に並び始めてくださいねという整理券」と考えておくとギャップが少ないです。

QRコード表示のタイミングと注意点

QRコードは、利用開始時間までは表示されない場合があります。「時間前なのにQRコードが出てこない!」と焦るかもしれませんが、時間になってから再度画面を開き直すと表示されることが多いです。アプリの再起動や、電波の入りやすい場所への移動も試してみてくださいね。

また、家族や友だちと一緒に行動している場合は、代表者のスマホ1台で全員分のQRコードを提示できるようにしておくとスムーズです。別々のスマホにチケットを登録している場合は、「スタンバイパスを誰のスマホで取るか」を事前に決めておくと迷いません。

遅刻・早すぎる到着に注意

利用時間帯よりもかなり早く到着しても、時間になるまでは列に並べないことが多いです。周辺で写真を撮ったり、次の予定を確認したりしながら、時間ギリギリになりすぎない程度に近くで待つイメージで大丈夫です。

逆に、利用時間を大きく過ぎてしまうと、スタンバイパスが無効扱いになる場合もあります。とはいえ、数分の前後であれば柔軟に対応してもらえることも多いので、「絶対に分単位でぴったり行かないとダメ!」と身構えすぎなくても大丈夫です。どうしても厳しそうな場合は、早めにキャストさんに相談してみてください。

スタンバイパスは施設の運営状況に応じて発行されているため、時間を過ぎての救済措置や、別時間帯への振り替えは基本的にありません。ただし、天候悪化やシステムトラブルなど、パーク側の事情で入店が難しくなった場合は、現地のキャストさんから案内がありますので、その指示に従ってくださいね。

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ディズニーシーのショップのスタンバイパスが取れない時の対処法

ここからは、いよいよ「取れないときどうする?」という実践編に入っていきます。スタンバイパスがまったく表示されないときや、狙っていたショップだけ発券終了してしまったときの考え方、複数ショップ・同じショップでの取得ルール、キャンセルや時間変更のポイントまで、失敗しやすいところを一気に整理していきますね。

取れないことはある?取れない時の対処法は?

ガッレリーア・ディズニー
ガッレリーア・ディズニー(出典:東京ディズニーリゾート公式)

結論から言うと、ディズニーシーのショップのスタンバイパスは「取れない日」や「取れない時間帯」が普通にあります。人気グッズ発売日や三連休、長期休みのピーク日などは、「がんばって早起きして行ったのに、アプリを開いたらもう発券終了していた…」という声もよく聞きます。

ただし、まったく何もできないわけではなく、できることはいくつかあります。ここでは、「なぜ取れないのか」と「それでもできること」をセットで整理していきますね。

スタンバイパスが取れない主な理由

スタンバイパスが取れない主な理由
  • そもそもその日はスタンバイパスが実施されていない
  • すでに全時間帯の発券が終了している
  • 通信環境やアプリエラーで操作がうまくいかなかった
  • グループのチケットが正しく紐づいていない

一番多いのは「気づいたときにはすでになくなっていた」というパターンです。特に新グッズ発売日だと、開園直後の数十分でほぼ埋まってしまうこともあります。また、「今日はそこまで混まないかな」と思っていた日でも、実際は予想以上に人が集まってスタンバイパスが導入され、あっという間に終了してしまう…なんてこともありえます。

通信環境も意外と落とし穴で、パーク入口付近はみんなが一斉にアプリを開くので回線が混雑しがちです。少し離れた場所に移動してから再チャレンジしたら無事に取れた、というケースもよくあるので、「つながらない=もう終わっている」と決めつけず、場所を変えて試してみてくださいね。

取れないときに試したい対処法

取れないときに試したい対処法

  • キャンセル拾いを狙う
    →定期的にアプリを更新し、復活枠がないかチェックする
  • 時間帯を柔軟にする
    →「この時間しか無理」をやめて、空いている枠を優先する
  • 他の日・他のショップに切り替える
    →同じグッズが別ショップやオンラインで手に入らないか確認する
  • オンラインショッピングを活用
    →在庫があれば、当日アプリから購入できることもある

キャンセル拾いについては、毎時ちょうどのタイミング(例:14:00、15:00)などでキャンセルが一気に反映されることがあると言われています。お昼ごろや夕方は、予定変更でキャンセルするゲストも増えるので、こまめにアプリを見ているとポンっと枠が復活することもあります。

とはいえ、これはあくまで「傾向レベル」の話なので、「必ず復活する」と期待しすぎると疲れてしまいます。「復活していたらラッキー」くらいの気持ちで気軽にチェックするのが、精神的にも一番楽かなと思います。

どうしてもその日・そのショップでしか買えないグッズの場合は難しいですが、似たようなコンセプトのグッズが他のショップにある場合も多いです。オンラインショッピングで在庫があればそちらを利用するのも一つの手ですし、「デザインの雰囲気が近い別グッズを選ぶ」というのも素敵な思い出になりますよ。

ここで紹介した時間帯や傾向は、すべて一般的な目安です。実際の発券状況や在庫状況は、必ず東京ディズニーリゾート公式サイトや公式アプリで最新情報を確認してください。また、特定のグッズ販売方法や個数制限などの詳細ルールは、その時々で変わることがあるので、現地のキャストさんの案内を最優先にしてくださいね。

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複数のショップのスタンバイパスは取得できる?

アーント・ペグズ・ヴィレッジストア
アーント・ペグズ・ヴィレッジストア(出典:東京ディズニーリゾート公式)

「このショップもあのショップも行きたい!」というときに気になるのが、複数ショップでスタンバイパスを取れるのかというポイントですよね。特に、ダッフィーグッズ・カプセルトイ・ゲーム…と、行きたい場所が多い日ほど、ルールを知らないと「なんで取れないの?」と混乱しがちです。

別々のショップは「時間条件つき」で取得可能

基本的なルールとして、ショップAのスタンバイパスを取ったあと、ショップBのスタンバイパスを取るには、少し時間を置く必要があります。イメージしながら、ゆっくり読み進めてみてくださいね。

ショップAの次にショップBを取得できるタイミング
  • ショップAのスタンバイパスを取得してから120分後
  • ショップAのスタンバイパスの「利用開始時間」

上の2つのうち、早い方の時間を過ぎると、ショップBのスタンバイパスが取得可能になります。

さらに、「前回の取得から60分が経過していること」が条件として加わるケースもあるので、「最低でも1時間は空けないと次のショップパスは取れない」くらいのイメージを持っておくと安心です。

例えば、10:00にショップAのスタンバイパスを取得して、利用開始時間が11:30だとします。この場合、

  • 取得から120分後 → 12:00
  • 利用開始時間 → 11:30

なので、11:30以降にショップBのスタンバイパスが取れる、ということになります。もし利用開始時間が13:00だった場合は、早い方の「12:00(取得から2時間後)」が基準になるイメージですね。

複数ショップを狙うときのプランの立て方

複数のショップを狙うときは、「どのショップを最優先にするか」「どの組み合わせなら現実的か」を決めておくことが大切です。

  • 最優先
    →新グッズ販売ショップ(早くなくなりやすい)
  • 次点
    →カプセルトイショップ(人気度によっては最優先に格上げ)
  • その次
    →ゲームショップ(お昼ごろまでに確保できれば◎)

例えば、「朝イチでダッフィーグッズのショップAを確保 → 2時間後にカプセルトイのショップB → さらにそのあとゲームショップC」というように、ざっくりタイムラインを描いておくと、「いつ頃アプリを開いて次のスタンバイパスを狙えばいいか」が分かりやすくなります。

ショップのスタンバイパスはアトラクションとは別枠

うれしいポイントとして、ショップのスタンバイパスはアトラクションやレストランのスタンバイパスと別枠で管理されていることが多いです。

  • アトラクションのスタンバイパスやプライオリティパスを取った直後でも、ショップのスタンバイパスが取れる
  • レストランのスタンバイパスやプライオリティ・シーティングとは影響し合わないことが多い

そのぶん、時間管理は自分でしっかり行う必要があるので、プラン画面をうまく活用して、移動時間や食事の時間も含めてスケジュールを組んでみてくださいね。全部を完璧にこなそうとすると大変なので、「これだけは絶対」「これは行けたらラッキー」と優先順位を分けておくのがおすすめです。

同じショップのスタンバイパスを再度取得できる?

同じショップのスタンバイパスを再度取得できる?スリーピーホエール・ショップ
スリーピーホエール・ショップ(出典:東京ディズニーリゾート公式)

「ゲームが楽しすぎてもう1回やりたい!」「カプセルトイをもう一周回したい!」というときに気になるのが、同じショップで2回目のスタンバイパスを取れるのかという問題です。特にお子さんが一緒だと、「さっきのゲーム、もう一回やりたい!」はよくあるパターンですよね。

同じショップの2回目は「利用後」が基本

同じショップのスタンバイパスを2回目に取得したい場合は、次のどちらかのタイミングになることが多いです。

同じショップのスタンバイパスを2回目に取得できるタイミング
  • 1回目のスタンバイパスを実際に利用したあと
  • 1回目のスタンバイパスの利用終了時間を過ぎたあと

例えば、アブーズ・バザールのスタンバイパスを10:00〜10:20で持っている場合、その枠を使い終わるか、10:20以降になってからでないと2回目の枠は取れないイメージです。まだ1回目を使っていない状態では、いくら時間が経っても「同じショップのスタンバイパス」は追加で取れません。

これは、「同じ時間帯に同じショップに何度も並ぶゲストが出てしまう」と、ほかのゲストがまったく入れなくなってしまうのを防ぐためのルールです。公平性を保つ仕組みだと思っておくと納得しやすいかなと思います。

再度取得したいときのコツ

同じショップで複数回楽しみたいときは、「1回目の枠をできるだけ早い時間帯で取っておく」のがポイントです。午前中の早い時間に1回目を済ませてしまえば、午後の早い時間に2回目の枠を取りにいける可能性がぐっと上がります。

  • 1回目:10:00〜10:20の枠 → 10:30過ぎには体験完了
  • 2回目:午後の空き枠を探す(例:14:00〜14:20など)

ただし、2回目以降の枠がそもそも残っていない日も多いので、「絶対に2回目も取れる」とは考えず、「取れたらラッキー!」くらいの気持ちで構えておくと、気持ち的にも楽かなと思います。

もしどうしてもお子さんが「もう一回やりたい!」となった場合は、「次にパークに来たときのお楽しみにしようね」と約束して、代わりに別の体験(簡単なゲームやフォトスポット巡りなど)を用意しておくと、ぐずり対策にもなりますよ。

キャンセルや時間の変更はできる?

ディズニーシーのパーク内にて
撮影:Disney Magic Navi

予定が変わってしまったり、思ったより移動に時間がかかってしまったり…。そんなときに気になるのが、スタンバイパスのキャンセルや時間変更がどこまでできるのかという点ですよね。「このあと雨が降りそうだから、時間をずらしたい」「子どもが寝ちゃったから別の時間にしたい」なんてことも、パークではよくあります。

キャンセルは自分でアプリから可能

ショップのスタンバイパスは、利用開始前であれば基本的に自分でキャンセルできます。手順はシンプルです。

スタンバイパスのキャンセル手順
  1. アプリの「プラン」から該当スタンバイパスをタップ
  2. 右上の「キャンセル」アイコンをタップ
  3. キャンセルするパークチケットを選択して確定

キャンセルが完了すると、その枠はまた別のゲストが取得できるようになります。これがいわゆる「キャンセル拾い」につながるわけですね。予定が変わって行けなくなったときは、そのまま放置せずにキャンセルしておくと、ほかのゲストにとってもうれしい配慮になります。

時間変更は「一度キャンセル→取り直し」

一方で、スタンバイパスの時間だけを直接変更することはできません。別の時間帯にしたいときは、

  1. いったん今持っているスタンバイパスをキャンセルする
  2. 改めて希望の時間帯のスタンバイパスを取得し直す

という流れになります。ただし、キャンセルした瞬間に他の人がその枠を取ってしまう可能性もあるので、「キャンセル→取り直し」は常にリスクとセットだと考えてください。

特に、人気ショップの午前中の枠や、カプセルトイショップの時間帯などは、キャンセルした瞬間に即座に誰かが拾っていくことも多いです。「時間を変えたいけど、その時間帯の枠が他にも出ている」ような状況でない限り、あまり無理して時間変更を狙う必要はないかな、というのが個人的な感覚です。

特に人気ショップやカプセルトイエリアのスタンバイパスは、キャンセル後に同じ時間帯を取り直せないことの方が多いです。「どうしてもその時間帯じゃないと難しい」場合以外は、無理に時間変更を狙わず、予定の方を調整する方が安全な場合もあります。

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まとめ:ディズニーシーのショップのスタンバイパスと取れない時の対処法

あらためて、ディズニーシーのショップのスタンバイパスと、ディズニーシーのショップのスタンバイパスが取れないときの考え方をまとめておきますね。

  • ショップのスタンバイパスは無料の時間指定整理券で、混雑を整理するための仕組み
  • ディズニーシーでは、ショップ・アトラクション・レストランという3つのカテゴリでスタンバイパスが運用されることがある
  • 対象ショップや発券状況は日によって変わるので、当日は公式アプリと公式サイトで最新情報をチェックすることが大切
  • スタンバイパスが取れないときは、キャンセル拾い・時間の柔軟化・別ショップやオンライン購入の検討など、できることを組み合わせていくのがおすすめ

「取れないかもしれないから不安…」という気持ちはよく分かりますが、仕組みとルールを知っておくだけで、当日の行動の選択肢はぐっと増えます。スタンバイパスにこだわりすぎず、「取れたらラッキー、取れなかったら別の楽しみ方を考える」というスタンスでプランを組んでいくと、気持ちよく1日を過ごせるはずです。

この記事が、あなたの「ディズニーシー ショップ スタンバイパス 取れないかも……」という不安を少しでも軽くして、パークでの時間を思いきり楽しむきっかけになればうれしいです。素敵なディズニーシーの1日になりますように!

最新情報のチェックをお忘れなく!

本記事の情報は記事執筆時のものです。最新情報については、必ず東京ディズニーリゾート公式サイトや公式アプリ、各種公式サイトでチェックしてくださいね。

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